2026年4月期 第2四半期(中間期) 決算説明資料 ~決算概要~

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: ゼロCO2実現に向けたCO2リサイクル製品の商業化を加速し、環境対策と収益拡大を両立する中期経営(2026/4期〜2028/4期)を推進。高付加価値建材とコア技術を持つセラミックス、マグネシウムの拡販に注力。
  • 業績ハイライト: 上期売上高13,827百万円(△0.6%)、営業利益1,210百万円(+18.8%)、経常利益1,156百万円(+17.7%)、当期純利益803百万円(+13.7%)。営業利益率改善とEBITDA拡大(2,196百万円、+9.0%)。(増益は良い)
  • 戦略の方向性: (1)2026年からゼロCO2化成品(春)・建材(秋)を商業展開、(2)セラミックスのハイエンド用途開拓(大出力レーザー等)、(3)マグネシウムは北米サプリ/医薬向けシェア拡大と環境配慮型商品の拡販、(4)AI/KIPで生産性向上。
  • 注目材料: CO2リサイクルシステムの設備投資進行→2026年度から商業ベースでの販売開始予定、SBT認定取得済(2025年7月)、グッドデザイン受賞。通期業績予想は据え置き(公表日:2025/6/11)。
  • 一言評価: 環境技術を軸に成長と収益改善を図る中期戦略が明確化されている一方、建設・海外政策リスクや下期の大型修繕など短期変動要素は残る。

基本情報

  • 企業概要: 神島化学工業株式会社(Konoshima Chemical Co.,Ltd.、証券コード:4026)
    • 主要事業分野: 窯業系建材(外装材・軒天等)、化成品(マグネシウム製品、セラミックス)
    • 代表者名: 代表取締役社長 布川 明
  • 説明者: 代表取締役社長 布川 明(資料提示・経営方針、ゼロCO2や中期計画の説明が中心)
  • 報告期間: 対象会計期間 2026年4月期 第2四半期(中間期)業績
  • セグメント:
    • 窯業系建材事業: 高付加価値軒天ボード、サイディング、薄物ECP「ラムダ」等
    • 化成品事業: マグネシウム(酸化/炭酸等の各種製品)およびセラミックス(YAG等、レーザー/蛍光体)

業績サマリー(上期:単位=百万円、前年同期比%)

  • 主要指標:
    • 売上高: 13,827(△0.6%)(減少は悪い)
    • 営業利益: 1,210(+18.8%)、営業利益率 ≒ 8.4%(改善は良い)
    • 経常利益: 1,156(+17.7%)
    • 当期純利益: 803(+13.7%)
    • 1株当たり利益(EPS): –(未記載)
    • 減価償却費: 985(△1.1%)
    • EBITDA: 2,196(+9.0%)(増加は良い)
  • 予想との比較:
    • 会社公表予想比の達成率(上期実績/上期予想)
    • 売上高 達成率 102.4%
    • 営業利益 達成率 128.8%
    • 当期純利益 達成率 123.5%
    • サプライズ: 営業利益・当期純利益とも予想比を大きく上回る(収益改善・コスト管理が効いたため)
  • 進捗状況(通期予想に対する上期進捗率)
    • 通期売上高予想 28,100 → 進捗率 49.2%(良い目安:約50%)
    • 通期営業利益予想 2,200 → 進捗率 55.0%(良い目安:約50%)
    • 通期当期純利益予想 1,500 → 進捗率 53.5%
    • 中期経営計画(2026〜2028)に対する上期進捗: 半期ベースで概ね計画通りだが、長期目標(2028年売上30,000等)への達成は今後の下期・翌期の実行次第
    • 過去同時期との比較: 営業利益・純利益は前年同期比で大幅改善(+18.8%、+13.7%)
  • セグメント別状況(上期、前年同期比)
    • 窯業系建材: 売上高 7,629(△1.0%)、セグメント利益 657(+22.0%)
    • 住宅分野 6,452(△0.3%)、高級軒天ボード売上 +13.3%が寄与
    • 非住宅分野 1,177(△4.3%)はビル工事遅れで減収
    • 化成品合計: 売上高 6,197(△0.1%)、セグメント利益 1,013(+14.3%)
    • マグネシウム: 売上 5,316(+1.4%)—国内ほぼ横ばい、海外 +2.4%(海外比 57.4%)
    • セラミックス: 売上 880(△8.0%)—レーザー用・蛍光体の販売減が要因
    • 収益寄与: 化成品の利益改善が全社増益に貢献

業績の背景分析

  • 業績概要: 販売数量は一部で減少したが、値上げ・高付加価値製品拡販(高級軒天ボード)やコスト改善が寄与し営業利益は増加。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 建材の高付加価値品拡販、マグネシウムの工業用途拡販(海外含む)、価格改定の効果
    • 減収要因: 住宅(戸建)市場の一部弱含み、非住宅(ビル)工事遅れ、セラミックス(レーザー・蛍光体)の販売減
    • 増益要因: 値上げ効果、コスト改善、修繕費の時期ずれ(前年同期比 修繕費減少170Mが寄与)
    • 減益要因: 人件費増(約+120M)、燃料・原材料費上昇の影響(ただし改善で相殺)
  • 競争環境: セラミックスは高い技術障壁(透明・大型化、ドーパント均質化、接合技術)で差別化可能。建材は意匠性・省施工で競争優位。マグネシウムは海水法による安定供給と品質で競争力あり。
  • リスク要因: 米国の関税政策(海外サプリ向け酸化マグネシウムに影響)、建設投資の停滞、燃料・原材料価格、サプライチェーン、下期の大型修繕実施による一時費用。

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期経営計画 2026/4期〜2028/4期):
    • 環境(ゼロCO2)対応による持続的成長モデルの構築
    • コア技術(セラミックス等)を高付加価値領域へ展開
    • 資本コスト・株価を意識した経営指標の改善(ROE向上、PBR改善)
  • 進行中の施策:
    • CO2リサイクルシステムの設備投資(1st Step 完成 → 2026年春/秋に製品販売開始予定)
    • SBT認定取得(2025年7月)
    • 高級軒天ボード・サイディング等の販売強化、営業組織を住宅/非住宅で二部化
    • AI・KIP活動による生産性向上
  • セグメント別施策:
    • 窯業系建材: 高意匠商品・省力化サービスでシェア拡大、2026年10月以降 CO2固定化建材へ順次置換え
    • マグネシウム: FSSC認定等で北米サプリ/医薬向けシェアアップ、高利益品への販売シフト
    • セラミックス: 大出力レーザー向け新素材開発(大阪大学と共同研究)等でハイエンド需要を創造
  • 新たな取り組み: CO2固定化炭酸カルシウムをコンクリート配合材として製造・販売計画、EPD取得予定、2030年に自社工場のゼロCO2実現目標

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 2026/4期、単位:百万円)
    • 売上高 28,100(通期比 +2.5%)
    • 営業利益 2,200(+23.2%)
    • 経常利益 2,100(+22.2%)
    • 当期純利益 1,500(+4.7%)
    • 前提条件: 市場需要想定(詳細数値なし)、下期に大型修繕を計画(影響織込)
    • 経営陣の自信度: 通期予想は公表済で据え置き。上期で達成率が高く、通期見通しに対する達成は可能というスタンス(やや自信あり)
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正は無し(公表日2025/6/11)
    • 修正なしの理由: 下期に大型修繕があるものの、値上げ・拡販等で通期は増益見込みと判断
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期計画目標(2028/4期): 売上 30,000、営業利益 2,500、EBITDA 約4,830
    • ROE見込み: 11.0〜11.4%レンジ(中期で株主資本コストを上回る水準を確保目標)
    • 進捗: 上期は通期目標に対し概ね順調だが、CO2製品の市場浸透など外的要素が鍵
  • 予想の信頼性: 過去の公表予想に対して上期は達成率良好(今期は予想据え置きで実績が予想を上回っている点はプラス)
  • マクロ経済の影響: 為替、米国の関税政策、国内住宅着工・非住宅投資動向、燃料・原材料価格が主要影響要因

配当と株主還元

  • 配当方針: 利益水準、配当性向及び設備投資資金等の内部留保を勘案して決定
  • 配当実績・予想:
    • 2026/4期(予想) 年間配当 46円(通期) ← 2025/4期は44円
    • 配当性向(予想) 27.8%(2026/4期)
    • 中間配当・期末配当の内訳は資料に明示なし(年間46円の見込み)
  • 特別配当: 無し(記載なし)
  • その他株主還元: 自社株買い等の明示はなし(–)

製品やサービス

  • 主要製品:
    • 窯業系建材: 高級軒天ボード(アルテザート等)、外壁アルテミュール、薄物ECP「ラムダ」、ソニックライトパネルNAS(耐火バックボード)
    • 化成品(マグネシウム): 酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、各種高アスペクト比粒子製品(マグサーモ、アルキューブ等)
    • 化成品(セラミックス): YAG等レーザー用、蛍光体(Ce:YAG)、GOS蓄冷材、シンチレータ等
  • サービス/提供エリア: 国内拠点多数(本社大阪、各営業所、複数工場)で住宅・非住宅向け販売
  • 協業・提携: 大阪大学レーザー科学研究所との共同研究(レーザー核融合用新素材など)
  • 成長ドライバー: CO2リサイクル製品(ゼロCO2商品)、大出力レーザー市場向けセラミックス、医薬・サプリ向け高付加価値マグネシウム

Q&Aハイライト

  • 説明資料内にQ&A記載なし → Q&Aの要点・やり取りは記載なし(–)

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気(ゼロCO2や中期計画を積極的に訴求し、通期予想据え置きながら上期実績で上回る)
  • 表現の変化: 前回説明会との比較資料はないが、今回強く打ち出しているのは「CO2リサイクルの商業化」と「セラミックスのハイエンド需要創造」
  • 重視している話題: ゼロCO2、CO2固定化製品の商業化、セラミックス(レーザー)、マグネシウムの高付加価値化
  • 回避している話題: 具体的な下期修繕費見込みの金額や個別市場シェア数値(詳細は非開示)
  • ポジティブ要因:
    • 上期で営業利益・純利益が前年同期比で改善、EBITDA拡大
    • CO2リサイクル製品の商業化(2026年春/秋)という明確なカタリスト
    • セラミックスなど技術障壁の高い製品によるハイエンド需要取り込み
    • 中期計画でROE・PBR改善を意識
  • ネガティブ要因:
    • 建設(非住宅)工事遅延や住宅着工減少の影響
    • 米国関税政策など外的規制リスク(マグネシウムのサプリ用途)
    • 下期予定の大型修繕等、一時的費用の発生リスク
    • 設備投資・商業化に伴う投資負担(CFへの影響)
  • 不確実性: CO2商品に対する市場受容度、セラミックスの大出力レーザー需要の進展、グローバル政策変化
  • 注目すべきカタリスト:
    • 2026年春:ゼロCO2化成品販売開始(予定)
    • 2026年秋:ゼロCO2建材販売開始(予定)
    • CO2固定化商品のEPD取得状況、SBT/設備完成の進捗

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更記載なし(–)
  • リスク要因: 資料で挙げられている主なリスクは為替・原燃料価格、米国関税、建設需要の変化、設備投資遅延等
  • その他: 中期目標(売上・利益・設備投資・減価償却等)を提示。通期業績予想は公表日 2025/6/11 時点の数値で、今回の説明資料では通期予想に変更なしと明示。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4026
企業名 神島化学工業
URL http://www.konoshima.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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