企業の一言説明

内外テックは、半導体製造装置向けの部品販売を主軸とし、装置の組立・受託製造・保守も手掛ける専門商社です。特定の主要顧客への依存度が高い業界老舗企業として、その技術・サプライチェーンに強みを持っています。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 半導体市場回復と受託製造事業の強化による将来の成長期待: 現在の半導体市場の調整局面は課題ですが、長期的な半導体需要の拡大を見据え、受託製造キャパシティの4倍化やDX/AIによる生産性向上といった構造改革を積極的に推進しています。これにより、次の半導体サイクルでの成長基盤を築くことを目指しています。
  • PBRが割安水準で安定配当を維持する株主還元方針: PBRは0.73倍と1倍を大きく下回る水準にあり、企業が持つ純資産価値に対して株価が割安であると評価できます。また、連結配当性向30%以上、連結株主資本配当率3%以上を目標としたDOE(自己資本配当率)に基づく配当方針を導入し、減益予想の中でも安定した1株あたり100円の配当を維持する計画であり、相対的に高い配当利回り(3.91%)は下値抵抗力となり得ます。
  • 主要顧客への高い依存度と半導体市況変動リスク、および高水準な信用倍率: 売上の主要部分を占める大手半導体製造装置メーカーへの依存度が高く、半導体市況の変動が直接的に業績に影響を及ぼしやすい構造です。直近の業績も顧客の在庫調整長期化により減収減益で推移しており、経営陣も本格的な受注回復を2027年以降と見込んでいます。また、信用倍率が26.54倍と高水準であり、将来的な需給悪化による株価下落圧力には注意が必要です。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 D 業績悪化
収益性 B 普通水準
財務健全性 A 良好
バリュエーション C やや割高

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 2,560.0円
PER 23.57倍 業界平均10.1倍
PBR 0.73倍 業界平均0.7倍
配当利回り 3.91%
ROE 8.97%

1. 企業概要

内外テックは1961年設立の歴史ある企業で、半導体製造装置向け部品の専門商社として事業を展開しています。主力製品・サービスは、空気圧機器、真空機器、メカトロニクス製品、温度・流体制御機器、電子デバイスなど多岐にわたり、これらを国内外の主要半導体製造装置メーカーに販売しています。また、単なる販売にとどまらず、半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の組立、修理、保守サービスも手掛けており、顧客の多様なニーズに対応するソリューションを提供しています。特に、大手半導体製造装置メーカーである東京エレクトロンへの依存度が高い点が特徴であり、これにより安定的な取引基盤を築くと同時に、半導体製造の最先端技術へのアクセスを可能にしています。

2. 業界ポジション

内外テックは、半導体製造装置市場という特定分野に特化した専門商社として、ニッチながらも重要な市場ポジションを確立しています。一般的な「商社・卸売」業界に分類されますが、その事業は高度な技術を要する半導体産業サプライチェーンの川中・川下に位置します。特定の主要顧客である東京エレクトロンへの依存度が高いことは、強固なパートナーシップと専門性の高さを裏付ける一方で、顧客の設備投資動向や半導体市況の変動に業績が大きく左右されるリスクも内包します。競合他社と比較した場合、長年の実績と専門知識に基づく技術提案力や、組立・保守まで含めた総合的なソリューション提供能力が強みと言えます。一方、業界平均のPERが10.1倍であるのに対し、同社は23.57倍と高く、PBRは0.73倍(業界平均0.7倍)とほぼ同水準であり、市場は今後の成長をPERに対してはやや強気に織り込みつつも、資産価値から見ると割安感がある状態です。

3. 経営戦略

内外テックは、現在の半導体市場の調整局面を乗り越え、持続的な成長を実現するため、複数の戦略を推進しています。中期経営計画の要点としては、「サプライチェーン・ソリューション(販売)」と「マニュファクチャリング・ソリューション(受託組立)」の二つの事業軸を両輪と位置づけ、顧客シェアの拡大を目指しています。特に、受託製造事業におけるキャパシティの4倍化という積極的な設備投資計画は注目に値します。具体的には、2026年度に仙台事業所第二工場と仙台開発センターの稼働、2027年度には仙台大衡工場を稼働させることで、製造能力を大幅に増強する方針です。これらの投資は、同社の事業構造をより付加価値の高い製造・ソリューション提供へと転換させる狙いがあります。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)とAIの活用を通じて生産性25%向上を目標とする構造改革を推進し、効率性の改善とコスト競争力の強化を図っています。
直近の決算説明資料からは、経営陣が顧客の在庫調整長期化により受注回復が遅れるとの見通し(本格的な回復は2027年以降を想定)を示していますが、その中でも売上原価率の改善と販管費の抑制により、直近上期は「減収ながら増益」を確保しました。これは、厳しい市場環境下でも収益性を維持しようとする経営努力の成果と評価できます。投資家向けQ&Aでは、受注回復の見通しが後ずれする中でも配当維持の方針をDOE(自己資本配当率)に基づき合理化し、受託製造キャパ拡大の投資負担に対しては「ライトアセット化」で対応する考えが示されており、財務規律を意識しつつ成長投資を進める姿勢が見受けられます。
今後のイベントとしては、2026年3月30日に配当落ち日(Ex-Dividend Date)が予定されており、株主還元への意識の高さが伺えます。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

項目 スコア 判定
総合スコア 5/9 A: 良好(全体的に健全だが一部改善余地あり)
収益性 2/3 純利益は確保されているが、営業CFの状況と利益率に課題
財務健全性 3/3 流動比率、負債比率、株式希薄化のいずれも優良水準
効率性 0/3 営業利益率、ROE、売上成長率の改善が見られず

Piotroski F-Scoreは5/9点と「A: 良好」判定であり、財務基盤は全体的に健全であると評価できます。

  • 収益性:純利益は確保されており、資産効率を示すROAもプラスであることから、基本的な企業活動で利益を生み出す力は確認できます。しかし、提供データには営業キャッシュフローの項目が「データなし」とされており、収益の質を判断する上で重要な要素が不明瞭です。
  • 財務健全性:流動比率が1.5倍を上回り、D/Eレシオが1.0を下回っていることから、短期・長期的な支払い能力は高く、負債依存度は低い健全な状態です。また、株式の希薄化も確認されません。
  • 効率性:営業利益率、ROE、四半期売上成長率のいずれも目標水準に達していない、または前年からの改善が見られないため、資本や売上からの利益創出効率には改善の余地があることを示しています。特に、四半期売上高成長率が前年比で-22.8%と大幅なマイナス成長を記録している点が懸念されます。

【収益性】

  • 営業利益率(過去12ヶ月): 3.82%
  • ROE(実績): 8.97%(株主のお金でどれだけ稼いだか。一般的な目安は10%以上)
  • ROA(過去12ヶ月): 3.34%(会社の総資産をどれだけ効率的に使って利益を上げたか。一般的な目安は5%以上)

内外テックの収益性は、ROEが8.97%、ROAが3.34%と、ベンチマーク(ROE 10%、ROA 5%)を若干下回る水準です。営業利益率も3.82%と、製造業としてはやや低めであり、収益性において改善の余地があることを示唆しています。特に、半導体市況の変動期には、売上減少が利益率をさらに圧迫する傾向が見られます。

【財務健全性】

  • 自己資本比率(実績): 48.5%
  • 流動比率(直近四半期): 2.02倍

自己資本比率が48.5%と約50%近くあり、負債依存度が低く、財務基盤は比較的安定していると言えます。流動比率も2.02倍(202%)と、短期的な支払い能力を示す200%の目安を上回っており、直近の資金繰りに不安は少ないと判断できます。

【キャッシュフロー】

  • 営業CF: 2023.03期 1,028百万円、2024.03期 1,185百万円、2025.03期 -277百万円
  • FCF: 2023.03期 -1,430百万円、2024.03期 551百万円、2025.03期 -638百万円

キャッシュフローの状況は、2025年3月期に営業キャッシュフローがマイナスに転じている点が大きな懸念事項です。本業での現金創出能力が一時的に失われており、これがフリーキャッシュフロー(事業活動から自由に使える現金)の悪化にもつながっています。積極的な設備投資計画がある中で、営業CFのマイナスは財務の柔軟性を損なう可能性があります。直近の決算短信では、現金及び預金が増加している点も報告されていますが、これは負債項目(有利子負債)の増加によるものも含まれる可能性があります。

【利益の質】

  • 営業CF/純利益比率(2025.03期): -277百万円 / 1,049百万円 = -0.26倍

2025年3月期の営業キャッシュフローが純利益に対してマイナスであることから、利益の質には懸念があります。通常、この比率が1.0倍以上であることが健全な水準とされますが、同社は純利益を計上しているにも関わらず、本業での現金の流入が流出を下回っている状況です。これは、売掛金の増加や棚卸資産の積み増しなど、運転資金が増加している可能性を示唆しており、一時的な会計上の利益と実際の資金繰りの間に乖離があることを示します。

2026年3月期 第3四半期決算(12月末時点)

  • 売上高進捗率: 78.0%(通期予想29,500百万円に対し、23,013百万円)
  • 営業利益進捗率: 96.9%(通期予想810百万円に対し、785百万円)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益進捗率: 135.4%(通期予想380百万円に対し、514百万円)

直近の第3四半期決算では、通期予想に対する売上高の進捗率は78.0%と概ね順調ですが、営業利益の進捗率が96.9%とすでに高水準であり、純利益に至っては135.4%と通期予想を既に上回っています。これは、通期予想が非常に保守的に設定されている可能性を示唆していますが、同時に、通期予想の達成に向けては課題が残ることを意味します。セグメント別では、販売事業が減収増益、受託製造事業が微増収減益となっており、人件費増加が受託製造事業の利益を圧迫している状況です。

【バリュエーション】

  • PER(会社予想): 23.57倍(株価が利益の何年分か)
  • PBR(実績): 0.73倍(株価が純資産の何倍か)
  • 業界平均PER: 10.1倍
  • 業界平均PBR: 0.7倍

内外テックのPERは23.57倍と、業界平均(10.1倍)と比較して割高な水準にあります。これは、現在の利益水準に対して株価が比較的高いことを示しており、市場が将来の成長や収益改善に一定の期待を寄せているものの、足元の業績悪化を考慮すると市場の織り込みが過度である可能性も考えられます。一方、PBRは0.73倍と業界平均(0.7倍)とほぼ同水準であり、1倍を割れていることから、企業の持つ純資産価値に対して株価が割安である状態を示唆しています。一般的にPBRが1倍未満の企業は、企業が解散した場合に株主が投資額を上回る資産を受け取る可能性があると解釈されるため、下値抵抗力として機能する場合があります。

【テクニカルシグナル】

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: 54.75 / シグナル値: 54.99 短期トレンドに明確な方向性は見られない
RSI 中立 65.4% 売られすぎではないものの、やや買われすぎに近い中立圏
5日線乖離率 +1.21% 直近のモメンタムはややプラスに転じている
25日線乖離率 +3.59% 短期トレンドからの乖離は継続的な上昇を示唆
75日線乖離率 +13.20% 中期トレンドからの乖離は強い上昇を示唆
200日線乖離率 +19.88% 長期トレンドからの乖離も顕著な上昇を示唆

現在の株価は、MACDシグナルが中立であり、短期的なトレンドに明確な方向性は見られません。RSIは65.4%と、買われすぎと売られすぎの中立圏にありますが、やや買われすぎに近づきつつあることを示唆しています。移動平均線乖離率を見ると、5日線、25日線、75日線、200日線全ての移動平均線を上回っており、特に中期・長期の移動平均線からの乖離率が高いため、足元の株価は強い上昇トレンドにあることを示しています。これは、投資家の期待感が株価に反映されている状況と解釈できます。

【テクニカル】

現在株価の2,560円は、52週高値2,600円に非常に近く、52週安値1,670円からは大きく上昇した高値圏に位置しています。全ての移動平均線(5日、25日、75日、200日)が上向きであり、かつ株価がこれらの移動平均線を上回って推移していることから、短期、中期、長期の全てにおいて上昇トレンドが継続していると判断できます。特に、200日移動平均線からの乖離率が約20%と大きいことは、比較的短期間で株価が大きく上昇したことを示唆しており、過熱感がないか注意が必要です。

【市場比較】

過去1ヶ月および3ヶ月では日経平均株価を上回るパフォーマンスを見せていますが、6ヶ月および1年といった中長期の視点では日経平均株価を大きく下回っています。TOPIXとは1ヶ月でほぼ同等のパフォーマンスです。この傾向は、足元で特定の材料(例:半導体市場の回復期待、個別業績の底打ち期待)によって株価が上昇しているものの、 broader market(市場全体)の成長と比較すると、長期的な成長力で劣後する面がまだあることを示唆しています。特に、半導体市場が全体的に強気に転じている中で、同社がその恩恵を十分に享受しきれていない可能性も考えられます。

【注意事項】

⚠️ 信用倍率が26.54倍と高水準であり、将来の売り圧力に注意が必要です。信用買い残が高い水準にあることは、将来的な反対売買(信用売り決済のための買い注文や、利益確定・損切りによる売り注文)が発生しやすく、株価の上値を抑える要因となる可能性があります。

【定量リスク】

  • ベータ値(5Y Monthly): 0.76
  • 年間ボラティリティ: 35.89%
  • シャープレシオ: 0.47
  • 最大ドローダウン: -33.55%
  • 年間平均リターン: 17.28%

ベータ値0.76は、市場全体の変動と比較して内外テックの株価が比較的穏やかに動く傾向があることを示唆しています。しかし、年間ボラティリティは35.89%と高く、株価の変動幅が大きい銘柄であると言えます。これは、仮に100万円投資した場合、年間で±35.89万円程度の変動が想定されることを意味します。過去の最大ドローダウンは-33.55%であり、この程度の下落は今後も起こりうるリスクとして認識すべきです。シャープレシオ0.47は、リスクに見合うリターンが十分に得られていないことを示しており、投資効率の観点からは改善の余地があることを示唆しています。

【事業リスク】

  • 半導体市況の変動と主要顧客への高い依存度: 半導体製造装置市場は景気循環の影響を受けやすく、顧客の設備投資動向に業績が左右されます。特に、特定の主要顧客である東京エレクトロンへの依存度が高いため、同社の設備投資計画の変更や業績変動が直接内外テックの業績に大きな影響を及ぼします。経営陣も受注回復を2027年以降と見込んでおり、短期的には厳しい事業環境が続く可能性があります。
  • 為替変動リスク: 部品輸入や輸出も手掛ける事業構造上、為替レートの変動は売上原価や収益に影響を与えます。円安は輸出には有利に働く可能性がある一方で、輸入部品のコスト増につながり、利益を圧迫する可能性があります。
  • 米中関係の規制動向: 半導体産業は地政学的な影響を受けやすく、特に米国と中国の技術覇権争いや貿易規制の動向は、サプライチェーン全体に不確実性をもたらし、内外テックの事業展開にも影響を及ぼす可能性があります。

7. 市場センチメント

市場のセンチメントは、内外テックの株価に対してやや慎重ながらも、今後の事業展開に期待を寄せる部分とリスクを警戒する部分が混在しています。信用取引状況を見ると、信用買残が92,900株と多く、信用倍率は26.54倍と非常に高水準です。これは、株価上昇を期待して信用買いを入れている投資家が多いことを示しますが、同時に将来的な利益確定や損切りによる売り圧力となる可能性を秘めており、需給悪化のリスクをはらんでいます。
主要株主構成を見ると、筆頭株主である権田浩一氏を始め、個人名義の株主が上位を占めています。機関投資家の保有割合は3.03%と比較的低い水準であり、これは一般的な大企業と比較して、より個人投資家の動向が株価に影響を与えやすい特性を持っていることを示唆します。

8. 株主還元

内外テックは、株主還元に対して積極的に取り組んでいます。配当利回りは3.91%と、現在の低金利環境下においては比較的高水準であり、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な水準と言えます。配当性向は31.61%(会社予想のEPSに基づく)であり、利益の約3分の1を配当に回している計算になります。
同社は、連結配当性向30%以上かつ連結株主資本配当率(DOE)3%以上という配当方針を導入しており、DOEを重視することで、業績の変動に左右されにくい安定的な配当の維持を目指しています。実際、2026年3月期の通期純利益が大幅な減益予想であるにもかかわらず、年間配当は1株あたり100.00円(前期と同額)を維持する計画であり、安定配当に対する強いコミットメントが伺えます。データからは自社株買いの状況は確認できませんでした。

SWOT分析

強み

  • 特定大手顧客との強固な関係に基づく安定的な事業基盤と高い技術専門性。
  • 受託製造キャパシティの積極的な拡大とDX/AI投資による構造改革推進力。

弱み

  • 半導体市況の変動と主要顧客への高い依存度による業績の不確実性。
  • 直近の営業キャッシュフローのマイナス化と収益性の改善余地。

機会

  • 半導体市場の長期的な需要成長と技術革新による新たな事業機会。
  • 受託製造事業の強化による顧客ニーズの深掘りと収益源の多様化。

脅威

  • 顧客在庫調整の長期化や米中間の規制強化・地政学リスク。
  • 原材料価格の高騰や人件費の上昇によるコスト増と利益圧迫。

この銘柄が向いている投資家

  • 安定配当を重視する長期投資家: PBRの割安感と、減益予想の中でも安定配当を維持するDOEに基づいた株主還元方針は、長期的なインカムゲインを求める投資家にとって魅力的です。
  • 半導体市場の回復を先取りしたいグロース志向の投資家: 足元の業績は厳しいものの、積極的な設備投資と構造改革により、次の半導体サイクルでの成長を確実なものにしようとする企業の姿勢に期待できる投資家に向いています。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 半導体市況の回復時期の不確実性: 経営陣の見立てでは受注回復は2027年以降とされており、短期的には業績の低迷が続く可能性があります。市場の回復が遅れる場合、投資回収まで時間がかかる可能性があります。
  • 信用倍率の高水準な推移: 信用買い残が多い状況は、株価の上値抵抗となり、悪材料が出た際には売りの連鎖を招くリスクがあります。需給状況は常に監視すべきです。

今後ウォッチすべき指標

  • 受注残高の推移: 受注残高が増加に転じ、特に受託製造事業における具体的な受注が拡大しているかを確認することが重要です。
  • 構造改革(受託製造キャパ拡大、DX/AI)の進捗と利益貢献度: 仙台での新工場建設やDX投資が計画通りに進み、具体的な収益改善や効率性向上に繋がっているかの進捗を確認する必要があります。

成長性: D(業績悪化)

  • 根拠: 2024年3月期以降、売上高は45,281百万円(2023年3月期)から39,013百万円(2024年3月期)、そして会社予想では29,500百万円(2026年3月期)へと減少傾向にあります。純利益も大幅な減益予想となっており、直近の四半期売上高成長率も-22.8%と大幅なマイナスを記録しているため、成長性に大きな懸念があります。

収益性: B(普通水準)

  • 根拠: ROE(実績)8.97%と、一般的な目安の10%をわずかに下回る水準です。過去12ヶ月の営業利益率も3.82%と、特別に高い水準ではありませんが、赤字ではありません。収益性に関しては、大幅な改善が見られるわけではないものの、企業として利益を確保できている普通水準と評価します。

財務健全性: A(良好)

  • 根拠: 自己資本比率48.5%、流動比率202%は、どちらも健全性の目安とされる水準を十分に満たしています。また、Piotroski F-Scoreの財務健全性スコアが3/3点であり、負債比率や株式希薄化の面でも問題がないため、財務基盤は非常に安定していると評価できます。

バリュエーション: C(やや割高)

  • 根拠: PER(会社予想)が23.57倍と、業界平均の10.1倍を大きく上回っており、現在の利益水準から見ると株価はやや割高と判断されます。PBRは0.73倍で業界平均0.7倍とほぼ同水準ですが、PERの割高感が目立つため、総合的には「やや割高」と評価します。市場が将来の回復期待を一定程度織り込んでいる可能性があります。

企業情報

銘柄コード 3374
企業名 内外テック
URL https://www.naigaitec.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 2,560円
EPS(1株利益) 108.61円
年間配当 3.91円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 0.0% 24.8倍 2,692円 1.2%
標準 0.0% 21.5倍 2,340円 -1.6%
悲観 1.0% 18.3倍 2,091円 -3.8%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 2,560円

目標年率 理論株価 判定
15% 1,173円 △ 118%割高
10% 1,465円 △ 75%割高
5% 1,849円 △ 38%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

競合他社

企業名 コード 現在値(円) 時価総額(億円) PER(倍) PBR(倍) ROE(%) 配当利回り(%)
鳥羽洋行 7472 4,020 188 17.49 0.73 5.1 3.73
テクノアルファ 3089 1,236 28 9.87 0.94 12.5 2.83

関連情報

証券会社


このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.24)」によって自動生成されました。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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