2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し(市場予想は提示なし)。第3四半期累計は概ね計画どおりだが、一部指標は通期ペースを下回る進捗。
- 業績の方向性:増収ではなく減収減益(売上高146,716百万円:前年同期比△9.5%、営業利益6,306百万円:前年同期比△28.8%)。
- 注目すべき変化:セグメント別では「半導体及び電子デバイス事業」が売上・利益ともに大幅減(売上△13.7%、セグメント利益△61.0%)で足を引っ張る一方、「コンピュータシステム関連事業」は増収増益(売上+12.5%、利益+31.1%)。
- 今後の見通し:会社は通期業績予想(売上200,000百万円、経常利益9,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7,200百万円)を据え置き。第3四半期累計の進捗は売上約73%、経常利益約66%、純利益約70%で、売上はほぼ計画に近いが利益はやや遅れ。
- 投資家への示唆:半導体セグメントの回復状況と、コンピュータシステム事業の好調維持、特別利益(Fidus株式売却益1,066百万円)を踏まえた実質業績の確認が重要。自己資本比率は31.1%で安定だが、流動性面(現金減少)や借入構成変化に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:東京エレクトロン デバイス株式会社
- 主要事業分野:半導体及び電子デバイスの販売・流通、コンピュータシステム関連(ストレージ・ネットワーク機器、保守・監視、セキュリティ等)
- 代表者名:代表取締役社長・CEO 徳重 敦之
- URL:https://www.teldevice.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月2日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会:無し(補足資料は作成有)
- セグメント:
- 半導体及び電子デバイス事業:半導体・ボード製品等の販売(流通・プライベートブランド含む)
- コンピュータシステム関連事業:ストレージ・ネットワーク機器、保守・監視サービス、セキュリティ関連製品等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):31,336,500株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:1,920,119株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):29,511,296株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済
- 株主総会:–(期末決算資料に合わせて実施予定)
- IRイベント:決算説明会は無し(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較/達成率=累計実績÷通期会社予想)
- 売上高:146,716百万円。通期予想200,000百万円に対する進捗率 約73.4%(第3四半期時点)。→ 通常の目安(9か月で約75%)とほぼ同等。
- 営業利益:6,306百万円。通期の営業利益予想は開示無しのため達成率算定不可(–)。
- 経常利益:6,028百万円。通期予想9,100百万円に対する進捗率 約66.2%(やや遅れ)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,030百万円。通期予想7,200百万円に対する進捗率 約69.9%。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:半導体セグメントの販売不振(産業機器向け・PB製品の低調)が営業利益圧迫。営業外の為替差損が前年より縮小したが、営業利益の減少が大きい。
- プラス要因:コンピュータシステム事業のストレージ・保守・セキュリティ関連が好調。また持分法適用関連会社株式の全株譲渡に伴う投資有価証券売却益1,066百万円(特別利益)が純利益を押し上げ。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。売上はおおむね計画どおりだが、利益面は第3四半期までの進捗がやや遅く、最終四半期の利益回復が必要。特別利益を除いた実質利益で見れば通期目標達成に向けて上振れ余地は限定的。
財務指標
- 主要(第3四半期累計=2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:146,716百万円(前年同期比△9.5%、△15,380百万円)
- 営業利益:6,306百万円(前年同期比△28.8%)
- 営業利益率:4.30%(6,306 / 146,716)
- 経常利益:6,028百万円(前年同期比△24.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,030百万円(前年同期比△9.8%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):170.47円(前年同期185.29円)
- 収益性指標(会社予想ベース簡易算出)
- ROE(目安):通期予想当期純利益7,200百万円 ÷ 自己資本(Q3自己資本49,176百万円) ≒ 14.6%(10%以上=優良の目安を上回る想定)※注:簡易計算。
- ROA(目安):7,200百万円 ÷ 総資産158,331百万円 ≒ 4.6%(5%基準にはやや届かない)。
- 営業利益率:4.3%(前期同期間は約5.5%)
- 進捗率分析(第3四半期累計 vs 通期会社予想)
- 売上高進捗率:約73.4%(やや計画どおり)
- 経常利益進捗率:約66.2%(利益進捗は遅れ)
- 純利益進捗率:約69.9%(特別利益を含む)
- 備考:第3四半期時点で利益がやや遅れているため、最終四半期での利益率改善が必要
- キャッシュフロー(第3四半期累計)
- 営業CF:8,911百万円(前年同期10,423百万円、減少)
- 投資CF:+791百万円(前年同期△2,137百万円)。主な要因:投資有価証券売却収入1,209百万円(Fidus関連売却)。
- 財務CF:△12,543百万円(前年同期△5,434百万円)。主な要因:短期借入・CPの純減、長期借入金返済、自己株式取得支出2,001百万円、配当支払3,002百万円等。
- フリーCF(概算):営業CF 8,911 − 投資CF 791 = 8,120百万円(プラス)
- 現金同等物残高:期末5,641百万円(前年同期9,743→減少)
- 営業CF/当期純利益比率:8,911 / 5,030 ≒ 1.77(1.0以上で健全)
- 財務安全性:
- 総資産:158,331百万円
- 純資産:50,089百万円
- 自己資本比率:31.1%(前期末30.5% → 0.6ポイント改善。目安40%以上には届かず)
- 流動資産 / 流動負債(概算=流動比率):145,873 / 84,288 ≒ 173%(流動性は確保)
- 効率性:総資産回転率等詳細は記載なし(計算可能だが期間整合性の観点で割愛)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 1,066百万円(Fidus Systems Inc.全株式譲渡)。価格調整条項があり、最終確定金額の一部は未確定で計上額に含めていない旨の注記あり。
- 特別損失:固定資産除却損 2百万円。
- 一時的要因の影響:特別利益を除くと親会社株主に帰属する純利益は約3,964百万円相当(5,030 − 1,066)となり、実質的な収益力は特別利益を考慮するとやや弱い。
- 継続性判断:投資有価証券売却益は一時的要因と評価される(継続性低)。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(2026年3月期):35.00円(実績)
- 期末配当(会社予想):64.00円
- 年間配当(予想):99.00円(前期119.00円から減配)
- 配当予想修正:無し(直近公表の配当予想から修正なし)
- 自社株買い:自己株式取得支出2,001百万円(第3四半期累計)あり。株主還元は配当+自己株取得の併用。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出ベース、第3四半期累計)
- 有形固定資産取得による支出:204百万円(前年同期1,501百万円)
- 無形固定資産取得:110百万円(前年同期196百万円)
- 減価償却費:804百万円(前年同期752百万円)
受注・在庫状況(該当)
- 受注高(当第3四半期累計):153,723百万円(前年同期比+19.3%) → 受注は増加
- 受注残高:123,477百万円(前年同期比△0.3%)
- セグメント別受注高:半導体事業115,452百万円(+19.5%)、コンピュータ事業38,270百万円(+18.7%)
- 在庫(棚卸資産):46,061百万円(前期末50,281百万円→△4,220百万円、△8.4%) → 在庫は減少傾向で顧客在庫消化進展を示唆
- Book-to-Bill(受注/販売比率):受注153,723 / 販売146,716 ≒ 1.05(受注がやや上回る)
セグメント別情報
- 半導体及び電子デバイス事業:
- 売上高:117,304百万円(前年同期比△13.7%)
- セグメント利益(経常):1,852百万円(前年同期比△61.0%)
- コメント:車載向けは堅調だが産業機器向け・PB製品が低調。利益率悪化が顕著。
- コンピュータシステム関連事業:
- 売上高:29,411百万円(前年同期比+12.5%)
- セグメント利益(経常):4,175百万円(前年同期比+31.1%)
- コメント:クラウド移行・ストレージ需要、セキュリティ需要が好調で高収益に寄与。
- 地域別売上:資料内に国内/海外比の詳細は無し(–)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画・KPIについての記載:資料に明示的記載なし(–)。
- 進捗:受注の増加・コンピュータ事業の成長はプランに整合する一方、半導体事業の回復が中期目標達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は個人消費底堅くIT投資は堅調だが、米国関税や地政学リスク等の不確実性で先行きは不透明。半導体市況は需給調整局面から緩やかな回復傾向だがセグメント差が大きい。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社予想、2025/4/1–2026/3/31):売上200,000百万円(△7.6%)、経常利益9,100百万円(△20.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益7,200百万円(△18.9%)。会社は今回の第3四半期結果を踏まえ予想修正なし。
- 会社予想の前提:為替等の明示的前提は別添「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(資料内では詳細記載なし)。
- 予想の信頼性:第3四半期時点で売上はおおむね計画に近いが、利益はやや遅れ。最終四半期での利益改善(特に半導体事業の粗利改善)が必要。過去の予想達成傾向は資料に記載なし(–)。
- リスク要因:半導体需要の地域/用途別変動、為替変動、価格調整条項の不確定要素(Fidus売却関連)、金融環境変化、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用は年間見積実効税率を適用)。
- その他:Fidus Systems Inc.株式譲渡に関する価格調整条項があるため、将来に追加の受取額が発生する可能性が注記されている。
(備考)
- 不明項目や資料に記載のない数値は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2760 |
| 企業名 | 東京エレクトロン デバイス |
| URL | http://www.teldevice.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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