2026年3月期第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 種結晶偏重からの転換(宝石事業への参入、Japan Made Diamondのブランド化)と大型ウエハ(1〜4インチ)による市場創成を掲げる。一方、インド子会社(SFD India)の輸入ライセンス遅延で当期の営業開始が出来ず、通期業績は未定に修正。
- 業績ハイライト: 2026年3月期中間期(連結)売上高137百万円(前年同期比△68.4%)、営業損失△507百万円(前年同期△546百万円→改善38百万円)。純損失は△504百万円(前年同期△576百万円→改善71百万円)。(数値は百万円)
- 戦略の方向性: (1)人工宝石(LGD)での新デザイン・カラーダイヤ商品化と海外販売チャネル拡大、(2)ダイヤモンド基板・ウエハ(1インチ商品化済、2インチモザイク開発中、4インチロードマップ)でデバイス市場を創成、(3)コスト削減と資金調達による設備・開発投資。
- 注目材料: SFD Antwerpは2025年6月に営業開始済み。SFD Indiaは輸入ライセンスが遅延し事業開始できず(当期の種結晶販売が大幅減)。1インチ単結晶ウエハは2025年4月に発売済、2インチモザイクウエハは開発継続(製品化目標あり)。
- 一言評価: 技術・製品ポートフォリオは強みだが、海外展開の遅延と在庫評価損等で短期業績は不透明。
基本情報
- 企業概要: 株式会社イーディーピー(EDP、東証グロース:7794)。主要事業はダイヤモンド単結晶の製造・販売(種結晶、原石、基板・ウエハ、光学部品、ヒートシンク、工具素材、ラボグロウン宝石等)。
- 代表者名: 代表取締役社長 藤森 直治、代表取締役副社長 髙岸 秀滋。
- 説明会情報: 2025年12月3日、形式:個人投資家向けWEBセミナー(オンライン)、参加対象:個人投資家向け。
- 説明者: –(資料に説明者役職・氏名の個別発言の詳細は明示されていないため「–」とします)。
- セグメント(製品ベース):
- 種結晶:LGD(人工ダイヤ)用の種結晶販売(最上流)。
- 基板・ウエハ:3×3〜30×30mm等の単結晶基板、ハーフ〜1〜4インチウエハ、モザイク結晶。
- 光学部品等:光学関連部品。
- 工具素材:切削工具等の素材。
- 宝石(ラボグロウンダイヤ):SFDグループ経由での販売(新規事業)。
業績サマリー(2026年3月期中間期:連結、単位:百万円)
- 主要指標:
- 売上高:137(前年同期436、前年同期比△68.4%) — 目安:大幅減(悪い)
- 営業利益:△507(前年同期△546、改善38) 営業利益率:△507 / 137 = 約△370.1%(大幅赤字、非常に悪い)
- 経常利益:△501(前年同期△572、改善70)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△504(前年同期△576、改善71)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
- 予想との比較:
- 会社の期初(前回)通期予想(修正前):売上高1,861百万円、営業損失△77、経常損失△89、当期純損失△128(連結)。
- 修正:通期業績予想を「未定」に修正。
- 期初予想に対する中間期達成率(参考):売上高達成率 137 / 1,861 ≒ 7.4%(注:通期予想が未定に修正されたため参考値)。サプライズ:通期見通し「未定」に修正 → ネガティブサプライズ。
- 進捗状況:
- 通期予想(修正前)に対する進捗率:売上 7.4%(上記)。営業利益等は通期の赤字見込みで比較が難しいため達成率算出不可。
- 中期経営計画や年度目標に対する到達率:現状は種結晶偏重からの脱却・宝石売上拡大・海外営業開始等の施策が進行中だが、SFD India遅延で短期的達成度は低い。
- 過去同時期との進捗比較:前年同期比で売上大幅減(△68.4%)、営業損失は若干縮小(改善)。
- セグメント別状況(中間期合計、単位:百万円、当該期間は2026年1Q+2Q合計/比較は同期間2025年1Q+2Q合計):
- 種結晶:30(2026 H1:10+20) vs 2025 H1:170+119=289 → 差約△259(△89.6%) — 主因:SFD Indiaの輸入ライセンス遅延でインド向け販売が大幅に減少
- 基板・ウエハ:97(18+79) vs 2025 H1:57+67=124 → 差△27(△21.8%) — 受注・納品が下期にずれ込み
- 光学部品等:3(0+3) vs 2025 H1:4+1=5 → 差△2(△40.0%)
- 工具素材:4(2+2) vs 2025 H1:5+10=15 → 差△11(△73.3%)
- 宝石:0(販売開始したが当会計期間は小額、SFD Antwerpの決算期差で計上なし)
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス:
- SFD Indiaの輸入ライセンス遅延によりインドでの種結晶販売がほぼ停止。
- 宝石販売は開始したが当期は売上が小額に留まる(SFD Antwerpの決算期差で当期計上なし)。
- コスト削減を実施したものの、在庫評価減(評価損)やその他損失により純損失が膨らむ。
- 1インチウエハは商品化済、2インチモザイク・大型ウエハ開発はロードマップで進行。
- 増減要因(主な内訳、対前年同期、単位:百万円、資料より):
- 売上減により営業損失は39百万円改善(経費節減)。
- 在庫評価損等で△47(評価損増加)。
- 新製品開発費(研究開発費)は前年同期より128百万円減少(費用減)。
- 為替差損等で△17。
- 競争環境:
- LGD市場は急速拡大中(資料:LGD市場は2024→2028にCAGR8.8%想定)。一方、新陳代謝が加速し価格競争や採算性悪化で一部企業縮小・撤退の動きあり。
- 当社の差別化要因は大型単結晶(30x30mm等)と独自の分離・モザイク技術。高品質種結晶の需要は根強いが、市場全体の種結晶需要は縮小傾向。
- リスク要因:
- SFD Indiaの許認可・輸入遅延や海外法人の立ち上げリスク。
- LGD製品価格の下落(特に小粒・一般品)、価格競争の激化。
- 在庫評価損・為替変動・資金調達不足。
- デバイス向けウエハ需要の実需化タイミングが不確定。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の骨子):
- 種結晶偏重からの脱却:宝石(LGD)分野の拡大とブランド化(Japan Made Diamond)。
- 基板・ウエハ分野:1〜4インチウエハのロードマップでダイヤモンドデバイス市場を創成。
- 収益性改善:徹底したコスト削減と多様な資金調達で設備・開発投資を実行。
- 進行中の施策:
- 宝石事業:SFD(日本)で販売開始、SFD Antwerpを通じた欧米向け通販開始、SFD Indiaでの現地販売準備(輸入ライセンス待ち)。
- ウエハ:1インチウエハ(2025年4月発売)量産の確立、2インチモザイク開発進行、4インチ化のロードマップ(2028/2029目標)。
- コスト:製造コスト削減を継続。
- セグメント別施策と進捗:
- 種結晶:従来の販売先に加えSFD Indiaによる現地開拓予定(遅延影響あり)。
- 宝石:新規デザイン(カラーダイヤ等)試作・量産方法の確立、Japan Made Diamondブランド化。
- 基板・ウエハ:モザイク結晶接続・大型化技術、各種エピ層製品化を推進。
- 新たな取り組み(説明会での発表):
- ラボグロウン宝石の本格販売開始、海外法人活用によるチャネル構築、ウエハ規格化に向けた業界連携。
将来予測と見通し
- 業績予想(次期/通期):
- 次期業績予想(売上高、営業利益等):現時点で「未定」(通期予想を未定に修正)。
- 予想の前提条件:SFD Indiaの営業開始時期、宝石販売の拡大、ウエハ受注の下期着地等に依存(経営陣は不確実性を明確に示しており、自信度は低〜中立)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:有(期初予想を取り下げ「未定」に修正)。
- 修正理由:SFD Indiaの営業開始遅延により種結晶販売が低迷し、宝石等の新規ビジネス展開見通しが困難なため。
- 修正前後比較(主な数値、修正前=前回予想):売上高1,861(前回)→未定(修正後)。営業利益△77→未定、経常△89→未定、当期純△128→未定。
- 主要ドライバー:SFD Indiaの稼働、宝石事業の立ち上がり、基板・ウエハの受注進捗。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期計画(大型ウエハ市場創成等)の進捗:1インチ商品化済、2インチ開発進捗、4インチはロードマップ(2028/2029目標)。進捗は技術面で順調だが、商業化・販売チャネル面の遅延が課題。
- 売上高・利益目標:明確な数値目標は資料に新規設定なし(通期予想未定のため)。
- その他KPI:自己資本比率は高水準(77.3%)だが、利益創出は未達。
- 予想の信頼性: 過去の通期予想は期初に策定されたが、海外法人の未稼働などで修正。現状は不確実性が高く保守的判断が必要。
- マクロ影響: LGD市場の拡大(需要追い風)と同時に価格競争、為替変動、各国の規制・輸入許認可が事業に影響。
配当と株主還元
- 特別配当: なし(記載なし)
- その他株主還元: 資料は「多様な資金調達」を実行して積極投資する方針を示すが、自社株買い・分割等の記載はなし。
製品やサービス
- 主要製品:
- 種結晶(LGD用)、原石、各種単結晶基板(3×3〜30×30mm等)、ハーフインチ〜1インチウエハ(1インチは商品化済)、モザイク結晶(38×38mm等)、量産テスト用ウエハ。
- 新製品:ブリリアントカット等のラボグロウン宝石(カラーダイヤの試作)。
- サービス・提供エリア:
- 宝石販売:SFD(日本)、SFD Antwerp(欧州/通販チャネル)、SFD India(インドでの現地販売予定)。
- 基板・ウエハはデバイス開発企業、研究機関向けに供給(世界のベンチャーや公的支援案件との連携期待)。
- 協業・提携:
- 宝飾品企業との提携による新商品開発を想定(資料での言及)。外注先(SuratのLGDメーカー等)を活用。
- 成長ドライバー:
- LGD市場の拡大、Japan Made Diamondのブランド化、ダイヤモンドウエハの規格化とデバイス需要(パワー・量子・センサー等)。
Q&Aハイライト
- 投資家が注目しそうな質問(未回答事項として整理):
- SFD Indiaの輸入ライセンス取得完了見通しと営業開始時期
- 宝石事業の販売計画(販売量・粗利目標、主要チャネル別の売上目標)
- 在庫評価減の内訳と今後の評価方針
- 必要な追加資金調達の規模・タイミングと希薄化の可能性
- 2インチ/4インチウエハの商業化スケジュールと見込み受注
- 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点):
- 技術・製品化への自信を強調(大型単結晶等の強み)
- 海外展開・新事業への意欲は強いが、短期の不確実性を率直に示している(慎重なトーン)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜慎重。技術・製品面の自信は示すが、海外許認可遅延等の外部要因については慎重かつ現実的に説明。
- 表現の変化: 前回資料と比較して、事業転換(宝石参入)やウエハロードマップの前進を強調。だがSFD Indiaの遅延で短期見通しに慎重さが増している。
- 重視している話題: 宝石事業の立ち上げ、ウエハの製品化ロードマップ、資金調達による開発投資。
- 回避している話題: 通期の数値目標(未定へ修正)、配当方針や具体的資金調達条件等の詳細。
投資判断のポイント(情報整理、助言ではない)
- ポジティブ要因:
- 独自技術(イオン注入による分離、モザイク結晶)と世界最大級の大型単結晶保有。
- 1インチウエハの製品化実績、製品ロードマップの提示。
- 高い自己資本比率(77.3%)で財務面の余地あり。
- LGD市場の中長期成長期待(資料想定:CAGR約8.8%)。
- ネガティブ要因:
- SFD Indiaの許認可遅延による種結晶売上の大幅落ち込み。
- 在庫評価損計上や為替差損等で当面の赤字が継続。
- 市場における種結晶需要縮小・価格下落リスク。
- 通期業績見通しが「未定」で先行き不透明。
- 不確実性:
- SFD Indiaの稼働タイミングと宝石事業の立ち上がりスピード。
- ウエハ(2〜4インチ)の商業化と、デバイス需要の実需化時期。
- 追加資金調達の条件と市場環境。
- 注目すべきカタリスト:
- SFD Indiaの輸入ライセンス取得と営業開始発表。
- SFD Antwerp/SFD Japan経由の宝石売上の拡大・粗利改善。
- 2インチモザイクウエハの製品化完了・受注獲得。
- 在庫評価見直しや損失項目の改善、及び主要な資金調達の実行。
重要な注記
- 会計方針・開示: 当社は2025年3月期より連結財務諸表を採用(資料内での連結表示に注意)。
- 特記事項(リスク): SFD Indiaの許認可遅延、在庫評価減の影響、LGD市場の価格動向および競争環境。
- その他: 通期業績は「未定」に修正されたため、今後の業績予想は海外法人稼働や宝石販売の進捗に依存。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7794 |
| 企業名 | イーディーピー |
| URL | https://www.d-edp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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