2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:中間期で営業利益・経常利益が会社予想(通期ベースの進捗想定)に対して大幅に下振れ。特別損失(店舗閉鎖引当金239百万円、減損15百万円等)計上で中間純損失227百万円を計上(上振れ/下振れ:下振れ)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+3.1%の増収、だが営業利益は△93.0%の大幅減益)。
- 注目すべき変化:減価償却費の増加(資産除去債務の見直し等)および店舗閉鎖関連引当の計上が利益を圧迫。結果的に特別損失257.9百万円を計上し中間純損失に至る点が最大の変化。
- 今後の見通し:通期予想(売上高13,390百万円、営業利益495百万円、当期純利益32百万円)は売上の進捗は約50%で概ね均等進捗。ただし営業利益の進捗率は約3.6%にとどまり、下期での反転が前提。会社は通期予想について修正を行っている(「有」)。通期達成の可否は下期の費用抑制・収益回復に依存。
- 投資家への示唆:売上は堅調も一時的な会計見積り変更(資産除去債務)および店舗閉鎖関連の一時費用が利益を押し下げている点が主要因。中期経営計画での新業態・人材投資は継続しているため、下期以降の費用動向と特別損失の影響(非継続性の確認)が注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社うかい
- 主要事業分野:レストラン事業(高付加価値レストラン等)、物販事業(製菓、食物販)、文化事業(箱根ガラスの森等)
- 代表者名:代表取締役社長 紺野 俊也
- URL:https://www.ukai.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日(決算短信公表日)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日(非連結)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 決算説明会:有(アナリスト向け)
- セグメント:
- レストラン事業部:高付加価値レストランの運営(主力)
- 物販事業部:製菓等の店舗販売・外販・EC
- 文化事業部:博物館・展示施設運営(箱根ガラスの森等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,616,940株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):5,611,779株
- 時価総額:–(提示なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- IRイベント:決算説明会(開催済/開催予定:アナリスト向け)
- その他:通期業績予想の修正関連の追加開示あり(2025年11月7日付「通期業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(中間累計、単位:百万円)
- 売上高:実績6,677百万円(前年同期比+3.1%)。通期予想13,390百万円に対する進捗率 約49.9%(ほぼ所定ペース)。
- 営業利益:実績17百万円(前年同期比△93.0%)。通期予想495百万円に対する進捗率 約3.6%(大幅下振れ)。
- 純利益:実績△227百万円(前年同期は93百万円の黒字)。通期予想32百万円に対する進捗はマイナス(予想大幅未達の状態)。
- サプライズの要因:
- 主因は資産除去債務の見積り変更(原状回復費用の見直し)に伴う引当計上とそれに関連する減価償却費増、さらに店舗閉鎖損失引当金239百万円および減損損失15百万円の計上(特別損失合計257.9百万円)が利益を大幅に圧迫。
- 売上は店舗改定や新店寄与で増収だが、人件費や賃借料等のコスト増も存在。
- 通期への影響:
- 売上進捗は約50%で通期見込みに整合するが、営業利益・純利益は中間段階で大幅下振れ。通期達成可否は下期の回復度合いと特別損失が一時的か恒常的かによる。会社は既に業績予想を修正している(修正有り)。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期末:2025/9/30、単位:千円/百万円は注記で表示)
- 総資産:10,262,396千円(約10,262百万円、前期末比△638百万円、△5.9%)
- 純資産:4,486,987千円(約4,487百万円、前期末比△282百万円、△5.9%)
- 自己資本比率:43.7%(安定水準、目安:40%以上)
- 収益性(中間期、単位:百万円)
- 売上高:6,677百万円(前年同期比 +3.1% / +198百万円)
- 営業利益:17百万円(前年同期比 △93.0% / △238百万円)
- 経常利益:15百万円(前年同期比 △93.4%)
- 中間純利益:△227百万円(前年同期は+93百万円、差異約△320百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△40.62円(前年同期 16.72円)
- 収益性指標
- ROE(中間実績ベース):約 △5.1%(中間純損失227百万円/純資産4,487百万円)※目安:8%以上良好
- ROA(中間実績ベース):約 △2.2%(中間純損失227百万円/総資産10,262百万円)※目安:5%以上良好
- 営業利益率:約 0.27%(営業利益17百万円/売上高6,677百万円)←業種平均と比較すると低位
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約49.9%(通常は50%が目安で「通常ペース」)
- 営業利益進捗率:約3.6%(低進捗。下期での回復が必須)
- 純利益進捗率:マイナス(中間で損失)
- キャッシュフロー(中間累計、単位:千円)
- 営業CF:295,267千円(前年同期間 484,681千円 → 減少)
- 投資CF:△1,540,573千円(定期預金の預入1,300,000千円、設備投資167,764千円等)
- 財務CF:△546,527千円(借入金の純減、長期借入金返済、配当支払等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約 △1,245,306千円(マイナス)
- 現金同等物残高:B/S表記 3,922,092千円、CF表記 3,622,092千円(表記差異あり、注記参照)
- 営業CF/純利益比率:営業CF295百万円/中間純損失△228百万円 = マイナス(指標の解釈は慎重に)
- 四半期推移(QoQ):詳細数値の四半期別推移は未開示(中間累計値のみ)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:43.7%(安定水準)
- 流動資産:6,226,818千円、流動負債:2,548,931千円 → 流動比率 約244%(良好)
- 負債合計:5,775,408千円、純資産4,486,987千円 → 負債/純資産比 約129%(過度なレバレッジではない)
- 効率性等
- 減価償却費:424,916千円(前年中間 147,034千円、増加)
- 在庫(商品及び製品):197,212千円(前期比増)
- セグメント別(中間累計、百万円)
- レストラン:売上 5,307百万円(+2.1%)、セグメント利益 585百万円(※全社費用調整後は最終営業利益に反映)
- 物販:売上 818百万円(+8.5%)、セグメント利益 50.6百万円
- 文化:売上 552百万円(+4.7%)、セグメント利益 14.7百万円(減損15.5百万円を計上)
- 財務の解説:
- 総じて売上は堅調。だが会計上の見積り(資産除去債務)変更と店舗閉鎖引当等の一時的費用計上で中間財務が悪化。現金は依然十分だが投資活動で定期預金の積み増し等により流動性構成に変化。
特別損益・一時的要因
- 特別損失合計:257,953千円(主な内訳)
- 店舗閉鎖損失引当金繰入額:239,189千円(東京 芝 とうふ屋うかい の閉店等)
- 減損損失:15,453千円(文化事業など)
- 固定資産除却損:1,886千円
- 店舗閉鎖損失:1,423千円
- 一時的要因の影響:特別損失を除いた営業面では増収・売上総利益増だが、これら一時的費用が純損失に直結しているため「実質的な業績」評価では特別損失を控除した分析が必要。
- 継続性:店舗閉鎖引当は特定店舗の契約満了等に伴うもので一時性が高いが、資産除去債務の見直しは複数店舗に影響する可能性があり今後も費用化の波及があり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(2026/3期中間):0.00円(据え置き)
- 期末配当予想(通期):15.00円(通期合計 15.00円、直近公表から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向(予想):約264%(計算:期末配当合計額 ≒ 15円 × 発行済株式数5,616,940株 = 約84.3百万円 ÷ 予想当期純利益32百万円 = 約264%)※計算上の数値。高水準であり、利益水準が低い年では配当性向が高くなる点は留意が必要。
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買いの記載なし。譲渡制限付株式報酬による新株発行あり(経営陣向け)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期):有形固定資産取得による支出 167,764千円(前年中間85,492千円)
- 減価償却費(中間):424,916千円(前年中間147,034千円、増加。資産除去債務見直し影響反映)
- 研究開発費:記載なし(–)
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注:該当情報なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:197,212千円(前期 182,708千円、増加)
- 仕掛品:38,213千円(増)
- 在庫回転日数等の詳細指標:記載なし(–)
セグメント別情報
- 売上高(中間、百万円):レストラン 5,306 (+2.1%)、物販 818 (+8.5%)、文化 552 (+4.7%) → 合計 6,677 (+3.1%)
- セグメント別利益(中間、百万円、セグメント利益→全社調整で最終営業利益に連結):レストラン 585、物販 50.6、文化 14.7。全社費用等の調整で営業利益は17百万円に。
- セグメント戦略:中期経営計画でレストランのブランド維持・高付加価値化、新業態(UKAIzm corporation設立)、物販の外販拡大、文化事業の再編(箱根ガラスの森承継)を掲げる。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2030/長期経営構想2035:新業態開発・物販拡大・人材投資により成長基盤を整備中。中間期の一時費用は投資/再編の過程で発生している面がある。
- KPI達成状況:売上は概ね計画水準だが、利益面では一時要因で乖離あり。中期計画のKPI詳細は別資料参照。
競合状況や市場動向
- 市場環境:インバウンド回復、人流回復が追い風。一方で人件費・原材料高騰、物価上昇が収益を圧迫するリスクを会社も指摘。
- 競合比較:同業他社との相対評価データは非開示(–)。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/1~2026/3/31、会社予想)
- 売上高:13,390百万円(前期比△0.5%)
- 営業利益:495百万円(△31.4%)
- 経常利益:485百万円(△30.7%)
- 当期純利益:32百万円(△76.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):5.70円
- 直近公表の業績予想からの修正:有(5月公表の予想を修正済みと明記)
- 予想の信頼性:中間期の営業利益・純利益が大幅に下振れており、下期での利益回復(費用抑制、客数/客単価改善)が前提。過去の予想達成傾向についての詳細は別資料参照(会社注意事項)。
- リスク要因:為替・原材料価格・人件費上昇、天候や観光動向、地政学リスク、資産除去債務の追加見積り等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。ただし会計上の見積りの変更あり(資産除去債務の見積り変更により237,749千円を加算)。
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
- 表記の差異:中間貸借対照表の「現金及び預金」と中間キャッシュ・フロー計算書の「現金及び現金同等物の中間期末残高」に若干の数値差異がある(B/S 3,922,092千円、CF 3,622,092千円と表記)ため、厳密な残高は原資料の注記・今後の訂正開示を確認のこと。
(注)本サマリーは提示資料に基づく情報整理であり、投資助言や売買の推奨を行うものではありません。不明項目は“–”と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7621 |
| 企業名 | うかい |
| URL | http://www.ukai.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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