2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正は無し。市場予想は提示されていないため「会社予想に対して概ね想定どおり」と判断。ただし第3四半期累計の進捗率は営業利益・当期純利益で高く、通期見通し達成の可能性は高いと見られる。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 202,753 百万円:前年同期比 +0.0%、営業利益 44,474 百万円:前年同期比 +13.3%)
  • 注目すべき変化:地域別ではアメリカズ地域が前年同期比 -7.0% と大幅な減収。費用削減(人件費抑制、外注費・クラウドコスト減)により営業利益は増加。Pre‑GAAPベースの営業利益は35,609百万円(前年同期比 △2.3%)と実質ベースでは減少。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 274,000 百万円、営業利益 53,600 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 30,200 百万円)は据え置き。第3四半期累計の利益進捗(営業利益進捗率約83%、当期純利益進捗率約89%)から達成可能性は高いが、為替や米国の投資抑制等の外部要因は注意。
  • 投資家への示唆:利益面はコスト管理で改善しているが、Pre‑GAAP(収益基盤)では法人向けの米国や個人向けのECパートナー変更が影響。短期の収益性は確保されつつも、収益成長の持続性は地域別の回復(特にアメリカズ)や為替動向に依存。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:トレンドマイクロ株式会社
    • 主要事業分野:セキュリティソフト・クラウドセキュリティ等の開発・提供(法人向け/個人向けセキュリティソリューション、Trend Vision One等)
    • 代表者名:代表取締役社長 エバ・チェン
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月12日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結、日本基準)
  • セグメント:
    • 日本:法人・個人向け(Trend Vision One等)
    • アメリカズ:主に米国(法人・個人)
    • 欧州:欧州諸国(法人・個人)
    • アジア・パシフィック:台湾・豪州・シンガポール等(法人・個人)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):140,901,604株
    • 期末自己株式数:9,021,334株
    • 期中平均株式数(四半期累計):131,520,261株
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
    • IRイベント:決算補足資料作成・説明会あり
    • その他:通期業績予想の公表は2025年8月7日、今回修正なし

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社が公表の通期予想との比較は「修正なし」)
    • 売上高:第3Q累計 202,753 百万円。通期予想 274,000 百万円に対する進捗率 73.99%(通期に対しほぼ想定内)
    • 営業利益:第3Q累計 44,474 百万円。通期予想 53,600 百万円に対する進捗率 83.0%(進捗良好)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:第3Q累計 26,942 百万円。通期予想 30,200 百万円に対する進捗率 89.2%(進捗良好)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益の上振れ要因:人件費を含む費用抑制、外注費・クラウドコストの大幅削減によりコスト構造改善。
    • 収益基盤(Pre‑GAAP)では、米国の法人向け低迷や個人向けでのECビジネスパートナー変更の影響で減少(Pre‑GAAPベース営業利益は35,609百万円、前年同期比 △2.3%)。
    • 為替差損の増加により営業外費用は増加(為替差損 6,704 百万円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を据え置き。利益進捗が良好なため現時点では達成見通しは高いが、米国市場の投資抑制や為替(円高)は下振れリスク。

財務指標

  • 貸借対照表(要点、単位:百万円):
    • 総資産:387,768(前期末 400,316、△12,548)
    • 現金及び預金:210,633(前期末 170,056、+40,576)
    • 受取手形・売掛金及び契約資産:48,047(前期末 74,795、大幅減)
    • 有価証券:15,921(前期末 40,839、減少)
    • 総負債:260,348(前期末 280,870、△20,521)
    • 純資産:127,420(前期末 119,446、+7,973)
    • 自己資本比率:32.0%(安定水準としてはやや低下。目安:40%以上で安定)
  • 損益計算書(第3Q累計、単位:百万円):
    • 売上高:202,753(前年同期比 +0.0%)
    • 売上総利益:155,368(前年同期 154,183)
    • 販管費:110,894(前年同期 114,945、減少)
    • 営業利益:44,474(前年同期比 +13.3%)
    • 経常利益:39,516(前年同期比 +3.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:26,942(前年同期比 +2.0%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計、円):204.86(前年同期 198.48、約+3.2%)
  • 収益性指標:
    • 営業利益率(第3Q累計):44,474 / 202,753 = 21.9%(高め。業種平均との比較は業種別で差異あり)
    • ROE:–(開示値なし。単純年率化での算出は誤解を生む可能性があるため未記載)
    • ROA:–(開示値なし)
  • 進捗率分析(通期に対する進捗):
    • 売上高進捗率:73.99%
    • 営業利益進捗率:83.0%
    • 純利益進捗率:89.2%
    • 備考:営業・純利益の進捗が売上を上回っているためコスト抑制効果が鮮明
  • キャッシュフロー(第3Q累計、単位:百万円):
    • 営業CF:52,007(前年同期 34,486、増加)
    • 投資CF:△11,789(前年同期 △3,715、投資支出増)
    • 財務CF:△18,165(前年同期 △131,476、前期は大規模な自己株買い等)
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):40,218(営業CFが強くプラス)
    • 現金及び現金同等物期末残高:208,592(前年同期 160,403、増加)
    • 営業CF/純利益比率:約1.93(52,007 / 26,942 ≒ 1.93、目安1.0以上で健全)
  • 四半期(QoQ)推移:四半期ごとの詳細数値は記載なし。季節性は繰延収益等で影響あり。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 32.0%(目安 40%以上で安定 → やや低め)
    • 流動比率:–(流動資産・流動負債の詳細から算出可能だが開示値なし)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当無し(当期)
  • 特別損失:投資有価証券評価損 160 百万円(小幅)
  • 前年比較の一時収入:前年は事業譲渡益 587、持分変動利益 2,145 があり今回これらがなく比較差異要因
  • 一時的要因の影響:当期は大きな一時差益がなく、当期業績は主に本業とコスト抑制の影響で評価可能
  • 継続性の判断:投資有価証券評価損等は非継続性の可能性ありが影響小

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年12月期:中間 0.00 円、期末 184.00 円、年間 184.00 円
    • 2025年12月期:中間 0.00 円(実績)、期末 未定、年間予想 未定(会社は直近公表の配当予想に修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が未提供のため算出不可)
  • 配当性向:–(通期予想の純利益に対する配当方針未確定)
  • 株主還元方針:自社株取得は2024年度に大規模な支出(前期の財務CFに反映)。2025年度は現時点で修正なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資支出の内訳):
    • 有形固定資産取得による支出:903 百万円(第3Q累計)
    • 無形固定資産(ソフトウェア等)取得による支出:16,715 百万円(第3Q累計)
    • 合計投資支出(第3Q累計):約17,618 百万円(有形+無形)
    • 減価償却費:19,658 百万円(第3Q累計)
  • 研究開発:
    • R&D費用の明示値は四半期短信に明記無し(無形固定資産投資の多くがソフトウェア開発関連の可能性あり)

受注・在庫状況

  • 受注関連:該当明示なし(–)
  • 棚卸資産:10,196 百万円(前年同期 8,455、増加)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別 売上高(第3Q累計、単位:百万円、前年同期比)
    • 日本:65,711(+2.6%)
    • アメリカズ:40,556(△7.0%)
    • 欧州:44,440(+2.1%)
    • アジア・パシフィック:52,044(+1.1%)
    • 合計:202,753(+0.0%)
  • セグメント別 セグメント利益(第3Q累計、百万円)
    • 日本:16,265(前年 12,904 → +26.1%)
    • アメリカズ:7,437(前年 6,534 → +13.8%)
    • 欧州:9,970(前年 9,798 → +1.8%)
    • アジア・パシフィック:10,252(前年 10,154 → +0.9%)
    • 合計セグメント利益:43,925 → 調整後営業利益 44,474
  • セグメント戦略・ポイント:
    • 日本:法人向け(Vision One を背景にAI活用次世代SOC関連が伸長)
    • アメリカズ:法人向け現地通貨ベースは横ばいだが、米国の政策不透明感やECパートナー変更で個人向け低調
    • 欧州・AP:Vision Oneやクラウド/メール等が伸長。円高が影響

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:添付資料での詳細進捗記載無し(–)
  • KPI達成状況:会社が重視する Pre‑GAAPベース営業利益は前年割れ(35,609 百万円、前年同期比 △2.3%)で、成長投資と売上成長の連動が課題

競合状況や市場動向

  • 市場動向:クラウドや生成AIの浸透が進む一方で世界的な経済不透明感からIT投資の抑制傾向がみられる。セキュリティ需要はランサムウェア等で引き続き高水準。
  • 競合比較:同業他社との具体比較データは開示なし(–)。ただし製品プラットフォーム(Vision One)とAI活用の強化が競争優位のポイント

今後の見通し

  • 業績予想(通期、2025年1月1日~12月31日):変更なし
    • 売上高 274,000 百万円(対前期 +0.5%)
    • 営業利益 53,600 百万円(対前期 +11.4%)
    • 経常利益 45,000 百万円(対前期 △14.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 30,200 百万円(対前期 △12.1%)
    • 想定為替レート:1米ドル = 147円、1ユーロ = 172円
  • 予想の信頼性:第3Q累計の利益進捗は良好(営業利益進捗83%、純利益進捗89%)だが、為替変動や米国の投資抑制により下振れリスクあり。過年度の予想達成傾向は年度次第で変動(過去の予想実績は別途確認必要)。
  • リスク要因:為替(円高)、米国の通商・調達政策によるIT投資抑制、競争激化、生成AIに起因する新たな脅威や規制変化

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税効果会計について見積実効税率を用いる方法を採用(詳細は添付資料参照)
  • その他重要事項:連結子会社の範囲に関する注記(TFIの会計上の取扱い)あり

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4704
企業名 トレンドマイクロ
URL http://www.trendmicro.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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