2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。ただし第3四半期累計の進捗は売上高進捗74.1%、営業利益進捗84.6%、親会社株主帰属当期純利益進捗72.4%と、営業利益の進捗が高く「上振れ余地が見える」状況(総合的にはほぼ予想通り)。
  • 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高46,689百万円、前年同期比+10.0%;営業利益7,198百万円、同+79.6%)。
  • 注目すべき変化:PR・広告、プレスリリース配信(PR TIMES)、ダイレクトマーケティングの3セグメントで過去最高の売上/売上総利益/営業利益を更新。ダイレクト事業は前年の営業損失から黒字転換。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上63,000百万円、営業利益8,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円)に修正は無し。営業利益は進捗が良く達成可能性は高いと判断されるが、外部リスク(為替・海外景気等)に注意が必要。
  • 投資家への示唆:営業利益率(15.4%)と営業利益進捗の高さが注目点。M&Aによるグループ基盤強化が利益拡大に寄与している一方、投資事業や一部新規事業での評価損・赤字も存在。通期は現行予想維持だが、上振れ余地がある点を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ベクトル(コード 6058)
    • 主要事業分野:PR・広告事業(戦略PR、デジタル/SNS、IoTサイネージ等)、プレスリリース配信事業(PR TIMES)、ダイレクトマーケティング事業、HR事業、投資事業
    • 代表者名:代表取締役会長兼社長CEO 西江 肇司
    • URL:https://www.vectorinc.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(2025年3月1日〜2025年11月30日、連結、 日本基準)
    • 決算説明資料:作成有(決算説明会は開催無し)
  • セグメント:
    • PR・広告事業:戦略PRを起点とした総合コミュニケーション(タクシーIoTサイネージ、SNS等)
    • プレスリリース配信事業:PR TIMES を中心とした配信サービス
    • ダイレクトマーケティング事業:既存商品の広告販売、新商品の育成(例:ビタブリッドジャパン等)
    • HR事業:採用プラットフォーム等(JOBTV等)
    • 投資事業:保有株式等の運用・評価
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):46,914,039株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):46,904,439株(第3Q)
    • 自己株式数(期末):9,600株
  • 今後の予定:
    • 決算発表:今回(第3Q)公表済み
    • 株主総会・IRイベント:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
    • 売上高:46,689百万円 → 通期63,000百万円に対する進捗 74.1%
    • 営業利益:7,198百万円 → 通期8,500百万円に対する進捗 84.6%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,619百万円 → 通期5,000百万円に対する進捗 72.4%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:PR・広告事業(既存事業のデジタル化対応、M&Aによるサービス拡充)、PR TIMESの利用企業数・配信数増といった需要拡大、ダイレクトマーケティングの収益改善・広告効率改善
    • 下振れ要因:投資事業における一部投資先評価損、HR事業の一部事業投資による減益
  • 通期への影響:現時点で会社は通期予想を据え置き。営業利益の進捗は良好で達成期待は高いが、投資事業の評価損やHRの投資負担等が下振れリスク。外部環境(為替・海外景気)も注意要因。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期末:2025年11月30日)
    • 総資産:49,850百万円(前期末 42,881百万円、増加+6,969百万円)
    • 純資産:25,347百万円(前期末 21,337百万円、増加+4,010百万円)
    • 自己資本(参考):19,574百万円
    • 自己資本比率:39.3%(前年同期 39.5%)(参考:40%前後で安定水準)
    • 現金及び預金:22,279百万円(前期末 17,125百万円、増加+5,154百万円)
    • 短期借入金:6,157百万円(前期末 2,351百万円、増加+3,806百万円)
    • 長期借入金:4,897百万円(前期末 6,051百万円、減少△1,154百万円)
  • 主要収益性(第3四半期累計=2025/3/1–2025/11/30)
    • 売上高:46,689百万円(前年同期比 +10.0% / +4,237百万円)
    • 営業利益:7,198百万円(前年同期比 +79.6% / +3,190百万円)
    • 営業利益率:15.4%(7,198 ÷ 46,689) — 業種によるが高水準
    • 経常利益:7,337百万円(前年同期比 +85.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,619百万円(前年同期比 +77.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):77.18円(前年同期 43.37円、+77.9%)
  • 収益性指標(当第3四半期累計ベース)
    • ROE(自己資本に対する当期純利益の割合、単純計算):3,619 / 19,574 = 18.5%(第3Q累計比、良好:目安8%以上で良好)
    • ROA(総資産利益率、単純計算):3,619 / 49,850 = 7.3%(良好:目安5%以上)
    • 営業利益率:15.4%(業種内で高水準)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:74.1%(通常ペースよりやや早い)
    • 営業利益進捗率:84.6%(高い進捗、通期達成可能性は高め)
    • 純利益進捗率:72.4%
    • 過去同期間との比較:前年同期より各利益項目で大幅改善
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし現金預金残高は増加(+5,154百万円)。
    • フリーキャッシュフロー等の詳細CFは未開示(–)。
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は本短信に断片的記載のみ。季節性はPR配信等で影響あり得るが特記事項は無し。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率39.3%(安定水準に近い)
    • 流動比率(概算):流動資産37,287 / 流動負債18,790 = 1.98(198%)(流動性良好)
    • 負債/純資産比(負債合計24,503 / 純資産25,347)= 0.97(約97%)
  • 効率性:
    • のれんの増加:のれん総額 4,358百万円(前期 2,976百万円) → M&Aによる無形資産増加
    • 減価償却費:第3Q累計 595百万円(前年同期 486百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 3百万円 等(合計 3百万円)
  • 特別損失:投資有価証券評価損 37百万円、固定資産除却損 12百万円、事業整理損 36百万円、債権譲渡損 36百万円 等(合計 124百万円)
  • 一時的要因の影響:特別損失はあるが業績全体の増益を左右するほどではなく、主要増益要因は事業収益の改善。投資事業の評価損は非継続的可能性あり。
  • 継続性の判断:M&Aによるのれん増などは継続的コスト要素(のれん償却)を含む可能性。一方の投資評価損は変動要因。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年2月期)
    • 期末配当(予想):33.00円(2026年2月期予想)
    • 年間配当予想(通期):33.00円(前期は合計32.00円 → 増配予想)
    • 配当利回り:–(株価依存のため省略)
    • 配当性向(通期予想ベース):配当総額(1株33円)×発行済株式数ベース→配当性向の会社公表値は無し(概算配当性向は約31%(5,000百万円の親会社純利益に対する配当比)※概算)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買いの記載は無し。ただし子会社株式売却による資本剰余金増(540百万円)がある旨記載。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明細の開示無し(固定資産増加の内訳:のれん+1,381百万円、ソフトウェア+264百万円、敷金保証金+340百万円等)
  • 減価償却費:第3Q累計 595百万円(前年同期 486百万円)
  • R&D費用:明確な記載無し(–)

受注・在庫状況(該当業種)

  • 受注状況:該当記載なし(–)
  • 在庫状況:棚卸資産(商品及び製品) 1,839百万円(前期 2,021百万円、減少)

セグメント別情報(第3四半期累計)

  • PR・広告事業:売上高25,523百万円(前年同期比+5.0%)、営業利益3,700百万円(同+44.3%) — 過去最高を更新
  • プレスリリース配信事業(PR TIMES):売上高7,208百万円(同+20.4%)、営業利益2,990百万円(同+87.3%) — 利用企業数12.1万社突破
  • ダイレクトマーケティング事業:売上高11,822百万円(同+20.2%)、営業利益777百万円(前年は営業損失202百万円) — 黒字転換
  • HR事業:売上高2,189百万円(同+1.0%)、営業損失62百万円(前年は営業利益60百万円) — JOBTV等に投資
  • 投資事業:売上高144百万円(同△59.0%)、営業損失204百万円(前期は営業損失8百万円) — 投資先評価損計上
  • セグメント全体で売上高/営業利益とも前年同期を大幅に上回る構成

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:本短信における進捗説明は「FAST COMPANY」戦略(戦略PR起点でのワンストップマーケ)やSNS領域強化を明記。M&Aで基盤強化中。
  • KPI達成状況:PR TIMESの利用企業数増や業績のセグメント別過去最高更新は中期目標と整合。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタル化・SNSの可処分時間増加を背景にインターネット広告費は成長、インバウンド回復等で国内需要は緩やかに回復。ただし米国通商政策や中国経済、中東情勢等の下振れリスクあり(会社コメント)。
  • 競合比較:同業他社との比較は本資料で直接比較不可(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年2月期予想、2025/3/1〜2026/2/28):売上高63,000百万円(前年比+6.3%)、営業利益8,500百万円(同+5.9%)、経常利益8,300百万円(同+8.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円(同+19.2%)、1株当たり当期純利益106.60円
    • 直近公表の業績予想からの修正:無
    • 会社予想の前提:為替・原材料等の前提は別紙参照(本短信では概説のみ)
  • 予想の信頼性:第3Q累計の営業利益進捗が高く通期達成の蓋然性は高いが、投資関連の評価損や新規事業投資が不確定要素。過去の予想達成傾向は別途公表資料参照(本短信注記)。
  • リスク要因:為替変動、海外景気(特に米中)、投資先の評価変動、広告市場の需給変化、M&A統合リスク等

重要な注記

  • 連結範囲の重要な変更:当四半期累計期間に新規連結 2社(株式会社gracemode、Storicity, Inc.)を追加
  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を第1四半期から適用(影響はなし)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • 添付資料等の詳細情報は会社の「決算補足説明資料」参照

(注)

  • 不明項目は「–」と表記しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6058
企業名 ベクトル
URL http://www.vectorinc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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