2026年3月期第3四半期決算短信日本基準

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想の修正あり(2026年2月13日公表)。四半期累計実績は営業利益で大幅減益だが、特別利益(補助金2,370百万円)の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で増加(上振れ要因)。市場予想との比較は資料に記載なし。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は20,090百万円で前年同期比△1.1%の減収、営業利益は1,117百万円で△45.8%の減益)。
  • 注目すべき変化:営業利益の大幅な悪化(営業利益率は約5.6%→前年同期は約10.2%)だが、補助金計上により税引前・当期純利益は持ち直し(四半期純利益+49.7%)。機械工具事業と建築機器事業が赤字に転じた点が重要。
  • 今後の見通し:通期予想(修正後)は売上27,300百万円、営業利益1,500百万円(通期営業利益は前年並みから大幅減益見込み)。第3四半期累計の進捗率は売上約73.6%、営業利益約74.5%、当期純利益約86.8%であり、通期営業利益の達成には下期の需要回復が前提。
  • 投資家への示唆:営業面では需要回復の遅れと固定費負担の相対的増加が収益性を圧迫。純利益の改善は一時的要因(補助金等)が大きく、実体的な収益力回復の有無を下期動向とセグメント別の回復で確認する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日東工器株式会社
    • 主要事業分野:迅速流体継手(流体継手・配管継手等)、機械工具、リニア駆動ポンプ、建築機器(建設・建築向け機器)の製造・販売
    • 代表者名:代表取締役社長 小形 明誠
    • URL: https://www.nitto-kohki.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
    • 決算説明会:無(補足資料は作成あり)
  • セグメント:
    • 迅速流体継手事業:半導体、自動車、産業機械向け流体継手等
    • 機械工具事業:建設・建築業界向け工具等
    • リニア駆動ポンプ事業:リニア式駆動ポンプ(主に欧米含む販売)
    • 建築機器事業:建設機器・関連機材
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):19,154,495株(2026年3月期3Q)
    • 期末自己株式数:440,167株
    • 期中平均株式数(四半期累計):18,714,328株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(2026/2/13)で第3四半期決算公表、同日に通期業績予想の修正を公表
    • IRイベント:決算説明会は実施なし(補足資料はあり)
    • その他:今後の開示は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:実績20,090百万円。会社通期予想(修正後)27,300百万円に対する進捗率73.6%(通常の進捗としてはやや上期偏重だが許容範囲)。会社のQ3単独予想との比較は資料に記載なし。
    • 営業利益:実績1,117百万円。通期予想1,500百万円に対する進捗率74.5%。前年同期比△45.8%(大幅下振れ)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績2,170百万円。通期予想2,500百万円に対する進捗率86.8%。前年同期比+49.7%(上振れ)。
  • サプライズの要因:
    • 営業利益の大幅減は「需要低迷による売上減」と「売上想定未達による固定費負担の増加」、および仕入れコスト増(タイバーツ高)による原価率上昇が主因。
    • 一方、四半期純利益が増加しているのは経済産業省からの補助金(特別利益2,370百万円)の計上が主因。第1四半期に計上した工場移転関連費用(特別損失449百万円)も影響。
  • 通期への影響:
    • 営業利益は下期で需要回復がない場合、計画達成が厳しくなる可能性あり。純利益目標は補助金など一時要因が寄与している点を勘案する必要あり。会社は通期予想を修正済み(詳細は別資料参照)。

財務指標(主要数値・比較)

  • 主要損益(当第3四半期累計:百万円、前年同期比)
    • 売上高:20,090(△1.1%・△217)
    • 売上総利益:8,679(前期9,377)
    • 販売費及び一般管理費:7,561(前期7,313)
    • 営業利益:1,117(△45.8%・△946)
    • 経常利益:1,339(△38.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,170(+49.7%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):115.97円(前年77.41円、+49.8%)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:1,117/20,090 = 5.56%(前年同期 10.16%)(業種平均との比較は業種により異なるが、前年から大幅低下)
    • ROE(簡易)=当期純利益2,170 / 自己資本59,886 = 約3.6%(目安:8%以上で良好 → 低い。なお9か月累計ベースでの算出)
    • ROA(簡易)=当期純利益2,170 / 総資産67,675 = 約3.2%(目安:5%以上で良好 → 低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
    • 売上高進捗率:73.6%(20,090/27,300)
    • 営業利益進捗率:74.5%(1,117/1,500)
    • 純利益進捗率:86.8%(2,170/2,500)
    • コメント:売上・営業利益はおおむね3Q終了時点で7割台の進捗。ただし営業利益は前年割れで、下期の需要次第で通期達成の不確実性あり。
  • キャッシュ・資金(貸借対照表ハイライト)
    • 現金及び預金:12,687百万円(前期末20,305百万円、△7,618百万円の減少) — 現金減少は注意(但し建物等への投資による可能性あり)。
    • 総資産:67,675百万円(前期末66,605百万円、+1,070百万円)
    • 純資産(自己資本):59,895百万円(前期末58,183百万円、+1,712百万円)
    • 自己資本比率:88.5%(安定水準)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本資料では作成せず(注記あり)。フリーCFは算出不可。
    • 減価償却費:1,409百万円(前年同期918百万円、+491百万円。設備・移転に伴う増加)
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計比較中心のため明確なQoQは記載なし。季節性は一部事業で想定されるが記載なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率88.5%(安定水準。目安:40%以上で安定)
    • 流動負債合計:3,590百万円、固定負債合計:4,189百万円、負債合計7,779百万円 → 負債水準は低め

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:補助金収入 2,370百万円(第3Q累計)
  • 特別損失:工場移転関連費用 449百万円(第1Q計上)
  • 一時的要因の影響:特別利益が大きく税引前利益・当期利益を押し上げているため、補助金を除いた実質営業収益力は営業利益の大幅減が示す通り弱含み。
  • 継続性:補助金は一時的要因であり継続性は限定的と考えられる。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第2四半期(中間):20円(支払済)
    • 期末(予想):20円
    • 年間配当予想(修正後):40円(直近の配当予想から修正なし)
  • 配当性向(予想):年間配当40円 / 1株当たり当期純利益133.58円 = 約30.0%(目安では中立〜やや高めの水準)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:自社株買いの開示なし(資料に記載なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資関連(BSより)
    • 固定資産合計は27,917→33,589百万円に増加(増加分約5,672百万円)。主因は建物及び構築物(純額)増加(11,698→14,787百万円)及び機械装置等の増加。建設仮勘定の減少は新工場移転の計上反映か。
    • 減価償却費の増加:918→1,409百万円(前年同期比増加)
  • 研究開発費:
    • R&D費用(販管費内):675百万円(前年647百万円、+4.3%)。対売上比約3.36%(675/20,090)。

受注・在庫状況

  • 在庫(商品及び製品):6,152百万円(前連結年度末6,541百万円、△389百万円、△5.95%)
  • 受注残等の記載:該当データなし(資料に記載なし)

セグメント別情報(当第3四半期累計)

  • 迅速流体継手事業
    • 売上高:8,994百万円(前年同期8,914、+0.9%)
    • セグメント利益:1,412百万円(前年1,574、△10.3%)
    • コメント:産業機械向けは堅調だが半導体・自動車向けは低調、原価率上昇(タイバーツ高等)で利益率低下。
  • 機械工具事業
    • 売上高:6,128百万円(前年6,399、△4.2%)
    • セグメント損失:△257百万円(前年は418百万円の利益)
    • コメント:建設・建築向け需要低迷で消耗品売上減少、赤字化。
  • リニア駆動ポンプ事業
    • 売上高:3,359百万円(前年3,252、+3.3%)
    • セグメント利益:28百万円(前年33百万円、△15.2%)
    • コメント:欧米での売上増による増収だが原価率上昇で利益は減少。
  • 建築機器事業
    • 売上高:1,607百万円(前年1,739、△7.6%)
    • セグメント損失:△65百万円(前年は36百万円の利益)
    • コメント:資材高騰・人材不足による遅延・延期で売上減、赤字化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2026(2024年4月〜2027年3月)にて「収益力強化・成長投資・生産体制最適化」を掲げる。今回の投資(建物・機械増加)は中計の設備投資に整合。だが短期的には需要動向の影響で収益性の回復が課題。

競合状況や市場動向

  • 記載事項:米国の関税政策や世界的な設備投資抑制の影響で、自動車や輸送用機器、設備機械など幅広い産業の生産量減少懸念。これが同社の機械工具・建築機器事業に影響。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に記載なし。

今後の見通し

  • 業績予想(修正有)
    • 通期(2026年3月期)予想:売上高27,300百万円(+0.2%)、営業利益1,500百万円(△36.0%)、経常利益1,700百万円(△32.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,500百万円(+85.8%)、1株当たり当期純利益133.58円
    • 前提条件・理由:修正内容の詳細は別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照のこと。補助金等の一時益は通期純利益に影響している。
  • 予想の信頼性:会社は修正を行っているが、営業面は需要動向に依存。過去の予想達成傾向についての記載は資料になし(–)。
  • リスク要因:為替(タイバーツ高等)による原価上昇、米国関税政策による需要減速、建設業界の資材高・人手不足、固定費負担の相対増加。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(詳細は添付資料参照)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • その他:通期業績予想の修正あり(2026年2月13日公表)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6151
企業名 日東工器
URL http://www.nitto-kohki.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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