2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収増益(売上高+5.4%、営業利益+20.1%、経常利益+13.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益+2.1%:前年同期比)。
  • 注目すべき変化:ファニチャー事業が牽引(売上高+8.3%、営業利益+21.3%)し、売上総利益率が40.6%(前年同期比+0.8pp)と改善。自己株式取得(買付)により財務CFの大幅な支出(自己株取得13,914百万円)を計上。
  • 今後の見通し:通期業績予想に変更なし。第3四半期までの進捗は営業面では達成可能性が高い水準だが、最終四半期の動向(中国市場、外的要因、Q4の受注/コスト動向)を確認する必要あり。
  • 投資家への示唆:ファニチャー事業の需要取り込みが業績押上げに貢献。自己株買い・配当で株主還元に積極的だが、現金残高は期首比で減少しているため資金動向(CF)を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:コクヨ株式会社
    • 主要事業分野:ファニチャー(オフィス家具・空間設計等)、ビジネスサプライ流通(購買管理プラットフォーム等)、ステーショナリー(文具)、インテリアリテール(店舗・EC等)
    • 代表者名:代表執行役社長 黒田 英邦
    • URL:https://www.kokuyo.com/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト向け)
  • セグメント(報告区分):ファニチャー事業、ビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業、インテリアリテール事業、その他
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):462,969,852株(第3Q)
    • 期末自己株式数:25,908,506株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):448,253,502株(第3Q)
    • 時価総額:–(本資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 年内:通期決算(2025年12月期)発表は期末に予定、その他IRイベントは別途案内
    • 株主総会:2026年(通例)だが本資料に具体日程なし

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較。金額は百万円)
    • 売上高:実績265,650、通期予想357,000 → 達成率 265,650 / 357,000 = 74.5%
    • 営業利益:実績21,490、通期予想25,000 → 達成率 21,490 / 25,000 = 85.96%(約86.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:実績16,723、通期予想20,500 → 達成率 16,723 / 20,500 = 81.6%
  • サプライズの要因:
    • ファニチャー事業でのオフィス移転・リニューアル案件獲得が売上と利益を牽引。
    • 売価改定等で売上総利益率が改善(売上総利益率40.6%)。
    • 一方、特別利益(固定資産売却益)は前年同期に比べ減少しており、営業利益の改善が主因。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は営業利益で概ね良好(約86%)であり、通期達成の可能性は高いが、第4四半期の受注進捗や海外(特に中国)など外部要因に注意。

財務指標

  • 決算ハイライト(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、前年同期比)
    • 売上高:265,650百万円(+5.4%)
    • 売上総利益:107,769百万円(+7.6)/売上総利益率 40.6%(+0.8pp)
    • 販売費及び一般管理費:86,278百万円(+4.9%)/販管費率 32.5%(-0.2pp)
    • 営業利益:21,490百万円(+20.1%)/営業利益率 ≒8.09%
    • 経常利益:21,793百万円(+13.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:16,723百万円(+2.1%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後):37.31円(株式分割考慮後)
  • 収益性指標(注:ROE/ROAは本資料で開示値無しのため –)
    • ROE:–(開示無し)
    • ROA:–(開示無し)
    • 営業利益率:8.09%(目安業種比較は業種依存。一般に高ければ良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:74.5%(通常ペースは季節性に依存。通期の3四半期時点で約75%は標準的)
    • 営業利益進捗率:86.0%(順調)
    • 純利益進捗率:81.6%
    • 総じて営業利益が相対的に進捗良好
  • キャッシュフロー(第3四半期累計)
    • 営業CF:7,713百万円(前年同期 9,564百万円、減少)
    • 投資CF:△4,073百万円(前年同期 +786百万円、支出へ転換。設備・無形資産取得等)
    • 財務CF:△26,148百万円(前年同期 △14,673百万円、自己株式取得・配当支払等で大幅支出)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):7,713 − 4,073 = 3,640百万円(プラス)
    • 営業CF/純利益比率:7,713 / 16,867 ≒ 0.46(目安1.0以上が健全だが、四半期/累計の差、税金支払等季節性に注意)
    • 現金及び現金同等物残高:109,059百万円(前期末132,080百万円 → 減少23,021百万円)
  • 四半期推移(QoQ の詳細は未記載だが)
    • 売上高・営業利益は前年同期比で増加。季節性の影響は業種・事業別に存在するが、特記なし。
  • 財務安全性
    • 総資産:332,068百万円(前期末362,959百万円、減少)
    • 純資産:254,906百万円(前期末264,062百万円、減少)
    • 自己資本比率:75.7%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動資産/流動負債(流動比率推計):流動資産223,596 / 流動負債66,992 ≒ 3.34(334%:流動性は高い)
    • 有利子負債は小幅(短期借入金等の記載ありだが大きな借入増はなし)
  • 効率性・在庫等
    • 売掛金・契約資産が減少(66,323百万円 ← 75,383百万円、約▲12.0%)しており、回収改善が進む一方、仕入債務の減少(支払の前倒し等)で営業CFは圧迫。
    • 棚卸資産(商品及び製品)30,188百万円(ほぼ横ばい)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 固定資産売却益:1,004百万円(前年同期 4,867百万円)
    • 投資有価証券売却益:1,545百万円(前年同期 225百万円)
    • 負ののれん発生益:111百万円(今期計上)
  • 特別損失:
    • 合計149百万円(退職特別加算金、債務保証損失引当金等)
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益は前年同期に比べ減少。営業面の好転が主因であり、特別利益を除いた実質業績も改善している。
  • 継続性の判断:特別項目は一時的要素が多い(資産売却等)。今後継続性は限定的と想定。

配当

  • 配当実績と予想(1株当たり、株式分割考慮)
    • 中間配当(第2四半期末):46.00円(2025年)
    • 期末(予想):11.50円(※株式分割後表示。分割前換算では期末46.00円、年間合計92.00円)
    • 配当予想の修正:無
    • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は資料に明示無し(純利益20,500百万円、配当総額は記載無しのため計算不可)
  • 株主還元方針:
    • 自己株式の取得を実施(取得枠:最大取得株式数34,000,000株、取得総額上限200億円。第3Qまでに13,914百万円を支出)
    • 配当と自社株買いで還元を強化している旨を明記

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動の内訳)
    • 有形固定資産の取得による支出:4,086百万円(第3四半期累計、前年同期 2,978百万円)
    • 無形固定資産の取得:3,644百万円(前年同期 2,062百万円)
    • 投資総額(当第3四半期累計の設備投資等支出):合計約7,730百万円(注:CF明細より概算)
    • 減価償却費:5,821百万円(第3Q累計)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(資料に明確記載なし)
    • 主な研究開発テーマ:–(資料に記載なし)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は開示無し(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:30,188百万円(前期末29,956百万円、ほぼ横ばい)
    • 在庫回転日数等の指標は開示無し(–)

セグメント別情報(第3四半期累計:百万円、前年同期比)

  • ファニチャー事業:売上高128,840(+8.3%)、営業利益20,987(+21.3%) — 牽引役。日本のオフィス移転/リニューアル需要、海外での展開を強化。
  • ビジネスサプライ流通事業:売上高77,634(+4.0%)、営業利益3,454(△0.5%) — 大型顧客向け導入は進捗だが営業利益横ばい。
  • ステーショナリー事業:売上高62,282(△2.1%)、営業利益5,496(+7.7%) — 売価改定やブランド施策で収益改善。
  • インテリアリテール事業:売上高17,462(+11.9%)、営業利益541(+36.3%) — 店舗・EC双方で伸長。
  • セグメント戦略:事業間シナジー(空間設計×家具×販売チャネル等)やブランド強化を推進。
  • 地域別:日本売上中心(第3Q累計 日本約235,158百万円、海外約30,443百万円)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「Unite for Growth 2027」実行中(長期ビジョンCCC2030に整合)
  • 進捗:ファニチャー事業を中心に領域拡大や事業間シナジー創出を進めており、第3四半期までの業績は中期方針と整合的

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社コメント):日本は緩やか回復基調、中国は先行き懸念(悪化)、米国政策やインフレが不透明要因
  • 競合比較:同業他社との明確な比較データは資料に記載無し(–)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据え置き):売上高357,000百万円(+5.4%)、営業利益25,000百万円(+11.0%)、経常利益24,800百万円(+1.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益20,500百万円(△5.9%)
    • 会社予想の前提:資料p.5に記載の前提条件を参照(為替等の詳細は別紙参照)
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は営業面で良好だが、最終四半期の外部環境(特に中国・為替・原材料価格)に不確定要素あり
  • リスク要因(会社記載含む):中国経済の悪化、米国の政策動向、原材料価格上昇、為替変動

重要な注記

  • 会計方針変更:第1四半期より一部賃貸等不動産の表示方法を営業外収益→売上高/売上原価へ変更。前期比較は遡及組替え済み(影響:2024年第3四半期の営業利益で379百万円増)。
  • 連結範囲の変更:新規子会社1社(HNI Office India Limited → Kokuyo Workplace India Limited)を連結。
  • 自己株式の取得:取得枠(上限200億円)に基づき市場買付けを実施。第3Q累計で16,270,800株を13,914百万円で取得。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7984
企業名 コクヨ
URL http://www.kokuyo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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