2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想の修正はあり(売上高を4,000百万円下方修正/前回285,000→今回281,000百万円、△1.4%)。営業利益・経常利益・当期純利益の通期予想は据え置き。第3四半期累計の実績自体は会社予想と大きな乖離なし。
- 業績の方向性:増収増益(売上高195,739百万円、前年同期比+4.5%/営業利益8,856百万円、同+6.5%/親会社株主に帰属する四半期純利益6,339百万円、同+28.5%)。
- 注目すべき変化:産機・環境システムが売上・受注とも大幅減(売上17,993百万円、▲24.2%)でセグメント損失に転落(営業損失132百万円、前年同期は営業利益1,196百万円)。一方で航空機・パーキング・特装車は堅調。
- 今後の見通し:通期では売上を4,000百万円下方修正したが利益予想は据え置き(利益率改善を前提)。第3四半期の進捗は売上約69.7%、営業利益約59.0%と利益進捗はやや遅れ。受注残は349,687百万円(前期比+11.1%)と高水準で下期の執行に注目。
- 投資家への示唆:受注残は増加しており下期売上確保の余地はあるが、運転資本の増加で営業CFがマイナスに転じており(営業CF ▲3,515百万円)、キャッシュ回収の進捗や産機・環境の回復が重要。配当予想は据え置き(年間54円、配当性向は約38.8%(予想ベース))。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:新明和工業株式会社
- 主要事業分野:特装車(車体・保守修理等)、パーキングシステム(機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋)、産機・環境システム(メカトロ・環境関連)、流体(ポンプ等)、航空機(防衛・民需)、その他(建設、不動産等)
- 代表者名:取締役社長 五十川 龍之
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月3日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:無(決算補足資料は有)
- セグメント(報告セグメントの名称と概要)
- 特装車:車体製造・販売、保守修理、林業用機械等
- パーキングシステム:機械式駐車設備、航空搭乗橋等
- 産機・環境システム:メカトロ、真空製品、環境関連
- 流体:流体機器(国内・海外)
- 航空機:防衛・民需向け航空関連製品
- その他:建設事業、不動産、ソフト等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):70,000,000株
- 期末自己株式数:3,856,354株
- 期中平均株式数(四半期累計):66,122,579株
- 時価総額:–(株価情報は本資料に未記載)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料公開日(2026/2/3)にて実施済み
- 株主総会・IRイベント:–(本短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計実績と通期会社予想との比較)
- 売上高:第3Q累計 195,739百万円。通期予想(修正後)281,000百万円に対する進捗率 69.7%(通常期として高めの進捗)。
- 営業利益:第3Q累計 8,856百万円。通期予想15,000百万円に対する進捗率 59.0%(やや進捗遅れ)。
- 当期純利益(親会社株主):第3Q累計 6,339百万円。通期予想9,200百万円に対する進捗率 68.9%。
- サプライズの要因:
- 売上面では産機・環境のダウンがある一方、航空機・パーキング・特装車の増収で吸収。営業利益は増収によりプラスだが、運転資本(棚卸・売上債権)の増加で営業キャッシュフローが大幅悪化。
- 特別利益として受取和解金558百万円が発生し、純利益を押し上げ。
- 通期への影響:
- 売上予想を4,000百万円下方修正(△1.4%)したが利益予想は据え置き。下期での利益率改善が前提となるため、受注の履行・コスト管理・キャッシュ回収が鍵。現時点で通期達成可能性は「やや不確実(受注残は多いが運転資本と一部セグメントの回復が条件)」。
財務指標(要点)
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:285,662(前期末266,443、+19,218)
- 純資産:118,198(前期末113,066、+5,132)
- 自己資本(参考):117,393
- 自己資本比率:41.1%(前期末42.0% → 安定水準)
- 損益計算書(第3Q累計)
- 売上高:195,739百万円(前年同期比+4.5% / +8,497)
- 営業利益:8,856百万円(同+6.5% / +537)
- 営業利益率:4.53%(8,856/195,739)
- 経常利益:9,298百万円(同+10.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,339百万円(同+28.5%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):95.87円(前年74.68円)
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- ROE(簡易)= 親会社株主純利益6,339 / 自己資本117,393 = 約5.4%(第3Q累計ベース)
- 年間化換算だと約7.2%(概算) → 目安の8%以上には届かない水準
- ROA(簡易)= 6,339 / 285,662 = 約2.2%(第3Q累計ベース)
- 進捗率分析(通期予想:売上281,000、営業利益15,000、当期純利益9,200)
- 売上進捗率:69.7%(195,739/281,000)
- 営業利益進捗率:59.0%
- 純利益進捗率:68.9%
- 過去同期間進捗と比べると営業利益の進捗がやや遅れている点は注意
- キャッシュフロー(第3Q累計、単位:百万円)
- 営業CF:▲3,515(前年同期:+10,945) → 大幅悪化(主因:棚卸資産増11,072、売上債権増7,125)
- 投資CF:▲7,533(前年同期:▲8,326、主に有形固定資産取得6,973)
- 財務CF:+5,325(前年同期:▲2,972、短期借入金11,000等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):▲11,048百万円(資金流出)
- 営業CF/当期純利益比率:▲0.55(営業CF -3,515 / 親会社帰属四半期純利益6,339) → 目安1.0を下回る(資金創出力に注意)
- 現金及び現金同等物残高:22,305(前期末28,282、減少5,977)
- 四半期推移(QoQ):本短信は累計中心のため直近四半期単独の増減は限定的記載。運転資本の増加がキャッシュ面に影響。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 41.1%(安定水準)
- 流動資産 192,638 / 流動負債 107,887 → 流動比率約178.6%(健全)
- 有利子負債(短期16,300 + 1年内返済1,000 + 長期43,000)= 60,300百万円。現金22,305百万円を差し引いたネット有利子負債 約37,995百万円。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:受取和解金 558百万円(第3Q累計)
- 特別損失:固定資産処分損等合計122百万円
- 一時的要因の影響:受取和解金の計上により税引前利益が押し上げられている点を考慮する必要あり(純利益上乗せ要因、継続性は低い可能性)。
- 継続性:受取和解金は一時的要因と判断される。
配当
- 中間配当:27.00円(支払済)
- 期末配当(予想):27.00円
- 年間配当予想:54.00円(前回予想から変更なし)
- 配当性向(通期予想ベース):約38.8%(54 / 139.09円〈予想EPS〉)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:配当据え置き。自社株買い等の記載は本短信に無。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出):有形固定資産取得による支出 6,973百万円(第3Q累計)
- 減価償却費:4,451百万円(第3Q累計)
- 研究開発費:四半期累計の明細は本短信に細目記載なし(全社的に基礎的試験研究費が全社費用に含まれる旨記載)。
受注・在庫状況
- 受注高(第3Q累計):227,618百万円(前年同期比+8.8%)
- 受注残高(第3Q末):349,687百万円(前年同期比+11.1%) → 下期の売上確保余地あり
- 棚卸資産:36,319百万円(前期末27,564、増加11,072が営業CF悪化要因)
- 在庫回転日数等:記載なし
セグメント別情報(第3Q累計)
- 特装車:受注96,254百万円(+6.7%) / 売上84,191百万円(+6.6%) / 営業利益4,341百万円(+17.4%)
- パーキングシステム:受注31,325百万円(▲7.7%) / 売上36,468百万円(+12.4%) / 営業利益3,720百万円(+42.9%)
- 産機・環境システム:受注17,887百万円(▲25.6%) / 売上17,993百万円(▲24.2%) / 営業損失132百万円(前年同期営業利益1,196百万円)
- 流体:受注24,998百万円(+4.4%) / 売上17,392百万円(+7.3%) / 営業利益1,184百万円(▲17.2%)
- 航空機:受注40,134百万円(+62.0%) / 売上28,003百万円(+21.9%) / 営業利益1,841百万円(+18.6%)
- その他:受注17,017百万円(+39.7%) / 売上11,690百万円(▲9.6%) / 営業利益801百万円(▲6.3%)
- コメント:産機・環境の大幅減収・赤字転落が目立つ。航空機は受注・売上とも大幅増で貢献。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「SG-2026」Phase2の2年目に言及。今回の受注残増は中期計画の下期実行に寄与する可能性あり。詳細KPI進捗は補足資料参照。
競合状況や市場動向
- 本短信は同業他社比較の記載なし。市場環境は「堅調だが不透明」としており、為替や資本市場変動、物価上昇などの外部要因がリスク要因として挙げられている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)修正:売上 281,000百万円(前回285,000→今回281,000)、営業利益 15,000百万円(据え置き)、経常利益13,200百万円(据え置き)、当期純利益9,200百万円(据え置き)。為替前提(2月以降)1米ドル=145円。
- 予想の信頼性:利益予想据え置きのまま売上のみ下方修正しているため、下期での利益率改善(コスト管理/高採算案件の寄与)が前提。運転資本回収が遅れると前提達成は不確実。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、受注の下振れ、運転資本(売上債権・在庫)増加によるキャッシュ逼迫、産機・環境セグメントの業績回復遅れ。
重要な注記
- 会計方針の変更、推定変更、修正再表示:無し
- 添付の四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無し
- 発表補足資料はTDnetで同日開示済み。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7224 |
| 企業名 | 新明和工業 |
| URL | http://www.shinmaywa.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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