2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計は「やや上振れ」ないし想定内の持ち直し(前年同期の赤字から黒字転換)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益11,437百万円:+3.6%、営業利益82百万円:前年同期は△85百万円で黒字転換)。
  • 注目すべき変化:前年同期の四半期損失(親会社帰属 △331百万円)が96百万円の黒字に転換。音響機器セグメントがセグメント営業利益を大幅に拡大(1,055百万円、+31.6%)した点が主因。
  • 今後の見通し:通期予想の修正は無し。進捗は売上は約72.9%達成と順調だが、営業利益進捗は約16.4%に留まり利益は下半期偏重(会社も下半期重視を明記)。通期達成は下半期の回復・需要期次第。
  • 投資家への示唆:売上は堅調だが、連結ベースでは全社共通費や金融費用等で利益改善余地あり。下半期(特にBtoB需要期)の進捗が通期業績に直結するため、下半期の受注・供給・為替の動向に注目すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ティアック株式会社
    • 主要事業分野:音響機器事業(ESOTERIC/TEAC/TASCAM等のプレミアム及び業務用オーディオ機器の製造販売)、情報機器事業(機内エンタメ機器、医用画像記録再生機器、計測機器等)
    • 代表者名:代表取締役社長 英 裕治
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、IFRS/連結)
  • セグメント:
    • 音響機器事業:プレミアムオーディオ(ESOTERIC、TEAC)、音楽制作・業務用オーディオ(TASCAM)の製造販売
    • 情報機器事業:機内エンターテインメント機器、医用画像記録再生機器、計測機器等の製造販売
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):28,931,713株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):28,802,363株
    • 時価総額:–(株価情報の記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無
    • 株主総会/IRイベント:–(該当資料に記載無し)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は「通期見通しに変更なし」表示のため進捗で表示)
    • 売上高:11,437百万円(通期予想15,700百万円に対する進捗率72.9%)
    • 営業利益:82百万円(通期予想500百万円に対する進捗率16.4%)
    • 親会社帰属当期利益:96百万円(通期予想400百万円に対する進捗率24.0%)
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:音響機器(特にTASCAMのBtoB、TEACの一部製品)および医用画像記録再生機器・ソリューションが好調。金融費用の圧縮(為替リスク対策含む)で金融費用純額が改善。営業CF改善も寄与。
    • ネガティブ要因/留意点:全社共通費や調整項目で連結営業利益はセグメント利益と大きく乖離(音響セグメントの高い利益を全社費用が吸収)。Tannoy等輸入ブランドで供給不足あり。
  • 通期への影響:
    • 修正は無。売上進捗は良好だが営業利益進捗が低いため、下半期(特に第4QのBtoB需要)次第で通期計画達成度が左右される。

財務指標(主要数値)

  • 要旨(当第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、単位:百万円)
    • 売上収益:11,437(前年同期 11,039、+3.6%、+398)
    • 営業利益:82(前年同期 △85、黒字転換)
    • 税引前利益:68(前年同期 △342、黒字転換)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:96(前年同期 △331、黒字転換)
    • 基本的1株当たり四半期利益:3.35円(前年同期 △11.50円)
  • 収益性指標(実績ベース)
    • 営業利益率:0.72%(82/11,437、低水準)
    • ROA(当第3Q累計ベース):0.85%(96/11,295、目安5%以上が良好 → 低い)
    • ROE(通期予想ベース):約10.5%(予想純利益400 / 親会社帰属持分3,814、目安8%以上で良好 → 予想ベースでは良好)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率:72.9%(通常より進捗良好だが同社は下半期偏重のため注意)
    • 営業利益進捗率:16.4%(低い)
    • 純利益進捗率:24.0%(低い)
    • コメント:売上は前倒しで進んでいるが利益は下半期偏重。通期達成は第4Qの利益回復が鍵。
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:329百万円(前年同期 △121百万円 → 大幅改善、良好)
    • 投資CF:△125百万円(有形無形資産取得 126百万円)
    • 財務CF:△94百万円(借入の構成変化等)
    • フリーCF:約204百万円(営業CF – 投資CF、プラスは良好)
    • 営業CF/純利益比率:329 / 96 ≒ 3.43(1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金同等物残高:1,701百万円(前期末1,552百万円、+149)
  • 四半期推移(QoQ情報は限定)
    • 棚卸資産増加:3,661 → 4,243(+582百万円、在庫膨張)
    • 営業債権:3,108 → 2,825(△284百万円)
    • 営業債務:1,024 → 1,331(+307百万円)
  • 財務安全性
    • 総資産:11,295百万円
    • 資本合計(親会社帰属持分):3,814百万円
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):33.8%(目安40%以上で安定 → やや低め)
    • 流動比率:9,053 / 6,259 ≒ 145%(100%以上で概ね安全)
    • 有利子負債(社債及び借入金合計):約3,652百万円(短期3,155 + 長期497)
    • ネット有利子負債:3,652 – 1,701 = 1,951百万円
    • 負債/資本(負債÷資本):7,481 / 3,814 ≒ 1.96(負債依存度高め)
  • 効率性
    • 減価償却費:384百万円(累計)
    • 総資産回転率等は記載無し(計算に必要な詳細データ不足のため –)

特別損益・一時的要因

  • 個別開示項目:△58百万円(注記ありだが内訳の詳細は資料上不詳)
  • 一時的要因の影響:大きな特別損益は確認されず。個別開示項目を除けば業績は事業収益改善(特に音響機器、医用機器等)と金融費用圧縮の組合せによる改善。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:期末 1.00円、年間 1.00円
    • 2026年3月期(予想):年間 1.00円(中間なし、期末1.00円)
  • 配当性向(予想ベース):配当1 / 予想EPS13.89 ≒ 7.2%(低い)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):126百万円(当第3Q累計)
  • 減価償却費:384百万円(累計)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注関係の明確数値:記載無し(–)
  • 在庫状況:棚卸資産 4,243百万円(前期末 3,661百万円、+582百万円)。在庫増加は需給・生産調整・季節性等の要因が考えられる。

セグメント別情報

  • 音響機器事業
    • 売上収益:8,151百万円(+1.1%)
    • セグメント営業利益:1,055百万円(+31.6%)
    • 内訳・動向:ESOTERICのネットワークプレーヤーは好調だがSACDプレーヤーは低調。TEACはReference700など中高級機が好調。輸入ブランドではTannoyの供給制約がマイナス。
  • 情報機器事業
    • 売上収益:2,796百万円(+9.4%)
    • セグメント営業損失:△77百万円(前期 △96、損失幅縮小)
    • 内訳・動向:医用画像記録(消化器内視鏡向け等)やソリューションビジネスが好調。計測機器の一部カテゴリは引合は増加も導入は限定的。機内エンタメは保守サービスが落ち込み。
  • セグメント戦略:音響はプレミアム強化、TASCAMはBtoB拡充、情報機器はニッチトップ目指す製品開発・海外販売強化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に中期KPIの具体数字記載無し(–)
  • KPI達成状況:セグメントごとの利益改善(音響機器の収益性向上)は進展しているが、連結レベルでのROA改善等は要注視。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)
  • 市場動向:世界的な需要や米国の通商政策、半導体需給、為替変動がリスク要因。Tannoy等ブランドの供給制約は短期的な売上機会損失に繋がる。

今後の見通し

  • 業績予想(既発表のまま/変更無し)
    • 通期(2026/3期)予想:売上収益15,700百万円(+0.2%)、営業利益500百万円(+47.0%)、親会社帰属当期利益400百万円(+393.1%)、1株当たり当期利益13.89円
    • 会社想定の前提(開示注記):為替等の具体前提は資料に限定的記載。期中に開示済の為替参考値:当第3Q期中平均 USD=148.74円、決算日直物156.56円、EUR期中平均171.83円、決算日184.33円。
  • 予想の信頼性:通期予想は修正なし。過去の達成傾向は記載無し(–)。ただし下半期需給や為替・供給制約が実績に影響を与えやすい点は留意。
  • リスク要因:為替変動(円安・円高)、原材料・部品供給(Tannoy等の供給不足)、米国の通商政策、顧客業況(航空・船舶・医療機関等)の動向。

重要な注記

  • 会計方針:IFRSに基づく。会計方針の変更・見積りの変更は無し。
  • 監査/レビュー:添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士等のレビューは無し。
  • 重要な後発事象:無し。

(注)数値は全て会社提出の決算短信(2026年2月6日公表、2026年3月期 第3四半期累計)より抽出。記載の無い項目は「–」で示しています。本資料は情報整理を目的とし、投資助言を行うものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6803
企業名 ティアック
URL http://www.teac.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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