2025年3月期第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなし。第3四半期累計実績は概ね市場予想範囲内だが利益面で下振れ(営業利益・経常利益とも前年同期比で大幅減少)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+0.6%、営業利益は△36.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益は△73.6%)。
- 注目すべき変化:デバイス事業の売上は若干増(+1.4%)も、代理人取引の減少および為替影響でデバイスの経常利益が大幅減(△85.4%)。アントレプレナ事業は売上△22.8%、経常損失が拡大。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上210,000百万円、営業利益7,000百万円、親会社株主帰属当期純利益3,000百万円)を据え置き。第3Q時点の進捗は売上約72.8%、営業利益約61.1%、純利益(親)約16.4%で、純利益の進捗が低く通期達成には第4四半期での回復が必要。
- 投資家への示唆:売上はほぼ横ばいだが利益率低下が鮮明。注視ポイントは(1)デバイス事業の売上総利益回復(代理人取引動向)、(2)為替影響の推移、(3)第4四半期での営業費用抑制と利益改善の見込み。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:丸文株式会社
- 主要事業分野:エレクトロニクス関連の商社・ソリューション(報告セグメントは「デバイス事業」「システム事業」「アントレプレナ事業」)
- 代表者名:代表取締役社長 CEO/COO 堀越 裕史
- 問合せ先:取締役 CFO/CSO 中田 雄三(TEL 03-3639-3010)
- 報告概要
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- セグメント
- デバイス事業:半導体等のデバイス販売(産業機器向けは弱含み、民生・モビリティ向けは堅調)
- システム事業:航空宇宙・医用機器等のシステム販売・構築(航空宇宙が伸長、医用機器は減少)
- アントレプレナ事業(旧ソリューション事業):通信インフラ等のソリューション(時刻同期システム等)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):28,051,200株
- 期末自己株式数:1,808,058株
- 期中平均株式数(四半期累計):26,182,332株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 決算発表:本資料(第3四半期)公表済み
- 株主総会 / IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期予想据え置き」)
- 売上高(第3Q累計):152,821百万円 → 通期予想210,000百万円に対する進捗率72.8%
- 営業利益(第3Q累計):4,279百万円 → 通期予想7,000百万円に対する進捗率61.1%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計):491百万円 → 通期予想3,000百万円に対する進捗率16.4%
- サプライズの要因
- 売上はほぼ堅調だが、代理人取引の減少で売上総利益が低下し、販管費増加で営業利益が大幅減少。
- デバイス事業の為替影響および代理店ビジネス収益性低下が経常利益大幅減の主要因。
- 通期への影響
- 会社は業績予想を修正しておらず、通期見通しは継続。だが純利益の進捗が低いため、第4Qでの利益回復が不可欠。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、単位:百万円)
- 売上高:152,821(前年同期比+0.6%、増加額 +868)
- 売上総利益:16,867(前年同期比△11.2%)
- 販管費:12,588(前年同期比+3.1%)
- 営業利益:4,279(前年同期比△36.9%)
- 経常利益:1,460(前年同期比△48.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:491(前年同期比△73.6%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):18.76円
- 収益性指標
- 営業利益率:4,279/152,821 = 2.80%(前年同期は約4.47%)。目安:業界や企業規模によるが、低下は注意材料。
- ROE(簡便計算、累計純利益/期末株主資本):491/48,586 = 1.01%(低い。目安:8%以上で良好)
- ROA(簡便計算、累計純利益/総資産):491/138,602 = 0.35%(低い。目安:5%以上で良好)
- 補足:上記は第3Q累計ベースの単純計算(年率化していない)。
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:72.8%(通常ペース:四半期構成次第だが概ね妥当)
- 営業利益進捗率:61.1%(やや遅れ)
- 親会社純利益進捗率:16.4%(著しく遅い)
- キャッシュフロー(第3Q累計、百万円)
- 営業CF:+6,623(前年同期は△4,909 → 大幅改善)
- 投資CF:△1,242(主な支出:有形固定資産取得1,015、無形固定資産取得392)
- 財務CF:△4,875(前年同期は+5,835。主に短期借入金の純減・配当支払等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+5,381(計算上)
- 現金・現金同等物残高:23,812百万円(前期末23,532百万円、微増)
- 営業CF/純利益比率:6,623/825(当期四半期純利益合計1,534の数値もあるが、営業CFが純利益を上回る状況は健全)
- 財務安全性
- 総資産:138,602百万円、純資産:59,629百万円、自己資本比率:38.8%(目安:40%以上で安定。やや下回るが前期末37.8%から改善)
- 流動比率:流動資産122,268 / 流動負債73,551 = 約166%(流動比率良好)
- 有利子負債:短期借入金45,336 + 長期借入金4,000 = 49,336百万円。現金24,323百万円との単純差額でネット有利子負債約25,013百万円
- 設備投資・減価償却
- 有形固定資産取得:1,015百万円(当第3Q累計)
- 無形固定資産取得:392百万円
- 減価償却費:503百万円(当第3Q累計)
セグメント別情報(第3Q累計)
- デバイス事業
- 売上高:114,076百万円(前年同期比+1.4%)
- セグメント利益(経常ベース):212百万円(前年同期比△85.4%)
- 主な要因:民生・モビリティ向けは堅調だが、代理人取引減少で売上総利益低下、為替影響も大きい
- システム事業
- 売上高:37,549百万円(前年同期比△1.0%)
- セグメント利益(経常ベース):1,722百万円(前年同期比+5.1%)
- 主な要因:航空宇宙分野が伸長、医用機器は減少
- アントレプレナ事業
- 売上高:1,195百万円(前年同期比△22.8%)
- セグメント損失(経常ベース):△477百万円(前年同期は△241百万円)
- 主な要因:通信インフラ向け時刻同期システムの需要減少、販管費増で損失拡大
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資不動産売却益78百万円等(当期累計合計80百万円)
- 特別損失:固定資産除売却損5百万円
- 会計方針の変更(重要):棚卸資産評価方法を移動平均法から先入先出法(FIFO)へ変更(第1四半期より遡及適用)。前期比較数値は遡及修正済み。影響は売上原価や利益剰余金等に一部影響(前第3Q累計で売上原価49百万円減少、親会社株主帰属四半期純利益で34百万円増など)。
- 一時的要因の影響:一時的な売却益は小口で、業績変動の主要因は事業収益性(代理人取引減・為替・販管費)であるため、特別損益の影響は限定的。
配当
- 配当実績と予想(1株あたり、円)
- 2025年3月期(実績):年間66.00円(期中:25.00、期中(別表)41.00の表記あり)
- 2026年3月期:第2四半期末(中間)支払済 25.00円
- 2026年3月期(会社予想):年間50.00円(中間25.00、期末25.00)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースで計算すると(予想当期純利益3,000百万円/発行済株式等から算定する必要があるため資料不足で明示不可) → 表記不可(–)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載はなし
設備投資・研究開発
- 設備投資(当第3Q累計)
- 有形固定資産取得:1,015百万円
- 無形固定資産取得:392百万円
- 研究開発費:明示なし(資料に記載なし → –)
- 減価償却費:503百万円(当第3Q累計)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(商品及び製品):44,741百万円(前期末49,556百万円 → △4,815百万円)
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
- 受注残/受注高:記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に進捗KPIの詳細は記載なし(–)
- コメント:報告セグメント利益を経常利益ベースで把握するように変更しており、中期目標の測定方法に整合させている(第1四半期より適用)。
競合状況や市場動向
- 業界動向:生成AI・データセンター関連の投資が加速、PC関連の買替需要回復。ただし産業機器分野は弱含み。為替や米国通商政策など外部要因の影響あり。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)
今後の見通し(会社発表分)
- 業績予想:2026年3月期通期予想は据え置き(公表日:2025年11月4日)。前提条件等の詳細は添付資料参照(P.3)。
- 予想の信頼性:会社は現時点で修正なしとする一方、事業動向によっては速やかに修正開示すると表明。
- リスク要因:為替変動、代理店取引の動向、国内外の需要動向(特に産業機器・通信インフラ)、金融市場変動等。
重要な注記
- 会計方針変更:棚卸資産評価方法を移動平均法→先入先出法に変更(第1四半期より遡及適用)。前期数値は遡及修正済み。
- セグメント表示:第1四半期より「ソリューション事業」を「アントレプレナ事業」に名称変更(名称のみ)。セグメント利益の測定を「営業利益」→「経常利益」に変更(遡及作成済み)。
(注)
- 数値はすべて連結・百万円単位で原資料どおり記載。対象期間は2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計)。
- 当資料は情報整理を目的とした要約であり、投資助言・勧誘を行うものではありません。必要な詳細は原資料(決算短信、補足資料)をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7537 |
| 企業名 | 丸文 |
| URL | http://www.marubun.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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