2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社はSiTime株式の一部売却による特別利益が当初想定より増加見込みのため、通期業績予想を修正(上方修正)。中間期の実績自体は特別利益計上前の通常業績であり、市場予想との差異は資料中に明示なし。
- 業績の方向性:増収ではなく「減収減益」。売上高は前年中間期比で△14.2%、営業利益は△42.2%、親会社株主に帰属する中間純利益は△87.0%と大幅悪化。
- 注目すべき変化:投資有価証券(主にSiTime株式)の時価評価増加により貸借対照表が大幅拡大(投資有価証券190,701百万円、前期末比+89,065百万円)。これに伴い繰延税金負債やその他有価証券評価差額金が急増。
- 今後の見通し:通期予想は修正済(特別利益計上を反映)。中間実績の進捗は売上で約50.8%、営業利益で約34.3%だが、親会社帰属純利益は通期に想定する特別利益依存のため進捗が極めて低い(約4.4%)。通期達成は特別利益の実現状況に左右される。
- 投資家への示唆:本決算では通常事業の収益力が低下している点(売上減・営業利益率低下)と、SiTime株式等の保有によるバランスシートおよび将来の業績変動(特別利益依存)が最大のポイント。特別利益を除いた通常営業の改善(受注回復やコスト改善)の有無を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社メガチップス(MegaChips Co., Ltd.)
- 主要事業分野:ASIC(顧客専用LSI)設計・開発、ASSP(特定用途向けLSI)開発、アナログ・デジタル回路設計、通信インターフェース/セキュリティ/画像処理技術等のLSI事業。Morse Micro社との資本・戦略提携による無線通信技術も展開。
- 代表者名:代表取締役社長 肥川 哲士
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間=2025年4月1日〜2025年9月30日
- 決算補足説明資料:作成・説明会あり(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 単一事業セグメント(グループは単一事業として開示)。主要活動は前述のLSI関連(ASIC/ASSP)および通信ソリューション展開。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):20,652,400株
- 期末自己株式数:4,548,040株
- 期中平均株式数(中間期):16,578,211株
- 時価総額:–(資料に不記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 決算説明会:実施済/開催予定(機関投資家向け)
- その他IRイベント:個別開示(「投資有価証券の売却及び特別利益の計上に関するお知らせ」「業績予想の修正に関するお知らせ」等)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想との進捗)
- 売上高:中間実績 21,328百万円、通期予想 42,000百万円 → 進捗率 50.8%
- 営業利益:中間実績 1,028.9百万円、通期予想 3,000百万円 → 進捗率 34.3%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 398.6百万円、通期予想 9,000百万円 → 進捗率 4.4%(低いが通期はSiTime売却による特別利益想定の影響)
- サプライズの要因:
- 中間期は通常事業で売上減・利益減(需要調整、特にASICでの需要低下)。一方で、投資有価証券(SiTime株式)の時価評価増加や一部売却による特別益見込みが通期予想修正の主因(上振れ要因)。為替差損(216百万円)等も経常利益を押下げ。
- 通期への影響:
- 通期業績はSiTime株式売却の実績(特別利益の計上)に依存するため、通常営業だけでの達成は不確実。会社は業績予想を修正済(注記あり)。特別利益の実現状況を確認する必要。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計、百万円;対前年同中間期増減率)
- 売上高:21,328(△14.2%)
- 売上総利益:3,841.9
- 営業利益:1,028.9(△42.2%)
- 経常利益:710.7(△63.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:398.6(△87.0%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):24.04円(前年171.48円)
- 収益性指標
- 営業利益率:4.83%(1,028.9 / 21,328) — 参考目安:業種により変動。目安として高いほど良好。
- ROE(中間期間ベース):約0.24%(398.6 / 自己資本168,939) → 目安 8%以上で良好、現状は低水準(0.24%)。
- ROA:約0.17%(398.6 / 総資産236,768) → 目安 5%以上で良好、現状は低水準。
- 財政状態(期末、百万円)
- 総資産:236,768(前連結会計年度末比 +86,827)
- 純資産:169,641(前連結会計年度末比 +51,400)
- 自己資本比率:71.4%(前期78.6%)(目安:40%以上で安定 → 71.4%は高水準)
- 投資有価証券:190,701(大幅増。SiTime株式の時価評価反映)
- 現金及び預金:9,769(前期末比 −7,778)
- 短期借入金:8,500(新規計上)
- 繰延税金負債:50,139(前期末23,627 → +26,512、投資有価証券評価増に伴う増加)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:50.8%(やや進捗良好)
- 営業利益進捗率:34.3%(通期目標に対し低進捗)
- 純利益進捗率:4.4%(特別利益想定による偏りで低い)
- 解説:通期純利益は特別利益依存のため進捗率が低い。一方売上は半期で約半分を確保。
- キャッシュフロー(中間累計、千円)
- 営業CF:△2,965,596(支出)
- 投資CF:△6,085,735(支出) — 主に投資有価証券取得(Morse追加出資等)4,541,176千、設備投資1,788,767千
- 財務CF:+1,316,863 — 短期借入金8,500,000千の取得、自己株式取得支出5,129,041千、配当支払2,385,300千
- フリーCF(営業CF−投資CF):△9,051,331(支出、前年同期比で悪化)
- 現金(期末):9,769,401千(前期末17,547,875千 → 減少)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△2,965)/中間税前利益(710)=負(1.0以上が健全の目安、現状は基準を満たさず)
- 四半期推移(QoQ):–(詳細な四半期按分データは資料に限られ、明確なQoQは記載なし)
- 財務安全性:
- 自己資本比率71.4%(安定水準、目安:40%以上)
- 負債(合計):67,127百万円。短期借入金8,500百円を計上し、流動負債増加。
- 効率性:総資産回転率等詳細は資料記載なし(売上/総資産 = 21,328 / 236,768 = 0.09回/年相当 → 低い)
特別損益・一時的要因
- 当中間期(本決算)に計上された特別利益・損失:特別利益 0、特別損失 0(当中間期のP/L上は無し)。
- ただし注記で「SiTime株式の一部売却による特別利益が当初予想より増加する見込み」とあり、これを反映して通期予想を修正済。
- その他包括利益(OCI)では投資有価証券評価差額金が +58,213百万円計上され、包括利益を大幅に押上げ(中間包括利益:58,432,081千円)。
- 継続性の判断:SiTime株式の時価変動および実売却による特別利益は一時的要因であり、通常業績評価からは除外して確認すべき。
配当
- 中間配当:0円
- 期末配当(会社予想):210.00円(通期合計210.00円、期末のみ。直近公表から修正あり)
- 配当性向(予想):約37.6%(210 / 558.85(予想EPS))※目安:会社方針に基づく
- 特別配当:無
- 自社株買い:当中間期に自己株式取得を実施(取得額約5,129百万円、自己株式残高増加)
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期)
- 有形固定資産の取得:1,788,767千円(前年同期比増減:投資増)
- 減価償却費:336,752千円
- コメント:機能強化・新市場開拓のための投資(有形・出資)を継続。Morse Micro社への出資等も実施。
受注・在庫状況
- 在庫:
- 商品及び製品:2,452,418千円(前連結会計年度末 2,344,448千円 → +108,0xx千円)
- 仕掛品:1,884,107千円(小幅減)
セグメント別情報
- セグメント別売上等:当社は単一事業セグメントのため開示省略。主要事業は前述(ASIC、ASSP、通信/画像/セキュリティ技術等)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画等:資料中に明確な数値目標・KPIの進捗表は無し。投資有価証券の売却益を成長投資・株主還元に充当する方針を明示。
- KPI達成状況:–(会社が提示する具体KPIは資料に記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界経済の不透明感、インフレ、為替変動が継続。半導体需要ではAI/IoT/通信インフラ分野の需要拡大が期待される一方で、ASIC分野では在庫調整が進行。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上高 42,000百万円(△0.8%)、営業利益 3,000百万円(+37.0%)、経常利益 2,700百万円(+3.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 9,000百万円(+67.5%)、1株当たり当期純利益 558.85円
- 予想修正の有無:有(SiTime株式売却による特別利益見込み増加を反映)
- 会社予想の前提:SiTime株式売却の規模・タイミング等(一時的要因)に依存
- 予想の信頼性:通期純利益は一時的な株式売却益を織り込んでいるため、通常営業の回復状況(受注・NRE増加、コスト改善)を確認することが重要。
- リスク要因:為替変動、半導体需要の世界的減速、SiTime株式等有価証券の価格変動、Morse Micro等出資先の事業進捗、資金繰り(現金減少・短期借入計上)など。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:適用あり(税金費用は見積実効税率による按分等)
- 監査:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外
- その他:SiTime株式の売却に関する開示(別途)および業績予想修正の開示あり。得られた資金は成長投資および株主還元に充当する方針。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6875 |
| 企業名 | メガチップス |
| URL | http://www.megachips.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。
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