企業の一言説明

日水コンは、上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティングを手掛ける、国内有数の専門技術サービスを提供する企業です。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 安定した収益基盤と高い財務健全性: 公共事業である上下水道インフラに特化しており、安定した受注環境と国や自治体からの堅調な需要に支えられています。高い自己資本比率とF-Score7/9点の評価は、強固な財務体質を示しています。
  • 採算性重視の経営と株主還元意識: 採算性を考慮した受注選定と生産性向上により、売上高の伸び以上に営業利益を成長させており、収益性が改善傾向にあります。配当性向約50%を目安とした安定配当を継続する方針を掲げ、株主還元への意識も高いです。
  • 短期的な業績鈍化と割高感の可能性: 2026年12月期の業績予想では、売上高は微増ながら経常利益と当期純利益は減益が予想されており、短期的な成長鈍化懸念があります。現状のPERが業界平均を上回っており、株価の水準には割高感が見られる可能性があります。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 B 堅実な成長傾向
収益性 A 良好な収益水準
財務健全性 S 極めて優良
バリュエーション C やや割高水準

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 2,346.0円
PER 16.54倍 業界平均15.0倍より高い
PBR 1.85倍 業界平均1.2倍より高い
配当利回り 3.15%
ROE 11.92%

1. 企業概要(198文字)

日水コンは1959年設立の上下水道を中心とした水インフラの建設コンサルティング専門企業です。調査・計画・設計から施工管理、運用・維持管理、水質検査まで、水に関する幅広いサービスを一貫して提供しています。公共事業を主要な収益源とし、長年の実績と専門家集団が培ったノウハウが技術的独自性であり、国内外で安定した事業基盤を築いています。水資源管理や環境保全といった社会課題解決にも貢献しています。

2. 業界ポジション(198文字)

日水コンは、国内の上水・下水インフラ建設コンサルティング市場において、専門性と実績に基づいた確固たる地位を築いています。人口減少による国内需要縮小が懸念される一方で、老朽化対策や耐震化、官民連携による事業一体化、海外市場の開拓といった新たな需要に対応しています。PER16.54倍は業界平均15.0倍、PBR1.85倍は業界平均1.2倍と比較して高水準にあり、市場からの評価期待値が高い、あるいは割高感がある可能性があります。

3. 経営戦略(197文字)

日水コンは、中期経営計画において採算性を重視した受注選定と業務効率・生産性の向上を軸に、利益率改善を進めています。特に、公共案件、とりわけ水道分野における大型案件の獲得を成長戦略の要としています。直近では大型の「水の官民連携」案件を受注し、事業規模の拡大と安定的な収益確保を図っています。株主還元としては、配当性向約50%を目安とした安定配当の継続方針を維持しています。今後のイベントとして、2026年6月29日に配当の権利落ち日(Ex-Dividend Date)が予定されています。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

Piotroski F-Scoreは、企業の財務状況を収益性、財務健全性、効率性の3つの側面から評価し、0点から9点までのスコアで財務の質を測る指標です。高いスコアは財務が優良であることを示します。

項目 スコア 判定
総合スコア 7/9 S: 優良(収益性・健全性・効率性すべて良好)
収益性 3/3 良好(純利益、営業キャッシュフロー、ROA全てプラス)
財務健全性 2/3 良好(流動比率が高く、株式希薄化なし)
効率性 2/3 良好(ROEは高いが、営業利益率に改善余地)

日水コンのF-Scoreは総合スコア7/9点で「S: 優良」と評価されます。これは、提供された情報に基づいて、純利益、営業キャッシュフロー、ROAが全てプラスであるため収益性が非常に良好であること、流動比率2.25倍(基準1.5倍以上)、株式希薄化がないことから財務健全性も良好であることに起因します。効率性に関しても、ROEが12.05%(基準10%以上)と高く、四半期売上成長率もプラスである点は評価できますが、営業利益率7.7%(基準10%以上)に改善余地があることが、満点に至らなかった要因です。

【収益性】

  • 営業利益率: 過去12か月で7.70%です。2025年12月期の実績は9.74%と改善傾向にあり、2026年12月期の予想でも9.7%と高水準を維持する見込みです。これは、売上高に対する事業活動で得られた利益の割合を示し、利益を効率的に生み出しているかを見る指標です。
  • ROE(Return On Equity): 株主資本利益率。株主から預かった資本をどれだけ効率的に使って利益を出したかを示す指標で、一般的に10%以上が優良とされます。日水コンのROE(実績)は11.92%(過去12か月で12.05%)と、ベンチマークである10%を上回っており、良好な収益性を示しています。
  • ROA(Return On Assets): 総資産利益率。企業が持つ全ての資産をどれだけ効率的に使って利益を出したかを示す指標で、一般的に5%以上が優良とされます。日水コンのROA(過去12か月)は6.23%と、ベンチマークである5%を上回っており、事業資産を有効活用して利益を生み出していると言えます。

【財務健全性】

  • 自己資本比率: 会社が保有する総資産のうち、返済義務のない自己資本が占める割合です。高いほど借入金に依存せず、財務基盤が安定していることを示します。日水コンの自己資本比率(実績)は59.8%(直近四半期)であり、非常に健全な水準です。一般的に40%以上が良好とされます。
  • 流動比率: 短期的な支払い能力を示す指標です。流動資産(1年以内に現金化できる資産)が流動負債(1年以内に返済すべき負債)をどの程度上回っているかを示し、200%以上が望ましいとされます。日水コンの流動比率(直近四半期)は2.25倍、すなわち225%であり、短期的な支払い能力に全く問題がない極めて健全な状態です。

【キャッシュフロー】

  • 営業CF(営業キャッシュフロー): 企業の本業で稼ぎ出した現金の流れです。プラスであるほど本業が順調であることを示します。過去12か月で26億2,000万円、2025年12月期実績で26億1,600万円と、安定して潤沢なプラスを維持しています。
  • FCF(フリーキャッシュフロー): 企業が自由に使えるお金のことで、営業CFから設備投資などに使われる投資CFを差し引いたものです。過去12か月で23億7,000万円、2025年12月期実績で14億900万円と、投資後も多額の現金が残っており、企業の成長投資や株主還元に充てる十分な余力があることを示しています。
  • キャッシュフローの年度推移:
    • 2023年12月期: フリーCF △2億7,300万円, 営業CF △8億5,600万円, 投資CF 5億8,300万円, 財務CF 2億8,800万円, 現金等残高 90億4,700万円
    • 2024年12月期: フリーCF 13億0,000万円, 営業CF 15億200万円, 投資CF △2億200万円, 財務CF △5億6,100万円, 現金等残高 97億7,400万円
    • 2025年12月期: フリーCF 14億900万円, 営業CF 26億1,600万円, 投資CF △12億700万円, 財務CF △17億7,100万円, 現金等残高 94億100万円
      営業CFは2023年12月期のマイナスから回復し、その後力強く推移しています。フリーCFも同様に改善し、潤沢な水準を維持しています。

【利益の質】

  • 営業CF/純利益比率: 営業キャッシュフローが当期純利益の何倍あるかを示す指標で、利益が会計上の操作によって水増しされていないか、現金を伴った実体があるかを確認します。1.0以上であれば、利益の質が健全であると判断されます。
  • 日水コンの営業CF/純利益比率は1.51(26億2,000万円 ÷ 17億3,000万円)であり、「S (優良(キャッシュフローが利益を大幅に上回る))」と評価されます。これは、会計上の利益以上に、実際に企業に現金が流入しており、利益の質が極めて高いことを示しています。

【四半期進捗】

2025年12月期決算は既に連結決算として発表されており、通期実績です。
2026年12月期の通期予想に対する進捗率はまだ計上されていません。
直近の業績推移は以下の通りです。

  • 売上高: 2022年12月期 20,770百万円 → 2023年12月期 21,884百万円 → 2024年12月期 23,533百万円 → 2025年12月期 24,413百万円(前期比+3.7%)
  • 営業利益: 2022年12月期 1,822百万円 → 2023年12月期 1,867百万円 → 2024年12月期 2,176百万円 → 2025年12月期 2,379百万円(前期比+9.3%)

売上高、営業利益ともに堅調な成長を続けています。2026年12月期は売上高24,900百万円(前期比+2.0%)、営業利益2,410百万円(前期比+1.3%)と、引き続き微増益を見込んでいます。

【バリュエーション】

バリュエーション指標は、株価が企業の公正な価値と比較して、割安か、適正か、割高かを判断する際に用いられます。

  • PER(Price Earnings Ratio): 株価収益率。株価が1株当たり利益の何倍かを示す指標で、「株価が利益の何年分か」を意味します。業界平均より低ければ割安とされることが多いです。
    • 日水コンのPER(会社予想)は16.54倍に対し、業界平均PERは15.0倍です。日水コンのPERは業界平均と比較して約10%高い水準にあり、企業価値評価としてはやや割高感がある可能性があります。
  • PBR(Price Book-value Ratio): 株価純資産倍率。株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標で、「株価が解散価値の何倍か」を意味します。1倍未満は解散価値を下回る状態とされ、割安と判断されることがあります。
    • 日水コンのPBR(実績)は1.85倍に対し、業界平均PBRは1.2倍です。日水コンのPBRは業界平均と比較しても高水準であり、純資産に対して株価が買われている状態と言えます。
  • 目標株価: 提供データに基づく業種平均基準では、PER基準で2,138円、PBR基準で1,520円と算出されています。現在の株価2,346.0円と比較すると、目標株価を下回っており、これらの指標からは割高感が示唆されています。

【テクニカルシグナル】

テクニカルシグナルは、過去の株価の動きや売買高から将来の株価を予測しようとするものです。

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: -27.56 / シグナルライン: -30.04 MACD値がシグナルラインをやや上回っているものの、どちらもマイナス圏であり、方向性に明確なトレンド転換シグナルは見られず中立的です。
RSI 中立 45.5% 70%以上で買われすぎ、30%以下で売られすぎと判断されます。日水コンのRSIは45.5%であり、買われすぎ・売られすぎのどちらでもない中立な状態を示しています。
5日線乖離率 下回り -0.05% 直近の株価が短期移動平均線とほぼ同水準にあります。
25日線乖離率 下回り -1.34% 短期的な株価が25日移動平均線をやや下回っており、弱含みを示唆しています。
75日線乖離率 下回り -4.48% 中期的な株価が75日移動平均線を下回っており、中期的な下落トレンドを示唆しています。
200日線乖離率 下回り -10.88% 長期的な株価が200日移動平均線を大きく下回っており、長期的な下落トレンドが継続していることを示唆しています。

【テクニカル】

  • 52週高値・安値との位置: 現在株価2,346.0円は、52週高値3,595.0円と52週安値1,935.0円のレンジにおいて、安値寄り(レンジの35.1%地点)に位置しています。これは、過去1年間で見ると株価が比較的低い水準にあることを示唆しています。
  • 移動平均線との関係: 現在の株価2,346.0円は、5日移動平均線(2,347.20円)、25日移動平均線(2,377.80円)、75日移動平均線(2,458.12円)、200日移動平均線(2,635.38円)の全てを下回っています。これは、短期から長期にわたる下降トレンドが継続していることを示唆しており、株価の上値が重い展開が続いていると解釈できます。

【市場比較】

日水コンの株価パフォーマンスは、日本の主要株価指数である日経平均株価およびTOPIXと比較して、劣勢にあります。

  • 日経平均比:
    • 1ヶ月: 株式-4.56% vs 日経+8.80% → 13.35%ポイント下回る
    • 3ヶ月: 株式-4.28% vs 日経+20.70% → 24.98%ポイント下回る
    • 6ヶ月: 株式-20.93% vs 日経+34.01% → 54.94%ポイント下回る
    • 1年: 株式+38.00% vs 日経+50.35% → 12.35%ポイント下回る
  • TOPIX比:
    • 1ヶ月: 株式-4.56% vs TOPIX+5.88% → 10.44%ポイント下回る

日水コンの株価は全ての期間で日経平均およびTOPIXを下回っており、市場全体の好調な動きから取り残されている状況が見られます。特に中長期でのパフォーマンスの劣後が顕著です。

【注意事項】

⚠️ 信用買残が367,300株と多く、将来の売り圧力になる可能性に注意が必要です。信用倍率は信用売残が0株のため、算出不能となっていますが、買残過多の状況は需給バランスにおいて潜在的なリスクとなりえます。

【定量リスク】

定量リスクは、過去の株価データに基づき、将来の価格変動の可能性を数値で示すものです。

  • 年間ボラティリティ: 41.14%です。これは、株価が年間で平均的に上下する幅の大きさを示し、数値が高いほど価格変動が大きいことを意味します。
  • シャープレシオ: -0.82です。リスクに見合うリターンが得られているかを示す指標で、1.0以上が良好とされますが、マイナスの場合はリスクのわりにリターンが低いことを示します。
  • 最大ドローダウン: -61.97%です。過去の株価で経験した最も大きな下落率を示しており、この程度の株価下落は今後も起こりうる可能性があります。
  • 年間平均リターン: -33.06%です。これは過去1年間の平均的なリターンを示しており、この期間で投資した場合に年間で平均的にこれだけ損失が出ていたことを意味します。

仮に日水コンに100万円投資した場合、過去の傾向から考えると、年間で±41万円程度の株価変動が想定されると共に、最悪のケースでは投資額の約62万円が減少する可能性も考慮に入れる必要があります。シャープレシオのマイナス値が示すように、リスクに対するリターン効率は現状では低いと評価されます。

【事業リスク】

  • 公共投資の動向への依存: 主力事業が上下水道分野であり、国や地方自治体の公共投資予算の変動に大きく影響されます。予算削減や事業計画の見直しは、受注高や収益に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
  • 業務消化のタイミングと季節性: 公共事業の特性上、年度末に業務が集中する傾向があり、業務消化のタイミングや、人手不足などが原因で業務が遅延した場合、売上計上や利益目標の達成に影響を与える可能性があります。
  • 競争激化と人件費の高騰: 建設コンサルティング業界における競合他社との受注競争が激化した場合、受注単価の低下や利益率の圧迫要因となります。また、専門技術者などの人材確保難や人件費の高騰も、コスト増を通じて収益性を悪化させるリスクがあります。

7. 市場センチメント(172文字)

日水コンの市場センチメントは、直近のニュースによりややネガティブな傾向にあります。特に「今期経常は2%減益、前期配当を10円増額・今期も74円継続」というニュースは、配当維持・増額は好材料であるものの、経常利益の減益予想が投資家の収益期待に影響を与え、株価に下押し圧力がかかる可能性があります。
信用取引状況は、信用買残が367,300株と多い一方で、信用売残は0株のため信用倍率が0.00倍と算出不能な状況です。信用買残が多いことは、将来の買い戻し需要が少ない状態であり、株価下落時に売り圧力となる可能性があります。
主要株主構成を見ると、クボタ(19.97%)、公益財団法人水・地域イノベーション財団(15.34%)、伊藤忠商事(8.43%)が大株主として名を連ねており、安定株主が一定割合を占めています。

8. 株主還元(101文字)

日水コンは、株主還元に対して積極的な姿勢を示しています。2025年12月期は前期比6円増配の年間74円(中間32円、期末42円)とし、2026年12月期も年間74円(中間37円、期末37円)を継続予定です。予想配当利回りは3.15%であり、配当性向は2025年12月期実績で50.3%、2026年12月期予想で52.5%と、利益の半分以上を配当に回す方針であり、安定配当を目指していることが伺えます。自社株買いの記載はありません。

SWOT分析

強み

  • 上下水道に特化した高い専門性と長年の実績による安定した事業基盤。
  • 公共事業を主な顧客とし、安定的な受注残高と高い財務健全性を維持。

弱み

  • 公共事業への依存度が高く、政府・自治体の予算動向に業績が左右されやすい。
  • 短期的な業績予想では減益が見込まれ、成長の鈍化懸念がある。

機会

  • 国内インフラの老朽化対策、耐震化、維持管理需要の増加。
  • 官民連携(PPP/PFI)による大型事業案件の拡大。

脅威

  • 少子高齢化による国内の長期的な需要減少傾向。
  • 競合他社との競争激化、人材確保の困難化によるコスト増と利益率の圧迫。

この銘柄が向いている投資家

  • 安定配当を重視する中長期投資家: 公共事業を基盤とした安定的な収益と、50%を超える高い配当性向を継続する方針から、インカムゲインを重視する投資家に向いています。
  • 社会インフラ関連銘柄に関心のある投資家: 上下水道という生活に不可欠なインフラを支える事業内容であり、社会貢献性に着目する投資家にとって魅力的な選択肢となり得ます。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 短期的な業績鈍化への対応: 2026年12月期の減益予想を考慮し、今後の業績推移を慎重に見極める必要があります。特に、売上高の微増に留まる中で利益が減少する要因や、それが一時的なものか構造的なものかを確認することが重要です。
  • バリュエーションの割高感: PER、PBRともに業界平均を上回っており、現在の株価水準に割高感がある可能性があります。今後の成長性や収益改善が見込み通りに進まない場合、株価調整のリスクも考慮に入れるべきでしょう。

今後ウォッチすべき指標

  • 公共事業関連予算の動向: 国や地方自治体の公共投資、特に上下水道関連予算の規模や配分は、日水コンの受注に直結するため、常に注目が必要です。
  • 受注高・受注残高の推移: 受注残高は将来の売上高を予測する先行指標となります。大型の官民連携案件の追加受注や、水道分野における強みをさらに発揮できるかに注目し、受注高と受注残高が堅調に推移しているかを確認することが重要です。目標とする受注高と実績の比較も継続的にウォッチすべきです。
  • 営業利益率の改善状況: 採算性重視の経営戦略が実際に利益率の向上に繋がっているか、業務効率化や生産性向上への取り組みが効果を発揮しているかを確認するため、営業利益率の推移を注視する必要があります。

成長性

スコア: B

判定: 堅実な成長傾向

根拠: 2025年12月期連結売上高は前期比+3.7%、営業利益は+9.3%と堅実に成長しており、EPSも147.09円(前期比+17.0%)と大幅に伸長しました。しかし、2026年12月期の連結予想は売上高+2.0%、営業利益+1.3%と伸びが鈍化し、当期純利益は△4.1%の減益を予想しているため、今後の成長性にはやや慎重な見方が必要です。このため、S評価の基準(売上・利益成長率15%以上)には届かず、B評価とします。

収益性

スコア: A

判定: 良好な収益水準

根拠: ROE(実績)は11.92%(過去12か月で12.05%)であり、ベンチマークである10%を上回っています。営業利益率は過去12か月で7.70%、2025年12月期実績で9.74%と改善傾向にあり、今後10%に近づく見込みです。S評価(ROE15%以上かつ営業利益率15%以上)には届かないものの、良好な収益水準を維持しているためA評価とします。

財務健全性

スコア: S

判定: 極めて優良

根拠: 自己資本比率は59.8%と非常に高く、流動比率も2.25倍(225%)と短期的な支払い能力に全く問題ありません。Piotroski F-Scoreも7/9点と高評価であり、財務の質が高いことを示しています。これらの指標から、財務健全性は非常に高いと判断しS評価とします。

バリュエーション

スコア: C

判定: やや割高水準

根拠: PER(会社予想16.54倍)は業界平均15.0倍を上回り、PBR(実績1.85倍)も業界平均1.2倍を上回っています。目標株価(業種平均PER基準2,138円、業種平均PBR基準1,520円)も現在の株価2,346.0円を下回っており、これらの指標からは現在の株価水準がやや割高であると判断されるためC評価とします。


企業情報

銘柄コード 261A
企業名 日水コン
URL https://www.nissuicon.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 2,346円
EPS(1株利益) 141.88円
年間配当 3.15円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 20.4% 18.8倍 6,730円 23.6%
標準 15.7% 16.3倍 4,794円 15.5%
悲観 9.4% 13.9倍 3,084円 5.8%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 2,346円

目標年率 理論株価 判定
15% 2,396円 ○ 2%割安
10% 2,992円 ○ 22%割安
5% 3,776円 ○ 38%割安

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

競合他社

企業名 コード 現在値(円) 時価総額(億円) PER(倍) PBR(倍) ROE(%) 配当利回り(%)
建設技術研究所 9621 3,415 967 13.24 1.41 10.5 2.19
NJS 2325 4,665 468 19.52 1.55 8.5 2.35
オリジナル設計 4642 1,531 113 18.87 1.15 7.5 2.61

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.26)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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