2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず、開示数値は「会社予想に対して特段の修正なし」。四半期累計実績は通期予想に対する進捗で評価する必要あり(以下進捗率参照)。
- 業績の方向性:増収・減益(売上高10,325百万円:前年同期比+1.3%、営業利益471百万円:同△20.0%)。
- 注目すべき変化:店舗退去に伴う原状回復費用見積りの変更により資産除去債務を237.7百万円増額、さらに閉店関連の引当金239.2百万円を計上したことが利益を大きく圧迫(特別損失261.4百万円に寄与)。文化事業「箱根ガラスの森」を10/1に承継したため文化事業の売上が大幅減(同△35.6%)で計上期間が異なる点にも留意。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上13,390百万円、営業利益495百万円、当期純利益32百万円)を据え置き。売上の進捗は良好(77.1%)だが、特殊損益や税金の影響により当期純利益の見通し達成可能性には不確実性あり(累計で既に通期予想を上回る純利益を計上しているため、Q4の変動要因注視)。
- 投資家への示唆:売上は既存事業で堅調だが、一時的な引当・見積り変更や減損等の特別要因が利益を左右。配当は据え置き(年間15円)で配当性向は現状の会社予想ベースでは高水準となるため(以下参照)、配当の持続性や今後の特別損益の発生に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社うかい
- 証券コード:7621(東証)
- 主要事業分野:レストラン事業(料亭・レストラン運営)、物販事業(菓子等の物販・EC・催事・卸)、文化事業(箱根ガラスの森等の文化施設運営)※注:文化事業は2025年10月1日に承継先へ移管
- 代表者名:代表取締役社長 紺野 俊也
- 連絡先:専務取締役 松崎 城康(TEL)042-666-3333
- URL:https://www.ukai.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、単体・日本基準)
- 決算補足説明資料:無
- 決算説明会:無
- セグメント:
- レストラン事業部:料亭・レストランの運営(主力セグメント、売上・利益の主たる源泉)
- 物販事業部:菓子等の物販、催事、EC、卸(製菓部門中心に拡大)
- 文化事業部:文化施設の運営(2025/10/1に事業承継により計上期間が変化)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,616,940株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):5,613,023株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本決算(通期)予定日等は資料に明示なし(該当欄:–)
- IRイベント:決算説明会は今回「無」、補足資料作成なし
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(単位:百万円、会社通期予想は2025/4/1-2026/3/31):
- 売上高:通期予想13,390 → 第3四半期累計実績10,325(通期予想に対する進捗率 10,325/13,390 = 77.1%)
- 営業利益:通期予想495 → 第3四半期累計実績471(進捗率 471/495 = 95.1%)
- 当期純利益:通期予想32 → 第3四半期累計実績73(進捗率 73/32 = 228.5%)※通期予想を既に上回る累計値
- サプライズの要因:
- 利益下振れ要因:原状回復見積りの変更に伴う資産除去債務の増加(+237.7百万円)に係る償却費増、及び店舗閉鎖損失引当金239.2百万円等の特別損失計上により営業・経常利益を圧迫。
- 一方で特別利益(事業譲渡益等24.5百万円)が発生しており、これが純利益を下支え。
- 減価償却費が大幅増(前期315.8→当期累計575.9百万円)している点も営業費用に影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず据え置き。売上進捗は良好(77%)で通期売上達成の可能性は高いと見られるが、特殊項目・税金水準やQ4の季節性等で営業/純利益は変動し得るため、通期予想達成の確度は留意が必要。
財務指標(要点)
※金額は原則「百万円」で表示(出所:決算短信)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:10,325百万円(前年同期比+1.3%、+129百万円)
- 売上総利益:6,026百万円(前年同期比+4.5%程度)
- 営業利益:471百万円(前年同期比△20.0%、△118百万円)
- 経常利益:470百万円(前年同期比△17.4%)
- 四半期純利益:73百万円(前年同期比△22.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):13.13円(前年同期16.98円)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース)
- 営業利益率:471 / 10,325 = 約4.6%(業種平均は個別に確認必要だが、外食業では利益率は業態により幅広く、概ね低め〜中程度)
- ROE(累計純利益/期末自己資本):73 / 4,794 = 約1.5%(目安:8%以上が良好 → 低水準)
- ROA(累計純利益/総資産):73 / 10,739 = 約0.7%(目安:5%以上が良好 → 低水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:77.1%(通常ペースかやや早め。Q4の寄与度を考慮する必要あり)
- 営業利益進捗率:95.1%(通期予想に対して高い進捗。ただしQ4での特別損失等で変化の可能性)
- 純利益進捗率:228.5%(累計で既に通期予想を大きく上回っているため、通期予想の内訳・Q4見込みを確認する必要)
- キャッシュ・フロー(注:四半期CF計算書は作成せず。貸借対照表から要点)
- 現金及び預金:3,880.8百万円(前期末5,413.9百万円 → 減少▲1,533.1百万円)
- 有価証券:0 → 1,000.0百万円(運用で有価証券を取得)
- 建設仮勘定(投資):20.8 → 567.9百万円(新工房建設等で設備投資進捗)
- 借入金:短期借入金750→600、長期借入金1,493→1,335(借入金総額は約331百万円減少)
- フリーCF:四半期CF表未作成のため金額は記載なし(→ –)
- 営業CF/純利益比率:四半期営業CF未開示のため算出不可(→ –)
- 四半期推移(QoQ):四半期単体の詳細は未提示(四半期累計のみ)。季節性は外食業でQ4に繁忙期があるためQ4動向に注意。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:44.6%(前期43.7% → 安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動比率(流動資産/流動負債):6,348 / 2,916 ≒ 218%(健全)
- 負債比率(負債/純資産):5,944 / 4,795 ≒ 1.24(124%)
- 効率性:総資産回転率の詳細数値は通期ベースでの推移が必要なため評価は保留(→ –)
- セグメント別(売上高・前年同期比)
- レストラン事業部:売上 8,428百万円(前年同期比+3.9%) — 主力、売上底上げに寄与
- 物販事業部:売上 1,345百万円(前年同期比+9.3%) — 催事・EC・新店効果
- 文化事業部:売上 553百万円(前年同期比△35.6%) — 「箱根ガラスの森」承継により計上期間縮小
- セグメント利益(合計→営業利益への調整後):レストラン・物販が主に利益を押し上げ、文化は影響小
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当第3四半期累計):計24,520千円(事業譲渡益24,320千円等)
- 特別損失(当第3四半期累計):計261,441千円(内訳:店舗閉鎖損失引当金繰入239,189千円、減損損失15,453千円、固定資産除却損4,220千円 等)
- 一時的要因の影響:特別損失が利益を大きく圧迫している点がポイント。特別利益を除いても営業側の影響(資産除去債務の見積り変更に伴う償却費増など)が営業利益を低下させている。
- 継続性の判断:店舗閉鎖引当や資産除去債務の増加は個別の契約・退去事象に依存するため一時的要因だが、同様の店舗契約満了や退店が続く場合は継続的コスト要因となり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):15.00円
- 年間配当予想:15.00円(据え置き、直近の発表から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が開示資料にないため算出不可)
- 配当性向:会社予想(通期EPS 5.70円)を基にすると配当性向 ≒ 15 / 5.70 = 約263%(極端に高い数値。純利益見通しが低いことに由来するため、見かけ上の数値であり持続性の観点で説明要)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は今回開示になし(→ –)
設備投資・研究開発
- 設備投資(間接参照)
- 建設仮勘定の増加:20.8 → 567.9百万円(新工房建設計画等の設備投資進捗が主因)
- 減価償却費:315,785千円 → 575,917千円(大幅増、設備導入や償却方法の影響)
- 研究開発費(R&D):明確な記載なし(→ –)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(商品及び製品):182.7 → 58.4百万円(前期末比で減少、棚卸資産減)
- 受注/受注残:該当記載なし(→ –)
- 在庫回転日数等:記載なし(→ –)
セグメント別情報(要点再掲)
- レストラン事業:売上8,428百万円(+3.9%)、セグメント利益1,263.6百万円(全社費用調整後で合計471.1百万円)
- 物販事業:売上1,345百万円(+9.3%)、セグメント利益116.2百万円
- 文化事業:売上553百万円(△35.6%、事業承継により計上期間差)、セグメント利益14.7百万円
- 地域別売上:明細記載なし(→ 国内/海外比等は–)
- 為替影響:特段の記載なし(→ –)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画/長期経営構想:会社は「長期経営構想2035」「中期経営計画2030」に基づき既存事業の収益性改善と新業態開発を推進中。今回の事業承継(文化事業の移管)はポートフォリオ再構築の一環。
- KPI進捗:具体的KPIの数値開示は今回資料に記載なし(→ –)
競合状況や市場動向
- 市場動向:外食市場は人流回復やインバウンドの回復で来店機会増。だが人件費や原材料高騰が継続し価格感度に差が出ている点はリスク。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(→ –)
今後の見通し(会社開示に基づく)
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上13,390百万円(△0.5% vs 前期)、営業利益495百万円(+31.4%)、経常利益485百万円(△30.7%)、当期純利益32百万円(△76.6%)、1株当たり当期純利益5.70円
- 直近の公表から予想修正は無し(会社公表)
- 会社の前提条件等の詳細は添付資料参照(為替等の明示は今回資料に記載なし)
- 予想の信頼性:過去の修正傾向等の記載なし。第3四半期累計で営業・純利益に特殊要因が含まれているため、通期見通しの達成可否はQ4の特殊項目・税等に左右されやすい。
- リスク要因:人件費・原材料価格上昇、店舗の契約満了・閉店に伴う原状回復コスト、景気・インバウンド動向、地政学・金融政策の外部環境変化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:特段の会計方針変更は無し。ただし「会計上の見積りの変更(資産除去債務の見積り変更)」は有(第2四半期に変更、237,749千円の増加)。
- 四半期財務諸表のレビュー:公認会計士・監査法人によるレビューは実施せず(無)。
- キャッシュフロー計算書:当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(明記)。
注記・留意点
- 本資料は開示資料(決算短信)に基づく整理であり、投資助言や売買判断を行うものではありません。数値は会社開示の四捨五入・単位(百万円)に従っています。不明項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7621 |
| 企業名 | うかい |
| URL | http://www.ukai.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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