2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想は修正(有)されている。第3四半期累計(2025/4–12)は会社の通期予想に対して進捗良好(売上・営業利益ともに約70%超の進捗)。純利益は既に通期予想を上回る水準(通期予想を上方超過)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 +64.7%、営業利益 +34.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +13.5%:前年同期比)。
- 注目すべき変化:貴金属事業の好調が主因。貴金属セグメント売上が約191,039百万円(前年113,891百万円、+67.7%)と大幅拡大し、セグメント営業利益も大幅増(+133.9%)。一方、機械・コンテンツは売上・利益とも前年割れ。
- 今後の見通し:通期(2026/3期)予想は修正済み。第3四半期累計の進捗から見ると売上・営業利益は通期達成が見込みやすい水準だが、純利益は既に通期予想を超過しており、通期見直し(上方修正余地)が示唆される。ただし金市況や在庫水準・運転資本の変動、為替等が影響する点は留意。
- 投資家への示唆:金価格など貴金属市況が業績に直結しているため市況動向が最大の注目点。貸借対照表では在庫(原材料・製品)の大幅増加と流動負債の増加(前受金増等)により自己資本比率が低下(49.5%→40.0%)しており、流動性・運転資本管理の動向にも注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:中外鉱業株式会社
- 主要事業分野:貴金属リサイクル・精錬等の「貴金属事業」、機械事業、コンテンツ関連事業(グッズ製造・販売)等
- 代表者名:代表取締役社長 西元 丈夫
- 上場市場/コード:東証/1491
- IR問い合わせ:IRセンター室長 桜庭 勲 TEL 03-3201-1541
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計期間(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会資料の作成:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 貴金属事業:貴金属のリサイクル・精錬・販売(主力)
- 機械事業:機械の販売・保守等
- コンテンツ事業:人気タイトルのグッズ製造・販売等
- その他:不動産、投資事業、太陽光発電による売電等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む、併合後換算):14,487,399株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:101,118株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):14,404,241株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 備考:2025年10月1日付で株式併合(普通株式20株→1株)実施。1株当たり数値は併合後算定。
- 今後の予定:
- 次回決算発表:通期(2026年3月期)確定発表日等は資料参照(別途公表)
- 株主総会/IRイベント:現資料に記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高:第3Q累計 193,593百万円、通期予想 271,000百万円 → 進捗率 71.4%
- 営業利益:第3Q累計 1,578百万円、通期予想 2,180百万円 → 進捗率 72.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計 1,461百万円、通期予想 1,280百万円 → 進捗率 114.2%(通期予想超過)
- サプライズの要因:
- 主因は貴金属事業の好調(高金価格下でリサイクル原料集荷が堅調、工場稼働率高水準)により売上・粗利が大幅増加。
- 機械事業は内需軟化で減収・赤字化、コンテンツ事業も外部販売先での販売不振により減収。
- 通期への影響:
- 純利益が第3Qで通期予想を上回っているため、会社が保守的に見積もっている可能性あり。通期見直し(上方修正)の余地はあるが、金価格等の変動と第4Q動向を確認する必要あり。
- 会社は通期予想を既に修正(2025/11/13の修正を踏まえ、直近の発表あり)している。
財務指標(主要数値/比較)
(以下、金額は原則として千円表記の元資料を百万円単位で簡易表記)
- 損益(第3四半期累計 2025/4–12)
- 売上高:193,593,819千円(=193,593百万円)、前年同期 117,536,021千円(+64.7%、+76,057,798千円)
- 売上総利益:3,562,068千円、前年 3,028,055千円
- 営業利益:1,578,480千円、前年 1,173,366千円(+34.5%)
- 経常利益:1,470,803千円、前年 1,108,535千円(+32.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,461,373千円、前年 1,287,206千円(+13.5%)
- EPS(1株当たり四半期純利益、併合後換算):101.45円(前年 89.32円)
- 収益性指標
- 営業利益率:1,578,480 / 193,593,819 = 0.82%(低い:業種差あるが一般的に低水準)
- ROE(簡易)=1,461,373 / 9,335,737 = 15.7%(目安:10%以上は優良)
- ROA(簡易)=1,461,373 / 23,325,933 = 6.3%(目安:5%以上で良好)
- 貸借対照表(第3Q末 2025/12/31 vs 前期末 2025/3/31)
- 総資産:23,325,933千円(前期末 16,525,875千円、+41.2%)
- 純資産:9,335,737千円(前期末 8,182,188千円、+14.1%)
- 自己資本比率:40.0%(前期末 49.5% → 低下。目安:40%以上で安定、50%近くがより安定)
- 流動性・負債
- 流動資産:18,958,289千円(前期 13,126,548千円、増加)
- 流動負債:11,792,079千円(前期 6,940,037千円、増加)
- 長期借入金:1,939,738千円(前期 1,177,532千円、+64.7%)
- 現金及び預金:3,142,585千円(前期 4,141,237千円、-24.1%)
- 在庫・運転資本
- 商品及び製品:4,401,193千円(前期 2,395,526千円、+83.8%)
- 原材料及び貯蔵品:8,043,945千円(前期 4,446,473千円、+80.9%)
- 前受金:7,966,632千円(前期 4,589,606千円、+73.6%)
- 解説:在庫(原材料・製品)の大幅増加が目立つ。運転資本需要の増大により現金は減少、流動負債増で自己資本比率低下に寄与。
- キャッシュフロー
- 第3四半期累計のキャッシュフロー計算書は作成されていない(注記あり)。減価償却費:77,576千円(前年同期 67,667千円)。
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数値は資料に明示なし(四半期単独の推移は非開示)。季節性:特記なし。
- 効率性
- セグメント別(第3Q累計)
- 貴金属事業:売上高 191,038,739千円(前年 113,891,418千円、+67.7%)、セグメント利益 1,920,930千円(前年 821,654千円、+133.9%)→ 業績牽引
- 機械事業:売上高 529,207千円(前年 578,721千円、-8.5%)、セグメント損失 3,396千円(前年は+10,675千円の利益)
- コンテンツ事業:売上高 2,033,643千円(前年 3,004,309千円、-32.3%)、セグメント利益 131,945千円(前年 732,432千円、-82.0%)
- その他(不動産・投資等):計上の調整・全社費用があり、全社費用合計で△421,267千円を計上
- 財務の解説:
- 貴金属市況(特に金価格)上昇が収益を押し上げた一方で、在庫・原材料の積み上がりにより総資産と流動負債が増加。現金は減少しているため短期的な流動性と運転資本の増加を監視する必要あり。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 1,049千円(小額)
- 特別損失:固定資産除却損 2,016千円(小額)
- 一時的要因の影響:特別損益はいずれも小額で、業績全体への影響は限定的。したがって実質的な業績は事業収益(特に貴金属事業)に依存。
- 継続性の判断:貴金属事業好調は金市況に依存するため、今後も同様の収益が続くかは市況次第(継続性は市況に左右)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績、併合前の表示):第2四半期末 0.50円、期末 1.00円、年間 1.50円(併合前)
- 2026年3月期(第2四半期末):0.00円(併合後表示)
- 2026年3月期(予想):未定(資料上で表示なし)
- 直近公表配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価情報無しのため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想配当未明のため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載は無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産合計は前期末比で増加(3,399,327千円 → 4,367,643千円、+968,316千円)。
- 主な増加内訳:建物及び構築物の増加(252,510千円→1,654,607千円、増加 1,402,096千円)及び投資有価証券の増加(110,071千円→491,405千円、増加 381,333千円)。建設仮勘定は減少(972,284千円→165,269千円、減少807,015千円)→ 工事完了・資産化の影響と推定。
- 減価償却費:77,576千円(第3Q累計)
- 設備投資額(期中の支出)は明示されていないため明確な数値は–だが、建設仮勘定の減少と建物増加から投資の大きさは示唆される。
- 研究開発:
- R&D費用の明示なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:受注高・受注残高の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・原材料等)の大幅増(商品・製品 2,395,526千円→4,401,193千円、原材料及び貯蔵品 4,446,473千円→8,043,945千円)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
- 解説:原材料・製品在庫が大幅増加しており、在庫水準と回転の動向がキャッシュでの影響を与えている可能性あり。
セグメント別情報
- 概要(第3Q累計)
- 貴金属事業:売上高 191,038,739千円(前年 +67.7%)、セグメント利益 1,920,930千円(前年 +133.9%)→ 収益の主力・ドライバー
- 機械事業:売上高 529,207千円(前年 -8.5%)、セグメント損失 3,396千円(前年は黒字)
- コンテンツ事業:売上高 2,033,643千円(前年 -32.3%)、セグメント利益 131,945千円(前年 -82.0%)
- 地域別売上:記載なし(国内/海外比率等は–)
- セグメント戦略・見通し:資料では貴金属市況の動向が引き続き重要と明記。機械・コンテンツの改善には販売先需要回復が必要。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に中期計画の具体数値記載なし(–)
- KPI達成状況:該当指標の記載なし(–)
競合状況や市場動向
- 市場動向:貴金属市況(特に金価格)が歴史的高値圏で推移しており、同社の貴金属事業にとって追い風。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。相対的には貴金属市況利得を享受している形。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期通期予想(会社発表):売上高 271,000百万円、営業利益 2,180百万円、経常利益 2,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,280百万円、1株当たり当期純利益 88.97円
- 直近公表の業績予想からの修正:有(2025年11月13日公表の修正を踏まえ、2026年2月13日に修正関連のお知らせあり)
- 予想の前提条件:資料P.2に記載の通り(為替・金属市況等の前提は別表参照)
- リスク要因:
- 金・貴金属市況の急変(下落)が業績に直結
- 在庫増加による運転資本圧迫、流動性低下リスク
- 内需弱含みでの機械事業・コンテンツ事業の需要低迷
- 為替・金利・規制等の外部環境変化
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 連結範囲の重要な変更:無
- 四半期連結財務諸表のレビュー:無し(公認会計士のレビュー無)
- その他:2025年10月1日付で普通株式20株を1株に併合(株式併合)実施。資料中の1株当たり数値は併合後で算出済み。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1491 |
| 企業名 | 中外鉱業 |
| URL | http://www.chugaikogyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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