2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し(決算発表時点で予想は据え置き)。ただし第3四半期累計の営業損失は既に通期予想の営業損失(△1,039百万円)を上回る累計営業損失△1,192百万円となっており、通期達成には第4四半期での回復(約153百万円の営業黒字化)が必要。市場予想との比較は開示資料に記載なし。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+2.2%、営業は前年同期の営業黒字→営業損失へ転落)。
  • 注目すべき変化:PDハウス等の新規開設に伴う初期費用計上と、再発防止策の運営体制見直し(人員配置の調整等)により収益性が一時的に低下。総資産は増加する一方で自己資本は減少し、自己資本比率は22.0%→14.3%に低下(財務レバレッジ上昇)。
  • 今後の見通し:通期予想は未修正。現状では第3四半期累計の業績水準から通期見込みの達成はやや厳しいが、会社は金融機関の支援(期限の利益喪失権行使見送りの書面承諾)や経営改善措置、代表取締役からの寄付金1,000百万円受入等で対応しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと判断。
  • 投資家への示唆:注視点は(1)第4四半期での収益回復可否(営業損失の縮小)、(2)借入金の財務制限条項問題の長期的解消、(3)新規PDハウスの稼働による将来の収益貢献と投資回収ペース、(4)自己資本比率の低下とキャッシュ残高の推移。短期的には財務安全性とキャッシュフローの改善状況を注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社サンウェルズ
    • 主要事業分野:介護事業(PDハウス等の在宅医療・訪問看護を中心とした介護施設運営)
    • 代表者名:代表取締役社長 苗代 亮達
    • 上場取引所/コード:東証/9229
    • URL:https://sunwels.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)(非連結)
    • 決算説明会:無(補足資料は作成)
  • セグメント:
    • 単一セグメント:介護事業(PDハウス、医療特化型住宅、グループホーム、デイサービス、福祉用具等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):35,220,000株
    • 期末自己株式数:2,787,492株
    • 期中平均株式数(四半期累計):32,432,508株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算(通期)発表:通期予想は2025年11月14日公表分から修正無
    • 株主総会 / IRイベント等:–(資料未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期の数値で比較)
    • 売上高:第3Q累計 20,734百万円。通期予想28,844百万円に対する進捗率 約72.0%。
    • 営業利益:第3Q累計 営業損失△1,192百万円。通期予想 営業損失△1,039百万円を既に下回る(損失が通期予想を超過)。達成には第4Qで約153百万円の営業利益が必要。
    • 純利益:第3Q累計 四半期純損失△2,055百万円。通期予想 当期純損失△2,281百万円に対する進捗(損失の蓄積)は約90.1%(損失ベース)。
  • サプライズの要因:
    • 新規PDハウスの開設による初期費用計上(リース資産・建物等の取得で費用化・減価償却増加、労務費率上昇等)。
    • 2024~2025の不適切事案に関する再発防止策の実行に伴う運営体制の見直しで一時的に収益性が低下(訪問看護計画の見直し、突発的離職の増加に伴う営業制限の反動等)。
    • EBITDAが大幅に低下(第3Q累計 EBITDA 181百万円 △93.4%)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を維持。だが第3Q累計の損失水準から通期予想を満たすには第4Qでの改善が必要(営業面・コスト面での回復)。財務制限条項への抵触はあるが、金融機関の協力(期限利益喪失権行使せずの承諾)や代表取締役からの寄付金1,000百万円などで短期資金確保を図っている。

財務指標

  • 財務諸表の要点(単位:百万円)
    • 売上高(第3Q累計):20,734(前年同期 20,293、対前年同期 +2.2%、増加額 +441)
    • 売上原価:18,834(前年同期 15,754、増加)
    • 売上総利益:1,899(前年同期 4,538、減少)
    • 販管費:3,092(前年同期 2,805、増加)
    • 営業利益:△1,192(前年同期 1,733 → 欠損に転落)
    • 経常利益:△1,943(前年同期 1,158)
    • 四半期純損失:△2,055(前年同期 △123)
    • EBITDA(第3Q累計):181(△93.4%)
  • 収益性指標
    • 売上高増減:+2.2%(+441百万円)
    • 営業利益:△1,192百万円(前年同期からの変化:大幅悪化、–%)
    • 営業利益率:△5.8%(営業損失)(業種平均と比較して低い。参考目安:高ければ良好)
    • 経常利益・純利益:いずれも赤字(前年同期に対して大幅悪化)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):第3Q累計 △63.37円(前年同期 △3.89円)/通期予想 △70.35円
    • ROE(参考):第3Q累計ベース 約 △31.5%(計算:△2,055 ÷ 自己資本6,534;目安:8%以上良好 → 現状はマイナス)
    • ROA(参考):第3Q累計ベース 約 △4.5%(△2,055 ÷ 総資産45,693;目安:5%以上良好 → 未達)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率:約72.0%(通常の進捗は四半期配分により異なるが、9か月で約72%はやや想定内)
    • 営業利益進捗:損失ベースで通期予想を超過(悪化)。達成のため第4Qでの黒字化が必要。
    • 純利益進捗(損失ベース):約90.1%(通期予想にほぼ到達)
    • EBITDA進捗:181/893 ≒ 20.3%(通期予想に対する進捗は低い)
  • キャッシュフロー
    • 四半期キャッシュフロー計算書は開示されていない(作成していない旨)。ただし貸借対照表より現金及び預金は:
    • 期末現金及び預金:3,425百万円(前期末 5,637百万円、減少 2,212百万円)
    • フリーCF等の詳細:–(未開示)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF表無のため算出不可)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 具体的なQoQ数字は未記載。第3Q累計で前年同期に比べ売上は横ばい、利益面は大幅悪化。季節性の影響は資料に特記なし。
  • 財務安全性
    • 総資産:45,693百万円(前期末 38,994、+6,699)
    • 負債合計:39,123百万円(前期末 30,377、+8,746)
    • 純資産:6,570百万円(前期末 8,616、△2,046)
    • 自己資本比率:14.3%(前期 22.0%)← 目安:40%以上が安定。現状は低下(財務リスク上昇)。
    • 流動資産 8,670 / 流動負債 7,207 → 流動比率 約120%(短期支払能力は1.2倍程度)。
    • 負債/自己資本(レバレッジ):39,123/6,570 ≒ 5.95倍(高レバレッジ)
    • 債務の状況:短期借入等は存在。リース債務(22,639百万円)が大きく増加(前期 14,877百万円)。
  • 効率性
    • 減価償却費:第3Q累計 1,362百万円(前年同期 986百万円、増加)
    • 総資産回転率等:–(詳細な売上/資産分解未要求)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 1百万円(小額)
  • 特別損失:固定資産除却損 6百万円(今回は大きな特別損失なし)。前期は特別調査費用等合計644百万円が計上されていたが当期は計上なし。
  • 一時的要因の影響:
    • 新規施設開設に係る初期費用及びリース資産計上、再発防止策による運営見直しは一時的ながら実体的なコスト増として当期収益を圧迫(継続的費用への転化の程度は今後の運営次第)。
  • 継続性の判断:
    • 財務制限条項への抵触は発生しているが、金融機関より期限の利益喪失の権利行使を行わない旨の書面承諾を得ており、代表取締役からの寄付1,000百万円受入などにより当面の資金は確保されている。したがって、会社は「継続企業の前提に関する重要な不確実性はない」と判断。

配当

  • 中間配当:0.00円(既報)
  • 期末配当(予想):0.00円(通期予想:年間合計 0.00円)
  • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
  • 配当性向:–(赤字のため参考値なし)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載なし(現在は配当ゼロ)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(主な取得):
    • 第3Q累計で複数のPDハウスを開設・取得(リース取引による取得を含む)。取得価額の例:PDハウス石神井公園 建物(リース)1,240百万円等。リース料総額も多数計上(例:石神井公園リース料相当 3,131百万円)。リース資産増加が固定資産増(リース資産 21,869百万円)。
  • 減価償却費:第3Q累計 1,362百万円(前年同期 986百万円、増加)
  • 研究開発費:–(資料記載なし)

受注・在庫状況

  • 介護事業のため一般的な受注残高/在庫指標の開示なし。棚卸資産は19百万円(前期末 16百万円、ほぼ微小)。

セグメント別情報

  • 単一セグメント(介護事業)のみで開示省略。ただし地域・サービス別の売上細分あり:
    • 前第3Q累計(2024/4-12):外部顧客への売上高 20,293百万円(PDハウス 17,866など)
    • 当第3Q累計(2025/4-12):外部顧客への売上高 20,734百万円(PDハウス 18,476など)
    • 地域別では関東・中部北陸が大きい。PDハウス中心に売上がやや増加。
  • セグメント戦略:PDハウスの全国展開を加速(2025年度に複数施設を新規開設)。開設初年度は初期費用で収益性低下するが、中長期で収益寄与の想定。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画/KPI:資料上の中期計画の進捗の個別KPI記載はなし。PDハウス拡大は中期成長戦略の柱の一つと推察される。
  • KPI達成状況:–(明確なKPI開示なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内では高齢化進展に伴う在宅医療・訪問看護需要の拡大が追い風。ただし物価上昇等で個人消費は弱含み。指定難病等専門性を生かすニーズは増加見込み。
  • 競合比較:同業他社との相対比較データは未記載。営業利益率・自己資本比率の観点では現状は低位。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上高 28,844百万円(+8.9%)、営業損失 △1,039百万円、経常損失 △2,072百万円、当期純損失 △2,281百万円、EPS △70.35円。
    • 次期予想:–(未発表)
    • 会社予想の前提条件:資料の添付(業績予想の前提)参照要。為替等の具体前提は記載なし。
  • 予想の信頼性:第3Q累計で営業損失が通期予想を上回っている点は注意。会社は金融機関の協力・寄付金受入・債権流動化などで資金面対策を講じているが、第4Qでの収益回復による通期達成が必要。
  • リスク要因:
    • 新規施設開設に伴う投資回収遅延リスク
    • 人員採用・定着問題(突発的離職の増加)
    • 財務制限条項や高いリース負債比率による財務リスク
    • 経営改善措置が想定通り効果を発揮しない場合の収益悪化

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(注記参照)
  • 継続企業の前提に関する注記:会社は一時的な重要な疑義はあるものの、取引金融機関からの支援表明、債権流動化、代表取締役からの寄付等により「重要な不確実性は認められない」と判断。
  • 重要な後発事象:代表取締役からの寄付金受入 1,000百万円(受領日:2026年2月13日)を計上。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9229
企業名 サンウェルズ
URL https://sunwels.jp/pdh
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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