2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正はなし(会社予想からの修正は「なし」)。市場予想は提示されていないため比較不可。中間実績は通期進捗としては売上進捗は約30%で「ほぼ計画どおり」との記載あり。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「減収(△9.7%)・営業損失縮小」。売上高は前年同期比▲9.7%(1,402→1,266百万円)、営業損失は235→193百万円と改善。
- 注目すべき変化:決済ソリューション事業が売上拡大(前年同期比+13.2%、750百万円)かつ営業損失が大幅に改善(営業損失155→35百万円)した点。一方でSI・EC事業は減収・損失継続。
- 今後の見通し:通期は売上4,230百万円、営業利益100百万円の予想を維持。会社は「Incredist Premium Ⅲ」の大口案件受注で営業損失解消を見込むが、資金繰りは新株予約権等の行使に依存する見込み(資金調達が想定どおり進むかが鍵)。
- 投資家への示唆:決済ソリューション事業の回復が業績回復のカギ。現金残高の急減・短期借入増加・自己資本比率低下(25.0%)による流動性リスクと、想定どおりの大型受注および新株予約権の行使が実現するかを注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社フライトソリューションズ(証券コード 3753)
- 主要事業分野:SIソリューション事業(事業会社向け基幹システム開発・保守)、決済ソリューション事業(電子決済ソリューション「Incredist」シリーズ、タッチ決済「Tapion」等)、ECソリューション事業(B2B向けECパッケージ「EC-Rider B2B Ⅱ」等)
- 代表者名:代表取締役社長 片山 圭一朗
- 問合せ:代表取締役副社長 松本 隆男 TEL 03-3440-6100
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)=2025年4月1日~2025年9月30日(非連結)
- 注記:本第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外
- セグメント:
- SIソリューション事業:基幹システムの開発・保守等
- 決済ソリューション事業:Incredist、Tapion、myVerifist 等の開発・販売、決済センター開発
- ECソリューション事業:ECサイト構築パッケージ販売(EC-Rider B2B Ⅱ)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):2026中間期 12,096,500 株(2025/3 11,756,500)
- 期中平均株式数(中間期):2026中間期 11,785,299 株(2025中間期 9,560,496)
- 自己株式数:1,025(2026中間期)
- 今後の予定:
- 決算発表:該当(本中間短信は2025/11/14公表)
- IRイベント:決算説明会の有無 記載なし(会社は「決算補足説明資料作成の有無」「決算説明会開催の有無」を明記していない)
- その他:新株予約権の行使等による資金調達の見込みあり
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較=達成率。会社は通期予想を修正せず)
- 売上高:中間売上 1,266百万円/通期予想 4,230百万円 → 進捗率 約29.9%(=1,266/4,230、目安:2Q時点で25-50%なら通常ペース)
- 営業利益:中間は営業損失193百万円に対し通期予想は営業利益100百万円 → 進捗率は算術的に意味が薄い(現時点は損失)。会社は決済事業の大型案件計上で通期黒字化を見込む。
- 純利益:中間は中間純損失206百万円/通期予想当期純利益70百万円 → 同様に現状は赤字で通期回復が前提条件。
- サプライズの要因:
- 売上減はSI事業の大型案件計上の反動(SI売上477百万円、前年比▲30.1%)。
- 決済事業は既存顧客向け端末売上増と開発・提案活動で売上増・損失縮小(営業損失改善が主因)。
- 開発投資(無形固定資産の増加)や在庫積み増し等で投資CFと運転資金が膨らむ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。通期黒字化の達成は(1)Incredist Premium IIIの大口案件受注・計上、(2)想定どおりの資金調達(新株予約権の行使等)の両方に依存。実現性の確認が重要。
財務指標
(単位:百万円。注記のない数値は本決算短信の表示に基づく)
- 貸借対照表(ハイライト)
- 総資産:1,448百万円(前期末 1,509百万円、▲61百万円)
- 純資産:366百万円(前期末 503百万円、▲137百万円)
- 自己資本比率:25.0%(前期末 33.3%)→ 低下(目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:130百万円(前期末 454百万円)
- 売掛金及び契約資産:358百万円(前期末 288百万円)
- 棚卸資産:269百万円(前期末 120百万円、増加)
- 有形固定資産:56百万円、無形(ソフトウェア等):493百万円(開発費資産化で増加)
- 損益計算書(中間累計)
- 売上高:1,266百万円(前年同期比▲9.7%)
- 売上総利益:147百万円(前年同期 138百万円)
- 販管費:340百万円(前年同期 374百万円)→ 販管費削減で営業損失圧縮
- 営業損失:△193百万円(前年同期△236百万円、改善)
- 経常損失:△205百万円(前年同期△253百万円)
- 中間純損失:△207百万円(前年同期△255百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):報告書表記は「17.55/26.66」となっていますが、純損失ベースの計算からは EPS = △17.55円(2026中間期、前年中間 △26.66円)が正しい符号です(注:書類の符号表記と実数に齟齬があるため注記)。
- 収益性指標
- 営業利益率(中間):△193 / 1,266 = △15.3%(前年同期 △16.8%:改善)
- ROE(単純算、中間純利益/平均自己資本):△206 / 362 ≒ △56.9%(中間ベース、マイナス。目安:8%以上良好)
- ROA(中間純利益/総資産):△206 / 1,448 ≒ △14.2%(中間ベース、マイナス。目安:5%以上良好)
- (注)ROE/ROAは中間損失を用いた単純割合のため年率化等は行っていない。マイナスは収益性悪化を示す。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:1,266/4,230 = 29.9%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:計数的には△193 / 100 = △193%(現時点は赤字)
- 純利益進捗率:△206 / 70 = △294%(現時点は赤字)
- 過去同期間との比較:売上は前年同期比で減少だが営業損失は縮小しており回復途上。
- キャッシュフロー
- 営業CF:△180.7百万円(前年同期 △477.1百万円。改善したが依然マイナス)
- 投資CF:△147.3百万円(無形固定資産取得が主、前年△105.0百万円)
- 財務CF:+4.5百万円(短期借入増、社債償還・借入返済、株式発行収入等)
- フリーCF(営業-投資):△327.99百万円(=△180.7 − 147.3)→ 大幅マイナス
- 現金同等物残高:130.2百万円(前期末 453.6百万円。減少)
- 営業CF / 純利益比率:営業CF(△180.7)/純損失(△206.8) ≒ 0.87(目安1.0以上が健全)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの細分データは別表記のみ。季節性は明記なし。中間期での在庫増加・受取債権増加が確認される。
- 財務安全性
- 自己資本比率:25.0%(安定目安40%に対して低い)
- 流動比率(流動資産/流動負債):811.4 / 778.4 ≒ 1.04(104%、流動性は緩やかに不足懸念あり)
- 負債合計:1,081.6百万円、純資産 366.5百万円 → 負債/純資産 ≒ 2.95(約295%、高め)
- 効率性
- 総資産回転率や売上高営業利益率の推移は業種平均が不明のため相対比較不可(市場平均: –)。
- セグメント別(中間期 vs 前中間期)
- SIソリューション:売上 477百万円(▲30.1%)、営業利益 19百万円(▲80.0%)
- 決済ソリューション:売上 750百万円(+13.2%)、営業損失 △35百万円(前年同期 △155百万円、改善)
- ECソリューション:売上 39百万円(▲30.3%)、営業損失 △15百万円(ほぼ横ばい)
- 調整額(全社費用等)△162百万円 → 全社費用が損益に影響
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当記載なし(–)
- 特別損失:該当記載なし(–)
- 一時的要因の影響:特段の特別損益は示されていないが、前期における大規模なソフトウェア減価償却(前期の無形資産減価償却費196百万円が営業損失拡大の主因)や当期の大型案件の計上時期ずれが業績に影響。
- 継続性の判断:会社は「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況」と記述する一方で、新株予約権の行使等による資金調達が見込まれるため現時点では資金繰り上の懸念はないと判断している。
配当
- 中間配当:0.00円(支払なし)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(無配継続)
- 配当利回り:0%(現株価に依存、株価情報は –)
- 配当性向:–(配当ゼロ)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の内訳)
- 有形固定資産取得:18.531百万円(当中間期)
- 無形固定資産(ソフトウェア等)取得:128.728百万円(当中間期、開発投資)
- 減価償却費:103.695百万円(当中間期、前年 84.070百万円)
- 研究開発:
- R&D費(資本化含む無形取得が大きい):128.728百万円(当中間期取得額)。対売上比約10.2%(128.7/1,266)
- 主なテーマ:Incredistシリーズ、Tapionシリーズ、myVerifist、フライト決済センター開発
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高は開示なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:269百万円(前期末 120百万円、+149百万円、増勢)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
- 在庫増は決済端末等の製品ストックによるものと説明あり
セグメント別情報(補足)
- 各セグメントの状況と戦略:
- SI事業:大型案件の反動で減収。基幹システム開発・保守が中心。
- 決済事業:製品・ソリューションの開発・提案を強化。既存端末売上増と新製品(Incredist Premium III)に期待。引合いは堅調で、売上・営業利益は計画どおり進捗との記載。
- EC事業:提案活動中心で減収・損失計上。
- 地域別売上:記載なし(国内中心と推定だが詳細は –)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPI:文中に明示的な中期数値目標の記載なし(–)。会社は新製品による事業転換で収益性改善を目指す方針。
- 進捗状況:決済ソリューション事業の立ち上がりが中期達成の鍵となる点は整合的。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:開示なし(–)
- 市場動向:国内景気は緩やかな回復、海外(米国)の通商政策などで不確実性あり。決済分野は引合い堅調と記載。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026/3通期、会社公表):売上4,230百万円(+38.1% vs 前期)、営業利益100百万円、経常利益80百万円、当期純利益70百万円、1株当たり当期純利益 5.94円
- 通期予想の修正:今回の中間決算で修正はなし
- 前提条件:大口案件の計上、想定どおりの資金調達の実行が前提(為替等の明示条件は別紙参照)
- 予想の信頼性:過去の開示では開発減価償却等で営業損失が拡大した例があり、想定どおりの大型受注・資金調達の確度が重要。会社自身も資金調達見込みに依存している旨を明記。
- リスク要因:
- 大口案件の受注・納品時期の遅延または不成立
- 新株予約権の行使等、想定の資金調達が不確実になることによる流動性リスク
- 開発投資の回収遅延や受注競争の激化
- 在庫の回転悪化による運転資金圧迫
重要な注記
- 会計方針・注記:
- 中間財務諸表に特有の会計処理適用あり。
- 会計方針の変更等:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更については注記(詳細は添付資料参照)。
- 継続企業の前提:
- 決算短信本文では「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況」との表現があるが、同時に資金調達見込みにより現時点では資金繰り上の懸念はないと説明。中間財務諸表の注記欄では該当事項なしとされているため、注視が必要。
- その他:
- 本中間決算短信はレビュー対象外(監査・レビュー未実施)。
- 一部表記(EPSの符号)に文書上の齟齬が見受けられるため、数値の解釈は注記を確認のこと。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3753 |
| 企業名 | フライトソリューションズ |
| URL | https://www.flight.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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