2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(直近公表の業績予想からの変更無し)。第3四半期累計の実績は会社予想との整合性を保っていると記載あり。
- 業績の方向性:増収増益(売上高24,240百万円、前年同期比+15.3%/営業利益4,889百万円、同+36.1%)。
- 注目すべき変化:羽田空港一丁目地区に係る資産除去債務の見直しに伴い、減損損失1,647百万円および固定資産除却損等を特別損失として計上(特別損失合計2,119百万円)。一方で賃料改定・誘致や不動産売却などで営業力は回復。
- 今後の見通し:通期予想(売上高36,588百万円、営業利益5,824百万円、当期純利益3,030百万円)は変更なし。第3四半期時点の進捗では営業利益は通期予想に対して約83.9%(進捗良好)で推移。
- 投資家への示唆:営業面は賃料改定や物件売却で収益性が改善しているが、資産除去債務の見直し・減損は一時的負担。通期業績はおおむね計画内だが、建築費高騰等のコスト上振れリスクに留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:空港施設株式会社
- 主要事業分野:空港内不動産事業、空港外不動産事業、空港内インフラ事業(熱供給・給排水運営等)、その他(海外事業、太陽光発電等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 田村 滋朗
- 問合せ先:上席執行役員経理部長 小玉 滋之(TEL 03-3747-0251)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結/日本基準)
- 決算説明資料作成の有無:無
- 決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 空港内不動産事業:空港内賃貸施設の賃貸管理等
- 空港外不動産事業:空港外の賃貸・販売用不動産の売買・賃貸等
- 空港内インフラ事業:熱供給、給排水運営等のインフラサービス
- その他の事業:海外事業、太陽光発電、各種リース等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):52,979,350株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:3,431,957株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):50,184,937株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(記載無し)
- 今後の予定:
- 決算発表:本第3四半期決算短信(発表済)
- 株主総会:–(記載無し)
- IRイベント:決算説明会は無(記載あり)。その他IRイベント:–(記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想の修正無し」が注記されているため、主に通期進捗で評価)
- 売上高(第3Q累計):24,240百万円(前年同期比+15.3%)。通期予想36,588百万円に対する進捗率:66.3%
- 営業利益(第3Q累計):4,889百万円(前年同期比+36.1%)。通期予想5,824百万円に対する進捗率:83.9%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計):1,969百万円(前年同期比+16.0%)。通期予想3,030百万円に対する進捗率:65.0%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:空港内不動産での賃貸条件見直し・誘致による賃料収入増、空港外不動産での事務所ビル売却・稼働向上、熱供給の基本料金改定、給排水使用量増等により売上・営業利益改善。
- 下振れ要因:羽田空港一丁目地区における撤去費用見直しに伴う資産除去債務増加(2,354百万円)とそれに関連した減損(1,647百万円)および固定資産除却損(約471百万円)を特別損失計上。
- 通期への影響:
- 会社は通期見通しの修正を行っていない。営業利益の進捗は良好(約83.9%)である一方、特別損失は一時項目として通期利益に影響するため、通期業績は一時損失を織り込んだ上での計画達成可能性が示されている(現時点で修正無し)。
財務指標
- 財務諸表要点(第3四半期末 2025/12/31)
- 総資産:113,212百万円(前連結会計年度末108,580百万円、+4,632百万円)
- 純資産:62,607百万円(前期62,594百万円、+13百万円)
- 自己資本比率:52.8%(前期末55.1%、△2.3ポイント、安定水準)
- 現金及び預金:8,891百万円(前期7,159百万円)
- 投資有価証券:11,398百万円(前期10,554百万円)
- 負債合計:50,604百万円(前期45,986百万円、+4,618百万円)
- 短期借入金:7,500百万円(期中計上)
- 長期借入金:13,612百万円(前期17,554百万円→減少)
- 収益性(第3Q累計)
- 売上高:24,240百万円(前年同期比+15.3%、増加額3,224百万円)
- 営業利益:4,889百万円(前年同期比+36.1%、増加額1,298百万円)
- 営業利益率:20.17%(4,889/24,240、業種平均と比較は記載無し)
- 経常利益:5,146百万円(前年同期比+39.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,969百万円(前年同期比+16.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):39.24円(前年同期33.77円、増加)
- 収益性指標(第3Q累計ベース)
- ROE(親会社株主帰属資本ベース):約3.54%(1,969 / 親会社株主持分55,650百万円)。目安(8%以上が良好)に対して低位(※第3Q累計ベース)。
- ROA:約1.74%(1,969 / 総資産113,212百万円)。目安(5%以上が良好)に対して低位(※第3Q累計ベース)。
- 営業利益率:20.17%(高い水準だが、不動産賃貸の性質を考慮)。
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:66.3%(24,240 / 36,588)
- 営業利益進捗率:83.9%(4,889 / 5,824)
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:65.0%(1,969 / 3,030)
- コメント:営業利益は通期見通しに対して高い進捗。純利益は特別損失の影響で進捗はやや低めだが概ね計画内。
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表上の現預金は増加(7,159→8,891百万円)。
- 資金調達・返済動向:短期借入金の計上(7,500百万円)、長期借入金は期中弁済で減少(17,554→13,612百万円)。社債は6,000百万円(継続)。
- フリーCF等の詳細は未開示(四半期CF表未作成のため)。
- 四半期推移(QoQ):四半期別の明確なQoQ数値は非一覧記載。季節性については明示無し。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:52.8%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動負債の増加(流動負債合計11,417→17,648百万円)により流動性に注意が必要。
- 負債構成は短期借入の増加と長期借入の前倒し返済・減少が混在。
- 効率性:総資産回転率等の記載は無し(–)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 58百万円(第3Q累計)
- 特別損失:
- 減損損失:1,647百万円(羽田空港一丁目地区の賃貸用施設に対する減損)
- 固定資産除却損:471百万円(注記で469百万円と表記の差分あり)
- 合計特別損失:2,119百万円
- 一時的要因の影響:減損・除却損は資産除去債務見積りの変更(工事費高騰等)に基づくもので、当該地区特有の見直しによる一時的費用。営業利益自体は増加しており、特別損失を除けば実質的な営業収益力は改善している。
- 継続性の判断:資産除去債務の見積りは一度増加しており、同地区の撤去工法や工事費が安定化しない限り類似の見直しリスクは残るが、今回の計上は特定地区に起因する一時的措置との説明あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:中間9.00円、期末12.00円、年間21.00円
- 2026年3月期(実績/予想):中間(第2四半期)18.00円(増額実施)、期末予想19.00円、年間予想37.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報無し)
- 配当性向(通期予想ベース):約61.1%(予想年間配当37円 / 予想EPS60.58円)。(参考:高めの還元水準)
- 株主還元方針:中間配当の増額と自己株式取得を実施(自己株式数増加から確認)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:明確な設備投資額の記載無し。ただし、販売用不動産の取得(2棟取得)と1棟売却を実施。
- 減価償却費:第3Q累計で3,330百万円(前第3Q累計3,637百万円、減少)
- 研究開発:R&D費用の記載無し(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の記載無し(–)
- 在庫状況:
- 販売用不動産:19,772百万円(前期16,248百万円、増加)
- 棚卸資産・原材料:ほぼ僅少(原材料及び貯蔵品 15百万円)
- コメント:販売用不動産の増加は物件取得によるもの。
セグメント別情報
- セグメント別売上高・セグメント利益(第3Q累計:2025/4/1~2025/12/31)
- 空港内不動産事業:売上高13,013百万円(前年同期比+2.4%)、セグメント利益3,341百万円(同+16.2%)
- 空港外不動産事業:売上高4,948百万円(同+108.6%)、セグメント利益1,567百万円(同+78.7%) — 4月に事務所ビル1棟売却、前期取得ビルの稼働寄与
- 空港内インフラ事業:売上高5,729百万円(同+7.0%)、セグメント利益992百万円(同+30.7%) — 熱供給基本料金改定、給排水利用増
- その他の事業:売上高549百万円(同△6.6%)、セグメント利益200百万円(同△9.9%) — 一部太陽光発電設備譲渡等
- セグメント戦略/コメント:空港内不動産は賃料見直し・誘致で収益改善。ただし羽田空港一丁目地区の資産見直しで減損発生。空港外不動産は売却・稼働率向上により伸長。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:添付資料上での具体的な中期数値目標の記載は無し(–)。通期業績予想は10月30日発表の修正から変更無し。
- KPI達成状況:明確なKPI記載無し(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメント):航空業界は訪日需要等で堅調。ただし原材料高騰・人手不足による建築費や物流費・人件費上昇、中国の対日政策や金融市場変動などのリスクに注意。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは記載無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上高36,588百万円(前期比+17.5%)、営業利益5,824百万円(同+30.3%)、経常利益6,192百万円(同+33.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,030百万円(同+17.5%)、1株当たり当期純利益60.58円
- 予想修正:直近公表の業績予想から修正なし
- 会社側前提:業績予想の前提詳細は添付資料参照(為替等の明記は本文に無し)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の営業利益進捗は良好。特別損失は一時項目として記載されており、通期見通しは現時点で維持。
- リスク要因:建築費や工事費の高騰、人手不足によるコスト上昇、為替・資本市場変動、中国の対日政策、資産除去債務や撤去工法の見直しによる追加コスト等。
重要な注記
- 会計方針:会計基準の変更等による方針変更は無し。ただし「会計上の見積りの変更」を実施(資産除去債務の見積り変更に伴う処理)。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(注記参照)。
- 独立監査人のレビュー:東陽監査法人による期中レビュー有(重要な点で不適正を示す事項は無しとの結論)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8864 |
| 企業名 | 空港施設 |
| URL | https://www.afc.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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