令和8年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(直近公表予想からの修正なし)。中間決算自体は会社計画に対して特段の修正要求はなし。市場(アナリスト)予想との比較は資料に記載無し(–)。
- 業績の方向性:売上高は横ばい〜微増(増収)、営業利益は増加(増益)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は大幅減(減益:△34.9%)という混在した結果。
- 注目すべき変化:営業面は改善(営業利益 +19.4%)した一方で、減損(固定資産減損 423 百万円)や為替差損の計上により特別損失・営業外費用が増加し、税引後利益が大きく低下した点が最重要。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上高 83,000 百万円、営業利益 3,600 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 2,500 百万円)。中間の進捗は売上で約45.8%、営業利益で約69.8%、純利益で約53.9%と、営業利益進捗が良好で通期達成の目途は立ちやすいが、一時要因(減損等)の影響をどう織り込むか注視。
- 投資家への示唆:営業収益力(営業利益率の改善)は確認できるが、特別損失・為替損等の一時要因が利益に影を落としている。フリーキャッシュフローは期中マイナスで現金残高も減少しているため、業績の「実質的回収力」(キャッシュ化)も見る必要あり。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:北野建設株式会社
- 主要事業分野:建設事業(主力)、ゴルフ場事業、ホテル事業、広告代理店事業
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 北野 貴裕
- 上場:東証
- コード:1866
- IR問合せ:取締役執行役員経営管理本部長 秋田 孝之(TEL 03-3562-2331)
- 報告概要
- 提出日:令和7年11月12日
- 対象会計期間:令和8年3月期 第2四半期(中間期)連結(令和7年4月1日~令和7年9月30日)
- 決算説明会:無、決算補足説明資料:無
- セグメント(各事業の名称と概要)
- 建設事業:建築・土木工事が主。売上の大部分を占める。
- ゴルフ場事業:ゴルフ場運営・関連サービス。
- ホテル事業:ホテル運営。
- 広告代理店事業:広告販売・代理。
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):25,347,412 株(中間期末)
- 期末自己株式数:1,021,920 株
- 期中平均株式数(中間期):24,310,953 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 決算発表:当中間決算は既公表(令和7年11月12日)
- 株主総会・IRイベント:通期決算発表時期に関連情報(具体日程は通期資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(当中間期:百万円)
- 売上高:37,976(前年同期 37,589、+1.0%) — 会社は中間の個別予想開示なし。通期予想は据え置き。
- 営業利益:2,511(前年同期 2,103、+19.4%) — 増益で進捗良好。
- 経常利益:2,543(前年同期 2,490、+2.1%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,347(前年同期 2,070、△34.9%)
- サプライズの要因
- 営業利益は売上総利益の増加と販管費の増加幅が相対的に小さかったため改善。
- ただし、特別損失(減損損失 423 百万円、立退料 37 百万円 等、合計 特別損失 467 百万円)と営業外の為替差損(176 百万円)が発生し、税負担増(法人税等 増加)と相まって純利益を大きく押し下げた。
- 通期への影響
- 会社は通期予想の修正を行っていない。営業面の回復が続けば通期の営業利益予想達成は見込みやすいが、減損等の一時要因が追加で発生する場合は純利益面で下振れリスクあり。
財務指標(要点)
- 財務諸表概況(主要数値:百万円)
- 総資産:75,356(前期末 75,589、△0.3%)
- 純資産:48,823(前期末 47,229、+3.4%)
- 自己資本比率:64.0%(安定水準)
- 現金及び預金:16,395(前期末 18,750、減少)
- 損益(中間期間:百万円)
- 売上高:37,976(+1.0%:前年 37,589、増加額 387)
- 営業利益:2,511(+19.4%:前年 2,103、増加額 408)
- 経常利益:2,543(+2.1%:前年 2,490、増加額 53)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,347(△34.9%:前年 2,070、減少額 △723)
- 1株当たり中間純利益(調整後):55.43 円(前期 87.08 円、株式分割を考慮済)
- 収益性指標(概算/参考)
- 営業利益率(当中間期):2,511 / 37,976 = 約 6.61%(業種平均との比較は業種で差異あり)
- 通期予想ベースの営業利益率:3,600 / 83,000 = 約 4.34%
- ROE(通期業績予想ベースの概算):2,500 / 48,823 = 約 5.12%(目安 8%未満 → やや弱め)
- ROA(通期業績予想ベースの概算):2,500 / 75,356 = 約 3.32%(目安 5%未満 → やや弱め)
(注)ROE/ROAは通期予想を純利益で用いて概算した値。厳密な年換算等は考慮していません。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:37,976 / 83,000 = 約 45.8%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:2,511 / 3,600 = 約 69.8%(順調、上振れ余地あり)
- 純利益進捗率:1,347 / 2,500 = 約 53.9%(一時要因で純利益は前年割れ)
- キャッシュフロー(中間累計:百万円)
- 営業CF:△842(前年同期 △6,029 → 営業CFはマイナスだが悪化幅は縮小)
- 投資CF:△1,115(主な支出:定期預金の預入増、無形/有形固定資産取得等)
- 財務CF:△678(配当支払 667 百万円等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):△1,957(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:△842 / 1,351 = 約 △0.62(目安 1.0以上が健全 → 今期中間は未達)
- 現金及び現金同等物残高:15,034(期首 18,027 → △2,993 減少)
- 主因:支払手形・仕入債務の減少や未成工事支出金の増加等、運転資本の流出が影響。
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は掲載なし(中間累計ベースでの比較のみ)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:合計 467 百万円(内訳:固定資産減損損失 423 百万円、立退料 37 百万円、固定資産処分損 等)
- 減損は「建設事業」セグメントで計上
- 営業外/一時的要因:為替差損 176 百万円(前年同期は為替差益 249 百万円)
- 一時要因の影響:これら一時的費用・損失が税引後利益を大幅に圧迫。特別損失を除くと営業利益ベースの改善は純利益にも好影響を与える想定。
- 継続性の判断:減損は基本的に一時的(該当資産の回復がなければ再発の可能性は低いが、事業環境の悪化により追加リスクあり)。為替損は外部要因につき変動性あり。
配当
- 中間配当:0.00 円(中間)
- 期末配当(予想):27.50 円(株式分割後表示。分割前ベースでは期末配当 110 円)
- 年間配当予想(通期):27.50 円(合計。注:通期は中間0 + 期末27.5)
- 配当性向(予想ベース、概算):27.5 / 103.91(予想EPS) ≒ 約 26.5%
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 株主還元方針:直近の予想修正は無し。自己株式取得は当中期間にわずか(自己株式取得支出 4 百万円)実施。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出より)
- 有形固定資産取得による支出(当中間期累計):約 257 百万円(前年同期 161 百万円)
- 減価償却費:394 百万円(当中間期)
- 研究開発費:資料に明記なし(–)
受注・在庫状況(建設事業)
- 受注状況(当中間期:百万円)
- 期中受注工事高:25,229(前中間 44,019 → 受注は減少)
- 期中完成工事高:35,716(前中間 35,489)
- 期末繰越工事高(受注残):82,079(前中間 78,704 → 増加)
- Book-to-Bill(受注/完成)= 25,229 / 35,716 ≒ 0.71(当該期間は受注<完成)
- 受注形態(比率)
- 特命 vs 競争:合計で特命 31.3%/競争 68.7%(前期と大きな変化なし)
- 公共/民間:期末繰越工事高では公共 14,379、民間 67,699(民間比率が高い)
セグメント別情報
- 建設事業
- 売上高:36,062 百万円(前年同期比 +0.7%)
- セグメント利益:2,241 百万円(前年同期比 +15.6%)
- 備考:固定資産の減損(423 百万円)を計上
- ゴルフ場事業
- 売上高:177 百万円(前年同期比 +3.4%)
- セグメント利益:26 百万円(前年同期比 △22.3%)
- ホテル事業
- 売上高:1,412 百万円(前年同期比 +10.2%)
- セグメント利益:223 百万円(前年同期比 +81.1%)
- 広告代理店事業
- 売上高:41 百万円(前年同期比 +4.4%)
- セグメント利益:3 百万円(前年同期は7百万円の損失 → 改善)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内の中期計画進捗の詳細は記載なし(–)
- KPI達成状況:特段の明示なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントより)
- 建設業界は政府・民間建設投資は底堅く推移するものの、労働力不足・労務費上昇・原材料高騰・為替変動・受注競争激化などの下押しリスクあり。
- ホテル事業は堅調に推移。
- 競合比較:資料に同業他社比較は記載なし(–)
今後の見通し(会社予想等)
- 通期業績予想(令和7年4月1日~令和8年3月31日、百万円)
- 売上高:83,000(+2.7%)
- 営業利益:3,600(△1.1%)
- 経常利益:4,000(△1.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,500(△26.1%)
- 直近公表の修正:無し
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載は無し。現時点で通期据置だが、為替や資材コスト、追加の減損等の発生がリスク。
- 主なリスク要因:労務費・原材料価格上昇、為替変動、受注環境の悪化、追加減損等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
- 提示の数値は百万円未満切捨て。株式分割(令和7年10月1日:1→4)を前提とした1株当たり数値は調整済み。
- 不明な項目は — と表示。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1866 |
| 企業名 | 北野建設 |
| URL | http://www.kitano.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。
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