2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:当第3四半期はSiTime株式の一部売却による投資有価証券売却益15,150百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益が10,971百万円と大幅に上振れ(会社は通期業績予想を修正済)。
- 業績の方向性:売上高は減収(28,992百万円、前年同期比△16.1%)、営業利益は減益(1,141百万円、前年同期比△42.1%)だが、特別利益の計上で純利益は大幅増加(+222.7%)。 → 増収増益ではなく「減収(営業)だが一時利益で純利益上振れ」。
- 注目すべき変化:投資有価証券(主にSiTime株)時価評価・売却の影響で投資有価証券が211,101百万円(前期101,636百万円)と大幅増、その他有価証券評価差額金が72,045百万円増加。繰延税金負債も32,683百万円増。
- 今後の見通し:通期予想は修正済(売上38,000百万円、営業利益1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益10,500百万円)。第3四半期までの進捗で売上は約76%、営業利益・純利益はそれぞれ約114%、約104%と、特殊利益を含め通期見通しの達成は現状で十分可能と見える。
- 投資家への示唆:今回の純利益改善は一次的な有価証券売却益が主因であり、コア事業(ASIC等)の売上回復は鈍い。事業の実力を見るには営業利益率や継続的な営業キャッシュフローに注意する必要がある。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社メガチップス(MegaChips)
- 主要事業分野:ASIC(顧客専用LSI)、ASSP(特定用途向けLSI)、アミューズメント向けLSIなどの設計・販売。通信インターフェース、セキュリティ、画像処理等の技術を保有。Morse Micro社との資本・戦略提携あり。
- 代表者名:代表取締役社長 肥川 哲士
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料の有無:有(機関投資家・アナリスト向け説明会開催)
- セグメント:
- 単一セグメント(記載省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):19,046,900株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):16,293,681株(2026年3月期3Q)
- 自己株式数:3,552,954株(期末)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明資料は開示後に当社HPに掲載(既に予定・実施)
- 株主総会/IRイベント:–(本文に個別日程の記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(対会社通期予想に対する進捗)
- 売上高:28,992百万円(通期予想38,000百万円に対する進捗率76.3%)
- 営業利益:1,141百万円(通期予想1,000百万円に対する進捗率114.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:10,971百万円(通期予想10,500百万円に対する進捗率104.5%)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:SiTime株式の一部売却による投資有価証券売却益15,150百万円を計上したこと(特別利益)。
- 下振れ(営業面)の主因:ASIC事業における市場需要回復の鈍化、OA機器や産業機器分野の需要減・在庫調整長期化による売上減少と利益圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は2025年11月28日付で投資有価証券売却の結果を踏まえ業績予想を修正済。現時点の進捗率からは通期予想達成は現実的だが、純利益は一時的要因依存である点に留意。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計、百万円、前年同期比)
- 売上高:28,992(△16.1%、前年34,545)
- 売上総利益:5,480(△15.1%)
- 販管費:4,338(△3.3%)
- 営業利益:1,141(△42.1%) → 営業利益率 3.94%(1,141/28,992)(目安:業種平均確認必要)
- 経常利益:900(△62.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:10,971(+222.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):673.38円(前年192.15円)
- 財政状態(千円→百万円単位換算は元資料参照)
- 総資産:256,295百万円(前期末149,941百万円、増加)
- 純資産:189,529百万円(前期末118,241百万円、増加)
- 自己資本比率:73.7%(安定水準)
- 投資有価証券:211,101百万円(前期末101,636百万円、増加)
- 収益性指標(目安と比較)
- ROE(簡易)=親会社株主帰属純利益10,971 / 自己資本188,814 ≒ 5.8%(目安8%以上が良好 → 未達)
- ROA(簡易)=10,971 / 256,295 ≒ 4.3%(目安5%以上が良好 → 未達)
- 営業利益率:3.94%(高いとは言えない。業種平均と照合が必要)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:76.3%(通常は第3四半期で約75%前後が多いが業種・会社計画依存)
- 営業利益進捗率:114.1%(通期予想より上回る進捗)
- 純利益進捗率:104.5%(一時利益反映で通期を上回る進捗)
- キャッシュフロー(第3四半期累計)
- 営業CF:△2,761百万円(前年同期△12,395百万円から改善)
- 投資CF:+10,724百万円(主に投資有価証券売却収入16,083百万円、定期預金払戻3,257百万円。投資支出としてMorse Micro等への取得5,846百万円等)
- 財務CF:△12,096百万円(自己株式取得10,037百万円、配当支払2,385百万円)
- フリーCF(営業CF+投資CF):+7,963百万円(前年同期比で大幅改善)
- 現金及び現金同等物残高:13,692百万円(前期末比△3,855百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△2,761) は純利益(10,971)を下回る(1.0未満) → 営業CFはマイナスだが一時的要因で税金等支払が少ない状態
- 四半期推移(QoQ等)
- 売上・営業利益は前年同期比で減少。直近四半期単独のQoQ増減は詳細記載なし。季節性は明示なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率73.7%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動資産39,201百万円 / 流動負債10,271百万円 → 流動比率約381%(流動性は良好)
- 有利子負債はほぼ無し(短期借入等の記載なし)、現金正味でプラスの状況。
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は記載なし(売上/総資産=28,992/256,295 ≒ 0.113 回/年)。
- セグメント別
- 単一セグメントのためセグメント別詳細は無し。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 15,150百万円(SiTime株式の一部売却)
- 特別損失:当四半期累計では該当なし
- 一時的要因の影響:当期純利益の大幅増は上記一時利益が主要因。営業利益自体は前年割れのため、継続的収益力の改善ではない点に注意。
- 継続性の判断:SiTime株の売却は今期の特別処理。将来も同様の大口売却が継続する可能性は不確定。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:期末配当 140.00円(年間140円)
- 2026年3月期(予想):期末配当 250.00円、年間配当 250.00円(中間配当なし)
- 直近公表配当予想の修正:無(配当据え置きで公表済)
- 配当性向:通期会社予想ベースで配当性向 ≒ 250円 / EPS 677.68 ≒ 36.9%(概算)
- 株主還元:自己株式取得の実施(当期に取得支出10,037百万円)あり。特別配当は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当第3四半期累計)
- 有形固定資産取得による支出:1,833,338千円(約1,833百万円)
- 減価償却費:510,872千円(約511百万円)
- 研究開発:
- R&D費用の明細は開示なし(記載:–)。ただしASIC/ASSPに関する上流設計強化等に投資資源を配分中。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:–(記載なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:1,843,625千円(約1,844百万円)
- 仕掛品:2,346,204千円(約2,346百万円)
- 在庫合計(主要項目合算):約4,189百万円程度(記載項目の合計ベース)
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメントのため詳細なし。
- 地域別売上:–(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本文では中期計画の数値目標の明記なし。ただし事業ポートフォリオ強化、新規LSI事業立ち上げ等の方針を掲示。
- KPI達成状況:–(明確なKPI数値の記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:ASICで生成AI・通信分野の需要は旺盛だが、OA機器・産業機器分野の需要減・在庫調整が想定より長期化し、全体回復は鈍いと説明。地政学リスクや為替動向も注記。
- 競合比較:同業他社との比較データは開示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/4/1~2026/3/31)修正後予想:売上高38,000百万円(△10.2%)、営業利益1,000百万円(△54.3%)、経常利益500百万円(△80.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益10,500百万円(+95.5%)、1株当たり当期純利益677.68円。
- 予想の前提:投資有価証券売却の結果を反映(詳細な為替・原材料前提の明示は無し)。
- 予想の信頼性:過去に投資有価証券の時価変動・売却が業績に大きく影響している点を踏まえると、純利益は特殊要因に左右されやすい。営業活動による継続的な収益回復の有無がポイント。
- リスク要因:ASIC需要の回復遅延、在庫調整長期化、為替変動、地政学リスク、SiTime等投資有価証券の時価変動。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(注記に記載)
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用は連結年度の見積実効税率を用いる方法)
- その他:当社はSiTime株式を持分法関連会社から除外して以降、投資有価証券として時価評価を行っており、これが貸借対照表・その他包括利益に大きな影響を与えている。今後もSiTime株の縮減を進め、資金を事業投資や株主還元に充当する方針。
注意事項:本まとめは開示された決算短信の内容に基づく整理であり、投資助言や特定の価値判断を行うものではありません。不明項目は“–”で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6875 |
| 企業名 | メガチップス |
| URL | http://www.megachips.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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