2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正あり(詳細は別途「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。第3四半期累計の実績は会社予想との比較は四半期単体での達成率分析を要するが、売上はほぼ想定内ながら営業利益・経常利益・当期純利益は前年同期比で下振れ。
- 業績の方向性:増収減益ではなく、前年同期比で減収減益(売上高△3.9%、営業利益△18.6%、経常利益△40.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益△37.0%)。
- 注目すべき変化:営業外費用(支払手数料)が134.9百万円計上され、これが経常利益の大幅減少(前年同期比△40.3%)の主因になっている点。借入金の増加に伴う支払利息の増加(29.6百万円)も負の要因。
- 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想は修正あり。第3四半期時点の進捗は売上高約67.7%と進捗良好だが、営業利益進捗39.4%、経常利益進捗31.8%、純利益進捗23.2%と利益面では未達リスクがあるため、通期達成には下期の利益改善が必要。
- 投資家への示唆:営業面では電子部品・機器部門が利益貢献しているが、ネットワークやシステム案件の納期遅延や子会社の案件遅延が短期的な業績変動要因。さらにコミットメントライン等の契約変更に伴う手数料計上や借入増加が財務費用を押し上げている点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社理経
- 主要事業分野:システムソリューション、ネットワークソリューション、電子部品及び機器の販売・サービス(大学向けシステム、衛星関連機器、光ファイバ用途の機能性接着剤等)
- 代表者名:代表取締役社長 猪坂 哲
- URL:https://www.rikei.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月9日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足資料作成の有無:有
- 決算説明会の有無:無
- セグメント:
- システムソリューション:大学向けシステム等の導入・サービス
- ネットワークソリューション:衛星・防災受信機等のネットワーク関連機器
- 電子部品及び機器:光ファイバ関連接着剤等の部品・機器販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):15,514,721株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:395,348株
- 期中平均株式数(四半期累計):15,119,389株
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)は公表済
- IRイベント:決算説明会は無し(補足資料あり)
- その他:通期予想修正の詳細は別途公表(同日リリース)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は四半期累計に対する記載なしのため「通期予想に対する進捗率」で示す)
- 売上高:13,271百万円(前年同期比△3.9%)。通期予想19,600百万円に対する進捗率 67.7%(進捗良好)
- 営業利益:441百万円(前年同期比△18.6%)。通期予想1,120百万円に対する進捗率 39.4%(やや遅れ)
- 経常利益:308百万円(前年同期比△40.3%)。通期予想970百万円に対する進捗率 31.8%(遅れ)
- 純利益(親会社株主帰属):134百万円(前年同期比△37.0%)。通期予想580百万円に対する進捗率 23.2%(大きく遅れ)
- サプライズの要因:
- 営業外費用(支払手数料)134.9百万円を計上(コミットメントライン等の契約変更に伴う支払手数料)が経常利益を押し下げた主因。
- 借入金増加に伴う支払利息の増加(29.6百万円)も影響。
- セグメントでは、ネットワーク大型案件の納期後ろ倒しや、子会社(株式会社エアロパートナーズ)の修理案件遅延が売上・利益に影響。
- 通期への影響:
- 売上は通期予想に対し第3Q時点で順調に積み上がっているが、利益面での進捗が遅れているため、下期での利益改善(高採算案件の確保、費用抑制、金融費用の状況管理)が不可欠。会社は通期予想を修正しており、達成可能性は下期次第。
財務指標
- 財務諸表(主要数値:百万円)
- 売上高(第3Q累計):13,271(△3.9%)
- 売上総利益:2,290(ほぼ微減)
- 営業利益:441(△18.6%)
- 経常利益:308(△40.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:134(△37.0%)
- 総資産:12,067(前期末11,084、+9.8%)
- 純資産:5,445(前期末5,386、+1.1%)
- 自己資本比率:44.9%(安定水準)
- 収益性(第3Q累計)
- 売上高:13,271百万円(前年同期比△3.9%)
- 営業利益:441百万円(前年同期比△18.6%)
- 営業利益率:3.33%(前年第3Q 3.93%、やや低下)
- 経常利益:308百万円(前年同期比△40.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:134百万円(前年同期比△37.0%)
- EPS(四半期累計ベース):8.91円(前年同期14.13円、△36.9%)
- 収益性指標
- ROE(簡易計算、四半期純利益÷自己資本(参考値5,420百万円)):約2.5%(目安:8%以上が良好 → 低水準)
- ROA(四半期純利益÷総資産):約1.1%(目安:5%以上が良好 → 低水準)
- 営業利益率:3.33%(業種平均との比較は業種により差異あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:67.7%(通常期であれば高めの進捗)
- 営業利益進捗率:39.4%(やや遅れ)
- 経常利益進捗率:31.8%(遅れ)
- 純利益進捗率:23.2%(大きく遅れ)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示なし(作成していない旨記載)。ただし貸借対照表からの注目点:
- 現金及び預金:4,155百万円(前期末3,076百万円、+1,079百万円) — 流動性は増加
- 受取手形・売掛金・契約資産:4,188百万円(前期比減少)
- 短期借入金:3,460百万円(前期2,983百万円、+477百万円)
- 長期借入金:512.5百万円(前期47.9百万円、+464.6百万円)
- フリーCF:–(営業CF・投資CFが未提示のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(CF未作成のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は開示なし(累計のみ)。セグメントや季節性の記述では年度内納期の遅延等あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.9%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率(概算):流動資産11,356 / 流動負債5,870 = 約193.5%(良好)
- 負債比率(簡易):有利子負債(短期3,460+長期512=3,972百万円)/純資産5,446 ≒ 73%(過度ではないが借入増加に注意)
- 効率性:総資産回転等の詳細は開示項目不足のため算出困難
- セグメント別(第3Q累計)
- システムソリューション:売上 2,153.8百万円(前年同期比△8.7%)、セグメント損失95.9百万円(前年度の損失が130.9百万円→改善)
- ネットワークソリューション:売上 1,269.3百万円(前年同期比+40.8%)、セグメント損失44.5百万円(損失縮小)
- 電子部品及び機器:売上 9,857.5百万円(前年同期比△6.6%)、セグメント利益582.0百万円(△21.7%)
- 財務の解説:総資産増加は主に現金・商品・前渡金の増加、負債増加は短期借入金・長期借入金の増加が主因。利益面では営業外費用と金利費用の増加が経常・当期利益を圧迫。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(当第3四半期連結累計期間)
- 特別損失:該当なし(当第3四半期連結累計期間。ただし前期は投資有価証券評価損24.8百万円あり)
- 一時的要因の影響:今回の収益悪化は主に「支払手数料(134.9百万円)」や「支払利息(29.6百万円)」など、非日常的/一時的要素が大きく経常利益を押し下げている点が特徴。営業本業の損益はセグメント別で改善・悪化が混在している。
- 継続性の判断:支払手数料は契約変更に伴うものであり継続性は限定的と見られるが、借入増加による金利負担は継続リスクとなる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間合計 6.00円(期末 6.00円)
- 2026年3月期(予想):年間合計 7.00円(中間 0.00円、期末 7.00円)
- 直近配当予想からの修正:無(ただし業績予想は修正有)
- 配当性向(予想):予想EPS 38.36円に対し年間配当7.00円 → 配当性向 約18.3%(安定的な還元水準)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買い等についての記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(開示なし)
- 減価償却費:32.599百万円(第3Q累計)
- 研究開発費(R&D):–(開示なし)
- 主な投資内容:資料中では事業投資(M&A、資本参加)・NEXT事業(宇宙ビジネス、AI開発環境等)への取り組みを継続すると明記
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残等の数値は開示無し
- 在庫状況:
- 商品及び製品:1,061.5百万円(前期903.8百万円、増加)
- 在庫回転日数:–(開示なし)
- 在庫の質:–(内訳は商品及び製品のみ開示)
セグメント別情報
- セグメント別の状況(第3Q累計)
- システムソリューション:売上 2,153.8百万円(△8.7%)、営業損失95.9百万円(損失縮小)
- 主因:大学向け大型システムは納入実績あるが、大型ネットワーク案件の納期後ろ倒しで売上低下
- ネットワークソリューション:売上 1,269.3百万円(+40.8%)、営業損失44.5百万円(損失縮小)
- 主因:低軌道衛星関連やJアラート機器などの納入が好調だが、高利益率案件は減少
- 電子部品及び機器:売上 9,857.5百万円(△6.6%)、営業利益582.0百万円(△21.7%)
- 主因:データセンタ需要で光ファイバ用途接着剤は増加したが、子会社の防衛向け修理案件遅延で売上減
- 地域別売上:–(開示なし)
- セグメント戦略:中期経営計画で宇宙ビジネス、AI開発環境等のNEXT事業創出を掲げ、M&A等による事業投資を継続
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年6月公表の中計に基づきNEXT事業(宇宙、AI等)を推進
- KPI達成状況:個別KPIは開示なし。中計に向けた取り組みは継続しているが、短期的には金融費用増加や案件納期遅延が足かせ
競合状況や市場動向
- 市場動向:大学市場の少子化による案件構造変化、宇宙産業への投資拡大、データセンタ需要の継続等が業績に影響
- 競合比較:同業との詳細比較は開示なし(個別銘柄比較は本稿では行わない)
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想(修正有):売上 19,600百万円(+4.7%)、営業利益 1,120百万円(+0.5%)、経常利益 970百万円(△4.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 580百万円(△12.3%)、EPS 38.36円
- 会社は既に通期予想を修正済(詳細は別途公表資料参照)
- 会社予想の前提条件:詳細は別途資料(為替や原材料等の前提は添付資料P3参照)
- 予想の信頼性:第3Q時点で売上進捗は良好だが、利益面進捗が遅れているため、下期における金融費用の動向や高採算案件の受注/納入実績が鍵
- リスク要因:為替・原材料価格、米国通商政策の動向、国際情勢、受注納期の遅延、借入金の増加による金利負担、コミットメントライン等金融契約の条件変化
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表に対する監査レビュー:無し
- その他重要事項:業績予想は現時点の情報に基づくものであり、外部要因により大きく変動する可能性がある旨注意喚起あり
(注)本まとめは開示資料に基づく要約であり、投資助言・推奨を目的とするものではありません。数値は会社資料の表示単位(主に百万円/千円表記)に基づき記載。情報不足の項目は「–」で省略しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8226 |
| 企業名 | 理経 |
| URL | http://www.rikei.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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