2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計の進捗は「ほぼ計画通り」だが、純利益の進捗がやや遅れ(下記参照)。市場予想との比較データは提供情報に無し。
- 業績の方向性:増収増益(売上高58,003百万円、前年同期比+5.3%、営業利益4,212百万円、同+1.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益3,305百万円、同+1.8%)。
- 注目すべき変化:連結範囲の変更(米国子会社 HMS Products Co.、Dallas Industries を新規連結)により米州売上が増加(米州売上 +18.9%)。受注はセグメント差が大きく、全体では受注高53,749百万円(前年同期比+1.9%)、受注残高59,049百万円(前年度末比▲6.7%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上80,000百万円、営業利益5,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,800百万円)は据え置き。第3四半期累計の進捗(下記)から見ると達成可能性は概ね高いが、純利益はややペースが遅く第4四半期の利益確保が重要。
- 投資家への示唆:米州でのM&A・追加投資(米州関連で総額約50億円見込み)により中長期で自動化(FA)領域の競争力強化が期待される一方、短期的には地域・製品ミックスや販管費増が利益に影響するため第4四半期の受注・原価・販管費動向を注視すべき。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:アイダエンジニアリング株式会社
- 主要事業分野:プレス機械(個別プレス機、汎用プレス機、高速プレス等)の製造・販売およびサービス、自動化・搬送装置等のFAソリューション提供(グローバル展開)
- 代表者名:代表取締役社長 鈴木 利彦
- 報告概要
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:無し(補足資料は作成有)
- セグメント(報告セグメント)
- 日本:プレス機(個別/汎用)・サービス等
- 中国:プレス機・サービス等(現地販売)
- アジア:主要アジア諸国向け事業
- 米州:プレス機・自動機(子会社HMS、Dallasを含む)
- 欧州:プレス機・サービス等
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):63,962,021株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:9,627,810株(同)
- 期中平均株式数(四半期累計):55,159,366株(当第3四半期)
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定
- 次回決算修正・公表:現時点で修正は無い(通期予想据え置き)
- 株主総会、IRイベント等:具体日程は資料に記載無し(決算説明会は開催無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期予想に対する第3四半期累計の進捗率)
- 売上高:実績58,003百万円 / 通期予想80,000百万円 → 達成率72.5%(目安:3Q終了時点で約75%が標準だが業種・季節要因あり)
- 営業利益:実績4,212百万円 / 通期予想5,800百万円 → 達成率72.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績3,305百万円 / 通期予想4,800百万円 → 達成率68.9%(やや遅れ)
- サプライズの要因
- プラス要因:サービス売上増、買収した米国子会社の売上合算、製品・事業ミックスと粗利率の改善(日本等)
- マイナス要因:地域別・製品別にばらつき(米州は売上増だが販管費増で利益率低下、アジアは粗利率悪化で利益減少)、受注の不確実性(個別プレス機や高速プレスの受注減)
- 通期への影響:現時点で通期予想の修正は無し。売上・営業利益の進捗はほぼ計画通りだが、純利益進捗がやや遅いため第4四半期の利益寄与(受注→売上・原価管理・販管費抑制)が重要。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31)
- 売上高:58,003百万円(前年同期比+5.3%、前期:55,081百万円)
- 売上総利益:12,831百万円(売上総利益率 22.1%)
- 販管費:8,619百万円
- 営業利益:4,212百万円(前年同期比+1.3%、営業利益率 7.26%)
- 経常利益:4,324百万円(前年同期比+4.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,305百万円(前年同期比+1.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):59.93円(前年同期 56.27円)
- 主要比率・収益性指標(第3Q累計ベース)
- 営業利益率:7.26%(業種平均は業種に依るが一般的には5~10%レンジ)
- 純利益率:約5.70%(3,305 / 58,003)
- ROE(簡易・第3Q累計利益 ÷ 純資産):3,305 / 84,813 = 3.90%(YTDベース)→ 年率化換算概算約5.2%(目安:8%以上が良好)
- ROA(簡易):3,305 / 124,952 = 2.65%(YTDベース)→ 年率化概算約3.5%(目安:5%以上で良好)
- 財政状態(B/S:2025/12/31)
- 総資産:124,952百万円(前期末122,862百万円、+2,090)
- 純資産:84,904百万円(前期末83,637百万円、+1,266)
- 自己資本比率:67.9%(安定水準)
- 流動資産:88,290百万円、流動負債:32,940百万円 → 流動比率:約268%(良好)
- 負債合計:40,048百万円 → 負債/純資産比(負債比率):約47.2%(40,048/84,904)
- 現金及び預金:36,122百万円(前期末35,856百万円、微増)
- キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等の数値は資料に記載無し(–)。ただし現金は微増、短期借入金は増加(1,620→3,869百万円)している点に注意。
- 投資CF:–(ただしM&A支出あり)
- 財務CF:短期借入増などで変動あり(詳細は資料無し)
- 減価償却費:第3四半期累計 1,512百万円(前期1,477百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細データは四半期損益明細に断片的にしか記載無しのため詳細なQoQ比率は–。季節性は一部製造業特有の受注・納期影響あり。
- 財務安全性:自己資本比率67.9%(安定水準)、流動比率約268%(良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:513百万円(主に投資有価証券売却益 506百万円)
- 特別損失:30百万円(固定資産除却損等)
- インパクト:特別損益は期間業績に対して小幅(純利益の押し上げ要因はあるが恒常的ではない)で、除外しても大筋の業績判断に大きな影響は無い。
- 継続性:有価証券売却益は一時的要因と考えられる(継続性低)。
配当
- 中間配当:無(第1/第2四半期末ともに0)
- 期末配当(予想):37.00円(通期合計 37.00円、直近予想に修正無し)
- 予想EPS(通期):87.36円 → 予想配当性向:37 / 87.36 = 約42.4%(予定)
- 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式取得・消却の動きが以前にあり(自己株式取得3,242,600株、消却3,242,600株)だが、現時点での追加自社株買い情報は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料中に個別の当期設備投資額の明細は無し。ただし米州における買収後の追加投資を含めた投資総額として「約50億円」を見込んでいる旨の記載あり(HMS/Dallasの買収および追加投資)。
- 減価償却費:第3四半期累計で1,512百万円(前期1,477百万円)。
- 研究開発費(R&D):明細記載無し(–)。
受注・在庫状況
- 受注高(第3Q累計):53,749百万円(前年同期比+1.9%)
- セグメント別受注高(百万円/前年同期増減率)
- 日本:17,432(+0.6%)
- 中国:5,070(+13.2%)
- アジア:4,601(▲17.2%)
- 米州:16,042(▲1.9%)
- 欧州:10,602(+17.6%)
- 受注残高:59,049百万円(前年度末比▲6.7%)
- Book-to-Bill(受注高/売上高):53,749 / 58,003 = 約0.93(直近は売上に対し受注がやや不足)
- 在庫(棚卸資産内訳:2025/12/31)
- 製品:6,458百万円
- 仕掛品:20,708百万円
- 原材料及び貯蔵品:5,016百万円
セグメント別情報(第3四半期累計)
- 売上高(第3Q累計)・セグメント利益(百万円・前年同期比)
- 日本:売上 32,300(▲4.9%)/セグメント利益 2,174(+10.4%)
- 中国:売上 9,227(+2.5%)/利益 644(+8.8%)
- アジア:売上 7,601(▲7.2%)/利益 245(▲42.9%)
- 米州:売上 15,527(+18.9%)/利益 800(▲26.3%)
- 欧州:売上 10,703(▲1.6%)/利益 197(▲11.2%)
- コメント:
- 日本は売上減だが製品ミックスと粗利改善で利益率改善。
- 米州は買収による売上増が顕著だが販管費増で利益率低下(M&Aに伴う費用や連携投資の影響)。
- アジアは売上減・粗利率悪化で利益大幅減。地域差・製品構成が業績に影響。
中長期計画との整合性
- 中期戦略:プレス機+自動化(FA)を組み合わせた生産ライン全体のソリューション提供を強化。北米での現地調達ニーズに対応するためHMS/Dallasの買収を実行し、米州での自動機供給体制を整備。
- 進捗:買収により米州の事業基盤拡大を図る段階にあり、買収関連投資(総額約50億円見込み)を実行中。進捗は「新規連結2社の取り込み」として財務に反映済み。KPIの具体値は資料に限定的。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界経済は不確実性が残る(貿易摩擦、政策の不確実性)が、米国は堅調。鍛圧機械業界では国外案件の受注が低迷している(業界受注は前年同期比▲10.2%)。
- 競争優位性:プレス機本体に加え、自動化・搬送装置を含めたソリューション提供能力を強化しており、特に北米での現地調達ニーズに対応可能になった点が競争力向上要因。競合比較の詳細データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想(通期:2025/4/1~2026/3/31)【公表値、修正無し】
- 売上高 80,000百万円(前期比+5.3%)
- 営業利益 5,800百万円(前期比+4.9%)
- 経常利益 6,000百万円(前期比+7.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 4,800百万円(前期比▲5.9%)
- 1株当たり当期純利益 87.36円
- 会社予想の前提:資料では明確な為替・原材料前提は記載無し(–)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計進捗(売上・営業利益は約72%台、純利益は約69%)から通期達成は現実的と考えられるが、第4四半期における受注状況・販管費の管理・為替変動等がリスク要因。
- リスク要因(主なもの)
- マクロリスク(世界経済の下振れ、貿易政策・関税)
- 受注の偏り(個別プレスや高速プレスの受注減)
- 為替変動(海外売上が増加)
- M&A関連の追加投資・販管費増加による短期的利益圧迫
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。
- 連結範囲の変更:当該連結期間に新規連結 2社(HMS Products Co.、Dallas Industries)を追加。これが資産・売上に影響(米州セグメント資産で4,139百万円増)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期累計期間に係るCF明細は未提示)。
- 発行済株式数の変動:自己株式取得および一部消却あり(詳細は注記)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6118 |
| 企業名 | アイダエンジニアリング |
| URL | http://www.aida.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.19)」によって自動生成されました。
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