2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず(発表時点で修正なし)。第3四半期累計の業績は通期予想に対して売上高進捗率67.1%、営業利益は通期目標をほぼ達成(進捗率100.7%)している一方、構造改革費用の計上により親会社株主に帰属する四半期純損失が▲1,209百万円と大幅な赤字になった点が注目点(通期純損失予想▲2,000百万円に対する累計進捗率60.5%)。
  • 業績の方向性:増収(売上高30,211百万円、前年同期比+3.5%)かつ営業黒字化(営業利益453百万円、前年同期は営業損失44百万円:黒字転換)。ただし特別損失の計上で当期純損失は拡大(減収減益ではないが純損失は拡大)。
  • 注目すべき変化:中長期成長戦略に基づく生産拠点再編に伴う構造改革費用(当期計上分1,710百万円、総額想定2,640百万円のうち)が主要な一時要因として発生。これにより営業は改善する一方で純利益は大幅悪化。
  • 今後見通し:会社は通期予想を据え置き(売上45,000百万円、営業利益450百万円、親会社株主に帰属する当期純損失▲2,000百万円、年間配当20円)。営業面は通期達成の蓋然性が高いが、構造改革の残額(約930百万円)や追加的な特損リスクが純損失の見通しに影響する可能性あり。
  • 投資家への示唆:営業採算性は回復している(営業利益率約1.5%、肥料セグメントの損益改善等)が、構造改革費用はまだ残存しており純利益ベースでは赤字が続くため、通期での純利益改善には一時費用の影響の見極めが必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:片倉コープアグリ株式会社
    • 主要事業分野:肥料事業、化学品事業(化粧品原料等)、不動産事業、その他(水産エキス等)
    • 代表者名:代表取締役社長 二井 英一
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月16日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成の有無:無、決算説明会の有無:無
  • セグメント:
    • 肥料:農業用肥料の製造・販売、営農支援ツール等の開発
    • 化学品:有機・無機素材(化粧品原料など)、化成品(リン酸製品等)
    • 不動産:賃貸用ビル等の運用(KCA SHIBUYA bldg.の運用開始)
    • その他:食品/水産エキス等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):10,161,686株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):8,958,294株(第3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:今回の発表(第3四半期)を確認済み
    • 株主総会・IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期。四半期毎の会社予想は記載なし)
    • 売上高:実績30,211百万円、通期予想45,000百万円に対する進捗率67.1%(良好ペース)
    • 営業利益:実績453百万円、通期予想450百万円に対する進捗率100.7%(通期目標ほぼ達成)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績▲1,209百万円、通期予想▲2,000百万円に対する累計進捗率60.5%(通期での損失計上を想定)
  • サプライズの要因:
    • 営業側は肥料販売数量増加や化学品の海外販売増で改善し営業黒字化。
    • 一方で構造改革費用(当期計上1,710百万円)により税引前利益・純利益が大幅悪化。構造改革費用の内訳は生産設備解体費用引当1,331百万円、減損損失255百万円、棚卸資産評価損123百万円。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。営業面は順調だが、構造改革の未計上分(総額想定2,640百万円のうち残額約930百万円)や追加リスクの発生有無で純利益は上下する可能性あり。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:30,211(前年同期比+3.5%、前期30,211→)
    • 売上総利益:4,828
    • 販管費:4,375
    • 営業利益:453(前年同期 △44 → 黒字転換)
    • 経常利益:368(前年同期 △16)
    • 四半期純利益(親会社株主に帰属):△1,209(前年同期 △39)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):△135.04円(前年同期 △4.35円)
  • 収益性指標(計算値)
    • 営業利益率:453/30,211 = 約1.50%
    • 経常利益率:368/30,211 = 約1.22%
    • 売上総利益率:4,828/30,211 = 約15.97%
    • 純利益率:△1,209/30,211 = 約△4.00%
    • ROE(単純計算):△1,209/22,613 = 約△5.35%(目安8%未満)
    • ROA(単純計算):△1,209/51,022 = 約△2.37%(目安5%未満)
    • 備考:ROE/ROAはいずれも目安値を下回る(赤字のためマイナス)。
  • 財政状態(貸借対照表要点、単位:百万円)
    • 総資産:51,022(前期末50,094、+927)
    • 純資産:22,613(前期末23,865、▲1,251)
    • 自己資本比率:44.2%(前期末47.5%、44.2%(安定水準))
    • 現金及び預金:3,170(前期末2,105、増加)
    • 受取手形及び売掛金:8,166(前期末10,812、減少)
    • 商品及び製品:9,450(前期末9,268、やや増)
    • 短期借入金:11,300(前期末12,310、減少)
    • 長期借入金:4,625(前期末2,200、増加)
    • 構造改革引当金:1,380(当期計上、固定負債に計上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
    • 売上高進捗率:67.1%(通常ペース:通期45,000に対し第3Q累計で約2/3到達)
    • 営業利益進捗率:100.7%(通期目標ほぼ達成)
    • 純利益進捗率:60.5%(通期予想損失に対する累計)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は短信に四半期単体の推移は限定的にしか記載なし。季節性についても特段の注記はない。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率44.2%(安定水準:目安40%以上で安定)
    • 流動負債合計20,333、流動資産28,594のため流動比率は概ね良好(詳細比率は計算上は約140%程度)
  • 効率性:総資産回転率等は開示値限定のため粗算不可。売上総利益率は約16%。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:構造改革費用計1,710百万円(当第3四半期計上分)
    • 内訳:生産設備解体費用引当1,331百万円、固定資産減損255百万円、棚卸資産評価損123百万円
    • 参考:中長期の構造改革費用総額見込2,640百万円のうち一部を計上(残額約930百万円)
  • 特別利益:固定資産売却益1百万円(小額)
  • 一時的要因の影響:特別損失を除くと営業・経常ベースは黒字化しており営業改善が確認できるが、純利益ベースでは一時費用が大きく影響。
  • 継続性の判断:構造改革費用は一時的だが計画総額が残っているため、今後の費用計上は通期業績に影響を与える可能性あり。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当:0.00円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):20.00円(通期合計20.00円、直近公表予想から修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 配当性向:–(通期予想が損失のため算出不能/実効的な配当性向は参考にならない)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし。通期配当は据え置き。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:四半期短信に具体的数値の記載なし(–)
  • 減価償却費:第3四半期累計で1,013百万円(前年同期953百万円)
  • 主な投資内容:生産拠点の再編に伴う設備能力増強や生産集約のための設備増強着手、基幹システム(新基幹システム)本格稼働、不動産(KCA SHIBUYA bldg.)の竣工
  • 研究開発費:R&Dの金額明細は開示なし(記載はあるが金額は–)。注力領域としてバイオスティミュラントや土壌分析の新技術などを言及。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の数値開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:9,450百万円(前年同期比+2.0%程度)
    • 原材料及び貯蔵品:6,434百万円(やや増加)
    • 在庫回転日数等の数値は開示なし(–)

セグメント別情報

  • 肥料事業:
    • 売上高:24,653百万円(前年同期比+4.6%)
    • セグメント利益:11百万円(前年同期は△477百万円 → 大幅改善)
    • コメント:販売数量増加、生産効率改善に向けた再編・合理化を進める
  • 化学品事業:
    • 売上高:5,617百万円(前年同期比△2.6%)
    • セグメント利益:395百万円(前年同期比△19.1%)
    • コメント:海外(インドネシア等)での化粧品原料販売拡大がある一方でリン酸製品の販売数量減少
  • 不動産事業:
    • 売上高:345百万円(前年同期比+52.0%)
    • セグメント利益:79百万円(前年同期比+496.6%)
    • コメント:賃貸用ビル竣工・運用開始が寄与
  • その他事業:
    • 売上高:291百万円(前年同期比+22.0%)
    • セグメント利益:14百万円(前年同期は損失)
  • 地域別売上:詳細開示なしだが東南アジア(インドネシア)での拡販を記載

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2025年8月公表)に基づく構造改革を実行中。今回の構造改革費用計上は計画に沿ったもの。
  • KPI達成状況:営業面では改善(営業黒字化)が確認され中期計画の収益性改善の方向性と整合。ただし一時費用の影響で純利益は未達(赤字)となっており、資本効率(ROE)回復には純利益改善が必要。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:短信内に詳細比較はなし(–)。肥料市場の需要低迷を会社が指摘しており、価格・数量面で外部環境の影響を受けやすい。
  • 市場動向:肥料需要低迷、化学品は東南アジア拡販を強化。為替・原材料価格等の外部要因が業績に影響するリスクあり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(会社予想、修正なし):売上45,000百万円(通期+8.8%)、営業利益450百万円(△30.8%)、経常利益240百万円(△64.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益▲2,000百万円、1株当たり当期純利益▲223.27円
    • 前提条件:明確な為替・商品価格前提の詳細は短信の該当欄を参照(資料に詳細記載あり)
  • 予想の信頼性:営業利益は既に累計で通期目標を達成しているが、残る構造改革費用や追加の特別損失の有無が純利益に影響。会社は保守的に損失を見込む姿勢で通期予想を提示している(過去の達成傾向は短信参照)。
  • リスク要因:
    • 構造改革の追加費用や想定外の減損
    • 肥料需要の低迷継続
    • 原材料価格・為替変動
    • 海外展開(インドネシア等)の需要動向・規制リスク

重要な注記

  • 連結範囲の変更:第1四半期からコープエンジニアリング株式会社がコープ商事物流株式会社への吸収合併により連結範囲から除外(商号変更あり)。セグメントの管理区分見直しに伴い、前期比較数値は見直し後の区分に基づき調整済み。
  • 四半期連結財務諸表に特有の会計処理:原価差異の繰延処理等あり。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4031
企業名 片倉コープアグリ
URL http://www.katakuraco-op.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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