2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想(未修正)からの修正は無し。中間実績は市場予想との照合情報は無いため「ほぼ予想通り/不明」と記載しますが、会社予想に対する中間の進捗は売上は良好、利益は想定どおり下期偏重。
  • 業績の方向性:増収(売上収益7,238百万円、前年同期比+7.5%)だが中間では赤字(親会社所有者帰属中間損失△202百万円)で「増収減益(損失縮小)」の状況。
  • 注目すべき変化:音響機器事業および情報機器事業の双方で売上が増加。音響機器のセグメント営業利益は502百万円(前年同期比+51.1%)に改善。構造改革費用として販売・製造拠点の人員削減費用58百万円を計上。
  • 今後の見通し:通期予想(売上16,000百万円、営業利益350百万円、親会社帰属当期利益100百万円)は据え置き。会社は下半期に売上・利益が偏重すると明示しており、下期での回復を前提としている。
  • 投資家への示唆:下期偏重の季節性(BtoCは第3四半期、BtoBは第4四半期)と一時の構造改革費用がある点を注視。財務は流動性は確保されているが自己資本比率30.5%と保守的な目安(40%)より低く、為替・米国通商政策等外的リスクも引き続き留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ティアック株式会社
    • 主要事業分野:音響機器事業(ESOTERIC/TEAC/TASCAMブランドの製造販売)および情報機器事業(機内エンターテインメント、医用画像記録再生機器、計測機器等)
    • 代表者名:代表取締役社長 英 裕治
    • 上場市場/コード:東証/6803
    • IR問合せ:財務企画部長 福田浩一(TEL 042-356-9178)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月7日
    • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年9月30日(第2四半期・中間期、IFRS・連結)
    • 決算説明会:無、補足資料作成:無
  • セグメント:
    • 音響機器事業:プレミアムオーディオ(ESOTERIC/TEAC)、音楽制作・業務用オーディオ(TASCAM)
    • 情報機器事業:機内エンターテインメント、医用画像記録再生機器、計測機器 等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:28,931,713株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(中間期):28,802,613株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • IRイベント:決算説明会:無(その他イベントは未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較、達成率)
    • 売上高:中間売上収益 7,238百万円。通期予想16,000百万円に対する進捗率 45.2%(7,238/16,000)。
    • 営業利益:中間は△226百万円(営業損失)。通期予想350百万円に対する単純進捗は算術的に負(△226/350 = △64.6%)で「中間は赤字、下期で黒字化を見込む構成」。
    • 純利益(親会社帰属):中間△202百万円。通期予想100百万円に対する進捗も算術的に負(△202/100 = △202%)。
  • サプライズの要因:
    • 主な一時要因:構造改革費用(人員削減)58百万円の計上。
    • ポジティブ要因:TASCAMのBtoB、情報機器の医用画像記録再生機器・ソリューションが好調、金融費用(為替含む)圧縮により金融費用純額が改善。
    • ネガ要因:プレミアムオーディオの一部カテゴリーは米国通商政策の影響や供給不安で低調、輸入ブランド(Tannoy等)の供給不安。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想の修正無し。下期偏重の季節性を考慮しており、通期予想達成は下期の回復次第。中間の在庫増(後述)や米国市場の不確実性がリスク要因。

財務指標

  • 財務諸表(要点、単位:百万円)
    • 売上収益:7,238(前年同期 6,736、+7.5%)
    • 営業利益:△226(前年同期 △282 → 損失縮小)
    • 税引前利益:△241(前年同期 △361)
    • 親会社所有者帰属中間利益:△202(前年同期 △344)
    • 総資産:10,914(前期末 10,815、+99)
    • 資本合計:3,329(前期末 3,558、△229)
    • 現金及び現金同等物:1,464(前期末 1,552、△87)
    • 棚卸資産:4,157(前期末 3,661、+497)
  • 収益性(主要数値)
    • 売上高:7,238百万円(+7.5%、金額差 +502)
    • 営業利益:△226百万円(前年同期比改善 +56百万円)
    • 営業利益率:△3.12%(=△226/7,238)(前年同期 △4.19%→改善)
    • 税引前利益:△241百万円(前年同期比改善 +120百万円)
    • 親会社帰属中間利益:△202百万円(前年同期比改善 +142百万円)
    • EPS(基本):△7.01円(前年同期 △11.96円)
  • 収益性指標(目安コメント)
    • ROE:△202 / 3,329 = △6.07%(負、目安:8%以上で良好 → 現状は負)
    • ROA:△202 / 10,914 = △1.85%(負、目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:△3.12%(改善傾向だが業種別平均と比較要)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:45.2%(通常の中間進捗としてはやや高め。だが下期偏重の事業特性あり)
    • 営業利益進捗率:計算上マイナス(中間は損失)、下期で黒字化が必須
    • 純利益進捗率:計算上マイナス(中間は損失)
    • 過去同期間との比較:売上・営業損失いずれも前年同期より改善
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF:△34(前年同期 +105 → 営業CF悪化)
    • 投資CF:△83(前年同期 △85 → ほぼ同額、主に有形無形資産取得:82百万円)
    • 財務CF:+27(前年同期 +150 → 短期借入の純増が前年ほど大きくない)
    • フリーCF:営業CF−投資CF = △117(資金流出)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△34)/親会社帰属当期損失(△202) = 0.17(目安1.0以上良好 → 未達)
    • 現金同等物残高:1,464百万円(中間末、前期末 1,552)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別の詳細数値は短信に四半期毎の内訳なし。ただし会社コメントでBtoCは第3四半期、BtoBは第4四半期が需要期と明示(下期偏重)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:30.5%(目安40%以上で安定 → 30.5%はやや低め)
    • 流動比率:流動資産8,691 / 流動負債6,248 ≒ 1.39(1.0以上で短期支払能力は確保)
    • 有利子負債:社債及び借入金(期末合計)3,652百万円(短期3,073+長期579)。現金との差し引きで概算ネットデット ≒ 2,188百万円
  • 効率性
    • 総資産回転率:売上7,238 / 総資産10,914 ≒ 0.66回(年率換算の目安)
  • セグメント別(中間)
    • 音響機器事業:売上 5,124百万円(+5.6%)、セグメント営業利益 502百万円(+51.1%)
    • 情報機器事業:売上 1,809百万円(+16.4%)、セグメント営業損失 △84百万円(損失縮小、前年 △102)
    • セグメント合算:外部売上 7,238百万円、セグメント営業利益合計 419百万円(ただし全社共通費用等を控除後の営業損失は△226百万円)
  • 財務の解説:
    • 売上は増加、原価・販管費の管理で営業損失は縮小。だが棚卸資産が大幅増(+497百万円)しており在庫管理や需要変動のリスクに注意。借入はやや増加し現金は減少、営業CFはマイナスでフリーCFはマイナスとなっているため下期のキャッシュ創出が重要。

特別損益・一時的要因

  • 特別損益:
    • 構造改革費用(個別開示項目)58百万円(人員削減費用)を計上。
  • 一時的要因の影響:
    • 上記費用が営業損失を圧迫しているが金額は限定的。為替や金融収支の改善は一過性でない可能性あり(継続の可能性は状況依存)。
  • 継続性の判断:
    • 構造改革は一時費用だが合理化効果は今後の期間に寄与する可能性あり。TEAC UK LTD.の清算(後述)も今後の費用/効果要因となる。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0円(2026年3月期中間期)
    • 期末配当:予想 1.00円(通期合計 1.00円、前期も合計1.00円)
    • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
    • 配当性向:通期予想の当期利益に対する配当性向 = 1.00百万円(配当総額想定)/100百万円(当期利益予想) = 1.0%(極めて低い)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自社株買い等の開示なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFより)
    • 当中間期の有形・無形資産取得支出:約82百万円(前年同期 85百万円)
    • 主な投資内容:資料に詳細記載なし(計上額のみ)
    • 減価償却費:中間期で249百万円(前年 247百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費の明示額は無し(販管費内に含まれる可能性あり)
    • 主なテーマ:高度な記録再生技術を基に医用、計測、半導体、移動体向けの製品開発と記載(定性的)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高/受注残高の明示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:4,157百万円(前期末 3,661、+497百万円)→ 在庫増加は製品組立、前倒し調達、需要変化などが考えられる。過剰在庫リスクに注意。
    • 在庫回転日数:記載なし(–)

セグメント別情報(補足)

  • 音響機器事業:音響機器全体で増収。特にTASCAM(業務用)とTEACブランドの一部商品が海外で好調。ESOTERICのネットワークカテゴリーは好調だが高額カテゴリーの地域差で減収の側面あり。
  • 情報機器事業:医用画像記録機器、機内エンタメ、ソリューションが好調で売上大幅増。セグメント損失は縮小。
  • 地域別売上:地域別数値の詳細は無し。為替(期中平均:USD146.04円、決算日の直物148.88円、EUR期中平均168.06円)による影響記載あり。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:短信に明確な中期数値は記載無し(–)。
  • KPI達成状況:特に開示無し。ただし各ブランドの高付加価値化や海外拡販、人材・マーケティング投資を進める方針。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社比較データは短信に記載無し(–)。
  • 市場動向:米国の通商政策や物価上昇が購買マインドや高額商品の販売に影響。ティアックはニッチトップ(高付加価値製品)戦略を継続。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上 16,000百万円(+2.1%)、営業利益 350百万円(+2.9%)、税引前利益 150百万円(+152.9%)、親会社帰属当期利益 100百万円(+23.3%)、EPS 3.47円
  • 予想の信頼性:会社は下期偏重の季節性を明示。過去の予想達成傾向は短信に記載無し(–)。
  • リスク要因:
    • 為替変動(USD/EUR変動)、米国の通商政策による需要変動
    • 在庫増加による価格変動リスクや陳腐化
    • 下期の需要が期待どおりに回復しない場合、通期予想達成に不確実性

重要な注記

  • 会計方針:IFRS移行に係る会計方針の変更無し。中間決算は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
  • 重要な後発事象:
    • 連結孫会社 TEAC UK LTD.(英国)を解散・清算することを2025年11月7日付で決議。清算完了予定日:2026年2月16日。業績への影響は現在精査中。
  • その他:当中間期に連結範囲の変更無し。発行済株式数等の変更無し。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6803
企業名 ティアック
URL http://www.teac.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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