2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想の修正は無し。第3四半期累計(2025/4〜12)は概ね会社予想の範囲内で推移(上振れ/下振れの明示的修正は無し)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比△3.1%)だが、営業利益・経常利益・親会社株主帰属四半期純利益はいずれも増益(増収増益ではなく「減収増益」)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益が109億23百万円で前年同期比+80.4%と大幅増。営業利益率は約6.7%に改善(工事採算性向上や有価証券売却などが寄与)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上277,000百万円、営業利益20,000百万円、親会社株主帰属当期純利益15,000百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗は売上約69%、営業利益約64%、純利益約73%で、現時点の予想達成は可能性ありと判断されている(但し下振れリスクは存在)。
  • 投資家への示唆:売上は大型案件の反動等で減少したが、採算改善・特別要因で利益が改善。受注・手持工事高は増加しており通期回復シナリオは維持。ただし原材料・労務費上昇、為替・地政学リスク等の外部リスクに注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社トーエネック
    • 主要事業分野:設備工事業(配電線、地中線、屋内線、空調管、通信等)およびエネルギー事業、商品販売、賃貸リース等
    • 代表者名:代表取締役社長 滝本 嗣久
    • 証券コード:1946(東証プライム・名証プレミア)
    • IR担当:執行役員 経理部長 小倉 稔彦(TEL 052-219-1916)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月9日(期中レビュー完了の報告)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日、連結)
    • 決算説明会:補足資料作成あり、決算説明会は無し
  • セグメント:
    • 設備工事業:配電線、地中線、屋内線、空調管、通信工事等(主力)
    • エネルギー事業:発電・エネルギー関連事業等
    • その他:商品販売、賃貸リース、損害保険代理等
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):96,649,950株(2026年3月期3Q)
    • 期末自己株式数:3,817,052株
    • 期中平均株式数(四半期累計):92,824,354株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:今回(第3四半期決算短信発表済)
    • 株主総会:期日等は別途案内(本資料に記載なし)
    • IRイベント:決算補足説明資料は2026/2/2に公表済

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の通期予想との比較/達成率は第3四半期累計に対する単純比)
    • 売上高:192,102百万円(前年同期比△3.1%)/通期予想277,000百万円に対する進捗率 ≒ 69.4%
    • 営業利益:12,945百万円(前年同期比+28.6%)/通期予想20,000百万円に対する進捗率 ≒ 64.7%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:10,923百万円(前年同期比+80.4%)/通期予想15,000百万円に対する進捗率 ≒ 72.8%
  • サプライズの要因:
    • 売上は前期大型太陽光発電工事の反動等で減収。
    • 利益面は工事採算性の改善、投資有価証券売却益、受取保険金・損害賠償金等の特別利益が寄与し増益。
    • 特別損失は小幅(214百万円)にとどまり、前年の大きな減損(前期に減損損失837百万円等)が一巡。
  • 通期への影響:
    • 現時点で業績予想の修正は無し。受注高・手持工事高は増加しており(後述)、通期計画達成は現状見込み通りと示唆。ただし、資材費・労務費の上昇や地政学リスク等は注意要因。

財務指標

(表記:百万円、%は前年同期比)

  • 貸借対照表(要点)
    • 総資産:297,299(前連結年度末 310,561 → △132,661 百万円)
    • 流動資産合計:135,538(現金預金 36,763、受取手形・完成工事未収入金 81,717、未成工事支出金 6,685)
    • 固定資産合計:161,761
    • 負債合計:155,033(流動負債 81,324、固定負債 73,708)
    • 純資産合計:142,266
    • 自己資本比率:47.8%(安定水準。参考:前年同期 44.0%)
  • 損益計算書(累計・第3四半期)
    • 売上高:192,102(△3.1%/前年同期 198,313)
    • 売上総利益:31,927(前年 28,059)
    • 販管費:18,981(前年 17,995)
    • 営業利益:12,945(+28.6%)
    • 経常利益:13,418(+38.1%)
    • 四半期純利益(親会社株主帰属):10,923(+80.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後):117.68円(株式分割考慮後)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:12,945 / 192,102 ≒ 6.74%(前期は 10,063 / 198,313 ≒ 5.08% → 改善)
    • ROE:–(期中累計を用いる単純算出は誤解を招くため明記無し。参考として暫定的に計算すると親会社株主純利益10,923 / 純資産142,266 ≒ 7.7%(累計ベース)で、比較は注意が必要)
    • ROA:–(同上)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:69.4%
    • 営業利益進捗率:64.7%
    • 純利益進捗率:72.8%
    • 過去同期間との比較:売上の進捗はやや遅めだが利益進捗は良好(採算改善・特別利益の影響)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料注記)。
    • 現金預金残高:36,763(前連結年度末 43,033 → 減少 6,269 百万円)
    • 減価償却費(累計):8,030(前年同期 7,603)
    • 営業CF・投資CF・財務CFの金額は開示無し(四半期CF表は作成していないため詳細は–)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 本資料は累計開示のため直近四半期(単四半期)比の明示的数値は限定的。季節性として下期に工事集中する傾向がある旨の業界特性あり。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:47.8%(安定水準、目安40%以上)
    • 流動比率:流動資産135,538 / 流動負債81,324 ≒ 166.7%(短期支払余力は良好)
    • 負債合計/純資産:155,033 / 142,266 ≒ 1.09(負債は適度な水準)
    • 有利子負債(概算:短期借入16,082 + 長期借入19,405 + 社債8,400 + リース債務32,578 ≒ 76,465)→ 現金差引のネット負債は約39,702(概算)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細データは開示資料に限定的なため算出困難(–)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当第3四半期累計):合計2,878百万円(主な内訳:投資有価証券売却益1,885、受取保険金501、受取損害賠償金488)
  • 特別損失(当第3四半期累計):合計214百万円(固定資産除売却損等)
  • 一時的要因の影響:特別利益が増益に寄与。前年は減損損失等の特別損失が大きく今回との差が顕著。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却や受取保険金・損害賠償は一時性の要因である可能性が高く、継続的な利益源とはみなせないため、特別要因を除いた本業採算(営業利益)にも注目すべき。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期 中間配当(第2四半期末):28.00円(公表済)
    • 期末予想:37.00円(公表)
    • 年間配当予想(2026年3月期予想):65.00円(変更なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースで 65 / 161.59 ≒ 40.2%(目安)
  • 株主還元方針:特別配当の予定は無し(直近の発表に修正なし)。自社株買い:本資料に言及なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(第3四半期での明示的数値は開示無し)
  • 減価償却費:8,030百万円(当第3四半期累計。前年7,603百万円)
  • 研究開発費:–(開示無し)
  • 主な投資内容:–(資料に記載なし)

受注・在庫状況(該当)

  • 受注状況(個別業績ベース、累計)
    • 受注高:177,970百万円(前年同期 160,084 → +11.2%)
    • 得意先別:中部電力グループ 66,200百万円(+3.7%)、一般得意先 111,770百万円(+16.1%)
  • 期末手持工事高(バックログ)
    • 手持工事高:142,394百万円(前年同期 125,017 → +13.9%)
    • 部門別では屋内線工事の手持高が最大(93,942百万円、前年 86,697)、地中線・空調管・通信も増加
  • 解説:受注高・手持工事高とも増加しており、下期以降の売上確保に向けた案件ストックは積み上がっている。

セグメント別情報

  • 当第3四半期累計(連結)
    • 設備工事業:売上 178,811百万円、セグメント利益 15,674百万円
    • エネルギー事業:売上 9,738百万円、セグメント利益 2,715百万円
    • その他:売上 3,553百万円
    • セグメント合計売上 192,102百万円、セグメント計利益 18,389百万円、全社費用等調整 △5,849百万円により営業利益12,945百万円
  • 変化点:
    • 設備工事業で屋内線工事は順調に推移。地中線受注は増加(受注ベース+78.5%)だが売上反映はタイムラグあり(売上は一部減)。
    • エネルギー事業は小幅増益。
  • 減損等:当期における新たなセグメント減損の該当事項は無し(注記あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2027(2023〜2027年度)に向け、4つの基本方針(成長分野挑戦、既存事業深化、人材投資、経営基盤強化)を継続。
  • 今回の受注増・手持工事高の積み上がりは中期計画の成長基盤と整合。進捗はおおむね順調と評価可能だが、物価・人件費上昇の対応が鍵。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 建設業界は公共投資堅調、民間設備投資も高水準で推移。DX・カーボンニュートラル対応需要が追い風。
    • ただし米国通商政策、中国成長鈍化、中東情勢、金利上昇・原材料費上昇等のリスクは残存。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは本資料に記載無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上277,000百万円(+2.2%)、営業利益20,000百万円(+24.7%)、親会社株主帰属当期純利益15,000百万円(+39.3%)
    • 会社は予想の前提(需要動向、為替等)を補足資料で提示しているが、主要前提の詳細は注記参照(資料ページ参照)。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の利益進捗は良好。過去の予想実績(達成/未達の傾向)については本資料での詳細言及無し。
  • リスク要因(主なもの):
    • 原材料価格・労務費上昇、受注のタイミング変化、大口案件の反動、地政学リスク(中東等)、海外経済(中国)・通商政策(米国)等。

重要な注記

  • 会計方針等の変更:無し(注記に記載)
  • 四半期連結財務諸表は公認会計士等による期中レビューを受けており、レビュー報告書において修正意見等は無し。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本第3四半期累計期間には作成していない旨の注記あり。

(注)

  • 不明箇所・未記載項目は "–" と表記しました。
  • 本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言・推奨ではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1946
企業名 トーエネック
URL http://www.toenec.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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