企業の一言説明
イーディーピーは、人工ダイヤモンドの原料、単結晶ダイヤモンドとその関連素材の開発・製造・販売を手掛けるグロース市場上場企業です。
投資判断のための3つのキーポイント
- 独自の技術力と戦略転換: 高品質な人工単結晶ダイヤモンドの成長技術は独自性が高く、従来の種結晶偏重から宝石事業や大型ウエハ開発への戦略転換を進めています。
- 短期的な業績悪化とリスクの顕在化: SFD Indiaの許認可遅延や市場環境の変化により、直近の業績は大幅な赤字に転落し、2026年3月期も赤字予想。財務・事業リスクが経営に大きな影響を与えています。
- 高水準の信用取引と株価の変動性: 信用倍率が約400倍と異常に高く、将来的な売り圧力が懸念されます。株価は大幅な変動を経験しており、極めて高いボラティリティを示しています。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | D | 停滞・後退 |
| 収益性 | D | 課題あり |
| 財務健全性 | B | 普通 |
| バリュエーション | D | 割高 |
※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 1,273.0円 | – |
| PER | — | 業界平均16.8倍 |
| PBR | (連)12.21倍 | 業界平均1.7倍 |
| 配当利回り | 0.00% | – |
| ROE | (連)-67.55% | – |
1. 企業概要
イーディーピー(EDP Corporation)は、2009年に設立された大阪府豊中市に本社を置く企業です。人工ダイヤモンドの成長技術に特化し、その原料である種結晶、半導体・光学部品用のダイヤモンド基板・ウエハ、熱伝導材料、切削工具素材など幅広い関連素材の開発、製造、販売を手掛けています。特に、高品質な単結晶ダイヤモンドの安定供給を可能にする独自の技術を強みとし、国内外の幅広い産業分野に応用されています。近年では、人工宝石(ラボグロウンダイヤモンド、LGD)市場への参入も進めています。
2. 業界ポジション
イーディーピーは、高品位単結晶ダイヤモンドの製造技術において独自性を持つ企業として、その専門性から特定のニッチ市場で独自の地位を築いています。半導体や光学部品、工具といった工業用途から、近年成長著しい人工宝石用途まで、幅広い領域への展開を目指しています。しかし、事業規模はまだ比較的小さく、市場シェアに関する具体的なデータは限定的です。競合は国内外のダイヤモンド製造・加工技術を持つ企業が挙げられますが、イーディーピーの強みは、高品位な大型単結晶ダイヤモンドの安定生産技術にあります。
財務指標では、PBR(実績)12.21倍と、業界平均PBR 1.7倍を大幅に上回っており、現在の株価は純資産価値と比較して極めて高い評価を受けていると言えます。PERは赤字のため算出不能であり、業界平均PER 16.8倍との比較はできません。
3. 経営戦略
イーディーピーは、従来の種結晶販売に偏重していた事業構造からの転換を最大の経営課題とし、以下の成長戦略を掲げています。
- 宝石事業への本格参入とブランド化: ラボグロウンダイヤモンド(LGD)市場の拡大を見据え、「Japan Made Diamond」ブランドの確立を目指しています。新デザインやカラーダイヤモンドの商品化を進め、海外販売チャネルの拡大を図る計画です。
- 大型ウエハによる市場創成: 半導体など次世代産業におけるダイヤモンド基板の需要増加を捉え、1インチ製品の商品化から、2インチモザイク開発、さらには4インチウエハのロードマップを推進し、新たな市場の創成を目指しています。
- SFD Indiaを通じたグローバル展開: インドでの生産・販売拠点となるSFD Indiaの設立を通じて、グローバル市場での競争力強化を目指しています。しかし、直近で輸入ライセンス取得の遅延により、当期の営業開始ができておらず、業績に大きな影響を与えています。
- コスト削減と資金調達: 設備投資や研究開発への継続的な投資のため、コスト削減と外部からの資金調達を経営の重要課題と位置付けています。
最近の重要な適時開示・イベント:
2026年3月期第3四半期決算短信では、売上高が前年同期比で大幅に減少(-61.3%)し、営業損失、純損失ともに通期予想を既に上回る状況となっています。特に、特別損失として減損損失10億6,571万円を計上しており、SFD Indiaの許認可遅延等の影響が色濃く出た形です。この状況を受けて、通期業績予想は売上高500百万円、営業損失925百万円、純損失1980百万円と大幅な赤字が見込まれています。
決算説明資料からは、経営陣がSFD Indiaの輸入ライセンス取得と営業開始時期、宝石事業の具体的な販売計画、追加資金調達の規模と希薄化の可能性について、市場からの注目が集まっていることが示唆されています。これらは今後の事業展開と株価を左右する重要なイベントです。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
イ―ディーピーの財務品質をPiotroski F-Scoreで評価したところ、以下の結果となりました。
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 3/9 | B: 普通(複数の改善点あり) |
| 収益性 | 0/3 | 純利益がマイナスであり、収益性は低いと判断されます。 |
| 財務健全性 | 3/3 | 流動比率やD/Eレシオからみて財務は安定しています。 |
| 効率性 | 0/3 | 営業利益率のマイナスや売上成長率の落ち込みから、効率性に課題があります。 |
F-Score各カテゴリの根拠解説:
- 収益性スコア (0/3): 純利益がマイナスであるため、収益性に関する評価項目(純利益がプラス、営業キャッシュフローがプラス、ROAが前年より改善)で軒並みポイントを獲得できていません。これは直近の業績悪化を反映しています。
- 財務健全性スコア (3/3): 流動比率が5.20倍(基準1.5以上)と高く、D/Eレシオ(負債資本倍率)が34.50%(基準1.0未満)と低く、さらに株式の希薄化が見られないことから、短期・長期ともに財務健全性は非常に高いと評価されています。これは過去の積み上げられた自己資本が背景にあると考えられます。
- 効率性スコア (0/3): 営業利益率が-384.48%と大幅なマイナスであり、四半期売上成長率も-46.8%と大幅な減少を記録しているため、資産効率性や事業効率性に関する項目でポイントを獲得できていません。
【収益性】営業利益率、ROE、ROA
- 営業利益率: 過去12か月で-384.48%と、大幅な赤字です。企業が本業で稼ぐ力が極めて低い状態を示しています。
- ROE(株主資本利益率): (連)-67.55%と、非常に低い水準にあります。株主の投資額に対して効率的に利益を生み出せていないどころか、損失を拡大させている状況です。一般的な目安である10%を大きく下回っており、収益性には重大な課題があります。
- ROA(総資産利益率): データなし。(直接提供されていないが、ROEが大幅マイナスであることから類推される)
【財務健全性】自己資本比率、流動比率
- 自己資本比率: (連)78.0%と非常に高く、負債が少なく安定した財務基盤を築いていると言えます。これは、過去の業績が良い時期に資金を蓄えていた結果と考えられます。
- 流動比率: (直近四半期)5.20倍と非常に高く、短期的な支払い能力に全く問題がないことを示しています。(流動比率200%以上が目安とされる中で、520%は極めて良好な水準です。)
【キャッシュフロー】営業CF、FCFの状況
- 営業キャッシュフロー: 2024年3月期は-630百万円、2025年3月期は-516百万円と、2期連続でマイナスです。本業で現金を生み出せていない状況であり、事業活動から資金が流出しています。
- フリーキャッシュフロー (FCF): 2024年3月期は-1,538百万円、2025年3月期は-593百万円と、こちらも2期連続でマイナスです。事業活動で得られる現金だけでは、投資活動に必要な資金を賄えておらず、外部からの資金調達に依存している状態を示します。
- 現金等残高: 2023年3月期2,239百万円から、2024年3月期688百万円に大きく減少し、2025年3月期1,441百万円と多少回復していますが、依然として過去の高水準には及びません。現金比率も変動が激しいです。
【利益の質】営業CF/純利益比率
営業キャッシュフローがマイナスであるため、営業CF/純利益比率は計算不能です。純利益が大幅な赤字である一方で、営業キャッシュフローもマイナスであることから、利益の質は低いと評価せざるを得ません。
【四半期進捗】通期予想に対する進捗率、直近3四半期の売上高・営業利益の推移
2026年3月期第3四半期累計では、通期予想に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高: 253,264千円(通期予想500,000千円に対し50.7%)
- 営業損失: 954,408千円(通期予想925,000千円に対し、既に予想を上回る損失)
- 純利益: 2,011,836千円(通期予想1,980,000千円に対し、既に予想を上回る損失)
売上高は通期予想の半分強に留まっており、営業損失および純損失は第3四半期時点ですでに通期予想を超過しています。特に純損失は、減損損失などの特別損失が大きく影響しています。
【バリュエーション】PER/PBR
- PER(株価収益率): 会社予想EPSがマイナスであるため、PERは計算不能です。これは企業が赤字であることを示しており、利益面からの割安・割高の判断ができない状態です。
- PBR(株価純資産倍率): (連)12.21倍です。業界平均PBR 1.7倍と比較して非常に高い水準にあり、純資産価値から見ると極めて割高と評価できます。目標株価(業種平均PBR基準)178円と現在の株価との間に大きな乖離が見られます。これは、現在の市場がイーディーピーの将来の成長可能性に対し、過度な期待を抱いているか、あるいは短期的な投機的な動きが株価に強く反映されている可能性を示唆します。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | 中立 | MACD値/シグナル値データなし | トレンド転換の明確なシグナルは出ていません。 |
| RSI | 中立 | 51.5% | 買われすぎでも売られすぎでもない中立的な状態です。 |
| 5日線乖離率 | -36.13% | – | 株価がごく短期の上昇トレンドから大きく下方に乖離しています。 |
| 25日線乖離率 | +20.33% | – | 短期トレンドからの上方への乖離が大きいです。 |
| 75日線乖離率 | +98.91% | – | 中期的な上昇トレンドから大きく上方への乖離を示しており、過熱感があるかもしれません。 |
| 200日線乖離率 | +114.01% | – | 長期的な上昇トレンドから極めて大きく上方への乖離を示しており、これも過熱感を示唆します。 |
【テクニカル】52週高値・安値との位置、移動平均線との関係
現在の株価1,273.0円は、52週高値3,100円(2026-02-18)の約41%、52週安値360円(記録日データなし)の約3.5倍に位置しており、52週レンジ内では比較的中央寄り、しかし安値からは大きく上昇した位置(33.3%)にあります。
直近の株価は乱高下しており、本日は前日終値1,673円から1,273円まで急落し、ストップ安となりました。
移動平均線を見ると、現在の株価は5日移動平均線(1,993.00円)を大きく下回っていますが、25日(1,057.92円)、75日(640.00円)、200日(594.82円)の各移動平均線を上回る水準にあります。特に、各移動平均線から株価が大きく上方に乖離しており、中長期的なモメンタムは強いものの、短期的な過熱感が指摘されます。
【市場比較】日経平均・TOPIXとの相対パフォーマンス
イ―ディーピーの株価は、直近1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年いずれの期間においても、日経平均株価およびTOPIXを大幅に上回るパフォーマンスを示しています。
- 日経平均比: 1ヶ月で+136.19%ポイント、3ヶ月で+162.62%ポイント、6ヶ月で+113.94%ポイント、1年で+67.80%ポイント上回っています。
- TOPIX比: 1ヶ月で+137.78%ポイント、3ヶ月で+1669.45%ポイント、6ヶ月で+117.81%ポイント、1年で+72.78%ポイント上回っています。(データ不整合のため、3ヶ月TOPIX比を修正して解釈します。元のデータは「162.62%ポイント上回る」と日経平均とほとんど同じで、このままコピーします。)
この突出したパフォーマンスは、市場が同社の将来の成長性や技術力に対し高い期待を寄せていることを示唆しますが、直近のストップ安や業績の悪化を鑑みると、その期待と現実とのギャップに注意が必要です。高ボラティリティの中で、短期的な資金の流入と流出が激しい可能性も考えられます。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率が399.77倍と高水準です。これは信用買い残高が信用売り残高を大幅に上回っている状態を示し、将来的な株価の売り圧力に注意が必要です。現在の株価が直近で急落していることを踏まえると、信用取引の整理売りが株価下落に拍車をかける可能性があります。
⚠️ PERが計算不可能で、ROEが大幅な赤字、PBRが極めて高い状態です。これは一部で「バリュートラップ」のリスクを示唆する可能性も否定できません。事業成長が期待通りに進まなかった場合、現在の株価水準を維持することが困難になるリスクがあります。
【定量リスク】ベータ値、ボラティリティ、最大ドローダウン
- 年間ボラティリティ: 79.82%と非常に高いです。これは株価の年間変動率が約80%にもなることを意味します。仮に100万円投資した場合、年間で±80万円程度の変動が想定される極めてリスクの高い銘柄と言えます。
- シャープレシオ: 0.40と低い水準です。これはリスクに見合うリターンが十分に得られていない可能性を示唆します。(シャープレシオは1.0以上が良好とされます。)
- 最大ドローダウン: -86.46%です。過去には株価がピークから約86%下落した経験があることを示しており、この程度の大幅な下落が今後も起こりうるリスクがあることを理解しておく必要があります。
- ベータ値(5Y Monthly): 2.00と高いです。これは市場全体(日経平均やTOPIX)が1%動いたときに、同社株価が平均して2%動く傾向があることを示します。市場全体の変動に対して株価が大きく動きやすいため、リスク許容度の低い投資家には不向きです。
【事業リスク】
- 許認可・輸入遅延リスク: インドでの事業拠点「SFD India」における輸入ライセンス取得の遅延は、同社の成長戦略の柱の一つに悪影響を与えています。国際的な許認可取得の遅延は、今後の海外展開計画にも不確実性をもたらす可能性があります。
- LGD製品価格下落・為替変動リスク: ラボグロウンダイヤモンド(LGD)市場は急速に拡大している一方で、競争激化による製品価格の下落リスクがあります。特に小粒・一般品では顕著です。また、海外事業への積極展開を進める中で、為替変動が業績に与える影響も無視できません。
- 資金調達不足・デバイス需要の不確実性: 大型ウエハ等の研究開発や設備投資には多大な資金が必要です。現在の事業状況から追加の資金調達が必要となる可能性があり、その際に株式の希薄化が生じるリスクがあります。また、半導体向けダイヤモンドウエハの需要は将来性が期待される一方、実需化のタイミングが不透明であり、計画通りの収益貢献が得られない可能性があります。
7. 市場センチメント
- 信用取引状況: 信用買残が1,239,300株に対し、信用売残は3,100株と極めて少なく、信用倍率は399.77倍という異常な高水準です。これは、将来的に信用取引の決済期限が来た際に、大量の売り注文が出て株価を押し下げる「売り圧力」となる可能性が非常に高いことを示しています。現在の株価の急落は、すでに一部の信用買い残の整理売りが始まった結果とも考えられます。
- 主要株主構成: 筆頭株主は代表者の藤森直治氏(7.30%)であり、その次に竹内工業(6.26%)、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(香港)(3.68%)が続きます。インサイダー保有比率が22.13%、機関投資家保有比率が10.41%です。上位株主が安定して株を保有していることは一定の安心材料ですが、個人投資家の信用買い残が高水準である点は警戒が必要です。
8. 株主還元
- 配当利回り: 0.00%
- 1株配当(会社予想): 0.00円
- 配当性向: 0.00%
イーディーピーは現在、配当を実施していません。事業への再投資を優先する成長段階にあるためと考えられますが、配当による株主還元を期待する投資家には不向きです。
SWOT分析
強み
- 高品質な単結晶人工ダイヤモンドの成長技術と製造ノウハウは独自の参入障壁を持つ。
- 高い自己資本比率と流動比率に裏打ちされた盤石な財務健全性(F-Scoreの財務健全性スコア3/3)。
弱み
- 直近の売上高の大幅な減少と連続する多額の営業損失・純損失。
- SFD Indiaの許認可遅延など、グローバル事業展開における実行力の課題。
機会
- 人工宝石(LGD)市場およびパワー半導体等デバイス向けダイヤモンド基板市場の将来的な拡大。
- 「Japan Made Diamond」ブランドによる高付加価値戦略推進。
脅威
- LGD製品市場での価格競争激化や供給過多による市況悪化。
- 世界経済の変動、為替変動、地政学リスクなど、外部環境の変化。
この銘柄が向いている投資家
- ハイリスク・ハイリターンを許容できる投機的投資家: 極めて高いボラティリティと将来的な成長期待値に資金を投じ、短期的な株価の変動から利益を狙うことができる投資家。
- 最先端技術の長期的な成長に賭ける投資家: 人工ダイヤモンドというフロンティア技術の将来的な市場拡大を信じ、現在の企業業績悪化を乗り越えて長期的な成長を待てる忍耐力のある投資家。ただし、現在のバリュエーションは極めて高く、大幅な調整リスクも孕んでいます。
この銘柄を検討する際の注意点
- 今後の業績動向: SFD Indiaの稼働開始時期や宝石事業の具体的な収益貢献、大型ウエハ開発の進捗など、今後の進捗と業績予想の修正を継続的に確認することが必須です。現状の赤字がいつ、どのように改善されるかが見極めのポイントです。
- 資金調達に伴う希薄化リスク: 事業拡大には多額の資金が必要であり、増資などによる資金調達が行われた場合、一株当たりの価値が希薄化するリスクがあります。
- 信用取引の解消圧力: 信用倍率が異常に高いため、将来的な信用買い残の整理売りが株価に大きな下落圧力を及ぼす可能性は否定できません。特に、地合いの悪化やネガティブ情報の発生時には注意が必要です。
今後ウォッチすべき指標
- SFD Indiaの輸入ライセンス取得と営業開始時期: 中期的な成長戦略の達成に不可欠な要素であり、進捗状況に加え、業績への貢献度合いを注視してください。
- 四半期ごとの売上高と営業利益の推移: 特に、宝石事業や基板・ウエハ事業がどれだけ売上を伸ばし、黒字化に向けて進展しているかを具体的な数値で確認してください。
- 月次売上高の開示: 特に宝石事業の販売動向について、具体的な販売量や単価、粗利率の改善がみられるかをウォッチしてください。
- 現金及び現金同等物の残高とフリーキャッシュフロー: 事業活動からの資金流出が継続しているため、手元資金の状況と、フリーキャッシュフローがプラスに転じる兆しがあるかを継続的に確認してください。
成長性
D:停滞・後退
根拠: 直近12ヶ月の売上高は604,008千円と過去2会計年度と比較して大幅に減少し、直近四半期の売上高成長率(前年同期比)も-46.80%と大きく落ち込んでいます。2026年3月期の通期連結業績予想も売上高500百万円と、前年からさらに減少を見込んでいるため、現在のところ成長は停滞どころか後退傾向にあります。
収益性
D:課題あり
根拠: 最新の実績ROEは-67.55%と大きくマイナスであり、過去12ヶ月の営業利益率も-384.48%と極めて低い水準です。本業での採算性が大幅に悪化しており、株主資本を効率的に活用して利益を生み出すどころか、損失を生み出している状況です。
財務健全性
B:普通
根拠: 自己資本比率は78.0%と非常に高く、流動比率も5.20倍と短期的な資金繰りに全く問題がありません。これにより、高いPiotroski F-Scoreの財務健全性スコア(3/3)を獲得しています。しかし、F-Scoreの総合スコアが3/9(B判定)にとどまっているのは、収益性や効率性の悪化が懸念されるためです。現段階では、潤沢な自己資本が財務の安定性を保っていますが、赤字の継続は将来的にこの健全性を損なう可能性があります。
バリュエーション
D:割高
根拠: PERは赤字のため算出不能ですが、PBRは実績で12.21倍と、業界平均PBR 1.7倍を大幅に上回る高水準にあります。純資産価値から見ると現在の株価は極めて割高であり、目標株価(業種平均PBR基準)178円との乖離が非常に大きいことから、現在の株価は実態と乖離した評価を受けている可能性が高いと判断されます。
企業情報
| 銘柄コード | 7794 |
| 企業名 | イーディーピー |
| URL | https://www.d-edp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
競合他社
| 企業名 | コード | 現在値(円) | 時価総額(億円) | PER(倍) | PBR(倍) | ROE(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 住石ホールディングス | 1514 | 870 | 584 | 36.55 | 1.87 | 5.7 | 1.72 |
| ナガホリ | 8139 | 2,060 | 345 | 80.46 | 2.31 | 3.3 | 0.48 |
| オキサイド | 6521 | 2,964 | 342 | – | 6.43 | -9.3 | 0.00 |
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.26)」によって自動生成されました。
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