2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に変更なし。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。中間決算は概ね予想範囲内と判断される(会社は業績見通しを据え置き)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(51,693百万円、△3.0%)だが、収益性が改善し増益(営業利益5,032百万円、+40.7%;親会社帰属中間利益3,809百万円、+70.2%)。
  • 注目すべき変化:セグメント別では、通信計測が減収(30,933百円、△9.0%)ながらコスト管理で営業利益改善(3,947百万円、+55.3%)。PQAは増収増益(売上14,538百円、+11.9%/営業利益1,454百円、+37.2%)。環境計測は受注遅延で減収減益(売上2,936百、△16.8%、営業損失97百)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上123,000百、営業利益15,000百、当期利益11,000百)に変更なし。中間の進捗は売上進捗42.0%、営業利益進捗33.5%、当期利益進捗34.6%で、営業利益・当期利益は通期に向けてやや下期偏重の進捗。
  • 投資家への示唆:受注高・受注残高は増加(受注55,030百(+2.9%)、受注残37,556百(+10.3%))しており将来の売上化余地あり。特にPQAは内需主導で強く、通信計測は在庫圧縮やコスト管理で利益率改善が確認された。一方、環境計測の回復時期に注意。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:アンリツ株式会社(Anritsu Corporation)
    • 主要事業分野:通信計測事業(デジタル通信/IPネットワーク測定器、光通信用測定器、移動通信用測定器等)、PQA(自動重量選別機、異物検出等の品質保証機器)、環境計測(EV/電池試験装置、映像監視等)、その他(センシング&デバイス、物流等)
    • 代表者名:代表取締役社長 濱田 宏一
    • 問合せ先(CFO):取締役 常務執行役員 CFO 杉田 俊一(TEL 046-296-6507)
  • 報告概要
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、2025年4月1日〜2025年9月30日
    • 決算補足説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント(報告セグメント)
    • 通信計測:通信用及び汎用計測器、測定システム、サービス・アシュアランス
    • PQA:自動重量選別機、自動電子計量機、異物検出機等(食品・医薬等向け)
    • 環境計測:EV/電池試験装置、ローカル5G支援、映像監視ソリューション
    • その他:センシング&デバイス、物流、厚生サービス、不動産賃貸等
  • 発行済株式等
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):135,870,594株(2026中間期)
    • 期末自己株式数:7,882,536株(2026中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):128,103,823株
    • 時価総額:–(資料なし)
  • 今後の予定
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月3日
    • 決算説明会:2025年10月30日に開催予定(資料は同社HP掲載予定)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ、当中間期に対する中間予想は非開示)
    • 売上高:51,693百円(前年同期53,309百円、△3.0%) → 通期予想123,000百に対する進捗率 42.0%
    • 営業利益:5,032百円(前年同期3,576百円、+40.7%) → 通期予想15,000百に対する進捗率 33.5%
    • 親会社に帰属する中間利益:3,809百円(前年同期2,237百円、+70.2%) → 通期予想11,000百に対する進捗率 34.6%
  • サプライズの要因
    • 営業利益・純利益が大幅増加:主因は棚卸資産圧縮やコストコントロール(通信計測)およびPQAの需要拡大。金融費用減(前年同期比)や一部営業外収益の増加も寄与。
    • 売上は通信計測の回復遅れで減少。ただし受注高は増加しており下期にて売上回復の余地あり。
  • 通期への影響
    • 会社は通期見通しを据え置き。中間の進捗は売上でやや遅れがみられる一方、利益面は下期目標達成に向け一定の余地。為替前提は1USD=145円(参考)。

財務指標(要点)

  • 損益(中間:2025/4/1–2025/9/30、単位:百万円)
    • 売上収益:51,693(△3.0%、前年53,309、差△1,616)
    • 売上総利益:25,678(売上比 49.7%)
    • 営業利益:5,032(+40.7%)、営業利益率 9.7%(前年同期約6.7%) — 増益・改善(業種平均はセグメントにより異なるが、改善は評価できる)
    • 税引前利益:5,356(+58.4%)
    • 中間利益(当期利益):3,809(+70.2%)
    • 1株当たり中間利益(EPS):29.74円(前年同期 16.98円)
  • 主要財政指標(中間期末:2025/9/30、単位:百万円)
    • 資産合計:159,958
    • 資本合計:124,859
    • 親会社所有者帰属持分比率:78.1%(安定水準。目安:40%以上で安定)
    • 有利子負債:6,107(デット・エクイティ・レシオ 0.05)
  • 収益性指標(概算)
    • 営業利益率:9.7%(改善。高いほど良い)
    • ROE(年率化概算):約6.1%(計算式:中間親会社帰属利益3,809×2 ÷ 親会社持分124,859)。目安:8%以上で良好 → やや未達
    • ROA(年率化概算):約4.8%(3,809×2 ÷ 資産合計159,958)。目安:5%以上で良好 → やや未達
    • 注記:上記ROE/ROAは中間数値を単純に年率換算した概算値
  • 進捗率分析(通期見通しに対する進捗)
    • 売上高進捗率:51,693 / 123,000 = 42.0%(前年同時点の進捗は約47.2%)
    • 営業利益進捗率:5,032 / 15,000 = 33.5%(前年同時点は約29.5%)
    • 純利益進捗率:3,809 / 11,000 = 34.6%
    • コメント:売上はやや進捗遅れだが、利益は改善し通期計画達成の余地ありと会社は判断(見通し据え置き)
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:8,481百円(前年同期10,767、△2,286) — 営業CF/純利益比率:8,481 / 3,809 ≒ 2.23(目安1.0以上で健全 → 良好)
    • 投資CF:△1,352百円(有形・無形資産取得が主)
    • 財務CF:△3,106百円(配当金支払2,579百円、自己株取得等)
    • フリーCF:7,128百円(営業CF − 投資CF、前年9,251 → 減少)
    • 現金同等物残高:54,564百円(前期末比 +4,469)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 2026/Q1 売上 23,620、Q2 28,073。季節性で上期後半に売上集中の傾向あり。
    • 営業利益:Q1 1,339/Q2 3,693(QoQ増)、季節性と受注・出荷の関係が影響。
  • 財務安全性・効率性
    • 親会社所有者帰属持分比率78.1%(安定)、デット・エクイティ0.05(低水準、保守的)
    • 棚卸資産は中間期で24,085百(前期末22,425→増加)、在庫回転等は開示無し(–)。

特別損益・一時的要因

  • 会計上の変更・見積りの変更:無し
  • 特別利益/特別損失:決算短信に記載の大きな特別損益は無し(当中間期に関する主な要因は棚卸圧縮とコスト管理)
  • その他包括利益:為替換算差額がプラス690百円(前年同期は△1,831百円)に改善。これが中間包括利益増加(4,466百)に寄与。

配当

  • 中間配当:20円(実績、支払予定日 2025/12/3)
  • 期末配当(予想):20円
  • 年間配当予想:40円(変更無し)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 株主還元方針:自己株式の取得・処分の動きあり(当中間期に自己株式取得により自己株式残高増、支出1,342百円)。特別配当は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間):有形固定資産取得支出 1,354百円(投資CF支出)
  • 通期設備投資見通し:5,500百円(会社予想)
  • 減価償却費(中間):2,839百円(前年同期比114百減)
  • 研究開発費(中間):4,305百円(前年同期4,824百 → 減少)
    • 通期見通し:11,000百円(対売上比目安 約8.9%)
  • 主な投資テーマ:資料では主要製品分野(通信計測:次世代通信対応、PQA:自動化、省人化機器等、環境計測:EV/電池試験等)

受注・在庫状況

  • 受注高(中間):55,030百円(+2.9% YoY)
  • 受注残高(中間末):37,556百円(+10.3% YoY) → 将来の売上化期待
  • 棚卸資産(中間末):24,085百円(前年同期22,425→増加) — 在庫の内訳・回転日数は開示無し(–)
  • Book-to-Bill:受注高/売上高 = 55,030 / 51,693 ≒ 1.06(受注が売上を上回り成長の余地)

セグメント別情報(中間)

  • 通信計測:売上 30,933百(△9.0%)、営業利益 3,947百(+55.3%)
    • 需要はスマホ出荷回復・5G/NTN等の長期需要見込みだが、米国関税の影響で投資回復が遅れた。棚卸圧縮等で収益性改善。
  • PQA:売上 14,538百(+11.9%)、営業利益 1,454百(+37.2%)
    • 国内での自動重量選別機需要、計量制度改正対応、新製品投入が寄与。
  • 環境計測:売上 2,936百(△16.8%)、営業損失97百(前期は63百利益)
    • EV/電池向け試験の投資延伸が影響。回復タイミングに留意。
  • その他:売上 3,284百(+17.2%)、営業利益 740百(+17.7%)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の詳細は別資料(公表済であればそちら参照)。今回の中間実績は通期目標(売上123,000、営業利益15,000)に向け受注は底上げ、利益率も改善しており整合性は概ね保たれている。ただし環境計測の回復時期が不確実要素。
  • KPI達成状況:会社公表のセグメント別通期見通しに対し中間進捗はセグメントにより差異あり(通信:通期77,000目標に対し中間30,933、PQAは中間14,538で通期30,000に向け順調等)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:スマートフォン回復、5G利活用(Automotive、IoT、Wi‑Fi7、NTN、Release18等)、データセンターの大容量化(800GE等)で光デバイス需要が拡大。PQAは食品メーカーの省人化投資が継続。環境計測はEV/電池投資の地域/政策影響を受けやすい。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に無し(–)。通信計測分野は技術進化が速く競争・価格圧力に注意。

今後の見通し

  • 業績予想
    • 通期(2025/4/1–2026/3/31)会社予想:売上収益 123,000百、営業利益 15,000百、税引前利益 15,000百、当期利益 11,000百(親会社帰属当期利益 11,000百)。想定為替レート 1USD=145円(参考)。
    • 直近公表の業績予想から修正なし。
  • 予想の信頼性
    • 会社は期初予想を据え置き。過去の予想達成傾向は年による変動あり(資料P20に推移)。現状は受注増・在庫調整・コスト管理で達成見込みだが、外部要因(為替・米国関税等)がリスク。
  • リスク要因
    • 為替変動、米国関税政策や顧客投資の先送り、半導体等部材調達、価格競争、各国の景況変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • 業績見通しに関する注意:達成は確約されていない旨の注記あり

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6754
企業名 アンリツ
URL http://www.anritsu.com/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.17)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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