2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に対する修正はなし。ただし第3四半期累計は利益面で想定を下回っている(売上は通期進捗で一定程度確保されたが営業損失に転じた)。市場予想との比較データは開示なし(–)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収・減益(累計)」。第3四半期累計:売上高10,820百万円(△25.2%)、営業損失12百万円(前年は営業利益903百万円)、経常損失110百万円、四半期純損失80百万円。
- 注目すべき変化:製品群別では医農薬関連化学品が4,127百万円(△41.1%)と大幅減少。期中で棚卸資産が増加(商品及び製品 7,045百万円→増)し、売掛金は減少。会計方針変更(原価差異の繰延処理廃止)を第1四半期から遡及適用。
- 今後の見通し:通期予想(売上18,000百万円、営業利益200百万円、当期利益30百万円、EPS 6.13円)に修正はなし。第3四半期累計時点の進捗は売上60.1%だが、利益面はマイナス進捗で通期達成には利益回復が必須。
- 投資家への示唆:需要減(北米・欧州向けの医農薬・光学関連)に伴う数量低下が主因。売価改定・コスト削減で下支えしているが、数量回復か追加の利益改善策が出ない限り通期利益達成は不確実。会計方針変更の影響を把握すること(遡及適用で過去比較に注意)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:広栄化学株式会社
- 主要事業分野:ファイン製品事業(医農薬関連化学品、機能性化学品、光学材料等の製造・販売)
- 代表者名:代表取締役社長 佐々木 康彰
- 上場取引所:東証(コード 4367)、URL https://www.koeichem.com/
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月28日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、非連結・日本基準)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 単一セグメント:ファイン製品事業(注記によりセグメント情報は省略)
- 製品グループ例:医農薬関連化学品、機能性化学品、その他
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末):4,900,000株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):4,891,020株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済み
- IRイベント:決算説明会実施(機関向け)。その他予定は開示なし。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較、累計値→通期予想)
- 売上高:累計10,820百万円。通期予想18,000百万円に対する進捗率 60.1%(10,820/18,000)
- 営業利益:累計△12百万円。通期予想200百万円に対する進捗率は数値的には -6.0%(ただし負値のため「未達・達成困難」のシグナル)
- 純利益:累計△80百万円。通期予想30百万円に対する進捗率 -266.7%(未達)
- サプライズの要因:
- 主要因は販売数量の減少(北米・欧州向け医農薬関連製品、光学材料製品の販売減)による売上減少。
- コスト面では原料価格低下や固定費削減の増益要因があるが、数量差損等が上回り利益悪化。
- 会計方針変更(原価差異の繰延処理廃止)の遡及適用が行われている点に留意(比較数値は遡及後の数値)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、現時点で利益がマイナスであることから利益回復がなければ通期計画達成は難しい可能性が高い。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:36,381百万円(前期末 35,218百万円、+1,162百万円)
- 純資産:21,143百万円(前期末 21,616百万円、△472百万円)
- 自己資本比率:58.1%(前期末 61.4% → 58.1%(安定水準))
- 現金及び預金:574百万円(前期末 324百万円、+250百万円)
- 買掛金:3,824百万円(増加)、短期借入金:2,750百万円(増加)、長期借入金:2,650百万円(減少)
- 収益性(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:10,820百万円(前年同期 14,457百万円、△25.2%/△3,636百万円)
- 売上総利益:3,640百万円(前年 4,078百万円、△10.7%)
- 営業利益:△12百万円(前年 903百万円、前年同期比で大幅悪化)
- 経常利益:△110百万円(前年 758百万円)
- 四半期純利益:△80百万円(前年 498百万円)
- 1株当たり四半期純利益:△16.55円(前年 101.89円)
- 収益性指標(会社予想ベース/通期)
- ROE(会社通期予想ベース):約0.14%(当期純利益予想30百万円/純資産21,143百万円)(目安:8%以上が良好 → 現状は低い)
- ROA(会社通期予想ベース):約0.08%(当期純利益予想30百万円/総資産36,381百万円)(目安:5%以上が良好 → 現状は低い)
- 営業利益率(第3Q累計):約 -0.11%(△12/10,820)(前年同期間は約6.25%)
- 進捗率分析(第3四半期累計 vs 通期予想)
- 売上高進捗率:60.1%(10,820/18,000)
- 営業利益進捗率:数値的には -6.0%(マイナスのため意味は限定的)
- 純利益進捗率:-266.7%(累計損失が通期予想利益を大きく下回る)
- 過去同期間との比較:売上・利益とも前年同期から大きく悪化(売上△25.2%、営業利益は903→△12)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)
- 現預金は増加(324→574百万円)
- 減価償却費(第3四半期累計):2,102百万円(前年同期 2,276百万円)
- フリーCF等の詳細:–(未作成)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期単独の詳細は未開示(累計値のみ)。季節性の影響は製造業で見られる旨の言及あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:58.1%(安定水準)
- 流動比率(概算):流動資産15,894 / 流動負債9,419 = 約168.8%(流動性は確保)
- 負債合計:15,237百万円(前期 13,602百万円、増加)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易計算):売上高/総資産(通期予想ベース)= 18,000/36,381 ≒ 0.50回(回転はやや低め)
- セグメント別
- 単一セグメントのため、製品グループ別売上を記載(前年同期→当第3四半期累計)
- 医農薬関連化学品:7,010 → 4,127(△2,883、△41.1%)
- 機能性化学品:5,394 → 4,526(△867、△16.1%)
- その他:2,052 → 2,166(+114、+5.6%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:6百万円(固定資産売却益等小口)
- 特別損失:8百万円(固定資産除却損等)
- 一時的要因の影響:金額は小額で業績悪化の主因ではない。業績悪化は主に販売数量減による(構造的・需要側の問題)。
- 継続性の判断:特別項目は一時的。売上減少の継続性は取引先需要や地政学リスクに依存。
配当
- 配当実績と予想(1株あたり)
- 2025年3月期:中間 50円、期末 50円、年間 100円
- 2026年3月期:中間(第2四半期)30円(実績)、期末予想 50円、年間予想 80円(修正なし)
- 配当利回り:株価未提示のため計算不可(–)
- 配当性向(会社通期予想ベース):配当80円 / EPS 6.13円 ≒ 1306%(通期予想EPSが小さいため極めて高い数値となる。実務上は異常値であり、会社の配当方針・特別要因を確認する必要あり)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細開示なし(–)
- 減価償却費(第3四半期累計):2,102百万円(前年 2,276百万円)
- 研究開発費(試験研究費):744百万円(第3四半期累計、前年 872百万円)
- 主な投資・R&Dテーマ:開示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残等の開示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:7,045百万円(前期末 4,244百万円、増加)
- 仕掛品:2,037百万円(前期末 1,662百万円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:2,356百万円(前期末 2,052百万円、増加)
- 在庫総額が増加しており、在庫回転や需給の偏りに注意が必要。
セグメント別情報
- 売上構成(第3四半期累計)
- 医農薬関連化学品 4,127百万円(構成比 38.1%)
- 機能性化学品 4,526百万円(構成比 41.9%)
- その他 2,166百万円(構成比 20.0%)
- 重要ポイント:医農薬関連化学品の大幅減が業績悪化の主因。地域別(北米・欧州)の販売減が指摘されている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料内での言及はあるが、進捗KPI等の詳細は本短信に記載なし(–)。
- KPI達成状況:売上・利益面で前年実績を下回っており、計画達成には改善が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:堅調なインバウンド等の国内需要改善もある一方、米国の関税政策、地政学的不安定、為替変動がリスクとして挙げられている。
- 競合比較:同業他社との比較データは開示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正なし):売上 18,000百万円(△10.1%)、営業利益 200百万円(△64.7%)、経常利益 100百万円(△71.9%)、当期純利益 30百万円(△89.6%)、EPS 6.13円
- 会社の前提条件等:特になし(為替・原料前提等は明示なし)
- 予想の信頼性:
- 第3四半期累計の進捗(利益がマイナス)を踏まえると、下期での収益改善(販売数量回復または追加のコスト削減)が必須。会社は現時点で予想修正していないが達成可能性は下期の改善に依存。
- リスク要因:
- 需要回復が遅れること(特に北米・欧州向け)
- 為替変動、原材料価格変動
- 地政学リスク・関税政策等
- 在庫増・受注動向の悪化
重要な注記
- 会計方針の変更:原価差異の繰延処理を廃止(第1四半期から適用、遡及適用)。遡及適用により前期比較数値は調整済み。これにより前第3四半期累計の売上原価が201百万円減少し、営業利益等が同額増加する影響があった。
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期累計)。
- 添付財務諸表のレビュー(公認会計士によるレビュー):無
(注)不明な項目は「–」で表記しています。本資料は提供された決算短信の記載に基づく要約です。投資判断や助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4367 |
| 企業名 | 広栄化学 |
| URL | https://www.koeichem.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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