2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の通期予想に修正はなし(発表時点)。四半期(中間)業績は会社予想との直接比較表記なしだが、通期予想に対する進捗は売上高で約32.5%と順調、損失は通期想定の約55%を既に計上(上振れ=想定より期前倒しで損失計上)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収(前年同期比で大幅増収)・増損(営業損失・純損失が拡大)=増収減益(損失拡大)。
  • 注目すべき変化:売上高が192百万円(前年中間期7.9百万円)と大幅増加。一方で営業損失は前年中間期▲398.7百万円→当期▲495.3百万円と損失拡大。研究開発費(総額)は486.6百万円(前年同期比+1.8%)で、共同研究費の受入れを差引した負担額は288.7百万円(同+53.9%)と増加。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上590百万円、営業損失▲895百万円、親会社株主帰属当期純損失▲889百万円、修正なし)。中間時点の損失計上ペースは通期想定に対してやや前倒し(投資・研究強化による支出先行)が示唆されるが、会社は見通し維持。
  • 投資家への示唆(事実整理のみ):臨床・規制面での進展(国内の製造販売承認申請済/希少疾病用再生医療等製品として指定取得、米国でのpre-IND実施、共同研究拡大)と、CDMO強化のため補助金採択や設備投資による供給能力向上方針が本決算の主要ポイント。財務は現金余力は依然確保されているが、営業キャッシュの支出が継続している点は注視が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:クオリプス株式会社
    • 主要事業分野:再生医療等製品(ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート等)の研究開発およびCDMO事業(受託製造)
    • 代表者名:代表取締役社長 草薙 尊之
    • 上場取引所・コード:東証(グロース) 4894
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明資料作成:有(説明動画は会社HPで配信予定、決算補足資料はTDnet掲載)
  • セグメント:
    • 単一セグメント:再生医療等製品事業(ヒトiPS由来心筋細胞シート等)。セグメント別開示は省略。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):8,247,466株(2026年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:15,856株
    • 期中平均株式数(中間期):8,173,569株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:開催なし(決算説明動画を配信予定)
    • 株主総会/IRイベント:–(資料記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(中間期 実績→会社通期予想に対する進捗率)
    • 売上高:192百万円(当中間期)/通期予想590百万円 → 進捗率 約32.5%
    • 営業利益:▲495百万円(当中間期)/通期予想▲895百万円 → 通期損失の約55.3%を中間で計上(損失の進捗)
    • 経常利益:▲483百万円(当中間期)/通期予想▲883百万円 → 進捗率 約54.7%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:▲483.5百万円(当中間期)/通期予想▲889百万円 → 進捗率 約54.4%
  • サプライズの要因:
    • 売上は前年同期比で大幅増(7.9→192.7百万円)で成長が見られるが、研究開発・運営投資の前倒しにより損失拡大。共同研究開発費の受入れはあるが、自己負担分の研究開発費は増加(288.7百万円、+53.9%)。
    • 財務CFは新株予約権(ストックオプション)の行使による収入があり資金調達を補完。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正なし。中間の損失蓄積は通期予想の範囲内と判断しているが、研究開発・承認対応の進捗次第で流動性・損益に影響が出る可能性あり。

財務指標

(数値は千円表記原則を百万単位で示す。前年同期比は必ず%で表示)

  • 財務諸表 要点(当中間期=2025年9月30日)
    • 総資産:5,454,500千円(5,454.5百万円)、前期末5,741,609千円(△287,108千円)
    • 純資産:5,256,171千円(5,256.2百万円)、前期末5,529,698千円(△273,527千円)
    • 自己資本(参考):5,154,000千円 → 自己資本比率 94.5%(安定水準)
    • 現金・現金同等物:4,071,452千円(中間期末、前期中間期比減少722,372千円)
  • 収益性(当中間期:2025/4/1–9/30)
    • 売上高:192,705千円(192.7百万円)、前年同期7,893千円 → 増加率 約+2,343.3%(金額差 +184,812千円)
    • 営業利益:▲495,335千円(営業損失)、前年同期▲398,694千円 → 損失拡大(前年同期比で損失増)
    • 営業利益率:▲257.1%(営業損失/売上高=▲495,335/192,705)(業種平均とは比較不能だが非常に低い=投資・研究段階の状況)
    • 経常利益:▲483,434千円、前年同期▲464,369千円 → 損失拡大
    • 親会社株主帰属当期純利益:▲483,549千円、前年同期▲466,176千円 → 損失拡大
    • 1株当たり中間純利益(EPS):▲59.16円(前年同期▲58.43円)
  • 収益性指標(概算)
    • ROA(当中間期)=当期純損失▲483,549千円 ÷ 平均総資産約5,598,055千円 ≒ ▲8.6%(目安:5%以上で良好 → 現状はマイナス)
    • ROE(当中間期)=当期純損失▲483,549千円 ÷ 平均自己資本約5,392,935千円 ≒ ▲9.0%(目安:8%以上で良好 → 現状はマイナス)
    • 註:純損失のためROE/ROAはマイナス(収益性は現状回復前)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約32.5%(通常の進捗水準と比較して季節性に依存するが中間で3割はまずまず)
    • 営業利益進捗率(損失ベース):約55.3%(損失が通期想定の半分超を占める=費用先行)
    • 純利益進捗率(損失ベース):約54.4%
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:△851,611千円(支出)、前年同期△714,661千円(支出増)
    • 投資CF:△13,965千円(支出)、前年同期△89,038千円(支出減)
    • 財務CF:+174,109千円(主に新株予約権行使による収入146,750千円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約△837,646千円(支出)
    • 営業CF/純利益比率:約1.76(△851,611 / △485,429 ≒ 1.76)→ 目安1.0以上で健全だが、両者ともマイナスのため解釈に注意(現金支出が損失を上回る状況)
    • 現金同等物残高の推移:期首4,793,824千円 → 中間期末4,071,452千円(減少722,372千円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単位データの内訳は本資料に限定的記載のため詳細は–。ただし中間での現金減少・営業支出の増加は確認できる。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:94.5%(安定水準、負債低位)
    • 負債合計:198,329千円(流動負債115,161千円/固定負債83,167千円)→ レバレッジは低い
    • 流動比率(簡易計算):流動資産4,866,049千円 ÷ 流動負債115,161千円 ≒ 4224%(非常に高く流動性は良好)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細開示なし(–)
  • セグメント別:単一セグメントのためセグメント別内訳は省略

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:記載なし(該当なし)
  • 特別損失:記載なし(該当なし)
  • 一時的要因の影響:為替差損等の影響は過去期に計上されたが、本中間期における特別項目の記載はなし。したがって現状は事業活動に基づく結果と判断される。
  • 継続性の判断:特別損益は報告なしのため、今回の損益は事業継続的な研究開発費・運営費の反映と見るのが妥当。

配当

  • 中間配当:0.00円(無配)
  • 期末配当(予想含む):期末0.00円(通期配当予想合計0.00円、修正なし)
  • 配当利回り:0%(現状無配)
  • 配当性向:該当なし(赤字のため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CF内訳)
    • 有形固定資産取得による支出:10,169千円(当中間期)
    • 投資活動による支出合計:13,965千円
    • 減価償却費:41,296千円(計上)
  • 研究開発
    • 研究開発費(総額):486,647千円(前年同中間期比 +1.8%)
    • 共同研究開発費受入額が存在し、受入額控除後の販売費及び一般管理費計上額:288,736千円(前年同中間期比 +53.9%)
    • 主な研究テーマ:iPS細胞由来心筋細胞シート(虚血性心筋症、拡張型心筋症、海外展開向け改良)、カテーテル移植技術、オキシム誘導体(YS‑1301)等

受注・在庫状況(該当性)

  • 受注状況:記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:26,263千円(当中間期)、前期45,468千円(減少)
    • 在庫回転日数など詳細は記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別状況:単一セグメント(再生医療等製品事業)のみ。売上・利益貢献は会社全体数値に含まれる。
  • 地域別売上:資料上の明記なし(国内中心だが米国での共同研究・pre‑IND実施)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内での中期計画進捗数値の詳細記載はなしが、主要KPIに相当する事項として下記が進展中
    • 国内:ヒトiPS心筋シートの製造販売承認申請済(2025年4月)、希少疾病用再生医療等製品として指定(2025年10月)
    • 海外:スタンフォード大学との共同研究開始、FDAとのpre‑INDで概ね合意
    • CDMO:設備投資補助金(再生CDMO補助金)の採択で供給能力向上を図る
  • KPI達成状況:臨床・規制面の主要マイルストーン(承認申請、希少指定、pre‑IND)は達成/進展。ただし商業化・収益化は引き続き未確定

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。再生医療は規制・臨床の成否が企業価値に直結するハイリスク・ハイリターン分野。
  • 市場動向:国内での希少疾病指定取得や海外(米国)でのpre‑IND協議を進めており、規制支援や保険償還上の加算期待など市場面でのポジティブ要素がある一方、世界経済の不透明感等マクロリスクは継続。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2026年3月期):売上高590百万円、営業利益▲895百万円、経常利益▲883百万円、親会社株主に帰属する当期純利益▲889百万円、1株当たり当期純利益▲111.09円(発表は変更なし)
    • 次期予想:資料に記載なし(–)
    • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料P.4参照(為替等の具体前提は資料中で示唆されているが本文に数値記載は限定的)
  • 予想の信頼性:会社は現時点で通期見通しを維持。過去の予想達成傾向は本資料では明示されていない(–)。
  • リスク要因(主なもの):
    • 臨床試験や規制審査の結果(承認可否、審査反応)
    • 研究開発費の増加による資金調達必要性
    • 提携先・パートナー依存度(共同研究・共同開発)
    • 為替変動、補助金・公的支援の継続性、競合の技術進展

重要な注記

  • 会計方針:当中間期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示はなし。
  • 監査:第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビューの対象外。
  • 重要な後発事象:第6回新株予約権(税制適格ストック・オプション)を発行(付与日2025/11/4、従業員21名に付与)。目的は従業員のインセンティブ付与。
  • 補助金・支援:再生CDMO補助金(経済産業省関連)に「新技術導入促進枠」として採択。

(注記)

  • 不明項目や資料非記載項目は“–”で記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4894
企業名 クオリプス
URL https://cuorips.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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