2026年3月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: CFO(橋本氏)は第2四半期の業績・通期計画の状況と修正(地域・品目内訳の変更)を説明。CEO(持田氏)は上期の市場動向と成長施策(China Print出展、新製品納入、セキュリティ印刷受注、PE開発、スマートファクトリー推進)を強調。
  • 業績ハイライト: 2026年3月期上期(第2四半期累計)は受注高500億円(前年同期比68%↓)、売上高522億円(同104%↑)、営業利益32億円(同242%↑)、当期利益24億円(同235%↑)。売上・利益は前年上期を上回る一方、受注は大型受注の反動と米国関税影響で大幅減。
  • 戦略の方向性: 次世代デジタル機(J-throne 29)の主要市場投入、オフセット新機種(LITHRONE GX29/GL44)拡販、ハイセキュリティ印刷の受注拡大、ペロブスカイト(PE)向け薄膜塗工技術開発加速、スマートファクトリー(自動化/ロボット/IoT)のソリューション化。
  • 注目材料: 中国でのChina Print出展成果と受注、複数国でのパスポート用オフセット印刷機受注(マレーシア、インドネシア等)、J‑throne 29の中国・米国への初号機納入、PE(ペロブスカイト)向け量産プロセス開発の進展、社債発行増(短期的な負債構成変化)。
  • 一言評価: 下期回復を前提に売上・利益は上振れ基調だが、受注タイミング・地域別の振れ(特に中華圏、北米の関税影響)と原材料/為替リスクに注意。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社 小森コーポレーション(KOMORI) — 印刷機械(枚葉オフセット、輪転・証券印刷機)、デジタル印刷機、保守・部品修理、プリント向け周辺ソリューション、PE(ペロブスカイト)等の研究開発。
  • 代表者名: 代表取締役社長(CEO) 持田 訓
  • 説明会情報: 開催日時 2025年11月10日、形式 –(資料はオフライン/オンライン両用の可能性あり、資料のみ提供)。参加対象:投資家・アナリスト等(資料内の想定)。
  • 説明者:
    • 橋本 巌(最高財務責任者 CFO) — 「2026年3月期第2四半期業績および通期計画」(P4~38)を発表、業績数値・通期の内訳修正等を説明。
    • 持田 訓(代表取締役社長 CEO) — 「2026年3月期 上期経営概況」(P39~52)を発表、市場動向・事業戦略・重点施策の進捗を説明。
  • セグメント:
    • 地域:日本、北米、欧州、中華圏、その他地域
    • 品目:枚葉機(Sheet‑fed)、輪転機・証券印刷機(Web/Rotary & security)、保守・部品修理(Maintenance/Parts)、DPS・PE・その他(Digital Print Systems / PE / Other)

業績サマリー(上期実績:単位はいずれも億円、前年同期比は%表記)

  • 主要指標(2026年3月期 上期実績 vs 2025年3月期 上期実績)
    • 受注高:500(▲234、68%)← 前年上期734(大幅減:前期大型受注の反動および米国関税影響)
    • 売上高:522(+21、104%)← 前年上期501(増収=受注残の売上化等)
    • 営業利益:32(+19、242%)、営業利益率 ≒ 6.1%(32/522)※目安:上昇(良化)
    • 経常利益:36(+22、259%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:24(+14、235%)
    • 1株当たり利益(EPS):–(記載なし)
  • 会社予想との比較(上期計画比/達成率)
    • 受注高:500 / 計画612 → 達成率 82%(計画未達)
    • 売上高:522 / 計画586 → 達成率 89%(ほぼ計画水準に近い)
    • 営業利益:32 / 計画38 → 達成率 83%
    • 経常利益:36 / 計画37 → 達成率 98%
    • 四半期純利益:24 / 計画26 → 達成率 91%
    • サプライズ:上期で営業利益・純利益が前年上期比で大幅改善(売上増+価格改定・数量効果等)がポジティブサプライズ。受注の落ち込みは想定の一部要因(1Qの入札ズレ、関税影響)。
  • 進捗状況(通期修正予想に対する上期進捗)
    • 2026/3 通期修正予想:受注 1,190/売上 1,245/営業利益 91/当期純利益 64(資料)
    • 売上の進捗率:522 / 1,245 = 41.9%(約42%) — 中間時点として概ね想定範囲
    • 営業利益の進捗率:32 / 91 = 35.2%(約35%)
    • 純利益の進捗率:24 / 64 = 37.5%(約38%)
    • 中期経営計画に対する達成率:–(中期数値の提示なし)
    • 過去同時期との比較:受注は前年上期比大幅減だが、売上・利益は前年を上回る(受注残の売上化や販売価格改定が寄与)。
  • セグメント別状況(上期実績、前年同期比)
    • 地域別受注(上期実績、億円)
    • 日本:196(98%)
    • 北米:37(59%)
    • 欧州:111(86%)
    • 中華圏:61(54%)
    • その他地域:95(42%)
    • 合計:500(68%)
    • 地域別売上(上期実績、億円)
    • 日本:161(104%)
    • 北米:45(118%)
    • 欧州:113(108%)
    • 中華圏:72(85%)
    • その他地域:131(110%)
    • 合計:522(104%)
    • 品目別受注(上期実績、億円)
    • 枚葉機:260(70%)
    • 輪転機・証券印刷機:61(35%)
    • 保守・部品修理:110(103%)
    • DPS・PE・その他:70(82%)
    • 合計:500(68%)
    • 品目別売上(上期実績、億円)
    • 枚葉機:265(112%)
    • 輪転機・証券印刷機:77(88%)
    • 保守・部品修理:101(100%)
    • DPS・PE・その他:79(103%)
    • 合計:522(104%)

業績の背景分析

  • 業績概要(ハイライト)
    • 受注は前年上期に大型案件があった反動および米国の関税(対中関税)等で減少。1Qは入札スケジュールのズレも発生したが、2Qで回復傾向(2Qは前年比+25%相当の回復記載)。
    • 売上・利益は受注残の売上化、販売価格改善、数量増の寄与で増益化。
  • 増減要因
    • 増収要因:受注残からの売上計上、北米・欧州・その他地域での売上増、販売価格改定(販売価格差異 +8億円上期影響)。
    • 増益要因:数量変動差異(上期+10億円)や構成差等の寄与で営業利益増。販管費差異はやや増だが全体で吸収。
    • 減収要因:中華圏とその他地域の受注減(対前年)、輪転機・証印機での受注鈍化。
    • 減益リスク:原材料高騰(通期では原材料高騰▲5億円想定)、為替差(通期で▲12億円想定)、販管費増(通期で▲19億円)。
  • 競争環境
    • 印刷機械市場は地域差(中国の設備投資萎縮 vs インド・ASEANや中南米の回復)と用途別(二極化:商業印刷縮小、パッケージ・特殊印刷は堅調)で二極化。小森は高付加価値機(大型パッケージ、高セキュリティ、デジタル)で差別化を図る。
  • リスク要因(外部)
    • 為替変動(USD/EUR)、米国の関税政策・地政学リスク(受注に影響)、原材料・物流・人件費の上昇、サプライチェーンの遅延、受注タイミング(入札ズレ)のばらつき。

戦略と施策

  • 現在の戦略
    • 新製品拡販:LITHRONE GX29/GL44(オフセット)とJ-throne 29(次世代デジタル)のグローバル展開。
    • 市場拡大:トレーディングカード市場参入、大型パッケージ分野、中南米強化。
    • セキュリティ印刷拡大:パスポート等で複数国受注(マレーシア、インドネシア等)。
    • 先端材料/新領域:ペロブスカイト太陽電池(PE)向け薄膜塗工技術開発(PEDECでの開放)。
    • スマートファクトリー:ワークフロー自動化、ロボット(CoBo‑Stack 30i)・IoTプラットフォーム(MyMBO)提供。
  • 進行中の施策(進捗)
    • China Print 2025出展でGX29・J‑throne29の実稼働デモ実施、現地受注につながる。
    • J‑throne29の初号機を中国の大手、米国の1Visionへ納入(販売拡大の足掛かり)。
    • スマートファクトリー実証で付加価値生産性3.47倍の実績(KGCでの実証結果)。
    • PE分野ではロールコーター+NIR乾燥による新プロセス確立を推進。
  • セグメント別施策
    • 枚葉機:GX29/GL44によるパッケージ・高付加価値市場取り込み。
    • 輪転/証印:ハイセキュリティ印刷(パスポート等)受注強化。
    • DPS(デジタル):J‑throne29で商業印刷・DM・パッケージ向け需要を開拓。
    • 保守/サービス:MyMBOやIoTでの稼働データ活用と予知保全サービス強化。
  • 新たな取り組み
    • CoBo‑Stack 30i(自律型パレタイジングロボット)販売開始、オンラインプラットフォームMyMBO本格稼働、PE向け外部パートナーとのオープンイノベーション。

将来予測と見通し

  • 通期(2026年3月期)業績予想(会社発表の「2Q修正」通期計画)
    • 受注高(通期)予想:1,190億円(前期通期 1,309 → △119、91%)
    • 売上高(通期)予想:1,245億円(前期通期 1,111 → +134、112%)
    • 営業利益(通期)予想:91億円(前期 71 → +20、128%)
    • 経常利益(通期)予想:89億円(前期 76 → +13、117%)
    • 親会社株主帰属当期純利益(通期)予想:64億円(前期 72 → △8、88%)
  • 予想の前提条件
    • 為替前提(資料):平均レート(期中)USD 140円、EUR 150円(通期前提)。上期実績の平均はUSD 146.57、EUR 167.74。
    • 需要見通し:下期は市場の落ち着き回復と見込み、全地域で下期売上増を想定(下期受注690億、下期売上723億)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度
    • 根拠:上期の受注残・受注回復見込み、新製品の納入・受注実績、販売価格改善・数量効果を織り込んだもの。資料では通期合計の変更はないが地域・品目別内訳を修正した旨を明示。
    • 自信度:資料の表現からは慎重な見通し(下期で受注回復を見込む)が読み取れる。リスク要因も明記しており「中立〜やや強気」のトーン。
  • 予想修正
    • 通期予想の総額は変更なし(資料注記)だが、2Q時点で地域・品目別の内訳を変更(上期実績反映)。※一部スライドでは通期受注1,190(当初見込みより下方)を提示。
    • 修正要因:上期の受注動向(大型案件の反動、関税影響等)による配分調整。
  • 中長期計画とKPI進捗
  • 予想の信頼性
    • 資料冒頭に「想定に基づく見通しであり、実績は様々な要因で変動する旨」を明記。過去の予想達成傾向の記載はなし(–)。
  • マクロ経済の影響
    • 為替(USD・EUR)、米国の関税政策、中国の景況感(不動産不況・内需減速)、原材料・物流費・人件費の高騰が主要変動要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 資料上での将来配当方針の記載は明確ではない(–)。
  • 配当実績(中間・期末・年間): 資料内に具体的配当金額の記載なし(–)。
  • 特別配当: 記載なし(–)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(–)。

製品やサービス

  • 主要製品・新製品
    • LITHRONE GX29 / GL44(オフセット:環境配慮型、パッケージ向け差別化)
    • J‑throne 29(次世代デジタル印刷機:商業印刷・パッケージ・特殊印刷向け)
    • CoBo‑Stack 30i(自律型パレタイジングロボット)
    • MyMBO(ユーザー向けオンラインIoTプラットフォーム)
    • ペロブスカイト向けロールコーター+NIR乾燥の薄膜塗工プロセス(PE事業)
  • 販売状況
    • J‑throne 29:中国(永城盛大)・米国(1Vision)へ納入済。China Printでの実機デモが受注につながる。
    • オフセット新機:China Printで好評、複数台受注(中華圏、南米での受注事例あり)。
    • セキュリティ印刷機:複数国でパスポート印刷向け受注(マレーシア、インドネシア等)。
  • 協業・提携
    • ションエツ社のMIS「迅越MIS」や「KP‑Connect」とのアライアンス(ワークフロー自動化)。
    • 南米パートナー(Print Press SAS)との協業で展示会・受注強化。
  • 成長ドライバー
    • デジタル印刷(J‑throne)と高付加価値パッケージ市場、セキュリティ印刷、スマートファクトリー(自動化・ロボット・IoT)、PE関連技術の商用化。

Q&Aハイライト

(資料にQ&Aの詳細記載なし)

  • 注目の質問と回答:–(未記載)
  • 経営陣の姿勢:資料・説明スライドからは「新製品投入・市場拡大」「自動化・R&D投資」を重視する積極姿勢が確認できる。
  • 未回答事項:配当方針やEPS・細かい通期前提の開示(例:セグメント別の詳細利益予想)は限定的のため不明点あり。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 製品受注・納入実績やスマートファクトリーの成果などを示しつつ、受注の地域差や関税・原材料リスクを明記しているため「慎重だが実行力に自信あり(中立〜やや強気)」という印象。
  • 重視している話題: 新製品(GX29、J‑throne29)、セキュリティ印刷の拡大、PE技術開発、スマートファクトリー/ロボット/IoTの事業化。
  • 回避している話題: 配当や中期KPIの具体的数値提示、詳細な資本政策(自社株買い等)は深掘りを避けている。

投資判断のポイント(情報整理、投資助言は行いません)

  • ポジティブ要因
    • J‑throne29等の新製品が主要市場で納入・受注実績を作っている点。
    • セキュリティ印刷(パスポート等)で複数国受注の獲得。
    • スマートファクトリーやロボット/IoTでソリューション事業化を進め、生産性向上を実証。
    • PE(ペロブスカイト)向け技術開発の進展(新たな成長領域)。
  • ネガティブ要因
    • 上期の受注減(特に中華圏・その他地域)と地域別のばらつき。
    • 原材料高騰、為替変動、米国の関税政策など外部リスク。
    • 負債面では社債残高の増加(上期で社債 +90億円)等で資本・負債構成の変化。
  • 不確実性
    • 中国市場の回復時期、米国関税の影響継続、PEの事業化タイミング、J‑throneの普及スピード。
  • 注目すべきカタリスト
    • 各国でのJ‑throne納入・量産立上げ、China Print後の中華圏受注動向。
    • 中南米やインド・ASEANでの大型案件(パッケージ系)と展示会結果。
    • PE技術の試作評価→量産プロセス確立・パートナー獲得。
    • スマートファクトリー/IoTサービス(MyMBO)の商用拡大と保守収益化。

重要な注記

  • 会計方針: 資料上、会計方針の変更についての明示はなし(–)。
  • リスク要因: 為替、原材料高、関税・地政学、受注タイミングの変動、サプライチェーン等を明記。
  • その他: 資料に「通期合計に変更はないが地域別・品目別内訳を変更」との注記あり。数値は四捨五入表記のため合計と内訳に差が生じる場合がある旨の注記あり。

(注)本まとめは2025年11月10日公表の「2026年3月期 第2四半期決算説明資料」からの抜粋・整理に基づいています。不明項目は「–」としました。数値は資料記載の単位(億円等)に基づき記載しています。本資料は投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6349
企業名 小森コーポレーション
URL http://www.komori.com/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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