2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想に対する修正は無し。第3四半期累計の進捗は良好であり、会社予想との整合性は概ね「ほぼ予想通り」(市場予想との比較は別途公表値が無いため明示不可)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+10.6%、営業利益+4.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益+4.1%、前年同期比)。
  • 注目すべき変化:グローバルはま寿司の売上・収益が大幅拡大(売上+28.4%、営業利益+23.8%)一方、グローバルすき家は営業利益が大幅減(営業利益△63.7%)と業態間で差異が拡大。資産・負債とも増加(第1回社債型種類株式発行に伴う現預金・資本剰余金の増加が主因)。
  • 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想の修正無し。3Q累計の進捗は売上高進捗約76.6%、営業利益進捗約74.3%、純利益進捗約83.5%で、現時点では通期達成可能性は高めと判断可能。
  • 投資家への示唆:原材料コスト上昇や人件費上昇下で既存店の売上は概ね回復しているが、マージンは圧迫。セグメント別の業績差(すき家の利益低下と、はま寿司・レストランの好調)や事業撤退に伴う特別損失の影響を注視。資本政策では種類株式発行で資本構成が変化している点も重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ゼンショーホールディングス
    • 主要事業分野:外食チェーン(すき家、はま寿司、なか卯等)、海外中食(テイクアウト寿司等)、小売・製造・物流などのグループ事業
    • 代表者名:代表取締役社長兼CEO 小川 洋平
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日、連結・日本基準)
  • セグメント(変更:第1四半期より区分変更、7セグメントで開示)
    • グローバルすき家、グローバルはま寿司、グローバル中食、グローバルファストフード、レストラン、小売、本社・サポート
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):160,733,225株
    • 期中平均株式数(四半期累計):156,626,977株
    • 時価総額:–(資料中に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:決算補足説明資料作成あり、決算説明会は無し(本資料日時点)
    • 株主総会・IRイベント:–(資料中に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の最新通期予想に対する進捗)
    • 売上高:第3Q累計 936,691百万円 / 通期予想 1,223,500百万円 → 進捗率 76.6%
    • 営業利益:60,914百万円 / 通期予想 82,000百万円 → 進捗率 74.3%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:35,505百万円 / 通期予想 42,500百万円 → 進捗率 83.5%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:主に既存店回復(はま寿司、レストラン等)および販売強化が寄与し売上が増加。第1回社債型種類株式発行に伴う現預金増で財務余裕が拡大。
    • 下振れ要因:原材料(コメ、輸入牛肉、水産物)等の価格上昇や一部業態(すき家)での安全衛生対策・プロモーションによるコストや値下げ施策が営業利益率を押し下げ。
  • 通期への影響:
    • 現時点で会社予想に修正なし。進捗率は通期達成に概ね良好だが、原材料・人件費の更なる上昇や海外事業の変動がリスク。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:943,620百万円(前期末 813,109百万円、+1,305億11百万円)
    • 負債合計:618,206百万円(前期末 572,737百万円、+454億69百万円)
    • 純資産合計:325,413百万円(前期末 240,371百万円、+850億41百万円)
    • 自己資本(注記): 324,910百万円
  • 主要損益(第3四半期累計、百万円)
    • 売上高:936,691(前年同期 846,760、+10.6%、+89,931)
    • 営業利益:60,914(前年同期 58,094、+4.9%、+2,820) 営業利益率 6.50%(前年同期 6.86%)
    • 経常利益:59,123(前年同期 55,246、+7.0%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:35,505(前年同期 34,102、+4.1%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):215.67円(前年同期 209.89円、+2.7%)
  • 収益性指標(簡易算出・参考)
    • ROE(簡易):約10.9%(四半期累計純利益 35,505 / 自己資本 324,910、目安:8%以上で良好、10%以上で優良)—期間比較の便宜上の算出であり参考値
    • ROA(簡易):約3.8%(35,505 / 総資産 943,620、目安:5%以上で良好 → 今回はやや低め)
    • 営業利益率:6.50%(業種平均との比較は業態差あり)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率:76.6%(通常ペース:第3Q累計で約75%前後が標準 → 良好)
    • 営業利益進捗率:74.3%(同様に概ね順調)
    • 純利益進捗率:83.5%(高め)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF/投資CF/財務CFの明細は未記載(資料記載なし)→ 営業CF等は“–”。
    • 減価償却費:38,308百万円(前年同期 33,050百万円)
    • 現金及び預金:131,499百万円(前期末 79,695百万円)→ 現金増加は種類株式発行による入金等が主因
    • 営業CF/純利益比率:データ不足により算出不可(営業CF未作成)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細は本資料で四半期累計のみ開示。季節性については、外食業態の繁閑はあるが累計ベースで既存店は回復傾向。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:34.4%(前期 29.5%、目安:40%以上で安定 → 現状は改善したが目安未達)
    • 流動比率(簡易):流動資産 329,200 / 流動負債 195,219 ≒ 169%(流動性は良好)
    • 有利子負債概算(短期借入+長期借入+社債等):約321,608百万円(概算)→ 現金差引のネット負債は約190,109百万円(概算)
    • 負債/自己資本(粗) ≒ 0.99倍(約1.0x)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細は開示数値の範囲外(–)
  • セグメント別(主要)
    • グローバルすき家:売上 233,040百万円(+4.9%)、営業利益 7,329百万円(△63.7%)→ 利益率低下が顕著
    • グローバルはま寿司:売上 231,345百万円(+28.4%)、営業利益 17,840百万円(+23.8%)→ 高成長・高収益化
    • グローバル中食:売上 164,815百万円(+4.3%)、営業利益 22,021百万円(+13.9%)
    • グローバルファストフード:売上 85,087百万円(+9.0%)、営業利益 3,141百万円(+9.4%)
    • レストラン:売上 128,019百万円(+10.7%)、営業利益 9,680百万円(+23.9%)
    • 小売:売上 58,391百万円(+1.2%)、営業損失 965百万円(前年同期損失11,153)
    • 本社・サポート:売上 7,758百万円(+91.3%)、営業利益 1,892百万円(前年同期は営業損失)
  • 財務の解説:
    • 第1回社債型種類株式発行に伴う現金・資本剰余金増加で資産・純資産が大きく増加。流動性は改善した一方、自己資本比率は40%には届かず。負債は増加しているため金利上昇・借入条件の変化リスクは留意。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:2026年3月期第3四半期累計で特別利益合計 202百万円(前年同期 923百万円)
  • 特別損失:特別損失合計 6,338百万円(前年同期 3,812百万円)。内訳の注目点:
    • 事業撤退損 2,664百万円(連結子会社 Pocino Foods Company の解散・清算に伴う損失見込・計上)
    • 固定資産除却損等の増加
  • 一時的要因の影響:特別損失の増加は当期の経常~当期純利益に歪みを与えているため、営業ベースの実力を見る際は特別損失を除いたベースでの評価が必要。
  • 継続性の判断:事業撤退損は一時的性格が強く、継続的な損失ではないが、海外事業のポートフォリオ整理といった構造的施策の一環であり類似の処理が今後生じる可能性はゼロではない。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:35円(支払済)
    • 期末配当(予想):35円
    • 年間配当予想:70円(修正無し)
  • 配当性向(会社予想ベース):
    • 予想EPS(通期):260.94円 → 配当性向 70 / 260.94 ≒ 26.8%(参考)
  • 配当利回り:–(株価の記載無しのため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載は無し。種類株式(社債型・A種優先株式)の発行・将来的な買戻し(コール)方針あり(2028年・2030年以降のコール条項)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産(純額)増加:有形固定資産合計 274,360→319,234百万円(増加約44,874百万円)→ 新規投資・取得等と推定(明細の投資額は未記載)
    • 減価償却費:38,308百万円(前年同期 33,050百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(資料に明確記載なし)
    • 主な研究開発テーマ:–(記載なし)

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(該当情報なし)
  • 在庫状況:
    • 原材料及び貯蔵品:63,960→82,047百万円(増加 18,087百万円、+28.3%)→ 食材価格上昇や在庫積み増しの影響と推定
    • 在庫回転日数:–(未記載)

セグメント別情報(要点再掲)

  • 売上高・営業利益ともに全体は増加。ただしセグメント間で差が大きく、特に:
    • はま寿司・レストラン:高成長かつ利益率改善が顕著
    • すき家:売上は増えるも値下げ施策・衛生対策等で営業利益が大幅悪化(△63.7%)
    • 中食:欧米中心のテイクアウト寿司が堅調で収益寄与
  • 地域別売上:国内/海外の内訳はセグメント別の店舗数記載あり(総店舗数 14,918、国内・海外比はセグメント別に変動)だが細かい比率表は別途参照。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内での中期計画進捗の具体KPIは記載なし(–)。ただし海外中食の分離など組織/報告体制の見直しにより業績管理を強化する意図は示されている。
  • KPI達成状況:–(明確なKPI記載なし)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に無し(–)。外食業界全体では原材料高・人件費上昇、消費マインド低迷等が共通リスク。
  • 市場動向:原材料価格上昇や国際情勢の不確実性が継続しており、為替変動等の影響も注視。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想:売上高 1,223,500百万円(+7.6%)、営業利益 82,000百万円(+9.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 42,500百万円(+8.2%)。直近公表の予想から修正無し。
    • 会社予想の前提:為替・原材料等の前提は添付資料(別紙4ページ参照)に依存。特段の修正は今回なし。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は通期予想達成に概ね整合しているが、外部要因(食材価格・為替・消費動向)次第で変動するリスクあり。
  • リスク要因:為替変動、原材料費・エネルギーコストの上昇、賃金上昇、海外地域の需要変動、競争激化、種類株式等に伴う資本コストの影響。

重要な注記

  • 会計方針の変更:当四半期における会計方針の重要な変更は無し。四半期連結財務諸表の作成に特有な会計処理の適用も無し。
  • 発行済株式等の変動:第1回社債型種類株式(10,000千株)を2025年10月1日に発行。これに伴う資本剰余金増加等が純資産増の主因。
  • キャッシュフロー計算書:第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料注記)。

(注)本要約は開示資料(「2026年3月期 第3四半期決算短信(連結)」)の記載を基に作成。数値は百万円単位の開示値を使用して簡易計算を行っています。不明項目は“–”としています。投資判断を目的とした助言は行っておりません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7550
企業名 ゼンショーホールディングス
URL http://www.zensho.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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