2026年3月期 第3四半期決算短信日本基準

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績(会社予想)に対する第3四半期累計の進捗は売上高進捗率67.4%、営業利益進捗率69.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益進捗率85.7%。四半期純利益は負ののれん発生益6,019百万円の計上により前年同期比で大幅上振れ(+199.6%)しているため、純利益の上振れは一時的要因が主因。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高30,990百万円:+9.2%、営業利益4,728百万円:+9.4%)。ただし純利益は一時利益含むため実質的な収益力は営業利益ベースで評価すべき。
  • 注目すべき変化:2025年10月1日付で株式会社IKKを連結子会社化し「セグメント事業」を新設。これにより負ののれん(6,019百万円)計上、総資産・負債ともに増加(総資産+15,014百万円、総負債+8,473百万円)。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上高46,000百万円、営業利益6,800百万円、当期純利益10,500百万円)を公表・修正済み。営業面の進捗は概ね順調だが、純利益はIKK取得による特別利益に依存している点に留意が必要。
  • 投資家への示唆:営業利益やセグメント別の実態(コンクリート強い、パイルが不振)を重視。純利益の大幅増は一時要因の影響が大きく、持続的収益力を判断する際は特別損益を除いた営業利益や事業別のトレンドを確認すること。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ベルテクスコーポレーション
    • 主要事業分野:コンクリート製品・基礎工事資材等(コンクリート事業、パイル事業、斜面防災事業、セグメント事業、セラミックス等のその他事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 土屋 明秀
    • URL:https://www.vertex-grp.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • コンクリート事業:大型浸水対策案件、高付加価値製品等
    • パイル事業:杭・基礎工事関連
    • 斜面防災事業:斜面補強、防災関連工事
    • セグメント事業:2025年10月1日連結子会社化した株式会社IKK(当期より新設)
    • その他:セラミックス事業、油圧ホースメンテナンス、賃貸、システム開発等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:57,706,700 株
    • 期末自己株式数:8,376,538 株
    • 期中平均株式数(四半期累計):49,681,716 株
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(2026/2/12)公表済み
    • IRイベント:決算説明会開催の有無は記載なし(当該資料参照)
    • その他:役員人事(同日公表)の旨記載あり

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社通期予想との比較・達成率:第3四半期累計ベース)
    • 売上高:30,990百万円 / 通期予想46,000百万円 → 達成率 67.4%
    • 営業利益:4,728百万円 / 通期予想6,800百万円 → 達成率 69.5%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,003百万円 / 通期予想10,500百万円 → 達成率 85.7%
  • サプライズの要因:
    • 純利益の大幅上振れは「負ののれん発生益」6,019百万円(IKK取得に伴う一時益)の計上が主因。営業利益自体は堅調だが、純利益上振れは一時的。
  • 通期への影響:
    • 営業面の進捗(売上・営業利益)は通期予想達成の目安としては良好。ただし純利益は一時益に依存しているため、通期純利益の見方は一時要因を考慮する必要あり。会社は業績予想を修正(2026/2/12付で公表)済み。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 売上高(第3Q累計):30,990,483千円(前年同期 28,374,582千円、+9.2%)
    • 営業利益:4,728,863千円(前年同期 4,322,031千円、+9.4%)
    • 経常利益:4,787,514千円(前年同期 4,457,057千円、+7.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,003,210千円(前年同期 3,005,389千円、+199.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後):181.22円(前年同期 118.46円)※株式分割考慮
    • 総資産:66,881,578千円(前連結会計年度末 51,866,918千円、+15,014,660千円)
    • 純資産:43,075,767千円(前連結会計年度末 36,534,679千円、+6,541,088千円)
    • 自己資本比率:63.9%(前連結会計年度末 70.0%)→ 6.0ポイント低下(自己資本42,766百万円)
  • 収益性
    • 売上高:30,990百万円(+9.2%:+2,615.9百万円)
    • 営業利益:4,728百万円(+9.4%:+406.8百万円)
    • 営業利益率:4,728 / 30,990 = 15.3%(参考:業種平均は会社記載なし → –)
    • 経常利益:4,787百万円(+7.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,003百万円(+199.6%)
    • EPS(第3Q累計):181.22円(前年同期 118.46円)
  • 主要収益性指標(第3Q累計ベース、注:負ののれん等一時項目を含む)
    • ROE(参考、簡易計算):約22.8%(計算式:当期純利益9,003 / 平均自己資本約39,529(36,292+42,766)/2 → 22.8%)(目安:8%以上で良好、ただし一時利益で上振れ)
    • ROA(参考、簡易計算):約15.2%(計算式:当期純利益9,003 / 平均総資産約59,374 → 15.2%)(目安:5%以上で良好)
    • コメント:ROE/ROAは負ののれん等の特別利益の影響で高水準。ただし持続性を評価する際は営業利益ベースで見るべき。
  • 進捗率分析(通期予想に対する):
    • 売上高進捗率:67.4%(通常ペース→四半期ベースではやや前倒し)
    • 営業利益進捗率:69.5%
    • 純利益進捗率:85.7%(ただし一時益主因)
    • 過去同期間との比較:売上・営業利益は前年同期比で増加、純利益は一時要因で大幅増
  • キャッシュフロー
    • キャッシュ・フロー計算書は添付資料で作成していない旨(第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない)。
    • 貸借対照表上の留意点:現金及び預金は17,494,509千円(前期末 17,323,157千円)とほぼ横ばい。売掛金・契約資産や商品及び製品が増加(受取手形等+2,323百万円、商品・製品+4,307百万円)で運転資本が増加。
    • 短期借入金は2,540,000千円→4,540,000千円に増加(+2,000百万円)。
    • フリーCF等は算定不可(CF明細未作成)。営業CF/純利益比率は算出不可(CF未提示)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • 添付資料に四半期毎の明確なQoQ数値は記載されていないため –(詳細は四半期別資料参照)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:63.9%(安定水準。目安:40%以上で安定)
    • 負債合計:23,805,810千円(前期末 15,332,238千円、増加)
    • 流動比率(簡易):流動資産45,019,074 / 流動負債18,512,517 ≒ 243%(流動性は良好)
  • 効率性
    • 売上高営業利益率:15.3%(業種特性や競合比較は資料に記載なし)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • コンクリート事業:売上20,657,336千円(+4.6%)、セグメント利益4,351,954千円(+14.7%)
    • パイル事業:売上1,899,487千円(-36.9%)、セグメント利益23,997千円(-92.3%)
    • 斜面防災事業:売上3,356,894千円(+8.7%)、セグメント利益1,121,676千円(+9.0%)
    • セグメント事業(IKK):売上2,600,264千円(新規連結)、セグメント利益212,311千円
    • その他:売上2,476,500千円(-2.3%)、セグメント利益640,155千円(+13.9%)
  • 財務の解説:
    • 総資産増加はIKK連結や有形固定資産の増加によるもの。流動資産増(在庫・受取増)と短期借入増で運転資本が拡大。自己資本は増加しているが、自己資本比率は負債増で低下(70.0%→63.9%)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 負ののれん発生益:6,019,191千円(IKK取得による)※第3Q累計に計上
    • 投資有価証券売却益:40,000千円 等
  • 特別損失:
    • 減損損失:24,576千円
    • 固定資産除却損等 合計45,322千円
  • 一時的要因の影響:
    • 第3Q累計の税引前利益・当期純利益は負ののれんを含むため大幅に上振れている。営業・経常ベースでは前年並びに増益だが、純利益の水準は一時要因を除いた実質業績より高い。
  • 継続性の判断:
    • 負ののれんは取得時の一回限りの計上であり、継続性はない(今後継続しない)。

配当

  • 配当実績と予想(株式分割考慮後表示)
    • 2026年3月期(予想):中間配当32.50円、期末配当32.50円、年間合計65.00円(注:2025年9月1日付で1株→2株の株式分割を実施)
    • 2025年3月期 実績(分割前表示):合計60.00円(資料参照)
  • 配当性向(会社予想ベース):配当(65.00円) / 予想EPS(211.69円) ≒ 30.7%(参考)
  • 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載はなし(ただし自己株式保有は増加中)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明細記載なし(設備投資額は四半期CF未作成のため –)
  • 減価償却費:当第3四半期累計で減価償却費 828,075千円(前年同期 758,052千円)
  • 研究開発(R&D):明細記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況:受注高/受注残高の明細は開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:8,572,321千円(前期末 4,264,345千円、+4,307,976千円)
    • 仕掛品:1,452,179千円(前期末 229,503千円、増加)
    • 在庫増加は主に進行中工事や出荷のタイミング等によるもの(財務説明参照)

セグメント別情報(要点)

  • コンクリート事業:売上・利益ともに伸長。大型浸水対策案件や高付加価値製品が寄与。
  • パイル事業:民間投資の鈍化に伴い案件の中止・延期があり大幅減収・減益。
  • 斜面防災事業:案件想定超で増収増益。
  • セグメント事業(IKK):連結化により安定寄与。負ののれんは特別利益として計上(セグメント利益には含まれない)。
  • その他(セラミックス等):売上はやや減少だが、利益率は改善。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:VERTEX Vision2034の第1期に位置付け、事業ポートフォリオ強化・人的資本・R&D・DX・サステナビリティ推進を重点施策として実施中。
  • 進捗:IKK連結等により事業ポートフォリオの拡大を進めているが、事業間のパフォーマンス差(パイルの弱さ等)は留意点。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国土強靭化や防災インフラ整備を背景に公共投資は底堅く推移。ただし原材料・物流コスト高、労働力不足、海外経済の不透明感等のリスクあり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2026年3月期):売上高46,000百万円(+18.2%)、営業利益6,800百万円(+8.2%)、経常利益6,900百万円(+7.0%)、当期純利益10,500百万円(+117.6%)、1株当たり当期純利益211.69円
    • 通期予想は第3Qの進捗から見ると達成可能性はあるが、当期純利益は負ののれんの影響が大きく、特別利益を除いた持続的利益水準は営業利益ベースでの評価が適切。
  • 予想の信頼性:会社は2026年2月12日に通期業績予想を修正しており、前提条件や受注状況を踏まえた更新が行われている。
  • リスク要因:為替、原材料価格上昇、物流費・人件費の高騰、民間投資の減速(パイル事業への影響)、地政学リスク、受注の延期・中止等。

重要な注記

  • 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等の注記あり(詳細は注記参照)。
  • 連結範囲の変更:2025年10月1日付で株式会社IKKを連結子会社化(セグメント区分変更有)。
  • キャッシュフロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
  • 監査:四半期連結財務諸表に対する監査人の期中レビュー実施済み(結論に留意事項なし)。

(不明な項目は — としています。提示資料の数字は「百万円未満切捨て」表記のため概数での記載です。特に純利益は負ののれん等の一時要因が大きいため、継続的な収益力評価は営業利益・セグメント業績に基づいて行ってください。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5290
企業名 ベルテクスコーポレーション
URL https://www.vertex-grp.co.jp/ja/index.html
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。