令和8年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(発表時点)。四半期累計の進捗を見ると、営業利益は通期予想に対して94.0%の進捗となっており、営業面では想定以上の進捗(上振れ寄与)といえる。市場予想との比較は資料に記載無し(–)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益」── 売上高560.40億円(前年同期比△5.3%)だが、営業利益33.84億円(前年同期比+29.5%)と増益。
  • 注目すべき変化:建設事業の売上は531.66億円(前年同期比△5.7%)に減少する一方、セグメント利益は前年同期比+31.2%(3017百万円)と収益性が改善。第3四半期累計で固定資産の減損損失443百万円を建設事業で計上している点も重要。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上830億円、営業利益36億円、当期純利益25億円)に変更は無し。営業利益・経常利益は既に通期見通しの90%超に到達しており、営業面では達成可能性は高いと見られる。ただし特別損失や税負担等で純利益の達成は留意が必要。
  • 投資家への示唆:営業利益率改善と高い通期進捗率はポジティブ。ただし売上は減少、固定資産減損(443百万円)や第3四半期末の現金減少(現金及び預金:187.50億円→114.26億円)などの点は確認が必要。株式分割(1→4)を行っており、1株当たり指標は分割後で表記されている点に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:北野建設株式会社
    • 主要事業分野:建設事業(主力)、ゴルフ場、ホテル、広告代理店等
    • 代表者名:代表取締役会長兼社長 北野 貴裕
    • 上場取引所・コード:東証・1866
    • 連絡先:取締役執行役員経営管理本部長 秋田 孝之 TEL 03-3562-2331
  • 報告概要:
    • 提出日:令和8年2月10日
    • 対象会計期間:令和8年3月期 第3四半期累計(令和7年4月1日~令和7年12月31日)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
    • 会計基準:日本基準(連結)
    • 株式分割:令和7年10月1日付で普通株式1株→4株の分割を実施(以降、1株当たり数値は分割後で算定)
  • セグメント(報告セグメント):
    • 建設事業:施工・開発等(主力)
    • ゴルフ場事業
    • ホテル事業
    • 広告代理店事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):25,347,412株
    • 期末自己株式数:1,026,296株
    • 期中平均株式数(四半期累計):24,315,296株
    • 時価総額:–(資料に株価記載無しのため省略)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の修正:現時点で無し
    • 株主総会、IRイベント等:資料に特記事項無し(–)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計:百万円)
    • 売上高:56,040(△5.3% YoY) → 通期予想83,000に対する進捗率 56,040/83,000 = 67.6%
    • 営業利益:3,384(+29.5% YoY) → 通期予想3,600に対する進捗率 3,384/3,600 = 94.0%
    • 経常利益:3,645(+25.6% YoY) → 通期予想4,000に対する進捗率 3,645/4,000 = 91.1%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,315(△0.6% YoY) → 通期予想2,500に対する進捗率 2,315/2,500 = 92.6%
  • サプライズの要因:
    • 営業利益増の主因は売上構成と工事採算の改善(完成工事総利益が増加:78.76億円→88.42億円相当)および販管費の増加幅を上回る粗利改善。
    • 一方、特別損失(固定資産の減損443百万円、立退料162百万円等)が計上されており、当期純利益の伸びは限定的。
    • 投資有価証券売却益420百万円が特別利益として計上されている点も影響。
  • 通期への影響:
    • 営業面は高い進捗(94%)で通期見通し達成の可能性は高い。ただし減損等の一時的マイナス要因や税負担増(法人税等が増加)により純利益は注意が必要。
    • 会社は通期予想の修正を行っていない。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:56,040(△5.3%)
    • 営業利益:3,384(+29.5%)→ 営業利益率 3,384/56,040 = 6.04%(前年は約4.42%)
    • 経常利益:3,645(+25.6%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,315(△0.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(分割後):95.24円(前年97.16円)
  • 財政状態(期末:令和7年12月31日、百万円)
    • 総資産:72,860(前期末75,589、△27,29百万円)
    • 純資産:50,009(前期末47,229、+27,80百万円)
    • 自己資本(参考):49,438百万円
    • 自己資本比率:67.9%(安定水準。前期 61.7%)
  • 収益性指標(参考値、期末基準、年換算せず)
    • ROE(簡易):2,315 / 49,438 = 4.7%(目安 8%以上が良好 → 現状は低め)
    • ROA(簡易):2,315 / 72,860 = 3.2%(目安 5%以上良好 → 現状はやや低め)
    • 営業利益率:6.0%(業種平均との比較は業種別で差異あり。前年より改善)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗率:67.6%(通常は四半期で均等でなく季節性あり。建設業は年度内の工事進行で変動)
    • 営業利益進捗率:94.0%(高い)
    • 純利益進捗率:92.6%
    • 総じて営業面は順調に推移しているが、純利益は一時要因の影響を受けやすい
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)
    • 簡易項目:現金及び預金 18,750 → 11,426(百万円、前期末→当第3四半期末:減少)
    • 減価償却費(当第3四半期累計):641百万円
    • フリーCF等の詳細は非開示(–)
  • 流動性・安全性
    • 負債合計:22,850百万円(前期28,360百万円、減少)
    • 自己資本比率:67.9%(安定水準、目安40%以上)
    • 流動比率・負債比率の具体数値は明示なし(流動/固定内訳は貸借対照表参照)
  • セグメント別(当第3四半期累計:百万円、前年同期比%)
    • 建設事業:売上 53,166 百万円(△5.7%)、セグメント利益 3,017 百万円(+31.2%)
    • ゴルフ場事業:売上 245 百万円(+3.8%)、利益 30 百万円(△18.9%)
    • ホテル事業:売上 2,128 百万円(+6.9%)、利益 304 百万円(+26.0%)
    • 広告代理店事業:売上 598 百万円(△3.1%)、利益 7 百万円(△10.8%)
    • 建設事業が収益の柱、利益貢献度が高い
  • 財務の解説:
    • 売上は減少しているが施工採算の改善やホテル等の収益増加で営業利益は拡大。期末で自己資本が増加し自己資本比率は改善。現金預金の減少は受取手形・完成工事未収入金の増加等の影響とされる。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 420百万円、固定資産売却益 61百万円 等(合計481百万円)
  • 特別損失:減損損失 443百万円(建設事業)、立退料 162百万円、退職給付制度終了損 11百万円 等(合計628百万円)
  • 一時的要因の影響:減損計上により特別損失が増加、結果として税引前利益や法人税等が増え純利益の伸びを抑制。投資有価証券売却益が特別利益として寄与しているが、これらは非継続性要因が多い。
  • 継続性の判断:減損は非継続的で一過性。投資有価証券売却益も一時的。営業利益ベースでの評価が実態判断に重要。

配当

  • 配当(会社予想・分割後表示)
    • 中間配当:0.00円(第2四半期末)
    • 期末配当(予想):27.50円(分割後)
    • 年間配当予想:27.50円(中間0 + 期末27.50想定)
    • 配当性向(予想):通期当期純利益2,500百万円に対する配当性向は資料記載なし(概算可:配当総額=期末27.50×期中平均株式数→資料不足のため算出省略)
    • 注意:株式分割(1→4)の影響で、分割考慮前の期末配当は110円に相当する旨が注記されている。
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等に関する記載は無し(–)

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に明確な当期の設備投資額記載なし(–)
  • 減価償却費:当第3四半期累計 641百万円(前年665百万円)
  • R&D費用:資料に特記事項なし(–)

受注・在庫状況(建設事業関連)

  • 受注状況(提出会社単独・建設事業、単位:百万円)
    • 期首繰越工事高:92,566
    • 期中受注工事高:45,233(前期は83,766)
    • 期中完成工事高:52,660
    • 期末繰越工事高(受注残):85,138(前期98,000)
  • 受注方法比率の変化:
    • 特命比率:38.2%(前期51.2%)、競争比率が増加(61.8%)
  • 完成工事高(建築/土木の内訳):建築 47,798、土木 4,861(合計 52,660)
  • コメント:期中受注が前期に比べ減少し受注残も縮小。競争入札の比率増加で落札競争の影響が増している。

セグメント別詳細

  • 建設事業:売上 53,166百万円(△5.7%)、セグメント利益 3,017百万円(+31.2%)、当期に固定資産減損443百万円を計上(重要)
  • ホテル事業:売上 2,128百万円(+6.9%)、セグメント利益 304百万円(+26.0%)
  • ゴルフ場/広告代理店:売上微増または減少、利益は縮小(ゴルフ場利益 30百万円、広告利益 7百万円)
  • 地域別売上:資料に主要地域別の数値は無し(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する詳細は本資料に記載無し(–)
  • KPI等の整合性:営業利益の改善は短期的にポジティブだが、受注高の減少と競争比率の上昇は中期での成長リスクになり得る。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社コメント):労働力不足、労務費・原材料高、為替変動、受注競争激化を引き続き注視すべきと記載。
  • 競合比較:同業他社との相対比較は本資料に記載無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期見通し(修正無し、単位:百万円) 売上 83,000(+2.7%)、営業利益 3,600(△1.1%)、経常利益 4,000(△1.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,500(△26.1%)、1株当たり当期純利益 103.91円(分割後)
    • 会社は前提条件やリスク要因を注記(為替等)。当該通期見通しは現時点で維持。
  • 予想の信頼性:
    • 営業利益・経常利益は既に高い進捗を示しており、達成可能性は高い。ただし一時的損失や税金負担が純利益に影響する可能性があるため純利益の達成はやや不確実性あり。
  • リスク要因:労働者不足・労務費増、原材料高、受注競争、為替変動、追加の減損リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無
  • 株式分割:令和7年10月1日に普通株式1株を4株に分割。1株当たり数値は分割後で算定されている点に留意。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に関する作成は無し(CF詳細不明)

(注)資料に基づき整理しています。不明な項目は「–」としています。本まとめは事実関係の整理を目的とし、金融商品取引法上の投資助言には該当しません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1866
企業名 北野建設
URL http://www.kitano.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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