2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第1四半期は売上高が大幅に上振れ(前年同期比で+45,754.3%/注:速報値で1,000%超のため前年増減率表記は「-」扱い)した一方、営業損失・純損失は前年同期比で小幅に悪化(営業損失:△196,508千円、前年△195,314千円、損失が約0.6%拡大)。通期見通しは据え置き。
- 業績の方向性:増収(四半期ベース)だが依然として大幅な赤字(増収減益)。研究開発・販管費が継続的に発生。
- 注目すべき変化:CDMO関連収益や展示提供等により第1四半期売上が85,289千円に急増。契約負債(前期末2,860千円→125,568千円)や有価証券の増加など、受注・引当関連の動きが顕著。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高590百万円、営業損失△895百万円等)は変更なし。第1四半期の進捗は売上14.5%(通期比)で四半期均等(25%)より低めだが、コントラクト収益や承認申請(国内)・米国Pre‑IND準備、CDMO投資補助採択など事業イベントが進行中。
- 投資家への示唆:承認取得(製造販売承認)や米国展開の進展が中長期の価値創出要因。キャッシュ保有(約4,633百万円)は大きく、短期の資金不安は相対的に低い。研究開発負担と商用化(承認・販売体制)のタイミングが株価・事業価値の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: クオリプス株式会社
- 主要事業分野: 再生医療等製品(ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート等)の研究開発・製造、CDMO事業
- 代表者名: 代表取締役社長 草薙 尊之
- 上場取引所/コード: 東証/4894
- 単一セグメント: 再生医療等製品事業(セグメント別開示省略)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月13日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明資料: 作成有(決算説明動画を2025年8月13日に会社HPで配信予定)
- セグメント:
- 再生医療等製品事業(ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート等の研究開発・製造、CDMOサービス)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む): 8,222,966株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数: 15,856株
- 期中平均株式数(四半期累計): 8,123,780株
- 今後の予定:
- 決算説明会: 決算説明動画(2025年8月13日配信予定)
- IRイベント: 決算補足資料はTDnetで同日開示。その他イベントは記載無し。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較/達成率は会社公表通期予想に対する第1四半期進捗として記載)
- 売上高: 第1Q 85,289千円。通期予想590,000千円に対する進捗率 14.5%(達成率: 14.5%)
- 営業利益: 第1Q △196,508千円(通期 △895,000千円に対する進捗:営業損失の22.0%に相当)
- 純利益: 第1Q 親会社株主帰属四半期純損失 △200,622千円(通期 △889,000千円に対する進捗率 約22.6%)
- サプライズの要因:
- 売上増加の主因: CDMO受注や万博向け提供等により売上認識が発生。契約負債(125,568千円)増加が示す受注・前受収益の増加。
- 損益面: 研究開発費総額は増加(235,257千円、前年同期比+10.5%)し、販管費に計上された自己負担分の研究開発費も増加(104,944千円、前年同期比+20.8%)したことで損失は拡大。
- 為替差損・有価証券評価損等の営業外費用も営業損失を圧迫(有価証券運用損4,838千円、為替差損1,013千円)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていない。第1Qの進捗は売上は通期の一部(14.5%)にとどまり、損失進捗は約22%と線形進捗(各四半期25%均等)よりやや前倒し気味。大型資本支出や承認関連費用等の変動がなければ、現時点で通期見通し達成は会社の前提次第だが、修正はなし。
財務指標
(単位:千円、%は前年同期比)
- 損益(第1四半期:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高: 85,289(前年同期 186、前年同期比 +45,754.3%(注:前年が極小のため大幅増))
- 売上原価: 54,782(前年 11)
- 売上総利益: 30,506(前年 174)
- 販売費及び一般管理費: 227,014(前年 195,489)
- 営業利益: △196,508(前年 △195,314、損失が約 +0.6%拡大)
- 経常利益: △199,615(前年 △191,969、損失が約 +4.0%拡大)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △200,622(前年 △192,712、損失が約 +4.1%拡大)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): △24.69円(前年 △24.20円、損失が拡大)
- 財政状態(第1四半期末 2025/6/30)
- 総資産: 5,752,601(前期末 5,741,609、増加 +10,992)
- 純資産: 5,428,007(前期末 5,529,698、減少 △101,690)
- 自己資本(参照): 5,411,000千円(第1Q)→ 自己資本比率 94.1%(安定水準)
- 現金及び預金: 4,632,981千円(前期末 4,594,824千円、増加。豊富な現預金)
- 流動負債: 290,124千円(前期末 177,315千円、増加。契約負債の増加が主因)
- 収益性指標(概算)
- 営業利益率: △196,508 / 85,289 = △230.4%(営業損失幅が売上を大きく上回る構成)
- ROE(参考): △200,622 / 5,411,000 ≒ △3.71%(低下。目安:8%以上が良好)
- ROA(参考): △200,622 / 5,752,601 ≒ △3.49%(目安:5%以上が良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率: 14.5%(通期590,000千円に対する割合。四半期均等(25%)より低い)
- 営業利益進捗(損失進捗): 約22.0%(通期損失895,000千円に対する割合)
- 純利益進捗(損失進捗): 約22.6%(通期損失889,000千円に対する割合)
- 過去同期間との比較: 前年同期は売上ほぼゼロで比較が難しいが、研究開発費は増加。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。フリーCF等の詳細は未開示。
- 営業CF/純利益比率: –(CF未作成のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ)
- 前四半期(通期末)との比較: 売上は増加、契約負債が大幅増(CDMO受注等)。季節性の記載は無し。
- 財務安全性
- 自己資本比率: 94.1%(安定水準、負債比率低い)
- 流動比率(概算): 流動資産5,148,061 / 流動負債290,124 ≒ 1,775%(非常に高く流動性は良好)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は四半期単位の資料では限定的だが、売上に対する固定費・R&Dの負担が大きい構造。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 該当なし(開示無し)
- 特別損失: 該当なし(開示無し)
- 為替換算調整の変動: その他包括利益で△23,693千円を計上し、包括利益総額が△224,471千円となっている。
- 一時的要因の影響: 第1Qの売上増はCDMO案件・万博提供等の影響があり、継続性は契約状況次第。大口の受注反映が今後の期末にどの程度続くかが重要。
配当
- 中間配当: 0.00円(前年同様)
- 期末配当(予想): 0.00円(通期予想に配当修正無し)
- 年間配当予想: 0.00円
- 株主還元方針: 特別配当・自社株買いの開示無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資: 第1四半期の固定資産は減少(616,493→604,540千円)で、減価償却費20,578千円を計上。再生CDMO補助金の採択により設備投資計画・能力向上を進める方針。
- 研究開発:
- 研究開発費(総額): 235,257千円(前年同期比 +10.5%)
- 共同研究開発費受入額: △130,312千円(前年 △125,995千円)
- 販管費に計上した研究開発費(当社負担額): 104,944千円(前年86,888千円、前年同期比 +20.8%)
- 主なテーマ: ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート(虚血性心筋症・拡張型心筋症等)、米国向け改良、カテーテル移植技術、体内再生因子誘導剤(YS‑1301)等。
受注・在庫状況(該当部分)
- 受注状況:
- 契約負債(受注の前受計上): 125,568千円(前期末 2,860千円)→ CDMO関連の契約負債増加が主因(約122,708千円増加)
- 受注高/受注残高の詳細は開示なし。
- 在庫状況:
- 棚卸資産: 28,539千円(前期末 45,468千円、減少)
- 在庫回転等の詳細は記載なし。
セグメント別情報
- セグメント: 単一セグメント(再生医療等製品事業)のみの開示。セグメント別売上・利益の詳細は省略。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 会社は再生医療製品の承認取得・海外展開・CDMO事業の拡大を中期的な成長戦略として掲げている。第1Qは承認申請(国内)やPre‑IND準備、CDMO補助金採択など計画に沿った進展あり。
- KPI達成状況: 具体KPIの定量的進捗は開示無し。
競合状況や市場動向
- 競合比較: 同業他社との詳細比較は開示無し。再生医療分野は研究開発負担と承認リスクが高く、先行する承認・市場化が競争優位の要。
- 市場動向: 国内は緩やかな景気回復だが不確実性あり。米国の規制対応(Pre‑IND)を進めるなど海外市場を意識した活動を強化。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し、2025/4/1–2026/3/31): 売上高 590,000千円、営業利益 △895,000千円、経常利益 △883,000千円、親会社株主に帰属当期純利益 △889,000千円、1株当たり当期純利益 △111.09円。
- 業績予想の前提条件: 添付資料の「1.経営成績等の概況(3)」参照(為替等の明示的前提は本短信に詳細記載無し)。
- 予想の信頼性: 会社は現時点で予想を修正しておらず、研究開発・承認プロセスの進捗と受注状況が主要リスク。
- リスク要因: 製造販売承認の審査結果、臨床試験の結果、米国規制対応、原材料・製造コスト、為替変動、補助金等の外部資金動向。
重要な注記
- 会計方針: 変更なし。
- 四半期CF: 第1四半期に関する四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 重要な後発事象: 第5回新株予約権(ストック・オプション)発行(2025年8月4日割当、12,000個)に関する開示あり。
- その他: 製造販売承認申請(2025年4月)を行い、審査対応中。FDAとのPre‑INDに向けた準備、米国スタンフォード大との共同研究、朝日インテックとのカテーテル共同開発、CDMO補助金採択等、研究開発・事業化に関する重要な活動が進行中。
(注記)
- 数値は会社開示の千円単位を基準に記載。四半期連結キャッシュ・フロー等未作成項目は“–”で表記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4894 |
| 企業名 | クオリプス |
| URL | https://cuorips.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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