2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計は営業利益・経常利益が前年同期比で大幅増(営業利益+47.7%)も、特別損失(事業整理損)計上により親会社株主に帰属する四半期純損失を計上(△86百万円)し、通期予想との整合性が注視される結果。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比減収(▲3.3%)だが、営業利益は増益(+47.7%) — 事業構造やコスト改善で本業は改善。純利益は一時要因で大幅悪化。
- 注目すべき変化:環境エネルギー関連(家庭用蓄電システム)の事業整理に伴う売上減(受注▲36.2%、売上▲31.2%)と、その事業整理損(約564百万円)が当期純利益悪化の最大要因。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上8,900百万円、営業利益680百万円、親会社株主に帰属する当期純利益60百万円)を据え置き。第3四半期累計での進捗は売上約66.5%、営業利益約52.8%のため、通期達成には第4四半期での純利益改善が必要(親会社株主純利益はQ3累計で△86.6百万円、通期目標60百万円達成にはQ4で約146.6百万円の純利益が必要)。
- 投資家への示唆:本業(営業収益力)は改善傾向でキャッシュ等流動性も確保されている一方、事業整理に伴う一時損失が業績に大きく影響。今後は事業整理の終了影響(コスト構造改善、非中核事業の整理効果)および第4四半期の収益回復を注視。
基本情報
- 企業名:株式会社エヌエフホールディングス(コード 6864)
- 主要事業分野:電子電気機器の製造・販売(計測制御デバイス、電源・パワー制御機器、環境エネルギー機器、校正・修理等)
- 代表者名:代表取締役社長 吉沢 直樹
- 連絡先(決算リリース):取締役 木村 学(TEL 045-545-8101)
- 提出日:2026年1月29日(決算短信の日付)
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会:無
- セグメント:単一セグメント(製品関連で以下の分野を報告)
- 計測制御デバイス関連分野:信号発生器等の標準品・機能デバイス、研究開発向けなど
- 電源パワー制御関連分野:交流電源等の各種電源機器、カスタム電源等
- 環境エネルギー関連分野:電力事業者向け機器、蓄電システム等(家庭用蓄電は事業整理)
- 校正・修理分野:販売製品の保守・校正・修理サービス
- 発行済株式:期末発行済株式数 7,070,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):7,018,774株
- 自己株式数(期末):51,226株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との比較:進捗率)
- 売上高:Q3累計 5,916百万円 → 通期予想8,900百万円に対する進捗率 66.5%(5,916/8,900)
- 営業利益:Q3累計 359百万円 → 通期予想680百万円に対する進捗率 52.8%(359/680)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:Q3累計 △86百万円 → 通期予想60百万円。通期予想達成のためにはQ4で約146.6百万円の純利益が必要(60 – (△86) = 146)。
- サプライズの要因:
- 営業利益は販管費抑制等により増益。
- 四半期純損失の主因は「事業整理損」563,985千円(約564百万円)の特別損失計上。前年同期は投資有価証券売却益(約291百万円)など一時利益があり、比較上の差も大きい。
- 通期への影響:会社は業績予想を据え置き。特別損失は既に計上済みに見え、通期での純利益目標達成はQ4の収益性回復に依存。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 売上高:5,916(△3.3%、前年同期 6,117)
- 営業利益:359(+47.7%、前年同期 244)
- 営業利益率:359 / 5,916 = 6.08%(営業利益率の目安:業種平均は業種により異なるため比較は–)
- 経常利益:381(+39.9%、前年同期 273)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△86(-、前年同期 +392)
- 1株当たり四半期純利益(累計):△12.34円(前年同期 55.78円)
- 総資産:15,861(前連結年度末 17,321、△1,460、△8.4%)
- 純資産:13,122(前連結年度末 13,666、△544、△4.0%)
- 自己資本(注記): 12,283百万円(自己資本比率 77.4%(安定水準) 前年72.5%)
- 発行済株式数:7,070,000株、期中平均 7,018,774株
収益性指標(Q3累計ベース)
- ROE(Q3累計、簡便計算):親会社純利益(△86.6) / 自己資本 12,283 = 約 △0.7%(目安:8%以上で良好)
- ROA(簡便):親会社純利益(△86.6) / 総資産 15,861 = 約 △0.55%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:6.08%(前年同期は 243.5/6,116 = 3.98% → 改善)
進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:66.5%(通常はQ3累計時点で約75%前後が目安の会社もあるため、やや遅れ気味だが業種・季節性で差あり)
- 営業利益進捗率:52.8%(通期目標に対してやや不足。Q4で高利益を見込む必要あり)
- 親会社純利益進捗率:該当せず(累計でマイナスのため通期達成はQ4次第)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため詳細CFは非開示。
- 現金及び預金:5,123.9百万円(前連結年度末 5,445.3百万円、△321.4、△5.9%)
- 減価償却費(第3Q累計):230.7百万円(前期 260.1百万円)
四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの明細は短信に部分的記載のため詳細QoQは–。季節性については記載なし。
財務安全性
- 自己資本比率:77.4%(安定水準、前期 72.5%)
- 総負債:2,739百万円(前期 3,655百万円、減少) → 流動負債の縮小(短期借入金1,111.9→600.0百万円等)が寄与
効率性
- 総資産回転率等の詳細は別計算が必要(データは揃っているが業種平均との比較値は–)。
セグメント別(注:単一セグメントだが製品分野別数値は開示)
- 受注高合計:7,058百万円(前年同期比 +4.5%)
- 計測制御デバイス:受注 2,145(+14.9%)、売上 1,637(+10.3%)
- 電源パワー制御:受注 3,402(+18.2%)、売上 2,588(+3.6%)
- 環境エネルギー:受注 1,017(▲36.2%)、売上 1,191(▲31.2%) ※家庭用蓄電システムの事業整理影響
- 校正・修理:受注 492(+18.8%)、売上 498(+24.9%)
財務の解説
- 総資産・負債ともに減少。特に流動資産の売掛金・原材料等が減少し運転資本が縮小。短期借入金の圧縮で負債が減少、自己資本比率は改善。事業整理に伴う一時的支出(特別損失)を計上したものの、バランスシートの健全性は維持されている。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当期):無し(前年は投資有価証券売却益 約290.7百万円)
- 特別損失(当期):事業整理損 563,985千円(約563.985百万円)、固定資産除却損 874千円、その他 1,000千円、合計 565,859千円(約565.9百万円)
- 影響:上記の事業整理損が主因で税引前で△184.4百万円、四半期純損失△350.9百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失△86.6百万円となった。営業利益はプラスであり、特別損失を除くと本業は黒字継続。
- 継続性の判断:事業整理損は一時的費用であり、継続的に発生するものではないと推定されるが、事業整理後の収益性・キャッシュフロー改善の確認が必要。
配当
- 期中配当:第2四半期末 0.00円(中間配当無し)
- 期末(会社予想):34.00円(通期:34.00円)
- 直近発表の配当予想修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため計算不可)
- 配当性向:通期予想の親会社当期純利益60百万円に対する配当性向は数値上高めとなる可能性(具体的%は株価・利益確定後算出が必要)
- 自社株買い等:該当記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第3四半期累計の明細は記載無し)
- 減価償却費:230.7百万円(第3Q累計)
- R&D費用:–(明細記載なし)
- 主な投資テーマ:資料中は「大電力変換技術、産業用蓄電システム、環境エネルギー、新規事業(宇宙・量子・ライフサイエンス等)への注力」と記載
受注・在庫状況
- 受注高(第3Q累計):7,058百万円(前年同期比 +4.5%)
- 受注残高:–(明細記載なし)
- 棚卸資産(構成):商品・製品 744.7百万円(前年 894.5)、仕掛品 1,458.5百万円(前年 1,411.3)、原材料 1,021.6百万円(前年 1,502.8) → 原材料在庫大幅減(▲32.0%)で在庫総額は減少傾向。
- 在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報(要点)
- 計測制御デバイス:受注・売上とも増加(受注 +14.9%、売上 +10.3%)で安定的。
- 電源パワー制御:受注大幅増、売上は小幅増(受注 +18.2%、売上 +3.6%)。
- 環境エネルギー:家庭用蓄電システムの事業整理により受注・売上とも大幅減。事業整理損が収益に影響。
- 校正・修理:堅調(売上 +24.9%)。
地域別売上:–(明記無し)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数値は短信内に記載なし。公開方針としては注力分野(環境エネルギー、宇宙、量子、ライフサイエンス等)での技術融合・新規事業展開を掲げている。
- KPI達成状況:受注増(+4.5%)はポジティブだが、事業整理の短期負荷が業績を押し下げているため、整理後の改善効果が中期計画との整合性確認のポイント。
競合状況や市場動向
- 定性的に、国内景気は緩やかな持ち直し。ただし資源・資材価格高止まりや海外景気リスク等の不確実性あり。
- 同業他社比較:本短信では他社比較データなし(比較は–)。
今後の見通し
- 業績予想:会社は2026年3月期通期予想(売上 8,900百万円、営業利益 680百万円、親会社に帰属する当期純利益 60百万円)を修正せず。
- 会社予想の前提:特に為替等の記載は無し(前提条件:–)。
- 予想の信頼性:第3Qの特別損失は既に計上済だが、通期で親会社当期純利益を確保するためには第4Qの黒字転換が必要。過去の予想達成傾向は短信に記載無し(–)。
- リスク要因:事業整理の追加費用、受注の遅延、原材料・調達コスト、海外景気・地政学リスク等。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(除外 1社:株式会社NF千代田エレクトロニクス)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は非開示)
- 減価償却費(第3Q累計):230,714千円
- 四半期連結財務諸表に対する監査法人のレビュー:無
注記・留意事項
- 数値は会社短信(百万円未満切捨て)に基づく。記載のない項目は — と表記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6864 |
| 企業名 | エヌエフホールディングス |
| URL | https://nfhd.co.jp/jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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