2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表している通期予想に対する修正は無し(上振れ/下振れの公表なし)。第3四半期累計実績は通期予想に対して売上進捗は良好だが、損益面は赤字が継続(「ほぼ予想どおり」ではなく赤字幅縮小や一時費用の影響を確認)。
- 業績の方向性:減収減益(売上高78.3億円、前年同期比△31.8%/営業損失2.79億円、前年同期は営業利益1.06億円)。
- 注目すべき変化:海外(特に中国)事業の再構築に伴う連結範囲変更(中国子会社の持分譲渡により持分法適用へ)と、それに伴う売上・利益への影響が最大。EV関連は売上が約13倍に拡大したが、戦略投資で大幅な営業損失を計上。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し(2025年11月14日公表分から変更なし)。ただし為替差損やシンジケートローン手数料等の費用要因が利益回復の重し。売上は通期予想に対して進捗良好だが、利益面の回復は不確実。
- 投資家への示唆:短期は海外市場の構造改革・EV投資によるコスト増が利益を圧迫。通期の売上到達は現時点で現実的だが、利益基盤の回復(為替リスク・資本構成改善・一時費用の収束)を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社(コード 7886)
- 主要事業分野:合成樹脂成形関連事業、物流機器関連事業、EV関連事業(新設)
- 代表者名:代表取締役CEO 鈴木 昭寿
- 上場取引所:東(東証)
- 問合せ先:執行役員管理本部長 岩本 滋行(TEL 03-3834-3111)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(連結、2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算補足資料:作成あり、決算説明会:開催なし
- セグメント:
- 合成樹脂成形関連事業:従来の主力(国内は堅調、海外は中国消費低迷等で減収・減益)
- 物流機器関連事業:大口フリート需要の落ち着きで減収だが新製品等で販売拡大の模索
- EV関連事業:第1四半期から報告セグメント化、立ち上げ期で受注獲得と戦略投資を実施
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):1,622,179株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):1,485,159株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:12,822株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回の発表日が2026/02/12(次回以降の予定は資料記載なし)
- IRイベント:決算説明会は開催無し(補足資料は作成)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期予想、単位:百万円/達成率は単純比率)
- 売上高:実績 7,828 百万円 → 通期予想 9,915 百万円に対する進捗率 7,828/9,915 ≒ 79.0%
- 営業利益:実績 △279 百万円 → 通期予想 △339 百万円(予想損失)に対し、実績の損失は予想より小さい(損失縮小)。単純比率では約82%相当(=△279/△339)。
- 親会社株主に帰属する純利益:実績 △421 百万円 → 通期予想 △526 百万円に対する進捗率 ≒ 80.1%(=△421/△526)
- サプライズの要因(上振れ/下振れした主な理由)
- 下振れ要因:
- 為替差損 49,769 千円、シンジケートローン手数料 57,750 千円など営業外費用の計上
- 持分法適用関連での持分法投資損失 34,314 千円の計上(中国子会社の扱い変更)
- EV関連での人材採用・広告宣伝等の戦略投資により営業損失拡大
- 上振れ要因(部分的):
- 関係会社株式売却益 85,529 千円の特別利益計上(特別利益で損失を一部相殺)
- 通期への影響:売上進捗は良好で通期売上到達の可能性は高いが、営業外費用/戦略投資の動向や為替の影響により通期での黒字回復は不確実。現時点で会社は業績予想を修正していない。
財務指標
- 財務諸表(要点、金額は百万円表示が基本)
- 資産合計:5,596 百万円(前期末 7,534 百万円、前期比 △25.6%)
- 負債合計:4,747 百万円(前期末 6,123 百万円、前期比 △22.5%)
- 純資産合計:850 百万円(前期末 1,411 百万円、前期比 △39.7%)
- 自己資本比率:15.2%(前期 18.7%)(目安:40%以上で安定)
- 収益性(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:7,828 百万円、前年同期 11,481 百万円、前年同期比 △31.8%(△3,652 百万円)
- 営業利益:△279 百万円、前年同期 106 百万円、前年同期比 約△362.3%(※利益が符号反転)
- 営業利益率:△3.58%(営業損失率。業界平均と比較して低下・マイナス)
- 経常利益:△484 百万円、前年同期 95 百万円、前年同期比 約△614.9%(符号反転)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△422 百万円、前年同期 65 百万円、前年同期比 約△757.7%
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△283.91円(前年同期 48.70円、前年同期比 約△682.9%)
- 収益性指標(参考、簡易計算)
- ROE(簡易・累計ベース):約 △37.3%(親会社株主に帰属する純損失 △421,653千円 / 平均純資産 ≒1,130,608千円)
- 目安:8%以上で良好、10%以上で優良 → 現状は大幅マイナス
- ROA(簡易):約 △6.4%(△421,653千円 / 平均総資産 ≒6,565,517千円)
- 目安:5%以上で良好 → 現状はマイナス(資産効率悪化)
- 営業利益率:△3.58%(業種平均との比較では低位・マイナス)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:79.0%(通常は75%前後で季節性により評価。現状は高め)
- 営業利益進捗率:数値的には損失縮小のため一概に評価困難(実績の損失は通期予想の損失より小さい)
- 純利益進捗率:約80.1%
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表からの動き:
- 現金及び預金:602,849 千円(前期末 2,002,429 千円、減少 1,399,580 千円=約13.99 億円減)
- 受取手形及び売掛金:1,036,338 千円(前期 2,040,135 千円、減少)
- 商品及び製品:1,085,089 千円(前期 589,488 千円、増加)
- 営業CF等の詳細数値:–(資料に記載なし)
- 四半期推移(QoQ)
- 直近四半期の詳細QoQは資料に季節別内訳なし。セグメント別では合成樹脂の売上減が主因で全体減収。
- 財務安全性
- 自己資本比率:15.2%(安定性の目安40%未満、低下傾向)
- 流動比率(簡易):流動資産 3,617,221 千円 / 流動負債 2,657,090 千円 ≒ 136%(短期支払能力は一応100%超だが余裕は限定)
- 長期借入金:1,792,889 千円(前期 2,167,856 千円、減少。借入は縮小傾向)
- 効率性・その他
- 減価償却費(第3四半期累計):137,212 千円(前期 188,044 千円)
- 支払利息等の金融費用が増加(支払利息 59,758 千円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 関係会社株式売却益 85,529 千円(持分譲渡に伴う特別利益)
- 固定資産売却益 7 千円
- 特別損失:
- 固定資産処分損 551 千円
- 一時的要因の影響:
- 関係会社株式売却益は一時的利益。一方で為替差損やシンジケートローン手数料は非経常的だが業績に与える影響は大きい。
- 継続性の判断:
- 関係会社売却益は非再現性。一方で為替・金融費用は継続リスクあり(為替変動や借入コストの影響)。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期末配当(中間):0.00 円(2025年3月期実績)
- 期末配当(予想):未定(2026年3月期)
- 年間配当予想:未定
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:–(予想未定のため算出不可)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(ただし第3Qに新株予約権行使で資本金・資本剰余金が増加した旨の注記あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:資料に明確な投資額の総額記載なし(建設仮勘定 29,402 千円の計上あり)
- 減価償却費:137,212 千円(第3四半期累計)
- 研究開発費(R&D):明細記載なし(EV関連の戦略的投資・人材採用等は記載あり)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の詳細は資料に記載なし(EV関連で受注は獲得した旨の記載)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:1,085,089 千円(前期末 589,488 千円、増加 約+84%)
- 在庫増は売上減少と在庫政策の変化を反映している可能性あり
セグメント別情報
- セグメント別売上・利益(当第3四半期累計、単位:千円)
- 合成樹脂成形関連事業:売上 6,300,316 千円(前年 8,743,662 千円、△27.9%)、セグメント損失 △88,031 千円(前年は利益 58,385 千円→大幅悪化)
- 物流機器関連事業:売上 1,487,683 千円(前年 2,733,780 千円、△45.6%)、セグメント利益 3,908 千円(前年 113,051 千円→大幅悪化)
- EV関連事業:売上 40,542 千円(前年 3,500 千円、約13倍増)、セグメント損失 △194,767 千円(前年 △62,800 千円→損失拡大、主に立上げ投資)
- セグメント戦略・所見:
- 合成樹脂:国内は堅調も、中国拠点の苦戦で全体下押し。中国子会社の出資持分譲渡により構造転換中。
- 物流機器:大口需要の一服で減収。新製品・差別化商品の拡販で顧客領域拡大を狙うが回復途上。
- EV:将来の成長分野として積極投資。売上は増加するものの当面は投資負担で赤字が続く見込み。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明確な数値目標の掲載は無し(EVを中核分野に位置付ける方針は明示)
- KPI達成状況:具体的KPIの開示なし。セグメント変更により前年比較は組替え済み。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは資料に記載なし
- 市場動向:中国の消費低迷、米国の通商政策の波及、円安・原材料高騰が事業環境の不確実性を高めていると会社コメントあり
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正無):売上 9,915 百万円(△38.3%と注記)、営業損失 △339 百万円、経常損失 △520 百万円、親会社株主に帰属する当期純損失 △526 百万円、1株当たり当期純利益 △369.71円
- 次期予想:–(資料に記載なし)
- 会社予想の前提条件:資料P.3参照(詳細は補足資料にて確認を要)
- 予想の信頼性:会社は通期予想を修正していないが、為替や大口需要の動向、EVの投資回収タイミングによっては達成見込みが流動的
- リスク要因:
- 為替変動(為替差損計上の影響が顕在化)
- 海外需要(中国市場の回復遅れ)
- 原材料価格上昇・金利上昇(借入コスト増)
- 大口受注の遅延(EV関連や物流機器の需要)
重要な注記
- 会計方針の変更:特になし
- 連結範囲の変更:有(当期に3社を連結子会社から持分法適用関連会社へ変更。香港大和工貿有限公司 等)
- 四半期連結財務諸表は公認会計士によるレビューは無し(注記あり)
- 減価償却費(第3四半期累計):137,212 千円(のれんを除く無形含む)
(注)
- 数値は開示資料に基づく。単位は原則として百万円(または千円と注記がある場合は千円)で表示。資料に無い項目は“–”で記載。
- 本資料は提供された決算短信の要約であり、投資判断・助言を目的とするものではありません。詳細は必ず開示資料および補足資料を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7886 |
| 企業名 | ヤマト モビリティ & Mfg. |
| URL | https://www.yamato-in.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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