2026年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を開示しておらず(「業績予想は行わない」方針)、市場との比較によるサプライズ判定は不可。ただし中間実績は「営業利益は前年割れだが中間純利益は大幅増(特別利益の計上が要因)」という結果。
  • 業績の方向性:営業収益は95.96億円(前年同期比△0.3%)でほぼ横ばい、営業利益は16.96億円(同△12.4%)で減益、経常利益は19.95億円(同△11.5%)で減少。一方、特別利益の増加で中間純利益は23.01億円(同+46.4%)と大幅増。
  • 注目すべき変化:営業利益・経常利益は減少(販管費増加などで圧迫)しているが、抱合せ株式消滅差益や投資有価証券償還益等の特別利益(合計1,052百万円)計上により当期純利益が大きく押し上げられた点。
  • 今後の見通し:会社は通期予想を開示せず、速報開示方針を採用しているため通期達成可能性は不明(進捗率は算出不可)。市場環境(株式・債券市場次第)に業績が大きく左右される旨を再提示。
  • 投資家への示唆:本中間期は特別利益が純利益を押し上げたため、営業利益・経常利益のトレンド(手数料構成、販管費動向)を注視する必要。中長期的な評価では手数料収入の質(投信残高の増加による信託報酬拡大の持続性)と市場センチメント依存リスクを確認すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:丸三証券株式会社
    • 主要事業分野:証券業(委託手数料、受入手数料、引受業務、投資信託販売、トレーディング損益等)
    • 代表者名:代表取締役社長 菊地 稔
    • 上場取引所:東京(コード 8613)
    • URL:https://www.marusan-sec.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期間)非連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算補足資料:作成有
    • 決算説明会:開催(機関投資家・アナリスト向け)
    • 注記:2026年3月期第1四半期より「非連結」で開示(前中間期の比較数値も非連結ベース)
  • セグメント(報告内の主な事業区分・概要):
    • 株式部門:株式委託手数料、情報提供・銘柄選別・引受等
    • 債券部門:地方債や個人向け社債等の引受・募集
    • 投資信託部門:投信販売、信託報酬収入の獲得・残高管理
    • その他:トレーディング、金融収益等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):67,398,262株
    • 期末自己株式数:1,154,153株
    • 期中平均株式数(中間期):66,186,155株
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • 決算説明会:実施済(中間決算に合わせ)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は非開示のため「会社予想との比較」は不可)
    • 売上高(営業収益):9,596百万円(前年同期 9,627百万円、達成率:–、前年同期比 △0.3% / △31百万円)
    • 営業利益:1,696百万円(前年同期 1,936百万円、達成率:–、前年同期比 △12.4% / △240百万円)
    • 純利益(中間純利益):2,301百万円(前年同期 1,571百万円、達成率:–、前年同期比 +46.4% / +730百万円)
  • サプライズの要因:
    • 営業面:受入手数料はほぼ横ばい(9,430→9,430百円で△0.8%)、株式手数料は増(株式受入手数料 3,031百円、+7.5%)一方で投信の募集手数料が減(854億円の募集取扱高、募集手数料△16.6%)等により営業利益は減少。
    • 特別利益の計上(合計1,052百万円:抱合せ株式消滅差益533百万円、投資有価証券償還益494百万円等)により税前利益・中間純利益が大きく上振れ。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を開示しておらず、今回の中間結果だけでは通期達成可能性を評価できない。今後の株式市場・債券市場動向および特別利益の一時性に留意。

財務指標(主要数値・分析)

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 損益の要点(中間累計)
    • 営業収益:9,596(△0.3% / △31)
    • 純営業収益:9,571(△0.3%)
    • 営業利益:1,696(△12.4%)
    • 経常利益:1,995(△11.5%)
    • 中間純利益:2,301(+46.4%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):34.78円(前年 23.81円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率(営業利益/営業収益):1,696 / 9,596 = 約17.7%(業種平均との差異は会社記載なし)
    • ROE(簡易計算 = 中間純利益 / 平均純資産):2,301 / ((47,723 + 49,586)/2) ≈ 4.73%(目安:8%未満)
    • ROA(簡易計算 = 中間純利益 / 平均総資産):2,301 / ((71,596 + 85,239)/2) ≈ 2.93%(目安:5%未満)
    • コメント:ROE・ROAは目安の良好水準を下回るが、証券業は資産構成が特殊である点に注意。
  • 進捗率分析(通期予想が非開示のため算出不可)
  • キャッシュ・財政状態(貸借対照表の主要点)
    • 総資産:85,239(前期末 71,596、増加 +13,642)
    • 純資産:49,586(前期末 47,723、増加 +1,863)
    • 自己資本比率:58.0%(前期末 66.4% → 減少したが依然安定水準)
    • 流動資産合計:63,677、流動負債合計:30,319 → 流動比率 ≈ 2.10(良好)
    • 現金・預金:42,595(前期末 31,446、増加 +11,148)
    • 投資有価証券:15,649(前期末 13,475、増加 +2,174)
    • 参考情報:現金・預金が増加している点は確認可能(増加理由の記載あり)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • 当事業年度第1四半期(2025/4–6):営業収益 4,366、営業利益 395
    • 当事業年度第2四半期(2025/7–9):営業収益 5,230、営業利益 1,301
    • QoQでは第2四半期に売上・営業利益が上振れ(主に第2四半期の市場環境や特別項目の影響)。季節性・マーケット依存が強い。
  • 効率性
    • 総資産回転率(簡易)= 売上高 / 平均総資産 ≈ 9,596 / 78,417 ≈ 0.12(半年ベース)
  • セグメント別の主要数値(受入手数料等の内訳)
    • 株式受入手数料:3,031(+7.5%)
    • 債券:55(△5.1%)
    • 受益証券(投信等):6,292(△4.5%)※「受益証券」には投信関連が含まれる
    • 投信関連:信託報酬 3,922(+4.4%。文中では39億22百万円と記載)
  • 財務の解説:
    • 資産増加は主に現金・預金の増加(+11,148)と投資有価証券の増加(+2,174)。負債増は預り金の増加(+10,092)が主因。自己資本は中間配当支払や中間純利益計上、有価証券評価差額金の増加で増加。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当中間期合計 1,052百万円)
    • 抱合せ株式消滅差益:533百万円
    • 投資有価証券償還益:494百万円
    • 自己新株予約権消却益:22百万円
    • 投資有価証券売却益:1百万円
  • 特別損失:該当無し(0)
  • 影響:特別利益が大きく純利益を押し上げているため、営業利益・経常利益を見ることで「本業の儲け」を評価し、純利益は一時項目の影響を分離して評価する必要あり。これら特別利益は一時的要因である可能性が高く、継続性は限定的と判断される。

配当

  • 中間配当:32円(普通配当17円、特別配当15円)→ 支払予定日 2025/12/1
  • 期末配当:普通配当 未定、特別配当 15円(ただし定時株主総会の決議が条件)
  • 配当性向/配当利回り:株価情報・通期業績予想が非開示のため算出不可(–)
  • 株主還元方針:過去に特別配当を複数期で実施する方針の表明があり、今回も中間・期末に特別配当を計画(2026年:中間特別15円、期末特別15円)。自社株買いの記載は無い。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(固定資産の増減からの参照)
    • 固定資産合計は前期末17,859→当中間期21,561(増加 +3,702)
    • 内訳:有形固定資産増加 +1,857(建物・土地等)、無形固定資産(ソフトウェア)増加 +224、投資有価証券増加 +2,174
    • 当中間期の減価償却費:252百万円(前年同期 194百万円)
  • 研究開発費:該当記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 証券業のため従来の受注・在庫指標は該当しない項目が多い。受注高・在庫情報は記載無し(–)。

セグメント別情報

  • 売上(受入手数料)商品別内訳(当中間期)
    • 株式:3,031百万円(+7.5%)
    • 債券:55百万円(△5.1%)
    • 受益証券(投信等):6,292百万円(△4.5%)
  • 投信部門注記:
    • 投資信託残高(9月末):11,692億円(前年同期比+15.2%)
    • 株式投信の期中平均残高増で信託報酬は増(39.22億円、+4.4%)
    • ただし募集取扱高は減少(株式投信募集 854億円、同△16.3%)→ 募集手数料は減少
  • 各セグメントの収益貢献:
    • 株式手数料の伸びが寄与する一方、募集手数料の減少や販管費増が全体の営業利益を圧迫。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2024年4月開始)に関するKPIの進捗:
    • 日本株(個別銘柄)純増額(18か月):403億円(達成率 134.5%)
    • 株式投信の純増額(18か月):957億円(達成率 106.3%)
  • コメント:投信残高の増加や日本株純増のKPIは順調に推移しているが、手数料収益の質(募集継続性)や販管費の増加が利益率に与える影響を継続監視する必要あり。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:当中間期は日経平均が上昇基調(期末 44,932円)となり、株式部門の手数料増に寄与。長期金利は期初1.505%→期末1.645%へ上昇し、債券部門に一部影響。
  • 競合比較:同業他社との相対比較データは決算短信にないため記載不可(–)。ただし、証券業全体が市場環境の影響を強く受ける点は共通。

今後の見通し

  • 業績予想:会社は「業績予想は基本的に開示しない方針」を継続(通期予想は非開示)。速報値がほぼ確定した時点で開示するとしている。
  • 予想の信頼性:過去の記載方針から、会社の開示は保守的で「市場環境が不確実な場合は予想非開示」との姿勢。
  • リスク要因:株式・債券市場の変動、金利動向、為替、投信販売環境の変化、規制・税制の変更等。

重要な注記

  • 会計方針等:中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用なし。会計方針の変更等もなし。
  • 開示形態:2026年3月期第1四半期より「非連結」ベースで開示。前期の比較数値も非連結で表示。
  • 監査・レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外と明記。

(注)本要約は提供された決算短信(丸三証券 2026年3月期 第2四半期 中間決算・非連結、提出日:2025/10/30)に基づく整理です。投資助言は行いません。数値は決算短信記載(百万円未満切捨て)に基づき、比較や簡易計算で算出した指標は概数です。不明項目・非開示項目は「–」と記載しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8613
企業名 丸三証券
URL http://www.marusan-sec.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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