2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正あり(「修正の有無:有」)。中間決算の内容は会社予想との直接比較資料は別途公開の修正資料参照との記載あり。市場予想との比較は資料中に明示無し。
- 業績の方向性:売上は増収(8,804百万円、前年同期比+8.8%)だが、営業損失・経常損失・親会社株主帰属損失と損益は悪化(増収減益)。
- 注目すべき変化:品目別では「水処理関連資材」が大幅増(4,003百万円、前年同期比+28.8%)、「自動車関連資材」は減少(4,037百万円、前年同期比▲6.6%相当)。減価償却費増、原材料・人件費上昇、新工場立上げの初期費用が利益悪化の主因。
- 今後の見通し:通期予想(売上18,500百万円、営業利益40百万円等)は中間実績比で売上は約47.6%の進捗だが、営業利益は中間で損失であり通期見通し達成には下振れリスク。通期予想は修正済み(詳細は別途公表資料)。
- 投資家への示唆:売上は堅調だが採算面が課題(営業マージン▲2.6%程度)。新工場関連の先行投資と減価償却で短期的に利益が圧迫されている点を注視する必要あり。財務面では借入増で資金は確保されているが自己資本比率が低下(18.1%)しており財務安全性の確認が重要。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:阿波製紙株式会社(コード 3896)
- 主要事業分野:機能紙・不織布の製造・販売(自動車関連資材、水処理関連資材、一般産業用資材等)
- 代表者:代表取締役会長兼社長 三木 康弘
- IR担当:取締役上席執行役員 CFO 岡澤 智、TEL 088-631-8101
- 報告概要
- 提出日:2025年11月11日(決算短信)/半期報告書提出予定日 2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結/2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:無し(決算補足説明資料は作成有)
- セグメント:単一セグメント(機能紙・不織布の製造・販売)— ただし品目別の売上を開示(自動車関連・水処理関連・一般産業用)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):10,172,676株(中間期)
- 期中平均株式数(中間期):9,989,646株
- 自己株式数(期末):170,733株
- 今後の予定:株主総会、IRイベント等の具体日程は資料中に記載無し(–)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との直接の比較表は別途修正公表を参照する旨記載あり)
- 売上高:8,804百万円(前年中間期比+8.8%)。通期予想18,500百万円に対する進捗率:約47.6%(通常は50%前後が目安)。
- 営業利益:営業損失225百万円(前年は営業損失9百万円)→ 通期予想の営業利益40百万円に対して現時点では大幅未達。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間純損失461百万円(前年中間は損失203百万円)→ 通期予想の親会社株主帰属当期純利益270百万円に対して未達(進捗率概算では負の値)。
- サプライズ要因:減価償却費の増加(中間で625百万円の計上増)、原材料価格・人件費上昇、新工場立上げに伴う初期費用、為替や取引先の在庫調整等による採算悪化。特別利益として固定資産受贈益48.66百万円計上があり、これを除くと業績はさらに厳しい可能性。
- 通期への影響:会社は通期予想を修正(修正有)。中間の損失と投資負担を踏まえると営業利益・純利益の通期予想達成は不確実であり、修正内容の詳細は別途公表資料参照。
財務指標(主な数値は百万円単位、千円表記の箇所は百万円に換算して示す)
- 要約(中間期:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:8,804 百万円(前年同期 8,093 百万円、+8.8%)
- 営業利益(損失):△225 百万円(前年同期 △9 百万円)→ 営業利益率 ≒ △2.6%(業種平均との比較は業種により差異あり)
- 経常利益(損失):△311 百万円(前年同期 △52 百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益(損失):△461 百万円(前年同期 △203 百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△46.20 円(前年同期 △20.35 円)
- 収益性指標
- ROE(目安比較):親会社株主帰属の自己資本(参考自己資本 4,813 百万円)を用いて概算 ROE ≒ △9.6%(目安:8%以上で良好 → 目標未達、マイナス)
- ROA:△461 / 26,634 ≒ △1.7%(目安:5%以上で良好 → 未達)
- 営業利益率:△225 / 8,804 ≒ △2.6%(マイナス)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約47.6%(8,804 / 18,500)→ 通常期では概ね妥当だがやや偏りあり。
- 営業利益進捗率:通期見込み40百万円に対して中間で△225百万円→ 大幅未達(実績は損失)。
- 純利益進捗率:通期見込み270百万円に対して中間で△461百万円→ 大幅未達。
- キャッシュフロー(中間期)
- 営業CF:1,197 百万円(前年中間 143 百万円、前年同期比+1,054 百万円)
- 投資CF:△2,335 百万円(主に有形固定資産取得 2,047 百万円)
- 財務CF:1,633 百万円(長期借入れ 2,000 百万円等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約△1,138 百万円(マイナス)
- 営業CF/親会社株主帰属中間純利益比率:約1,197 / △461 = △2.59(純損失のため負の値。営業CFはプラスで、非現金費用や税の戻り等で現金創出)
- 現金同等物残高:1,213 百万円(前期末比+473 百万円)
- 財政状態(中間末 2025/9/30)
- 総資産:26,634 百万円(前期末 27,189 百万円、▲554 百万円)
- 純資産:7,004 百万円(前期末 7,584 百万円、▲579 百万円)
- 自己資本比率:18.1%(前期末 19.6% → 低下。目安:40%以上で安定)
- 総負債:19,631 百万円(長期借入金の増加が主因)
- 効率性・在庫等(注記)
- 商品及び製品:1,354 百万円(前期末 1,332 百万円、やや増)
- 原材料及び貯蔵品:1,446 百万円(前期末 1,928 百万円、減少)
- 在庫回転日数等は明示なし(–)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計 51,273 千円(内訳:固定資産受贈益 48,660 千円、固定資産売却益 2,260 千円 等)
- 特別損失:合計 2,879 千円(固定資産除却損 等)
- 一時的要因の影響:固定資産受贈益等の特別利益が計上されており、これを除くと税引前損失はより大きい。特別利益は一時的要因と判断されるため、実質業績評価の際は除外して見る必要あり。継続性は低いと考えられる(受贈は恒常的収益要因ではない)。
配当
- 中間配当:0.00 円(2026年3月期 中間)
- 期末配当(予想):未定(期末配当予想は未定)
- 年間配当予想:未定(通期予想表には修正ありだが配当は未定)
- 配当性向:–(配当未定のため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CFより):有形固定資産取得支出 約2,047 百万円(当中間期)→ 主に新工場立上げ等による大型投資
- 減価償却費:625 百万円(中間期間、前年同期 327 百万円)→ 大幅増加が利益圧迫要因
- 研究開発費:記載無し(–)
受注・在庫状況(該当情報のみ)
- 受注高・受注残高:記載無し(–)
- 在庫状況:原材料及び貯蔵品は減少(1,446 百万円、前年期末比減)、商品製品はやや増(1,354 百万円)
セグメント別情報
- 単一セグメント(機能紙・不織布)だが品目別開示あり(中間期)
- 自動車関連資材:4,037 百万円(前年同中間期比 93.4% → 減少)
- 水処理関連資材:4,003 百万円(前年同中間期比 128.8% → 大幅増)
- 一般産業用資材:763 百万円(前年同中間期比 115.6% → 増加)
- セグメント戦略・背景:自動車関連は原材料調達不安や取引先の在庫調整で減少。水処理は需要堅調だが原材料供給不足の影響も受け伸び悩みとの記載あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する具体的進捗指標(KPI)は本資料に明示無し(–)。新工場への投資は中長期の成長投資として位置づけられている可能性が高いが、短期的には採算を圧迫。
競合状況や市場動向
- 市場動向(記載):米国の関税政策等の影響で先行き不透明感あり。自動車市場は緩やか成長、水処理用分離膜等は堅調。
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:通期業績予想は修正済(「修正の有無:有」)。短信内の通期数値(売上 18,500 百万円、営業利益 40 百万円、経常利益△170 百万円、親会社株主帰属当期純利益 270 百万円、EPS 27.03円)が示されているが、修正の詳細は別リリース参照。
- 予想の信頼性:中間で損失計上かつ新工場関連費用と減価償却増が継続するため、通期見通し達成には不確実性あり。過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。
- リスク要因:為替・原材料価格の変動、主要顧客の在庫調整、関税・政策リスク、新工場稼働に伴うコスト増、借入依存度の上昇による金利負担。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(注記事項に記載)
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士または監査法人のレビューの対象外である旨明記。
- 連結範囲の変更:無し
注記・留意点
- 本資料は開示資料に基づく要約であり、投資判断の助言を行うものではありません。数値は会社公表値(百万円未満切捨て)を使用。資料中に明示のない項目は「–」で示しています。詳細な通期見直し内容や補足説明は会社の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を確認してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3896 |
| 企業名 | 阿波製紙 |
| URL | http://www.awapaper.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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