2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想からの上方/下方修正は無し(通期予想の修正なし)。市場予想は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収(売上高+4.8%)・営業黒字転換(営業損失→営業利益267百万円)だが、一時費用計上で当期純損失拡大(親会社株主帰属中間純損失△1,205百万円)。
- 注目すべき変化:構造改革費用1,659百万円(生産設備解体引当1,331百万円、減損255百万円、棚卸評価損72百万円)を計上した点が最大の影響要因。これが中間純損失拡大の主因。
- 今後の見通し:通期予想に変更はなく、通期に対する進捗は売上高42.5%、営業利益59.3%と概ね順調(営業・経常は既に計画に近い/経常は通期計画を上回る水準)。ただし構造改革費用の影響で純損失は中間で累積している。
- 投資家への示唆:営業面では肥料の販売数量回復と化学品の拡大で改善が見られるが、今回の中間純損失は一時的な構造改革費用が主因。注視すべきは(1)構造改革による継続的なコスト削減効果の実現、(2)化学品事業の海外展開・成長性、(3)キャッシュ創出と借入金動向。
基本情報
- 企業名:片倉コープアグリ株式会社(コード 4031)
- 主要事業分野:肥料事業、化学品事業(有機・無機素材・化成品等)、不動産事業、その他(食品等)
- 代表者名:代表取締役社長 二井 英一
- 問合せ先:取締役執行役員財経本部長 杉本 真(TEL 03-5216-6611)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料作成の有無:無
- 決算説明会開催の有無:無
- セグメント:
- 肥料:農業用肥料、関連農産物・物流等(販売数量の改善が寄与)
- 化学品:有機素材(化粧品原料等)、無機素材、化成品(工業用リン酸等)
- 不動産:賃貸物件(例:KCA SHIBUYA bldg.竣工)
- その他:食品事業等(連結子会社での水産エキス販売増加等)
- 発行済株式等:
- 期末発行済株式数(普通株式):10,161,686株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:1,203,518株
- 期中平均株式数(中間期):8,958,414株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 株主総会・IRイベント等:–(資料記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が発表している通期予想との進捗比較)
- 売上高:実績19,112百万円、通期予想45,000百万円に対する進捗率42.5%(19,112/45,000)
- 営業利益:実績267百万円、通期予想450百万円に対する進捗率59.3%(267/450)
- 経常利益:実績258百万円、通期予想240百万円に対する達成率107.5%(既に通期計画を上回る)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績△1,205百万円、通期予想△2,000百万円に対する“損失の進捗”約60.3%(△1,205/△2,000)
- サプライズの要因:
- 営業面は販売数量増(肥料)や化学品の販売増で増収・営業黒字転換。
- ただし中間純損失は構造改革費用1,659百万円(設備解体引当1,331、減損255、棚卸評価損72)が直接的な拡大要因。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていない。営業利益・経常利益は通期計画の達成見込みに近く/上回る水準にあるが、純損失は既に大きく出ているため、年度末までの収益改善と残余一時損失の計上状況を注視する必要あり。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計、当中間期:百万円・対前年%)
- 売上高:19,112 百万円(+4.8%/前年中間 18,237)
- 営業利益:267 百万円(前年は営業損失104百万円 → 黒字転換)
- 経常利益:258 百万円(前年は経常損失83百万円 → 黒字転換)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△1,205 百万円(前年 △65百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△134.60円(前年 △7.33円)
- 収益性指標
- 営業利益率:1.4%(267/19,112)※業種平均は業種により差大。目安:高ければ良好
- ROE(目安:8%以上良好):中間実績 約 -5.3%(△1,205 / 純資産22,578) → (参考)マイナス(改善余地あり)
- ROA(目安:5%以上良好):中間実績 約 -2.5%(△1,205 / 総資産48,633)
- 進捗率分析(通期比)
- 売上高進捗率:42.5%(概ね標準的。上半期比でやや偏重)
- 営業利益進捗率:59.3%(通期目標に対して良好な進捗)
- 純利益(損失)進捗率:約60.3%(損失計上のため留意)
- 過去同期間との比較:前年は中間で営業損失だったが今期は営業黒字へ改善
- 貸借対照表(中間末、百万円)
- 総資産:48,633(前期末50,094)
- 純資産:22,578(前期末23,865)
- 自己資本比率:46.3%(前期末47.5%)※目安:40%以上で安定(今回 46.3%:安定水準)
- キャッシュフロー(中間累計、百万円)
- 営業CF:+2,617(前年同期 △280)→ 営業CFは改善しプラス化
- 投資CF:△2,597(前年同期 △970)→ 主に有形固定資産取得支出2,502(建物等:KCA SHIBUYA等)
- 財務CF:+170(前年同期 +1,551)→ 長期借入れ収入2,000等で収支はプラス
- フリーCF:営業CF – 投資CF = +20 百万円(2,617 – 2,597)
- 現金同等物残高:期首2,051 → 期末2,241(増加)
- 営業CF / 純利益比率:営業CF 2,617 に対し親会社中間純損失△1,205 → 営業CFが純損失を上回る(営業による現金創出は良好)
- 四半期(QoQ):資料は中間累計のみ記載。季節性は肥料等で存在する可能性あり(詳細は四半期開示参照)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率46.3%(安定水準)
- 短期借入金:10,720(前期12,310)—減少
- 長期借入金:4,200(前期2,200)—増加(調達で運転・投資資金確保)
- 効率性:
- 総資産回転率等詳細指標は四半期のみの情報では限定的だが、売上増と資産減により若干改善傾向の可能性あり
- セグメント別(中間)
- 肥料:売上15,594百万円(+4.9%)、セグメント損失55百万円(前年 -342 → 大幅改善)
- 化学品:売上3,667百万円(+6.1%)、セグメント利益354百万円(+19.9%)
- 不動産:売上153百万円(+1.3%)、セグメント損失5百万円(前年は利益8)
- その他:売上175百万円(+54.3%)、セグメント利益6百万円(前年は損失18)
- 財務の解説:
- 営業改善(販売数量増・化学品拡大)により営業黒字化。だが構造改革費用の一時計上で純利益は大幅な赤字。営業CFはプラスで、投資CF(主に不動産竣工・設備投資)を差し引いてもフリーCFはほぼ均衡している。
特別損益・一時的要因
- 特別損失合計:1,708百万円(うち構造改革費用1,659百万円、固定資産除売却損48百万円)
- 構造改革費用内訳:生産設備解体費用引当1,331百万円、固定資産減損255百万円、棚卸資産評価損72百万円
- 一時的要因の影響:中間純損失△1,205百万円の主因は上記構造改革費用。一時項目を除くと営業ベースでは黒字化しており、実態業績は改善傾向。
- 継続性の判断:構造改革費用は一時的支出だが、再編後のコスト構造改善効果の実現可否が中長期業績に影響。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年3月期 中間 実績)
- 期末(予想):20.00円(通期配当予想:年間20.00円、直近発表からの修正なし)
- 年間配当予想:20.00円(2026年3月期予想)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(予想純利益が赤字のため算出困難)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載は無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間):有形固定資産取得支出2,502百万円(前年中間 798百万円)—主に不動産(KCA SHIBUYA bldg.等)および生産設備関連
- 減価償却費:631百万円(前年中間 629百万円、ほぼ横ばい)
- 研究開発:R&D費用の明細・対売上比は資料に記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注関連:資料に記載なし(–)
- 在庫(棚卸資産):商品及び製品 10,066百万円(前期 9,268)、原材料及び貯蔵品 6,838百万円(前期 6,242)—在庫は増加(在庫回転の詳細は未記載)
セグメント別情報(補足)
- 肥料:販売数量増で売上伸長。前年の在庫要因による売買差損が縮小し、損失幅が大幅に改善。
- 化学品:工業用リン酸、インドネシア向け化粧品原料の販売増が寄与。セグメント利益率向上。
- 不動産:竣工したビルの経費先行で中間は若干の損失。
- 地域別売上:詳細は記載なし(ただし東南アジア(インドネシア)へ販路拡大中)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年8月29日公表の「中長期成長戦略」に基づき生産拠点再編・化学品分野の海外展開を推進。
- 進捗状況:営業面では成長戦略に沿った化学品拡大と肥料販売回復が確認できるが、構造改革費用の発生により短期的には純利益に負荷。中期的にはコスト構造改善効果が重要。
競合状況や市場動向
- 競合比較・市場シェア:資料に業界比較データは記載なし(–)
- 市場動向:肥料需要は依然低迷の局面との記載がある一方、バイオスティミュラント等新規市場へ参入中。化学品は東南アジア展開や高付加価値素材で成長機会を追求。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上45,000百万円(+8.8%)、営業利益450百万円(△30.8%)、経常利益240百万円(△64.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益△2,000百万円(EPS △223.26円)
- 会社の前提:詳細は添付資料参照(為替等の前提は資料に限定的記載)
- 予想の信頼性:会社は予想未修正。過去の予想達成傾向は資料に記載なし(–)。今回、営業ベースは改善しており、通期営業利益達成の可能性はあるが純利益は一時損失に依存。
- リスク要因:原材料価格・需要動向、構造改革の実行リスク、海外事業の展開・統制リスク、為替・資金調達環境など。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の重要な変更:有(コープエンジニアリング株式会社が吸収合併により連結範囲から除外)
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:原価差異の繰延処理適用等あり(詳細は決算添付資料参照)
- 第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4031 |
| 企業名 | 片倉コープアグリ |
| URL | http://www.katakuraco-op.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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