2026年1月期 第3四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 今回の業績下振れは「事業ポテンシャルの恒常的悪化ではない」との認識。各地域・事業での成長目標は変えず、個別の対応策(生産体制強化、プロダクト多角化等)を進める。
- 業績ハイライト: 2026年1月期 第3四半期(3Q)連結売上高は3,172百万円(前年同期比 +1.7%:良)、営業損失は▲890百万円(前年同期比:損失幅拡大 +119.8%:悪)、親会社株主に帰属する当期純損失は▲486百万円(前年同期比:損失幅拡大 +78.3%:悪)。
- 戦略の方向性: 業績ボラティリティ抑制(プロダクト多角化、需要が安定している領域への注力)、TerraXross1の生産体制強化(来期Q1に安定化目標)、各事業での課題対策を並行実行。
- 注目材料: ①インドネシア子会社(TDID)での火災事故(現地従業員22名死亡)→補償・対応費用等の発生想定(上限想定で概算700百万円等を連結見通しに織込)、②Aloft完全子会社化手続き中止(関連費用・違約金の計上可能性)、③Unifly等の減損計上可能性(最大想定額を一定レンジで織込)、④国内UTM補助金のPL計上タイミングの期ずれ(約47百万円の今期利益減)。
- 一言評価: 事象が複合的に重なり「業績レンジ修正(下方)+一時的/会計上の費用先行)」が発生している段階。基礎事業の潜在力は維持と会社は主張。
基本情報
- 企業概要: 企業名 Terra Drone 株式会社(東証グロース:278A)
- 主要事業分野: ドローンソリューション(測量・点検・農業・ハード/SaaS等)および 運航管理(UTM/Unifly等の運航管理サービス)
- 説明会情報: 開催日時 2025年12月15日(決算説明資料の日付)/説明会形式: –(資料のみ、形式記載なし)/参加対象: –(投資家向け資料)
- 説明者: 発表者名・役職の明記なし(資料ベースの説明)。発言概要は上記エグゼクティブ要点(業績修正、インドネシア火災対応、Aloft中止、減損の可能性、今後の対策)。
- セグメント:
- ドローンソリューション: 測量・災害復旧、点検、農業、ハード(Terra Lidar / SLAM)・SaaS等
- 運航管理: Unifly等のUTM/運航管理事業および国内UTM関連事業(補助金を含めた管理指標あり)
業績サマリー
- 主要指標(百万円、前年同期比は%で表示、良否目安併記)
- 売上高: 3,172百万円(前年同期 3,118百万円 → +54百万円、+1.7%:良)
- 営業利益(損失): ▲890百万円(前年同期 ▲405百万円 → 損失幅拡大 +485百万円、損失幅 +119.8%:悪)
- 調整後営業損失(営業利益+国内UTM補助金): ▲713百万円(前年同期 ▲385百万円 → 損失幅拡大 +328百万円、+85.2%:悪)
- 経常損失: ▲676百万円(前年同期 ▲401百万円 → 損失幅拡大 +275百万円、+68.6%:悪)
- 当期純損失(連結): ▲697百万円(前年同期 ▲408百万円 → 損失幅拡大 +289百万円、+70.8%:悪)
- 親会社株主に帰属する当期純損失: ▲486百万円(前年同期 ▲272百万円 → 損失幅拡大 +213百万円、+78.3%:悪)
- 予想との比較
- 会社は通期予想をレンジで修正。期初予想(連結売上高 5,303百万円)→ 修正予想 4,284~4,470百万円(減少レンジ▲1,019~▲833百万円、▲19.2%~▲15.7% vs 期初:下方修正)。営業損失は▲610百万円→▲1,488~▲1,266百万円へ(損失拡大)。
- サプライズの有無: 下方修正・特別損失計上の可能性(火災対応費、Aloft中止関連、減損等)をレンジで開示。投資家向けにはネガティブサプライズ(費用計上と事業運営影響)と評価される。
- 進捗状況(通期修正予想に対する3Q累計の進捗)
- 売上高進捗率: 実績3,172百万円 ÷ 修正予想下限4,284 = 74.1%、上限4,470 = 71.0%(通期売上見込みに対して進捗は高め:良い側面だが、残るQ4に偏在する可能性あり)
- 営業損失(損失規模での進捗): 実績損失890百万円は通期下限▲1,488の59.8%相当~上限▲1,266の70.3%相当(損失の累積が既に大きい点は注意:悪)
- 親会社株主に帰属する当期純損失進捗: 実績486百万円は通期見通し▲2,799下限の17.4%~▲1,697上限の28.6%相当(現時点では通期下限に対しては進捗小さいが、特別損失等で最終値が拡大する想定あり)
- 中期経営計画や年度KPIに対する達成率: –(資料に明確なKPI進捗率の記載なし)
- 過去同時期との進捗比較: 売上は微増、各段階利益で赤字拡大(前年同期比で損失幅が拡大)
- セグメント別状況(百万円、前年同期比%を併記)
- ドローンソリューション: 売上高 2,800百万円(前年同期 2,720 → +80百万円、+2.9%:良)、売上総利益 1,208百万円(前年同期 1,342 → ▲133百万円、▲9.9%:悪)、営業損失 ▲414百万円(前年同期 ▲114 → 損失幅拡大 +300百万円、+263.2%:悪)
- 運航管理: 売上高 372百万円(前年同期 398 → ▲26百万円、▲6.5%:悪)、売上総利益 256百万円(前年同期 233 → +23百万円、+9.9%:良)、営業損失 ▲476百万円(前年同期 ▲291 → 損失幅拡大 +185百万円、+63.6%:悪)、調整後営業損失 ▲299百万円(前年同期 ▲271 → ▲28百万円、+10.3%:悪)
業績の背景分析
- 業績概要: 売上はほぼ横ばいだが売上総利益の減少と販管費増により各段階で赤字が拡大。複数要因が同時に影響(市場一時変動、製品生産遅延、為替、外部事故など)。
- 増減要因
- 増収/減収の主因: ドローンソリューションの点検・農業は伸長したが、測量/国内ハード売上(補助金依存)が期初想定より減少し、ハード売上の下振れが総利益減の主因。運航管理はUniflyで大型案件の期ずれや円安で日本円換算の売上減。
- 増益/減益の主因: 売上総利益減(国内ハード・サービスの下振れ)、体制拡大・M&A等による販管費増、Uniflyの為替(ユーロ高→円換算で赤字拡大)、国内UTM補助金の計上タイミング変動。さらにインドネシア火災事故・Aloft中止関連の費用見込みと減損可能性。
- 競争環境: UTM/運航管理は市場形成期で価格競争や制度(従量課金等)動向が影響。ドローン測量・点検領域は地域プレーヤーとの競合や補助金政策に敏感。Unifly等は欧州拠点を持ちグローバル競争がある。
- リスク要因: 為替変動(ユーロ高・円安が損益に影響)、規制・補助金の制度変更(国内UTM補助金の支給タイミング変更)、サプライチェーン・量産遅延(TerraXross1生産遅延)、法的・賠償リスク(インドネシア火災事故の帰結)、投資先の減損リスク、M&Aの不確実性(Aloft中止の影響)。
戦略と施策
- 現在の戦略: 需要連動性の低い複数事業の組合せで業績ボラティリティを平準化する方針を継続。プロダクト多角化、安定需要領域の強化、海外販売網(TerraXross1の代理店契約など)拡大。
- 進行中の施策: TerraXross1の生産体制強化(来期Q1目標で安定化)、プロダクトライン(ハード/SaaS/サービス)の拡充、国内UTM事業の整備・補助金活用、災害復旧以外の調査領域展開。
- セグメント別施策:
- ドローンソリューション: 補助金依存を下げるため低単価品強化、点検サービス拡大、Terra Xross 1の量産体制構築。
- 運航管理: Uniflyの案件獲得継続、EuroUSC Italia子会社化で始めたドローンユーザー向けコンサル事業拡大(比較的安定収益を見込む)。
- 新たな取り組み: 日本向けにクマよけスプレー搭載ドローンを開発・発売(自治体向け展開、運用体制・講習・保守整備を含む)。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期修正値:連結、百万円)
- 売上高: 4,284~4,470(期初 5,303 → 減少▲1,019~▲833、▲19.2%~▲15.7% vs 期初)
- 営業損失: ▲1,488~▲1,266(期初 ▲610 → 損失拡大▲878~▲656)
- 親会社株主に帰属する当期純損失: ▲2,799~▲1,697(期初 ▲392 → 大幅悪化)
- 予想の前提条件: 為替前提を修正(期初:ユーロ150円→修正175円等、資料の為替表参照)、既存案件の期ずれ・火災事故対応費・Aloft中止影響・補助金支給時期の変更等を織込。管理層は「レンジ上限=通常シナリオ、下限=悲観シナリオ」と位置付け。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営側は「事業ポテンシャルの恒常的悪化ではない」と表明する一方、外部要因(事故、為替、補助金タイミング)で不確実性が高いためレンジで開示。自信度は中立〜慎重。
- 予想修正: 通期予想は修正(下方)。修正理由は①既存事業の下振れ、②インドネシア火災事故、③Aloft子会社化中止、④国内UTM補助金の期ずれ、⑤減損可能性。特別損失想定の上限860百万円/下限1,780百万円のレンジ示唆(資料内の前提参照)。
- 中長期計画とKPI進捗: 明確な数値KPI(中期数値)開示は資料にないため進捗評価は不可(→ –)。
- 予想の信頼性: 経営はレンジでの開示をもって不確実性を開示しており、今期は「ボラティリティが高い」旨を強調。過去の予想達成傾向の明示はなし(→ –)。
- マクロ経済の影響: 為替(ユーロ/米ドル/ローカル通貨)と補助金政策、地政学リスク(中東等)、気候要因(災害復旧の案件量)などが業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明記なし(–)
- 配当実績(中間/期末/年間): –(資料未記載)
- 特別配当: なし言及(–)
製品やサービス
- 主要製品/新製品: Terra Lidar(レーザスキャナ)、Terra SLAM RTK(ハンディSLAMスキャナ)、Terra Xross 1(点検向けドローンハード)、クマよけスプレー搭載ドローン(新製品、日本向け)
- 主要サービス: 測量サービス(ドローン+ICT)、点検サービス(オランダ・日本)、農業向け散布サービス、災害復旧(TDX社)/UTM運航管理(Unifly等)
- 協業・提携: TerraXross1は北米/欧州/アジア/南米の代理店6社と既に販売契約締結済(引き合いあり)
- 成長ドライバー: TerraXross1の量産化・販売拡大、UTMの制度化と従量課金モデルの広がり、点検/農業/災害関連サービスの拡大、海外拠点(Unifly等)での大型案件獲得
Q&Aハイライト
- Q&A資料は提示無し(説明資料にQ&A記載なし)→ 重要なやり取りは不明。未回答事項や市場からの質問想定(火災の責任範囲、補償額の見通し、減損判定の基準、TerraXross1の量産スケジュール等)がある点は注目。
- 未回答事項: 火災原因の最終判断、法的責任範囲、確定的な補償額、減損実行の有無・金額確定、Aloftに関する将来の動向等。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜慎重。事業の基盤に自信を見せつつ突発的/外部要因の影響を強調し、保守的にレンジ開示を選択。
- 表現の変化: 前回資料との直接比較は不可だが、今回は「事故対応」「子会社化中止」「減損可能性」などネガティブ要因を詳細に開示しており、リスク開示を重視する姿勢。
- 重視している話題: インドネシア火災対応、既存事業のボラティリティ抑制、TerraXross1生産体制強化、UTM事業の展開。
- 回避している話題: 代表者個人発言・具体的な補償金額の確定値・具体的なM&A代替戦略の詳細は回避(現時点で未確定とする)。
- ポジティブ要因
- ドローンソリューションでの売上増(点検・農業の伸長)、TerraXross1のグローバル代理店開拓(6社契約)や新製品(クマよけドローン)による事業機会。
- UTM/Uniflyは制度化・従量課金導入の追い風(長期成長期待)。
- ネガティブ要因
- インドネシア子会社の火災事故(人的被害・補償費・事業運営への4Q影響)、Aloft子会社化中止に伴う費用、減損リスク、為替不利(ユーロ高・円安で日本円換算損失拡大)。
- 不確実性
- 火災事故の法的帰結と補償額、減損判断の最終結論、UTM補助金の支給(PL計上)時期、TerraXross1の量産確立の達成時期。
- 注目すべきカタリスト
- インドネシア火災の調査結果と補償/訴訟の進展、TerraXross1の生産安定化(来期Q1達成の可否)、Uniflyの大型案件計上のタイミング、国内UTM補助金の確定・計上タイミング、減損判定の有無。
重要な注記
- 会計方針: 今回の資料では減損処理の可能性および補助金のPL計上タイミングの変更を開示。決算数値の一部は監査済・未監査の注記がある可能性。
- リスク要因: インドネシア火災(現在調査中で法的責任範囲未定)、Aloft関連の評価損発生可能性、為替変動、補助金支給スケジュール変更、減損計上の可能性。
- その他: 資料は将来見通しを含む(前提変更・追加情報により変更あり)。非上場投資の減損は財務情報の制約から発生する可能性があると会社側は説明。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 278A |
| 企業名 | Terra Drone |
| URL | https://terra-drone.net/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。
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