2025年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第1四半期の実績は通期予想との比較では「進捗率はやや低め(売上22.5%、営業利益9.3%)」。特段の予想超過/未達の開示は無し。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高899,536千円:前年同期比+10.7%、営業利益35,754千円:前年同期比△24.1%)。
  • 注目すべき変化:研究開発・人的投資およびパワエレテクノセンター立上げ等の費用増加により営業費用が増加し、営業利益率が低下。前年同期に計上された保険解約返戻金(特別利益)と上場関連費(営業外費用)が今年は計上されておらず、経常利益と四半期純利益の動きに非継続要因がある。
  • 今後の見通し:2025年6月期通期業績予想(売上4,000,000千円、営業利益385,000千円、当期純利益280,000千円)に修正なし。第1Q時点の進捗は売上約22.5%、営業利益約9.3%、当期純利益約7.4%で、設備・R&D投資や人件費増により上半期は利益進捗が低くなる可能性あり。
  • 投資家への示唆:売上は堅調に拡大(特に信頼性評価事業)が続く一方、今期は成長投資(センター開設、人員強化、次世代半導体関連R&D)に伴う費用先行で営業利益率が低下。通期見通しは維持されているが、上期の費用先行と特別項目の影響を踏まえ、四半期ごとの進捗と投資回収(パワエレセンター稼働状況等)を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社クオルテック
    • 主要事業分野:信頼性評価事業(パワーサイクル試験、環境試験、断面研磨等)、微細加工事業(レーザ加工、表面処理技術等)、その他(バイオ事業、ゼロ・イノベーション等)
    • 代表者名:代表取締役社長 山口 友宏
    • 上場取引所・コード:東証・9165
    • 問合せ先:取締役 執行役員 管理本部本部長 池田 康稔(TEL 072-226-7175)
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年11月14日
    • 対象会計期間:2025年6月期 第1四半期(2024年7月1日~2024年9月30日、非連結)
    • 決算説明資料:作成有(開示済)、決算説明会:無し
  • セグメント:
    • 信頼性評価事業:パワーサイクル試験、環境試験、断面研磨等(主要収益源)
    • 微細加工事業:レーザ加工、表面処理技術等(2024/7/1の組織変更で「表面処理技術事業」を当セグメントへ移管)
    • その他事業:バイオ事業、ゼロ・イノベーション等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):2,350,000株(第1Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):2,350,000株(当Q)、前年同Q 2,279,348株
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の公表:既に公表(2024年8月9日)、現時点で修正無し
    • 株主総会・IRイベント等:–(資料に記載無し)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社が公表している通期予想に対する第1四半期進捗率)
    • 売上高:899,536千円。通期予想4,000,000千円に対する進捗率22.5%(899,536 / 4,000,000)。→ 第1Qで約22.5%の進捗
    • 営業利益:35,754千円。通期予想385,000千円に対する進捗率9.3%(35,754 / 385,000)。→ 低水準の進捗
    • 純利益:20,729千円。通期予想280,000千円に対する進捗率7.4%(20,729 / 280,000)。
  • サプライズの要因(上振れ/下振れした主な理由)
    • 売上は好調(全セグメントで増加)。特に信頼性評価事業の主要顧客からの受注回復、微細加工の量産回復、バイオの受託試験増が寄与。→ 売上上振れ要因。
    • 営業利益は減少(費用増が主要因):パワエレテクノセンター立上げコスト、人的投資(賃上げ含む)や次世代半導体の研究開発推進により販売費及び一般管理費が増加。→ 営業利益下振れ要因。
    • 経常利益は前年同期比で増加(上場関連費等の特別的な営業外費用が前年に計上されていたが、当期は無いため)。一方、四半期純利益は前年に計上された保険解約返戻金(特別利益)が当期に無いため減少。
  • 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。第1Qの結果は投資(費用)先行の影響が大きく、通期での投資効果(センター稼働、受注増)と費用の回収を注視する必要あり。現時点で予想修正は無し。

財務指標

(数値は原資料の千円表示を基本に記載)

  • 財務諸表要点(貸借対照表、損益計算書)
    • 総資産:3,897,774千円(前期末4,140,730千円、△242,955千円)
    • 純資産:3,078,008千円(前期末3,155,978千円、△77,970千円)
    • 自己資本比率:79.0%(安定水準。前期 76.2%)
    • 売上高:899,536千円(第1Q)
    • 営業利益:35,754千円
    • 経常利益:35,330千円
    • 四半期純利益:20,729千円
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):8.82円(前第1Q 11.75円)
  • 収益性(第1四半期)
    • 売上高:899,536千円(前年同期比+10.7%、+87,068千円)
    • 営業利益:35,754千円(前年同期比△24.1%、△11,372千円)
    • 営業利益率:3.97%(35,754 / 899,536、前年同期は約5.8%) — 業種平均との比較は業種に依存するが低下
    • 経常利益:35,330千円(前年同期比+9.8%)
    • 純利益:20,729千円(前年同期比△22.6%)
    • EPS:8.82円(前年同期比△2.93円)
  • 収益性指標(第1Q)
    • ROE(単純計算・年率化していない注記):約0.67%(20,729 / 3,078,008)→ 低く、目安(8%以上)には遠い
    • ROA(同):約0.53%(20,729 / 3,897,774)→ 目安(5%以上)には遠い
    • 営業利益率:3.97%(前述)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1Q進捗)
    • 売上高進捗率:約22.5%(通常は第1Qで25%前後が均等進捗だが、季節性や事業特性により変動)
    • 営業利益進捗率:約9.3%(投資先行で低め)
    • 純利益進捗率:約7.4%
    • 過去同期間との比較:売上は前年同期比で増加だが利益は前年同期を下回る(費用増)
  • キャッシュフロー(注:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない)
    • 現金及び預金:1,658,918千円(前期末1,902,763千円、△243,844千円)→ 資金が減少
    • 営業CF:–(未作成)
    • 投資CF:–(未作成)ただし固定資産増加(有形固定資産+86,536千円)より投資支出あり
    • 財務CF:–(未作成)
    • フリーCF:–(未作成)※但し現金減少額は確認可能(上記)
    • 減価償却費:69,415千円(前年同期76,675千円、減少)
  • 四半期推移(QoQ)
    • QoQの詳細数値は本資料に無し。季節性は公表されていないが、研究開発・設備投資のタイミングで上期に費用が先行する可能性あり。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率79.0%(安定水準、目安:40%以上)
    • 有利子負債:短期借入金120,000千円、長期借入金10,000千円(総計130,000千円)→ 現金預金が非常に大きく、実質的に健全な財務体質
    • 流動比率:流動資産2,574,155 / 流動負債528,095 ≒ 4.87(高水準、流動性良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率(簡易):売上899,536 / 総資産3,897,774 ≒ 0.23回(年換算等の補正要)
  • セグメント別(第1Q)
    • 信頼性評価事業:売上789,142千円(全体比約87.8%)、セグメント損益213,041千円
    • 微細加工事業:売上96,107千円(約10.7%)、セグメント損益37,865千円
    • その他:売上14,285千円(約1.6%)、セグメント損失△4,127千円
    • セグメント間調整(全社費用等)△211,024千円が計上され、営業利益35,754千円に至る
  • 財務の解説:売上は主力の信頼性評価事業で伸長。設備投資(パワエレテクノセンター)や人的投資で固定資産増・費用増が生じ、当期の利益圧迫要因となっている。一方で高い自己資本比率と豊富な現金預金により財務の安全性は高い。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 2024年当第1Q(前年):保険解約返戻金 8,995千円(前年に計上。今期は無し)
  • 特別損失:
    • 当期(今回)は特段の特別損失は無し。前年は上場関連費用や株式交付費が営業外費用として計上されていた(上場関連費 7,677千円、株式交付費 7,022千円)が当期は計上無し。
  • 一時的要因の影響:前年の保険解約返戻金の不在が四半期純利益減少の主因の一つ。経常・営業外の一時項目は前年との比較で大きく影響しているため、特別損益を除いた実質的業績(営業利益)で評価する必要あり。
  • 継続性の判断:保険解約返戻金や上場関連費等は一時的要因であり継続性は低いと判断される。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年6月期(実績):中間 0.00円、期末 42.00円、年間 42.00円
    • 2025年6月期(予想):中間 0.00円(第2四半期末:0.00)、期末 37.00円、年間 37.00円(直近公表の配当予想から修正無し)
  • 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースの配当性向 =(年間配当総額/当期純利益)=37.00円 × 発行株式数(2,350,000株)÷ 280,000千円 での簡易計算が必要(資料に具体的配当総額記載無しのため詳細は–)。
  • 株主還元方針:期中に自社株買い等の記載は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産が増加(+86,536千円)しており、パワエレテクノセンター開設に係る工事や分析・試験設備等の取得が主な投資内容。
    • 減価償却費:第1Q 69,415千円(前年同期76,675千円)
  • 研究開発:
    • 研究開発費の明細金額は個別開示無し。ただし次世代半導体を中心とした研究開発を積極的に進めており、これが販売費及び一般管理費を押し上げている旨の記載あり。

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は四半期短信に記載無し。ただし信頼性評価事業で主要顧客からの受注が順調に回復と記載あり。
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(原材料及び貯蔵品):19,685千円(前年同期22,365千円、減少)
    • 仕掛品:166,021千円(前期156,675千円、増加)
    • 在庫回転日数等の記載無し。

セグメント別情報

  • セグメント別売上・利益(第1Q)
    • 信頼性評価事業:売上789,142千円(前年同区分で+9.2%)、セグメント利益213,041千円(同+4.8%)
    • 微細加工事業:売上96,107千円(同+20.2%)、セグメント利益37,865千円(同+164.8%、前年ベースの分母小)
    • その他事業:売上14,285千円(同+41.8%)、セグメント損失△4,127千円(前年は△5,742千円で損失縮小)
  • セグメント戦略:信頼性評価事業が収益の柱であり、パワー半導体需要拡大を受け受注回復。微細加工は表面処理事業を統合後に量産回復で伸長。今後はパワー半導体関連テスト需要・脱炭素関連の顧客需要を追い風と想定。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内に中期KPIの詳細は無しが、「組織シナジーの最大化」を目的とした組織変更やセンター投資は中期成長に向けた布石。
  • KPI達成状況:具体的KPIの記載無し(進捗は営業利益率改善と設備稼働に依存)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:自動車の電動化や脱炭素対応によりパワー半導体需要が拡大。これが信頼性評価やパワー半導体向け試験需要を押し上げる追い風。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に記載無し。主力セグメント(信頼性評価)での受注回復が確認される。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正無し):売上4,000,000千円(+10.4%)、営業利益385,000千円(+1.0%)、経常利益370,000千円(+0.9%)、当期純利益280,000千円(+3.7%)、EPS 119.15円
    • 次期予想:–(資料に記載無し)
    • 会社予想の前提:為替や原材料の前提等、詳細は決算説明資料「1. 経営成績等の概況 (3)」参照(本短信に詳細条件の記載はなし)。
  • 予想の信頼性:会社は通期見通し据え置き。第1Qは費用先行で利益進捗が低いが、センター稼働や受注回復が進めば通期目標達成の可能性はある。過去の予想達成傾向は四半期単位の情報に限り言及無し。
  • リスク要因:
    • 電動化トレンドの変動、主要顧客(自動車メーカー)の生産計画の変化
    • 研究開発投資やセンター稼働が期待通りに収益化しない場合の利益圧迫
    • マクロ(景気、為替)や地政学リスクなど

重要な注記

  • 会計方針:四半期財務諸表作成に特有の会計処理の適用無し。会計方針の変更・見積変更・修正再表示無し。四半期財務諸表は監査(レビュー)未実施。
  • セグメントの変更:2024年7月1日付の組織変更により「表面処理技術事業」を「微細加工事業」へ編入。前期比較は変更後区分で作成済。
  • その他重要事項:第1Qはキャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9165
企業名 クオルテック
URL https://www.qualtec.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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