2026年2月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 中期経営計画「Evolution2027」を前倒しで達成する進捗を強調し、M&Aとグループシナジー創出、株主還元(株主優待廃止→配当性向引上げ・DOE導入・自己株取得)を経営の重要施策として提示。
  • 業績ハイライト: 売上高は12,318百万円(前年同期比 +20.1%)で過去最高、売上総利益は5,951百万円(+30.3%)で過去最高、営業利益は709百万円(+11.3%)で過去最高に次ぐ水準。親会社株主に帰属する四半期純利益は232百万円(▲21.6%)(のれん償却等で減少)。
  • 戦略の方向性: ①グループM&Aによる販路拡大・シナジー創出、②新商品投入(例:ポータブル蓄電池 EnerCraft)、③IT・DX領域への投資と人的資本強化、④収益構造のストック化促進。
  • 注目材料: 株主優待廃止と配当方針変更(配当性向50%、DOE下限6%、累進配当)、期末配当予想を18円→60円へ大幅修正(年間78円見込み)。M&Aにより6社を新規連結(のれん計2,691百万円増加)。
  • 一言評価: 成長と株主還元を同時に進める「拡大型の成長フェーズ」だが、M&A・還元に伴う財務/のれんリスクに留意が必要。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 株式会社No.1、主要事業分野:情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売・保守、OA/情報通信機器販売・保守、ソフトウェア・システム開発(グループで蓄電池・新電力等も展開)、代表者:代表取締役 社長執行役員 辰巳 崇之。
  • 説明者: 発表資料上の代表者名は辰巳 崇之(代表)。発言概要:中計の進捗、M&A戦略、株主還元方針変更(優待廃止→配当重視)、製品投入(蓄電池等)、グループシナジー推進。
  • セグメント:
    • No.1(主力事業:情報セキュリティ機器・OA販売、No.1ビジネスサポート等)
    • アレクソン(セキュリティ機器企画・製造・卸)
    • その他(連結子会社群:アイ・ステーション、アイ・ティ・エンジニアリング、S.I.T、OZ MODE、Club One Systems、コード、No.1デジタルソリューション、No.1パートナー等)

業績サマリー

  • 主要指標(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:12,318(前年同期比 +20.1%)(増収:通常はポジティブ)
    • 売上総利益:5,951(前年同期比 +30.3%)(粗利改善は良い)
    • 営業利益:709(前年同期比 +11.3%)、営業利益率 5.8%(前年同期 6.2%、利益率は▲0.5pp。→ 販管費増で圧迫)
    • 経常利益:769(前年同期比 +20.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:232(前年同期比 ▲21.6%)(減益:注意)
    • 1株当たり利益(EPS):当第3四半期の個別EPS開示なし → –。通期予想ベース:96.82円(前期実績85.84円、+12.8%)(将来見通し)
  • 予想との比較:
    • 会社公表の通期目標(2026.2期):売上高 17,921百万円、営業利益 1,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 632百万円。第3四半期実績に対する達成率は下記参照。
    • サプライズ:売上高・売上総利益は過去最高を更新。期中に特別損失68百万円を計上(影響)。
  • 進捗状況(対通期目標)
    • 売上:12,318 / 17,921 = 約68.7%(良い進捗:通年比で高めの進捗)
    • 営業利益:709 / 1,300 = 約54.5%(進捗はやや遅れ)
    • 純利益:232 / 632 = 約36.7%(進捗は低い)
    • 中期経営計画(Evolution2027)に対する進捗:会社は2026年2月期の売上179億円が中計最終年度目標(当初)を上回ると説明。中計目標の前倒し達成の見込みを示唆。
    • 過去同時期との比較:売上・粗利は増、営業利益は前年同期を上回るが販管費増で利益率低下。
  • セグメント別状況(第3Q累計、単位:百万円)
    • No.1:売上高 6,750(+8.5%)、営業利益 26(▲41.8%) — 粗利改善するも販管費(株主優待費等)で営業益悪化(減少は注意)。
    • アレクソン:売上高 4,042(+1.8%)、営業利益 712(▲13.5%) — 将来投資で販管費増、売上は堅調。
    • その他:売上高 2,229(+155.1%)、営業利益 243(前期▲134 → 当期243) — 連結子会社の寄与で急拡大(M&A効果)。

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 既存各社の売上拡大+M&Aによる新規連結子会社の寄与で売上・売上総利益は過去最高更新。
    • 営業利益は株主優待費用、M&A関連の取得費用等で販管費増があるが前年同期を上回る。
    • 四半期純利益はのれん償却、株主優待費用に伴う税負担増、特別損失の影響で前年同期比減少。
  • 増減要因:
    • 増収要因:No.1の人財育成による生産性向上、新製品(情報セキュリティ機器、蓄電池等)販売、連結した5〜6社の寄与。
    • 粗利改善:売上総利益率 44.6% → 48.3%(+3.8pp)— 生産性向上と高粗利商材の販売比率上昇が寄与(良)。
    • 販管費増(営業利益にマイナス):人的資本投資 +121、株主優待費用増 +251、のれん償却 +84、M&A関連費用 +93、新規連結子会社の販管費追加 +800(主因)。
    • 特別損失:当期に68百万円計上(影響で純利益下押し)。
  • 競争環境:
    • 中小・小規模企業向けのIT/セキュリティ市場を主戦場に、アレクソンの製造力・商品開発力とグループ販売網が競争優位を形成。LGIC(自治体向けICT)やS.I.Tのモデル等で差別化を図る。
  • リスク要因:
    • 為替や金利などマクロ要因(資料で言及)。
    • M&Aの統合作業、のれん償却と借入・資本比率低下(自己資本比率30.0%へ低下)による財務リスク。
    • 連結子会社の早期シナジー不達や一過性コストの続発。

戦略と施策

  • 現在の戦略(中計 Evolution2027 の重点戦略)
    • 01 経営基盤・事業基盤の再強化、構造改革(人財育成、グループ経営推進、情報システム再構築、AI-OCR/生成AI導入など)

    • 02 事業領域拡大に向けた積極投資(M&A、蓄電池など新商品、ITインフラ市場進出)

    • 03 収益構造の安定化(ストック売上比率向上)

    • 04 サステナビリティ経営・人的資本経営の推進(ダイバーシティ施策等)

  • 進行中の施策:
    • M&Aで複数社を連結(S.I.T, アイ・ステーション, LGIC, コード等)→グループ内の人員派遣とクロスセルで早期シナジー創出(S.I.Tモデルは営業利益2.6倍に拡大)。
    • 組織再編:No.1デジタルソリューションの事業譲渡→No.1吸収合併などで固定費削減、クラウド事業をOZ MODEへ譲渡し収益構造強化。
    • 新製品:ポータブル蓄電池 EnerCraft(EC-700)を2025年11月に販売開始、発売1か月で150台受注(計画超)。
  • セグメント別施策:
    • No.1:No.1ビジネスサポートの保有契約数拡大、価格改定で単価向上、蓄電池等のクロスセル。
    • アレクソン:UTM/セキュリティスイッチ等新製品投入、海外展開・新商品開発で成長。
    • その他(LGIC等):自治体向けITインフラの全国展開に向けたリスキリングと出向体制構築。
  • 新たな取り組み: 株主優待制度の廃止、配当性向引上げ(50%)とDOE(下限6%)導入、累進配当方針の採用。

将来予測と見通し

  • 業績予想(連結:2026年2月期通期目標、単位:百万円 / %)
    • 売上高:17,921(前期実績 14,209、増減率 +26.1%)(増収目標)
    • 営業利益:1,300(前期 1,039、+25.1%)
    • 経常利益:1,356(前期 1,036、+30.9%)
    • 当期純利益(親会社株主帰属):632(前期 574、+10.0%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):96.82円(前期 85.84円、+12.8%)
  • 予想の前提条件:
    • 資料明示の詳細前提(為替レート等):–。但し、当期2Q以降に連結した3社(アイ・ステーション等)のシナジーは業績目標に織り込んでいないと明記(追い風の余地あり)。
  • 予想修正:
    • 通期業績目標自体は資料で提示(上記)。通期予想の修正有無(この資料上での修正発表は無し)。ただし配当予想は修正(期末18円→60円)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期(Evolution2027)目標:2026.2期 売上 179億円(達成見込み/当期実績ベースで前倒し達成の見込み)。Vision2030目標:2030年 売上 240億円、営業利益 34億円、時価総額 300億円。
    • KPI例:No.1ビジネスサポート保有契約数 5,188件(5,000突破)、平均顧客単価 14,400円(前四半期比+400円)、平均解約率 0.8%。
  • 予想の信頼性:
    • 会社は当期連結した一部子会社のシナジーを通期目標に織り込んでいない点を明示 → 早期シナジー発現で上振れ余地あり。ただし過去の予想達成傾向は資料では明確に示されていない。
  • マクロ経済の影響:
    • 一般的なリスク(為替、金利、景気動向等)を想定要因として注意喚起あり。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 株主優待は廃止(2025年8月末基準)し、利益還元を「配当」と「機動的な自己株式取得」に重点化。配当性向 50%、DOE 6%(下限)、累進配当方針、年2回配当(中間・期末)。
  • 配当実績・変更:
    • 期中(前回)予想:中間18円、期末18円、年間36円 → 今回修正:中間18円、期末60円、年間78円(期末+42円増配)。配当利回り(2025年11月末時点):約3.37%(資料)。
    • 企業コメント:株主優待廃止に伴い、配当で水準を維持・向上。
  • 特別配当: なし(特段の記載無し)。
  • その他株主還元: 自己株式取得(取得実行例:自己株式 630百万円取得)を実施済/機動的実施方針表明。

製品やサービス

  • 主要製品・新製品:
    • 情報セキュリティ機器(UTM「WN1000」等)、セキュリティスイッチ「SS2000」、LAN雷サージプロテクタ「LC04」、ポータブル蓄電池 EnerCraft(EC-700、EC-2800予定)など。
    • EnerCraft(東芝SCiB採用)— 「安全性」「18分急速充電」「日常×非常時のフェーズフリー」で立ち上がり好調、発売1か月で150台超の受注(計画超)。
  • サービス:
    • No.1ビジネスサポート(コンサル・IT支援・各種オプション)、クラウド業務管理サービス lagoona、採用アシスタント等。
  • 協業・提携:
    • ナチュラニクスと共同で蓄電池開発、りそな銀行のカーボンオフセット融資を利用したカーボンオフセット等。
  • 成長ドライバー:
    • グループM&Aによる販路・顧客層拡大、クロスセル(例:アイ・ステーションの法人顧客基盤活用)、蓄電池等新商品、自治体向けITインフラ(LGIC)展開。

Q&Aハイライト

  • Q&Aセッションの記載は資料に明記なし → 注記:
    • 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点):M&A・投資・株主還元に積極的で、成長と還元を両立させる方針を強調。詳細なQ&Aは開示資料/説明会記録を参照のこと。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 成長戦略(M&A、新製品、株主還元)の遂行に対して「強気〜中立的な自信」を示している印象(中計の前倒し達成を主張)。
  • 表現の変化: (過去会合との直接比較資料は無いが)株主還元を明確化(優待廃止→高配当)しており、株主志向を強めている。
  • 重視している話題: M&Aによる早期シナジー創出、人的資本投資、製品ラインナップ拡充(蓄電池)、株主還元。
  • 回避している話題: 連結による自己資本比率低下や短期的なキャッシュフロー圧迫についての詳細説明は限定的(詳細はIR確認が必要)。

投資判断のポイント(情報整理: 助言ではない)

  • ポジティブ要因:
    • 売上・粗利が過去最高を更新(+20%前後/+30%粗利増)。
    • M&Aによる売上拡大とグループシナジー(S.I.Tモデル等の成功事例)。
    • 新製品(蓄電池)等の市場受注が好調。
    • 株主還元方針の強化(配当性向50%、DOE導入、自己株取得実行)。
  • ネガティブ要因:
    • のれん償却・M&A関連費用による販管費増と純利益減少(純利益▲21.6%)。
    • 自己資本比率の低下(51.2% → 30.0%、▲21.2pp)による財務健全性の懸念。
    • 新規連結子会社の早期統合リスク・一過性コストの継続可能性。
  • 不確実性:
    • M&Aによる期待シナジーの実現時期・範囲、マクロ環境(景気・為替・金利)変動、製品の市場競争。
  • 注目すべきカタリスト:
    • EnerCraft(蓄電池)大型モデルの投入と販売進捗、連結子会社の次期決算でのシナジー計上状況、通期業績修正(上振れ/下振れ)、追加M&Aの発表、四半期ごとの営業利益率の回復動向。

重要な注記

  • 会計方針: 当第3四半期連結累計期間において特別損失68百万円を計上。のれん2,691百万円の計上あり(M&A影響)。
  • リスク要因: 資料末尾に将来見通しの不確実性に関する注意事項あり(一般的なマクロ要因含む)。自己資本比率低下、M&A関連の支出と統合リスクなど。
  • その他: 当期に実施した自己株式取得(630百万円)や株主優待廃止に伴う配当政策変更は株主還元方針の大きな変更点。Q&A等の詳細はIR窓口へ照会推奨。

(備考)不明項目は「–」と記載しています。資料は「2026年2月期 第3四半期 決算説明資料(ドラフト)」に基づき要約しました。投資判断に関する助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3562
企業名 No.1
URL https://www.number-1.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.19)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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