2025年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想との比較では明確なサプライズ表示はないが、第3四半期累計で営業損失を計上(営業損失△276百万円)し、特別利益(投資有価証券売却益228百万円)により親会社株主帰属純利益は黒字(21百万円)を確保。会社は通期業績予想を「修正」して公表しており、注視が必要。
- 業績の方向性:売上はわずかに減少(増収減益の構図に近いが、営業で赤字拡大)
- 注目すべき変化:営業利益は前年同期の△23百万円(営業損失)から△276百万円へ悪化(赤字幅拡大)。一方、投資有価証券売却益(228百万円)を計上したため当期純利益は前年同期比で小幅減(21,376千円、△7.9%)。その他有価証券評価差額金の大幅減少などで包括利益は大幅マイナス(△177,543千円)。
- 今後の見通し:会社は第3四半期の業績動向を踏まえ通期予想を修正しており(別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表)、通期の達成可能性は営業赤字の解消が鍵。現状では営業面での回復が不可欠。
- 投資家への示唆:特別利益で純利益は確保されているが、コア事業(特に電子機器・工作機械分野)の営業損失拡大、在庫増加・短期借入増加による負債増など財務構造の変化に注目。通期予想修正内容とセグメントごとの回復計画(受注動向、在庫処理、為替ヘッジ等)を確認することが重要。
基本情報
- 企業名:YKT株式会社(YKT株式会社)
- 上場コード:2693
- 主要事業分野:電子部品実装機等を含む「電子機器及び工作機械等」と、光通信・産業用レーザー等の「光電子装置」の2報告セグメントで事業を展開。
- 代表者:代表取締役社長 柳 崇博
- 問合せ先:取締役経営本部長 山本 庸一 TEL 03-3467-1251
- 報告概要:提出日 2025年11月13日/対象会計期間 2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計)
- セグメント:
- 電子機器及び工作機械等:電子部品実装機中心、工作機械等を含む
- 光電子装置:産業用レーザー発生装置、光通信機器等
- 発行済株式:期末発行済株式数 11,906,880株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:298,178株
- 期中平均株式数(四半期累計):11,608,724株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:決算説明会等の記載は資料上に明記なし(注記:同日「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計:2025/1/1〜9/30)
- 売上高:8,322,776千円(前年比 △0.5%)→ 通期会社予想12,000,000千円に対する進捗率 約69.4%(通常は3Q時点で約75%前後が目安の業種もあるためやや遅れ)。
- 営業利益:△276,828千円(前年は△23,404千円)→ 会社通期予想 営業利益300,000千円に対する進捗は「現時点でマイナス」で回復が必要。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:21,376千円(前年比 △7.9%)→ 通期会社予想 当期純利益20,000千円に対する進捗は既に超過(ただし特別利益による寄与のため継続性に疑義)。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:輸出比率増加による売上総利益率低下、工作機械関連の需要低迷、円安による販売価格上昇(国内販売が打撃)、在庫増加。
- プラス要因:投資有価証券売却益228,692千円を計上し、税引後で純利益を確保。
- 通期への影響:会社は第3四半期の結果を踏まえ通期予想を修正(別途公表)。営業面でマイナスが大きく、特別利益を除く本業回復がなければ通期営業目標達成は困難。詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
財務指標(主要項目)
(単位:千円、%は前年同期比)
- 売上高:8,322,776千円(△0.5%、前年 8,362,841千円)
- 売上総利益:1,195,263千円(前年比 △22.3%:前年 1,539,266千円)
- 販管費:1,472,091千円(前年 1,562,670千円)
- 営業損失:△276,828千円(前年 △23,404千円)
- 経常損失:△194,753千円(前年 経常利益36,554千円)
- 特別利益:投資有価証券売却益 228,692千円
- 税引前四半期利益:33,939千円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:21,376千円(△7.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):1.84円(前年 2.00円)
貸借対照表(2025/9/30)
- 総資産:13,720,980千円(前期末 11,721,131千円、+19.9%)
- 純資産:7,889,207千円(前期末 8,125,650千円、△2.9%)
- 自己資本比率:57.2%(前期末 68.9%)→ 低下(目安:40%以上で安定 → 57.2%は安定水準)
- 流動資産の増加要因:現金預金増加(+705,?千円)および商品(棚卸資産)大幅増(+1,165,803千円)
- 負債合計:5,831,772千円(前期末 3,595,480千円、増加)→ 短期借入金1,300,000千円計上(期中増加)等により負債増加
収益性指標(参考・目安)
- ROE(通期予想ベース):約0.26%(目安 8%以上が良好 → かなり低い)
- 計算根拠:通期親会社当期純利益予想20,000千円 ÷ 自己資本約7,854,000千円
- ROA(通期予想ベース):約0.15%(目安 5%以上が良好 → かなり低い)
- 営業利益率(第3Q累計):△3.3%程度(営業損失ベース)
進捗率分析(通期会社予想との比較)
- 売上高進捗率:約69.4%(8,322 / 12,000)→ 若干低調
- 営業利益進捗率:実績はマイナス(△276)で通期目標300百万円に対して大幅ギャップ
- 純利益進捗率:特別利益寄与で通期予想20百万円に対して既に達成水準だが非継続項目の寄与である点に注意
キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細は未提示。
- 減価償却費:38,412千円(前年同期 41,572千円)
- 現金及び預金は前期末 3,846,657千円 → 4,554,859千円(増加)。だが短期借入金の計上(1,300,000千円)で負債比率は上昇。
財務安全性・効率性
- 自己資本比率 57.2%(安定水準。前年68.9%より低下)
- 流動負債の増加(支払手形・買掛金、その他流動負債の増加、短期借入計上)により流動性監視が必要。
- 在庫(商品)増加により在庫回転や資金効率の低下リスクあり。
四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細数値は限られるが、前年同期比で電子機器セグメントは売上増も営業赤字拡大、光電子装置は売上大幅減かつ利益も減少(季節性はセグメント依存で要注視)。
セグメント別(第3四半期累計:千円)
- 電子機器及び工作機械等:売上 7,901,471千円(前年同期比 +3.2%)、セグメント営業損失 △315,851千円(悪化)
- 光電子装置:売上 421,304千円(前年同期比 △40.1%)、営業利益 39,023千円(前年同期比 △59.9%)
- セグメント貢献:電子機器分野の売上は増加するも、利益面での悪化が全体を押し下げている。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 228,692千円(今回の純利益確保に寄与)
- 特別損失:該当明示なし
- 一時的要因の影響:特別利益を除くと経常・営業の赤字が続いており、本業の収益力低下が明確。投資有価証券売却益は一時的要因と判断されるため、継続的な収益改善の確認が必要。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続的と見なすべき。
配当
- 決算短信記載:直近公表の配当予想に関する修正の有無は注記で示されており、資料内の表記はやや判読が必要(第3四半期末および期末の配当欄に5.00の表示あり)。
- 中間配当:2025年12月期の中間(第2四半期)実績は0.00(または未定)との表記あり(資料の表記が断片的なため不明部分は–)。
- 期末配当(会社予想):期末 5.00円(資料表記)/年間合計(想定)5.00〜10.00円の表示が混在 → 正確値は「配当予想の修正有無」および別資料を要確認。
- 配当性向:通期予想EPS 1.72円に対し配当5円等であれば配当性向は非常に高くなる(継続性・持続可能性の観点から注意)。詳細は会社発表を参照。
- 特別配当:なし記載
- 自社株買い等:特記事項なし
(注)配当関連は決算短信の表記が断片的なため、正式な「配当予想・修正情報」を会社発表で再確認してください。
設備投資・研究開発
- 設備投資金額:資料に明確な設備投資額の記載なし(–)
- 減価償却費:38,412千円(第3四半期累計)
- R&D費用:資料に明確な金額記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注関連:受注高・受注残の明示なし(–)
- 在庫状況:商品(棚卸資産)が1,925,898千円(前期末 760,095千円)と大幅増(増加額約1,165,803千円)。在庫増加は資金効率悪化および販売回復遅れのリスク示唆。
- 在庫の質:内訳(仕掛品・製品・原材料等)の詳細は資料に明記なし(–)
セグメント別情報(要点)
- 電子機器及び工作機械等:売上は増加(+3.2%)だが、切削工具需要低下や円安による販売価格上昇で販売が低迷し、営業損失が拡大(△315,851千円)。
- 光電子装置:売上大幅減(△40.1%)で営業利益も大幅減少(39,023千円)。主要製品の需要減が影響。
- 地域別売上・為替影響:輸出比率増加に伴う売上総利益率低下、為替差損は減少傾向だが為替の影響は引き続き留意。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する記載・KPIの進捗は本資料に明確な記載なし(–)
- 今回の第3四半期実績は本業での収益回復が課題であり、中期目標達成に対しては追加施策が必要に見える。
競合状況や市場動向
- 市場動向:中国市場ではEVやスマート家電向けの設備投資が回復基調である一方、国内製造業は慎重な投資姿勢が継続。工作機械分野の需要低迷が同社業績に影響。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。相対的な位置付け確認は同業他社の最新決算との比較を推奨。
今後の見通し
- 業績予想:2025年12月期通期(会社予想) 売上高 12,000,000千円(+0.5%)、営業利益 300,000千円(+?)、経常利益 180,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益 20,000千円、1株当たり当期純利益 1.72円。
- 予想修正:第3四半期の業績及び最近の動向を踏まえて会社は通期予想を修正している旨を公表(詳細は別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。
- 予想の信頼性:第3四半期実績が営業赤字である点、並びに純利益が特別利益に依存している点から、通期業績の達成には本業回復が必要。過去の予想達成傾向は資料内に明記なし(–)。
- リスク要因:為替変動(円安)、原材料価格上昇、国内の設備投資抑制、在庫増、短期借入増による流動性リスクなど。
重要な注記
- 会計方針の変更や連結範囲の重要な変更:該当事項なし(注記より)。
- 添付資料・別表:「1.経営成績等の概況(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」にて業績予想修正の詳細を参照するよう案内あり。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
(注記)
- 不明な項目は–で表示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2693 |
| 企業名 | YKT |
| URL | http://www.ykt.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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