2025年12月期 第3四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 売上の再成長を目指す一方で、営業利益は2億円超を維持する方針。機械学習向けデータ販売(PIXTA AI)やfotowaの自社サービス化、PIXTAオンデマンド/PIXTAカスタムの育成で成長を図る(成長投資継続の意思)。
- 業績ハイライト: 2025年Q3(単四半期)売上高604百万円(前年同期比-35.9%:悪化)、営業利益12百万円(同-96.0%:大幅悪化)。9か月累計は売上1,910百万円(同-13.2%)・営業利益101百万円(同-78.0%)。純利益も大幅減。
- 戦略の方向性: 「ビジュアルプラットフォーム」化(PIXTA素材販売×機械学習データ×撮影サービスのシナジー)、PIXTA AIによるデータライセンス事業拡大、fotowaの請負契約化による単価向上とLTV強化、新規事業(PIXTAオンデマンド/カスタム、YASUMI WORKS子会社化)で売上構成比を拡大。中期目標は2030年売上60億円超・CAGR10〜15%。
- 注目材料: fotowaの売上が計上方法変更(ネット→グロス)で大型増(Q3:+105%だが計上方法影響を除くと前年同期比-32%)、YASUMI WORKSの連結子会社化(2025/10/17)による店舗型事業の追加、PIXTAで「日本人こども100名分顔画像データセット」発売(機械学習向け)。
- 一言評価: 比較ベース(2024年Q3の大口案件)による反動で短期業績は悪化しているが、機械学習データや撮影系サービスの再編で中長期成長を目指す転換期の決算。
基本情報
- 企業概要: ピクスタ株式会社(証券コード 3416)。主要事業:PIXTA(デジタル素材マーケットプレイス)、fotowa(家族・こども向け出張撮影プラットフォーム)、PIXTAオンデマンド(法人向け出張撮影)、PIXTAカスタム(法人向け撮り下ろし)。代表者:古俣大介。
- 説明会情報: 開催日時 2025年11月13日(資料日付)。説明会形式:–。参加対象:投資家・アナリスト等(資料はIR向け)。
- 説明者: 発表者は経営陣(代表 古俣大介 を含む想定)。発言概要:売上再成長と利益確保の方針、PIXTA AI等の新規投資方針、fotowaリニューアルとYASUMI WORKS子会社化の意図を説明。
- 報告期間: 対象会計期間 2025年12月期 第3四半期(Q3、及びQ1〜Q3累計)。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:–(ただし配当方針は後掲)。
- セグメント:
- PIXTA事業:ストックフォト等のマーケットプレイス、機械学習向けデータ販売を含む。
- fotowa事業:家族・こども向け出張撮影プラットフォーム(2025年は請負型へリニューアル)。
- その他事業:PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム等(法人向け撮影サービス)。
- 新規連結子会社:YASUMI WORKS(店舗型ものづくり体験事業、2025/10/17子会社化)。
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円 / 前年同期比)
- 営業収益(売上高) Q3(3ヶ月): 604 百万円、前年同期比 -35.9%(悪化)
- 営業利益 Q3: 12 百万円、前年同期比 -96.0%(大幅悪化)、営業利益率 Q3: +2.0%(前年 +32.1% → △30.1pt、悪化)
- 経常利益: –(資料に明示なし)
- 純利益 Q3: 6 百万円、前年同期比 -96.9%(大幅悪化)
- 1株当たり利益(EPS): –(未記載)
- 会社予想に対する比較(進捗)
- 期初(通期)売上予想 3,000 百万円に対する進捗(Q1〜Q3累計): 1,910 百万円 → 進捗率 +63.7%(良好な進捗は売上ベースだが年度予想はfotowa計上方法含む)
- 通期営業利益予想 219 百万円に対する進捗(Q1〜Q3累計): 101 百万円 → 進捗率 +46.3%(やや遅れ)
- 純利益 158 百万円(通期予想)に対する進捗: 66 百万円 → 進捗率 +42.2%
- サプライズの有無: 特段の市場向け上方修正等のサプライズは無し。Q3の大幅減は前年の大口案件によるベース要因および一時PR費用等の影響。fotowaの売上急増は計上方法変更による会計上の影響(留意点)。
- 進捗状況比較
- 通期見通しは据え置き(売上3,000百万円、営業利益219百万円、純利益158百万円)。営業利益は前年比大幅減を見込む。
- 中期計画(2030年売上60億円超、営業利益10億円超)に対する進捗:現状は初期段階(直近実績は2024年売上約29億円)。到達には営業/事業拡大の継続が必要。
- セグメント別状況(Q3/2025および通期予想を併記)
- PIXTA(Q3売上 約486 百万円、セグメント売上はQ3で前年同期比 -45%:悪化)
- fotowa(Q3売上 69 百万円、前年同期比 +105%だが計上方法変更の影響大。計上方法影響を除くと前年同期比 -32%:実質減少)
- その他事業(PIXTAオンデマンド等):増加傾向(PIXTAオンデマンドの予約申込件数は前年同期比約4.7倍の伸び)
- 通期セグメント予想(2025/12): PIXTA 2,133 百万円、fotowa 700 百万円(計上方法変更で増加見込み)、その他 165 百万円。
業績の背景分析
- 業績概要: 2024年Q3に大口案件が発生しており、その反動で2025年Q3は売上・粗利が大きく落ち込んだ。加えて一時的なPR費用等を計上。fotowaは計上方法変更とサービス価格改定で売上計上が増えているが、撮影件数自体は減少。PIXTAは単品購入者数と平均購入額の減少が顕著。
- 増減要因:
- 収益減少の主因: 2024年Q3の大口案件によるベース効果、PIXTAの単品購入者数減少(購入者数累計は前年同期比 -11%)、平均月間購入額は前年同期比 -38%(悪化)。
- 増益/減益要因: 粗利減少、仕入原価やサーバー費用の変動、機械学習向けサービス投資(販管費増)や一時PR費用が影響。コスト全体では前年同期比 -7.5%減(良化)。
- 競争環境: PIXTAは日本素材点数の優位性でポジションを確保しているため、欧米系ストックフォトや高価格帯国内サービスとは住み分けが可能。ただし、定額制や無料ストックの影響、AI技術の進展による素材需要変化が競争上のリスク。
- リスク要因: 大口顧客依存の変動(案件の有無で業績変動)、fotowaの計上方法変更による比較可能性、機械学習データ事業の収益化タイミング、為替(サーバー費用等で円安がコスト増)、新規事業投資による費用先行。
戦略と施策
- 現在の戦略: 法人・個人のビジュアルニーズを横断的に解決する「ビジュアルプラットフォーム」を目指す。AI技術(PIXTA AI)を積極活用し、素材販売と機械学習データ販売、撮影サービスのシナジーで成長。2030年売上60億円超・営業利益10億円超を目標。
- 進行中の施策:
- PIXTA: 人物コンテンツ拡充、UI/UX改善、商品・価格体系改定、イラストオーダーメイドのトライアル。
- 機械学習向けデータ販売: 2025〜2026年にライセンシングプラットフォーム整備、2027年以降に追加サービス(アノテーション等)で本格拡大。PIXTA AIはトライアル中。
- fotowa: マッチング型→請負型リニューアル(品質統一・単価上昇を狙う)、インフルエンサー施策で流入増。
- その他: PIXTAオンデマンド・カスタムを中心に新規事業群を育成(全社売上比10%以上目標)。YASUMI WORKSの店舗事業化でポートフォリオ拡充。
- セグメント別施策と成果:
- PIXTA: 「日本人こども100名分」等の機械学習向けデータ販売開始(新たな収益源)。
- fotowa: 料金改定で撮影単価は向上、ただし撮影件数は一時的に減少。リピート率は改善(29%、前年同期+3pt)。インフルエンサー施策でサイト流入が約4倍に。
- その他: PIXTAオンデマンドで企業向けの大口案件獲得が増加(予約件数約4.7倍)。
- 新たな取り組み: YASUMI WORKSの連結化、PIXTA AIトライアル、fotowaのサービス形態転換(請負契約)などを説明会で発表。
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年12月期 通期予想)
- 売上高: 3,000 百万円(前年比 +4.1%:良化、主にfotowaとその他事業の寄与)
- 営業利益: 219 百万円(前年比 -61.7%:悪化、投資・ベース要因)
- 純利益: 158 百万円(前年比 -59.8%:悪化)
- 予想の前提条件: fotowaの計上方法変更(取扱高100%を売上計上)、PIXTAでの機械学習向けデータ販売の成長・投資、素材増加や円安によるサーバー費用増(約12百万円想定)、機械学習向け事業への開発投資等で販管費約30百万円増。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営陣は売上再成長を目指す方針を明示する一方、短期的には投資継続で利益押下げを容認する姿勢。自信度は「成長投資を前提にした慎重な楽観」といえる(ただし具体的なKPI達成確度は不確実)。
- 予想修正: Q3発表時点で通期予想の修正は無し(据え置き)。主要ドライバーはfotowaの会計処理変更とPIXTAの機械学習データ売上見込み。
- 中長期計画とKPI進捗: 中期(2030年)目標:売上60億円超・営業利益10億円超、CAGR10〜15%。現状(2024年売上約29億)からは成長が必要で、PIXTA AIや撮影事業拡大が鍵。中期KPI(購入者数・一人当たり購入額、撮影件数・単価、機械学習データの売上比等)の改善が目標達成の可否を決める。
- 予想の信頼性: fotowaの会計変更や大口案件の有無等で実績が変動しやすく、短期的なブレが想定されるため留意が必要。
- マクロ経済の影響: 為替(サーバー費用等)、広告投資環境や企業のコンテンツ需要、AI開発投資の動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 2024年12月期の1株当たり45円を基準に、3年間同額配当の方針を掲示。2025年12月期も同額実施予定。
- 配当実績: 2024/12期(実績) 期末配当 45.00円(支払済)、2025/12期(予想) 同上。配当利回り・配当性向:–(資料に未記載)。
- 特別配当: 無し。
- その他株主還元: 株主優待継続(fotowaで利用できる5,000円以上の割引券を付与)。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- PIXTA(写真・イラスト・動画・音楽等の素材マーケットプレイス、投稿クリエイター登録約44万人、素材点数約1億点)
- 機械学習向けデータ販売(PIXTA AIトライアル、例:「日本人こども100名分顔画像データセット」)
- fotowa(出張撮影サービス、フォトグラファー登録約1,450人、撮影件数累計約17万件)
- PIXTAオンデマンド(法人向け出張撮影、予約申込件数が前年同期比で約4.7倍)
- PIXTAカスタム(法人向け撮り下ろし、単価高)
- YASUMI WORKS(店舗型ものづくり体験、5店舗展開)
- 協業・提携: インフルエンサー活用による集客施策(fotowa)等。
- 成長ドライバー: 機械学習向けデータ販売市場(資料想定で2030年TAM約19兆円、そのうちデータ調達市場約1,900億円、同社中長期売上目標約10億円)、fotowaのリニューアルによる単価UPとLTV向上、PIXTAオンデマンドの大口案件獲得。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答: Q&Aセッションの詳細記載なし(資料にQ&Aは掲載されていないため、個別質問・回答は–)。想定問答としては、fotowaの計上方法変更の詳細・影響、PIXTA AIの収益化スケジュール、PIXTA単品購入者減対策、YASUMIシナジー等が注目点。
- 経営陣の姿勢: 成長投資を続けつつ利益水準の確保を重視する姿勢(保守的かつ成長志向)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜慎重。中長期の成長ビジョンは示すが、短期の業績悪化は認めつつ投資継続の姿勢。
- 表現の変化: 前回説明会と比較して特段の強いトーン変化の記載なし(資料ベース)。
- 重視している話題: 機械学習向けデータ事業(PIXTA AI)、fotowaのサービス転換/単価向上、新規事業の拡大(オンデマンド/カスタム)、財務健全性の維持。
- 回避している話題: 詳細な短期EPSや会計監査後の修正可能性の細目については深掘りされていない。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 国内素材数・クリエイターネットワークの強み(素材点数約1億点、投稿クリエイター約44万人)。
- 機械学習向けデータという高成長市場(長期ターゲット市場の提示)。
- fotowaのサービス転換で単価向上・LTV拡大を目指す施策。
- PIXTAオンデマンド等で法人向け大口案件の拡大実績。
- 配当方針の維持(1株当たり45円)。
- ネガティブ要因:
- 直近業績は前年の大口案件反動や単品購入の落ち込みで大幅悪化。
- 新規事業/データ事業の収益化時期・採算見込みが不確定。
- fotowaの会計変更により業績比較が難しく、ボラティリティが高い。
- 不確実性: PIXTA AIの商用化スピード、fotowaの件数回復と単価維持、外部経済(為替・広告投資)動向、大口案件の獲得有無。
- 注目すべきカタリスト: PIXTA AIの商用収益開始時期と規模、fotowa請負型リニューアルの全国展開と件数回復状況、YASUMI WORKSの連結寄与の実績開示、四半期ごとのPIXTA単品購入者数と平均購入額の回復。
重要な注記
- 会計方針: fotowaは2024年12月中旬より売上計上方法を変更(取扱高の100%を売上高として計上。従来は取扱高の約35%を売上高計上)。これにより前年との比較に注意が必要。
- その他の注意点: セグメント別業績の一部は「当社計算数値」であり、会計監査後に変更となる可能性あり(資料に明記)。将来見通し情報には不確実性が含まれる旨の免責(forward-looking statements)あり。
- リスク要因(特記事項): 新規事業開始に伴う費用増(約25百万円想定)等。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3416 |
| 企業名 | ピクスタ |
| URL | https://pixta.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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