2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し(通期予想は未修正)。中間実績は会社想定と概ね整合(進捗はやや保守的だが概ね計画通り)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(連結売上高 71,367 百万円、前年同期比 +4.9%;営業利益 6,673 百万円、同 +39.2%)。
  • 注目すべき変化:ガス販売量が全体で前年中間期比 +4.4%(家庭用+5.8%等)と回復し、ガス売上高増加が業績改善の主因。連結範囲の変更(北ガスライフロント、室蘭ガスを新たに連結)により、当中間期に負ののれん発生益(特別利益 479 百万円)と段階取得に係る差損(特別損失 493 百万円)が発生。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上 168,700 百万円、営業利益 14,700 百万円 等)は修正無し。中間期進捗は売上高 42.3%、営業利益 45.5%、親会社株主に帰属する当期純利益 46.7%(いずれも通期比)で、会社は「概ね計画通り」と説明。
  • 投資家への示唆:ガス販売量の増加と燃料費調整制度の影響が営業回復を牽引している点、連結範囲拡大に伴う一時的な会計影響(負ののれん等)と中長期の地域シェア拡大戦略の両面を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:北海道瓦斯株式会社
    • 主要事業分野:都市ガス供給・販売、電力販売、エネルギー関連事業(IT、不動産等を含む)
    • 代表者名:代表取締役社長 川村 智郷
    • 上場市場:東証・札幌
    • URL:https://www.hokkaido-gas.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、期間 2025年4月1日~2025年9月30日
    • 決算補足説明資料:作成有、決算説明会:無
  • セグメント:
    • ガス:都市ガスの製造・供給・販売(家庭用・業務用・工業用等)
    • 電力:電力小売(低圧・高圧・卸売等)
    • エネルギー関連:LPガス、設備・サービス、他事業(ITソリューション、不動産、保険代理等含む)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):88,689,030 株(算定は2024年10月の株式分割を前提)
    • 期中平均株式数(中間期):88,204,722 株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 中間報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • 株主総会・IRイベント:直近スケジュールは資料に記載なし(決算説明会は未実施)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社提出の通期予想との進捗)
    • 売上高:中間実績 71,367 百万円。通期予想 168,700 百万円に対する進捗率 42.3%(尤も会社は「概ね計画通り」と説明)。
    • 営業利益:中間実績 6,673 百万円。通期予想 14,700 百万円に対する進捗率 45.5%。
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績 4,899 百万円。通期予想 10,488 百万円に対する進捗率 46.7%。
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:ガス販売量増加(家庭・業務・卸売が堅調)が売上増を牽引。営業利益は販売量増に加えコスト・構成の影響で大幅増。
    • 一時項目:室蘭ガスの連結化に伴い負ののれん発生益 479 百万円を計上(特別利益)。また段階取得に係る差損 493 百万円(特別損失)も計上。これらは損益を非継続的に変動させる要因。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期見通しを据え置き。中間進捗はおおむね計画に沿っており、現時点で通期予想の達成見込みは維持。ただし燃料費調整制度や気候(季節要因)、燃料価格変動、規制影響に留意。

財務指標

  • 損益ハイライト(連結・中間、百万円)
    • 売上高:71,367(前年同期 68,024、増減率 +4.9%)
    • 売上原価:46,890(前年同期 46,064)
    • 売上総利益:24,476(前年同期 21,960)
    • 供給販売費及び一般管理費:17,803(前年同期 17,167)
    • 営業利益:6,673(前年同期 4,792、+39.2%)
    • 経常利益:6,863(前年同期 4,892、+40.3%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:4,899(前年同期 3,485、+40.6%)
    • 1株当たり中間純利益(調整後):55.54 円(前年同期 39.56 円)※株式分割を考慮
  • 収益性指標(中間期ベース)
    • 営業利益率:6,673 / 71,367 = 9.35%(業種特性上は安定的)
    • ROE(中間期間ベース):親会社株主に帰属する中間純利益 / 自己資本(期末自己資本 90,888 百万円)= 4,899 / 90,888 ≈ 5.4%(中間期ベース、年率換算約 10.8%)。目安:年率で 8%超が良好。
    • ROA(中間期ベース):4,899 / 総資産 183,842 ≈ 2.66%(年率換算約 5.3%)。目安:5%超が良好(年率換算で近い)。
  • 進捗率分析(通期に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:42.3%(通期見込みに対してやや下回るが季節性あり)
    • 営業利益進捗率:45.5%
    • 純利益進捗率:46.7%
    • 備考:ガス・電力は季節性(冬季~春先に売上偏重)があるため、単純な50%比較は注意が必要。
  • 貸借対照表(主要項目、百万円)
    • 総資産:183,842(前期末 195,431、△11,588)
    • 流動資産合計:34,590(前期末 51,086、△16,496)—受取手形・売掛金や原材料の減少が寄与
    • 固定資産合計:149,252(前期末 144,345、+4,907)—有形固定資産の増加(建設仮勘定含む)
    • 負債合計:90,597(前期末 106,945、△16,348)—流動負債の大幅減が寄与
    • 純資産合計:93,245(前期末 88,486、+4,759)
    • 自己資本比率:49.4%(前期末 44.1%)(安定水準、目安:40%以上で安定)
  • キャッシュ・フロー(中間期、百万円)
    • 営業CF:14,681(前年同期 12,475、増加)→ 営業CF/中間純利益比率 ≈ 14,681 / 4,916 ≈ 2.99(1.0以上で健全)
    • 投資CF:△8,203(前年同期 △10,924)—有形固定資産取得支出 7,702(主な投資)
    • 財務CF:△8,423(前年同期 △8,149)—CP純減△6,000、借入金返済等
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):約 6,478 百万円(プラス)
    • 現金同等物残高:9,385(前期末 11,324、△1,939)
  • 四半期推移(QoQ):資料は中間期累計のため、直近四半期(第2四半期単独)数値は明示なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 49.4%(安定水準)
    • 固定負債:61,565(社債 35,150、長期借入 13,520 等)
    • 流動比率(簡易):流動資産 34,590 / 流動負債 29,031 ≈ 119%(概算、短期支払余力は概ね確保)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:負ののれん発生益 479 百万円(室蘭ガスの連結化に伴うもの、非継続的)
  • 特別損失:段階取得に係る差損 493 百万円(同案件に関連)
  • 一時的要因の影響:特別損益は相殺される形(▲493 と +479)で純額では小幅の調整。いずれも非継続的な会計処理であり、基礎的業績評価は営業利益ベースで判断すべき。
  • 継続性の判断:これらは企業結合に伴う一時項目のため今後継続する可能性は低い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期 中間配当:11.50 円(2025年3月期は中間 45.00 円(分割考慮あり))
    • 2026年3月期 期末予想:11.50 円(通期合計予想 23.00 円)
    • 直近配当予想の修正:有(中間配当および期末配当予想の修正(増配)を公表)
  • 配当性向(予想ベース):年間配当 23.00 円 ÷ 会社予想 EPS 118.97 円 = 約 19.3%(目安:配当性向の高さは中立〜低め)
  • 特別配当:無記載(なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間期キャッシュ支出ベース):有形固定資産取得 7,702 百万円(前年同期 8,126)、主に設備投資・供給設備等
  • 減価償却費:7,596 百万円(中間期)
  • 研究開発費:資料に明示無し(–)

受注・在庫状況(該当性がある項目)

  • 受注状況:–(資料に記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・製品、仕掛品、原材料等):流動資産内で期末 9,990 (商品及製品 642、仕掛品 2,759、原材料及び貯蔵品 6,589)百万円(前年中間期末比で変動あり)
    • 棚卸資産の増減:前年同期間では増加要因あり(詳細は注記参照)

セグメント別情報

  • セグメント別概況(対前年中間期)
    • ガス:売上高(連結ベース)約 42,053 百万円(売上増、販売量 +4.4%の寄与)、セグメント利益 5,289 百万円(前年 3,921 百万円→大幅増)
    • 電力:売上高 約 13,194 百万円(販売単価低下の影響で減収)、セグメント利益 約 1,674 百万円(ほぼ横ばい)
    • エネルギー関連:売上高 約 17,425 百万円、セグメント利益 959 百万円(増益)
    • 「その他」事業(IT、不動産等)は売上・利益とも小幅寄与
  • 地域別売上:北海道内中心。詳細な地域別数字は注記に一部記載(室蘭地区の取り込み等)。
  • 為替・外部要因:為替影響等の特記事項は無し。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料上の中期目標やKPIの記載は限定的。通期見通しは従来計画に沿っており、当中間期の進捗は「概ね計画通り」との記載。
  • KPI達成状況:ガス販売量増が主要KPIに資する(詳細KPIの数値は開示無し)。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。
  • 市場動向:北海道地域での観光業回復や気温変動が需要に影響。燃料費調整制度が単価に影響を与えるため、販売量が増えても売上単価は抑制される局面がある。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期見通し(変更なし):売上高 168,700 百万円(△0.9%)、営業利益 14,700 百万円(+2.6%)、経常利益 14,500 百万円(+0.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 10,488 百万円(+0.8%)、1株当たり当期純利益 118.97 円
    • 次期予想:–(資料に記載なし)
    • 会社予想の前提:燃料費調整制度等の制度前提や需要見込みを基に算出(詳細は添付資料参照)
  • 予想の信頼性:過去の予想修正状況は限定的。会社は中間実績が計画通りと説明しているが、燃料価格・季節性・規制等により変動リスクあり。
  • リスク要因:燃料費変動、燃料費調整制度の適用、気候(暖冬/猛暑等)、規制・政策変更、燃料供給リスク、連結子会社の統合リスク。

重要な注記

  • 会計方針:会計方針の重大な変更は無し。中間連結財務諸表作成に特有の会計処理あり(税金費用の算定等)。
  • 連結範囲の変更:当中間期より北ガスライフロント(新規連結)及び室蘭ガス(段階取得→子会社化)を連結範囲に追加。
  • 開示上の注意点:第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9534
企業名 北海道瓦斯
URL https://www.hokkaido-gas.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電力・ガス – 電気・ガス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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