2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期予想の修正なし(発表時点)。四半期単独の会社予想は非開示のため四半期ごとの会社比の上下は明示なし。通期進捗で見ると売上高進捗は約21.0%で四半期等分の25%基準を下回っており、通期達成に向けてやや下振れ懸念。
  • 業績の方向性:減収減益(第1四半期 売上高3,691百万円、前年同期比△11.8%;営業損失141百万円 → 前年同期は営業利益104百万円)。
  • 注目すべき変化:品目別では「自動車関連資材」が前年同期比104.0%で増収、「水処理関連資材」が同69.4%と大幅減少。固定費増と売上減で営業損失に転落。
  • 今後の見通し:通期予想(売上17,600百万円、営業利益270百万円、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円)に対する第1四半期の進捗は売上21.0%(通常ペースにやや未達)、営業利益はマイナスで進捗悪化。会社は現時点で予想修正なしだが、下期で回復が必要。
  • 投資家への示唆:水処理向け分野の競争激化・在庫調整の影響と、新工場建設による設備投資・借入増が短期業績と財務構造に影響。通期達成の可否は水処理の回復と固定費削減/稼働改善に依存。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:阿波製紙株式会社
    • 主要事業分野:機能紙・不織布の製造・販売(自動車関連資材、水処理関連資材、一般産業用資材)
    • 代表者名:代表取締役社長 三木 康弘
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年8月9日
    • 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日、四半期累計)
  • セグメント:
    • 単一セグメント:機能紙・不織布の製造・販売(品目別集計で開示)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):10,172,676株
    • 期末自己株式数:193,933株
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,978,744株
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無
    • 株主総会・IRイベント:–(決算短信に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較)
    • 会社の四半期別予想は提示なし。通期予想(修正無し)に対する進捗は以下のとおり。
    • 売上高進捗率:3,691百万円 / 17,600百万円 = 約21.0%(四半期均等の25%を下回る)
    • 営業利益進捗率:営業損失▲141百万円 に対し通期予想 270百万円 → 実質的に未達(進捗マイナス)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:▲162百万円 / 150百万円 = ▲108%(マイナス)
  • サプライズの要因:
    • 主要因:水処理関連(分離膜支持体用不織布)の中国市場での競争激化および在庫調整による販売減。固定費の増加(減価償却や新工場関連?)もあり利益を圧迫。自動車関連は北米向けエンジン用濾材が増加しているが全体を補えず。
    • 会計方針変更(減価償却方法を定率法→定額法へ変更)により四半期の営業損失等は7.376百万円圧縮(影響は限定的)。
  • 通期への影響:
    • 会社は現時点で通期予想の修正は無し。ただし第1四半期の進捗は慎重で、下期での販売回復およびコストコントロールが必須。市場期待(未提示)との比較は不可。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同四半期比)

  • 主要損益(第1四半期累計)
    • 売上高:3,691百万円(△11.8%、前年4,186百万円から▲493百万円)
    • 売上総利益:497百万円(売上総利益率 ≒ 13.45%)
    • 販管費:638百万円(販管費率 ≒ 17.30%)
    • 営業利益:△141百万円(営業利益率 ≒ △3.83%)
    • 経常利益:△126百万円(前年は108百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△162百万円(EPS:△16.23円、前年 9.24円)
    • 減価償却費:175.79百万円(前年第1Q:192.56百万円)
  • 収益性指標(第1四半期ベース)
    • ROE(親会社株主に帰属する四半期純利益 / 親会社株主に帰属する純資産):△161.982 / 3,534.346 ≒ △4.58%(四半期ベース、年率換算すると大きなマイナス)
      (目安:8%以上で良好 → 現状はマイナス)
    • ROA(当期純利益 / 総資産):△161.982 / 22,174.510 ≒ △0.73%(四半期ベース)
      (目安:5%以上で良好 → 現状は低い)
    • 営業利益率:△3.83%(業種平均との比較は業種別データ次第だが低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1Q進捗)
    • 売上高:約21.0%(通期17,600百万円に対して)
    • 営業利益:進捗はマイナス(通期270百万円予定)
    • 純利益:進捗はマイナス(通期150百万円予定)
    • コメント:第1Qでの進捗は四半期均等比(25%)に対して売上・利益とも遅れ。下期での回復が必要。
  • 貸借対照表(主要ポイント、千円ベースから百万円表記に換算)
    • 総資産:22,174百万円(前期末21,246百万円、+928百万円)
    • 現金及び預金:1,689百万円(+578百万円)
    • 建設仮勘定:5,632百万円(+231百万円、主に新工場建設)
    • 原材料・貯蔵品:1,440百万円(+114百万円)
    • 負債合計:15,404百万円(前期末14,362百万円、+1,041百万円)
    • 短期借入金:3,974百万円(+288百万円)
    • 長期借入金:3,673百万円(+821百万円)
    • 純資産:6,771百万円(前期末6,884百万円、▲113百万円)
    • 自己資本比率:22.2%(前期末23.9% → 低め。目安:40%以上が安定)
    • 流動比率(流動資産 / 流動負債):8,561 / 10,426 ≒ 82.1%(1.0未満で短期流動性はタイト)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(該当データなし)。営業CF等の比率は提供無し。
    • 参考:現金及び預金は増加(+578百万円)。
  • 四半期推移(QoQ):四半期間比較データの詳細は四半期財務諸表のみ(第1Q単独)で、QoQ推移は記載無し。
  • 効率性:
    • 総資産回転率(売上/総資産)=3,691 / 22,174 ≒ 0.17回/四半期(概算)
  • セグメント別:
    • 自動車関連資材:2,072百万円(前年同期比104.0% → 増収)
    • 水処理関連資材:1,298百万円(同69.4% → 大幅減収)
    • 一般産業用資材:320百万円(同99.8% → 横ばい)
    • コメント:自動車向けが増収で牽引するが、水処理分野の落ち込みが業績全体を押し下げ。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 0.78百万円(第1Q)
  • 特別損失:固定資産除却損 3.06百万円、投資有価証券評価損 0.86百万円、合計 3.92百万円
  • 一時的要因の影響:当四半期の特別損益は限定的であり、主因は通常の営業上の需要変動と固定費増。前年は投資有価証券評価損が大きかった(48.89百万円)が、当期は小さい。
  • 継続性の判断:水処理関連の在庫調整や中国市場の競争は短中期で続く可能性があり、収益への影響は継続的リスク。

配当

  • 配当実績(直近):2024年3月期は年間合計2.00円(第2四半期末2.00円、期末0.00円)
  • 2025年3月期の配当(第1四半期時点):未定(会社は配当予想を未定と明記、通期配当予想は未提示)
  • 配当性向:–(通期利益予想に対する方針は会社資料参照だが第1Qで未確定)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自社株買い等の開示は今回なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 建設仮勘定が増加(第1Qで+231百万円)→ 新工場建設が主因
    • 四半期の設備投資額の合計は明記なし(数値は–)
    • 減価償却費:175.79百万円(前年同期192.56百万円)(※減価償却方法変更で影響あり)
  • 研究開発:
    • R&D費用の明細・対売上比は記載なし(–)
  • コメント:新工場の建設は中長期の成長投資。投資が負債増加につながっている。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:1,808百万円(わずかに増加)
    • 仕掛品:690百万円(増加)
    • 原材料及び貯蔵品:1,440百万円(+114百万円)
    • 在庫回転日数の記載:なし(–)
    • コメント:在庫増は水処理分野の在庫調整・製品の動きの影響を示唆。

セグメント別情報

  • 単一セグメント(機能紙・不織布)
    • 自動車関連資材:2,072百万円(104.0%)→ 北米向けが堅調
    • 水処理関連資材:1,298百万円(69.4%)→ 中国市場の競争激化・在庫調整で減少
    • 一般産業用資材:320百万円(99.8%)→ 横ばい
  • 地域別(主要地域影響の説明あり)
    • 北米:自動車関連は堅調
    • 中国・アジア:水処理/自動車需要は低迷傾向(記載通り)
  • セグメント戦略:詳細は記載なしが、新工場建設等で生産体制強化を進めている旨。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:決算短信では新工場建設と中期計画策定を契機に減価償却方法を変更した旨記載。進捗の数値的評価は限定的(–)。
  • KPI達成状況:開示KPIは特になし(売上・利益の通期進捗から判断が必要)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 自動車関連:北米は堅調だが、日系メーカーの不正問題や中国経済の低迷でアジアの需要は低迷。
    • 水処理分野:海水淡水化、工業用プロセス水用途は増加傾向だが、中国膜市場の競争激化で同社の分離膜支持体不織布は減少。
  • 競合との比較:同業他社との定量比較データは未提示(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上高17,600百万円(+9.2%)、営業利益270百万円(△23.9%)、経常利益330百万円(+28.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円(+186.0%)、EPS 15.03円
    • 次期予想:記載無し(–)
    • 会社予想の前提:詳細な前提条件は添付資料(別頁)参照(為替・原材料等の前提は本文に明示なし)
  • 予想の信頼性:
    • 第1Qの進捗は売上で約21%(四半期等分の25%に対して未達)であり、通期達成には下期での回復が必要。会社は現時点で保守的・中立の立場で修正なしとしているが、リスクに注意。
  • リスク要因:
    • 中国市場の競争激化、日系自動車メーカーの信用問題、世界経済の動向、原材料価格・為替変動、設備投資に伴う借入金負担の増加。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の改正を適用。影響は四半期連結財務諸表に実質的な影響無しと開示。
  • 会計上の見積りの変更に類する会計方針の変更:有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更(期首適用)。この変更により第1Qの営業損失等は約7.376千円(7.376百万円)縮小。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期は作成していない(CF明細は未提示)。

(注)本資料は提供された決算短信の記載内容に基づく整理であり、投資助言を行うものではありません。数値や割合は短信記載値から計算した概数であり端数処理の差異があり得ます。情報が明示されていない箇所は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3896
企業名 阿波製紙
URL http://www.awapaper.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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