2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 第2四半期は売上は計画どおり進捗する一方、成長(出店・施設開設)に伴う先行投資で利益が圧迫。中期での成長エンジン構築(在宅薬局のオペレーション改革、きらりプライムの外販、プライマリケアホームの拡大)を優先する姿勢を示した。
- 業績ハイライト: 売上高は前年同期比+17.2%(5,532百万円、良い目安)だが、営業利益は▲49.6%(225百万円、悪い目安)と大幅減益。経常利益・純利益も半減近く。
- 戦略の方向性: ①在宅訪問薬局の出店/オペレーション改革(セントラルファーマシー) ②きらりプライムの付加価値・外販(エイドプライム等) ③プライマリケアホームの拡大によるクロスセル。DXと規模の経済で利回り改善を目指す。
- 注目材料: 下期へずれ込んだリージョンプライム案件(売上想定約2億円)について監査法人と見解相違が発生。今期中の計上を見込むが不確定要素。加えて上期での出店・施設開設費が利益を圧迫。配当は期末20円を計画(配当開始)。
- 一言評価: 売上成長は堅調だが、短期的には成長投資負荷で収益性悪化。成長投資の回収(PCH稼働安定化、出店の収益化、DX効果)が鍵。
基本情報
- 企業概要: HYUGA PRIMARY CARE株式会社(証券コード 7133、東証グロース)
主要事業分野: 在宅訪問薬局事業(きらり薬局)、きらりプライム事業(加盟/サブスク・業務支援)、プライマリケアホーム事業(高齢者施設の開設・運営)、その他(ICT等)
代表者名: 代表取締役社長 / 薬剤師 黒木 哲史 - 説明者: 発表資料上の責任者(代表) 黒木哲史(役職: 代表取締役社長)。資料での主な発言概要はエグゼクティブサマリー参照。実際の説明会での個別Q&A発言記録は資料に明示なし。
- 報告期間: 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(上期)決算説明資料。報告書提出予定日: –、配当支払開始予定日: –(期末配当20円の計画のみ記載)
- セグメント:
- 在宅訪問薬局事業: 高齢者施設・在宅向けの訪問調剤・服薬支援(ドミナント出店・24時間対応含む)
- きらりプライム事業: 加盟店舗向けサブスクリプション/業務支援(Solamichi、ファムケア、エイドプライム等)/コンサル・M&A支援、リージョンプライム等
- プライマリケアホーム事業: 住宅型有料老人ホームの開設・運営、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス(医療対応含む)
- その他事業: ICT等
業績サマリー(2026/3期 第2四半期)
- 主要指標(2026/3期2Q 実績 vs 2025/3期2Q)
- 売上高: 5,532百万円(前年同期比 +17.2%)※良い目安: 増収はポジティブ
- 営業利益: 225百万円(前年同期比 ▲49.6%)営業利益率:約4.1%(前年同期は約9.5%)※悪い目安: 利益率低下は中期での改善要
- 経常利益: 206百万円(前年同期比 ▲52.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 136百万円(前年同期比 ▲53.2%)
- 1株当たり利益(EPS): –(四半期EPSは資料非掲載)
- 会社予想に対する達成率 / サプライズ:
- 対期初想定差異(上期計画比): 売上は▲188百万円未達、営業利益は▲286百万円未達(薬局出店費・PCH立上げコストが主因)。会社は通期見通しは据え置き。サプライズ材料としては「リージョンプライム(売上想定約2億円)の収益認識で監査法人と相違が発生」→計上時期の不確定要素。
- 進捗状況: 通期見通し(2026/3期)に対する上期進捗率(資料より)
- 売上高進捗率: 45.4%(5,532 / 12,194百万円)
- 営業利益進捗率: 17.2%(225 / 1,314百万円)
- 当期純利益進捗率: 15.4%(136 / 883百万円)
- コメント: 売上は順調だが利益は下期偏重(下期に収益増見込み)で進捗は低い。
- セグメント別状況(2026/3期2Q 実績 / 前年同期比)
- 在宅訪問薬局事業: 売上 3,899百円(+14.1%)、営業利益 228百円(▲17.7%)※構成比 70.5%(売上寄与大)。出店加速に伴う出店費・採用費増が利益圧迫。
- きらりプライム事業: 売上 590百円(+8.6%)、営業利益 342百円(+1.4%)※加盟店舗数2,754店舗に拡大、ARPU堅調。ストック型収入の比率高く安定的。
- プライマリケアホーム事業: 売上 1,041百円(+37.3%)、営業利益 ▲28百円(前年は黒字133百)※新規施設開設費用・初期立上げで一時的赤字。既存2施設稼働率95%で改善。
- その他(ICT): 売上ほぼ0、営業損失あり(▲18百円)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト): 売上は出店・施設開設で増加。だが在宅訪問薬局の出店ペース加速やPCHの4棟目開設費用、熊本PCHの当初入居ピッチ低下と立上げコスト増により営業利益は減少。
- 増減要因(主要):
- 増収要因: 在宅訪問薬局の店舗数拡大(上期で8店増、うち北海道3店同時出店含む)、きらりプライムの加盟店増(+264店で2,754店に)、プライマリケアホームの売上拡大(新棟効果)。
- 減益要因: 新規出店・新施設立上げに伴う出店費・採用費・開設費の先行計上、特に在宅訪問薬局の出店費が計画超過、PCH「熊本はません」での当初人員不足による運営負荷。
- 競争環境: 大手オンライン流通業者の薬局サービス参入について資料は「当社への影響はない」と主張(在宅患者層とオンラインのターゲットが異なる点を理由)。ただし、オンライン化の進展は業界構造変化につながるため注視が必要。
- リスク要因: 為替等は小さいが、主なリスクは(1)PCHの稼働・患者単価の安定、(2)出店投資の拡大による財務負担(有利子負債増加)、(3)監査法人との収益認識相違(リージョンプライム)、(4)法制度・薬機法改正の影響(外部委託解禁の詳細条件)、(5)人材確保・離職。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期的方向): 「第1ステップ」在宅訪問薬局の拡大とオペレーション改革(セントラルファーマシー)、「第2ステップ」きらりプライム(加盟・外販で付加価値)、「第3ステップ」プライマリケアホームの施設拡大と運営ノウハウ確立。DX(エイドプライム、Solamichi、ファムケア)を共通の成長原資として活用。
- 進行中の施策:
- 在宅訪問薬局: 出店(上期8店、通期想定は60店規模)、人材確保・離職率低下施策、在宅専門店配置、北海道・愛知等新たなエリア進出。
- セントラルファーマシー構想: 定期薬の24時間オートメーション化中核薬局を想定(法改正の詳細次第で投資計画)。
- きらりプライム: エイドプライム(業務効率化パッケージ)の外販化(既に自社導入済み、外販2社決定)、在宅薬剤師派遣サービス、M&A支援の拡大。
- プライマリケアホーム: 3棟目/4棟目の稼働安定化、5棟目以降の準備着手。
- セグメント別施策と成果: きらりプライムは加盟店増・ARPU向上で収益性維持。在宅薬局は出店による売上拡大だが短期での採算悪化→セントラルファーマシーで効率化を目指す。PCHは高稼働化による中長期収益化を目指すが初期はコスト負担。
- 新たな取り組み: ICTの外販、業務委託(調剤工程の外部委託)を見据えた法改正対応、リージョンプライム案件の拡大。
将来予測と見通し
- 次期(2026/3期)通期業績予想(会社公表):
- 売上高: 12,194百万円(前期比 +22.1%)
- 営業利益: 1,314百万円(前期比 +25.0%)
- 経常利益: 1,269百万円(前期比 +24.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 883百万円(前期比 +22.9%)
- 予想の前提条件: 在宅訪問薬局: 期末店舗数60店、在宅患者数12,000人超。きらりプライム: 期末加盟店舗数2,800店、ARPU 50.8万円/四半期前提(資料上の単位注意)。プライマリケアホームは新規施設効果を通期で反映。リージョンプライムの一部は下期計上想定。
- 予想修正: 上期でのリージョンプライム案件の期ズレはあるが通期見通しは据え置き(期初想定維持)。上期未達分は下期で積み増す想定。
- 中長期計画とKPI進捗: 2026/3期は公表中期計画の最終年度だが、経営は「成長ドライバーの仕組み作り」を優先し、中期計画は後日改定予定。進捗は売上では概ね計画超過、経常利益はほぼ計画どおり(資料記載)。
- 予想の信頼性: 売上は通期達成見込みだが利益面は下期偏重で不確実性あり(特に監査の収益認識判断、PCHの稼働・単価)。過去の予想達成傾向は2025/3期で計画超過しているが、短期的には保守的・実行要因が混在。
- マクロ影響: 規制・薬機法・オンライン診療普及、医療政策(診療報酬改定)や人手不足・賃金動向、資金調達コスト等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 業績・財務健全性を考慮しつつ、利益成長に合わせた還元。ROEを意識した配当開始。成長原資(WACC等)を踏まえ多様な手段で検討。
- 配当実績(今回発表): 期末配当計画 20円(2026/3期)→「配当開始」を明示。中間配当は今回の資料では言及なし(中間=0想定)。配当性向・配当利回り: –(数値未提示)。
- 特別配当: なし。
- その他株主還元: 自社株買い等は言及なし。
製品やサービス(主なもの)
- 在宅訪問薬局(きらり薬局): 訪問調剤・服薬管理・報告書作成(医師・ケアマネ連携)、24時間365日対応体制の構築。出店は医療機関近接や介護施設重視のドミナント展開。
- きらりプライム: サブスクリプション(基本料金、報告書システム貸与、業務支援、医薬品仕入交渉代行、コンサル等)、ARPU中心のストック型収益。DXパッケージ(Solamichi、ファムケア、エイドプライム)を外販。
- プライマリケアホーム: 100床級大型施設で定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを提供。医療ニーズ高い入居者向けで月額ARPUは高め(資料では平均約44万円/月)。ICT、太陽光等ESG配慮。
- 協業・提携: 医療機関、介護施設、外部ITベンダー等。M&A支援(事業承継薬局)案件も推進。
- 成長ドライバー: PCHの規模化とクロスセル、きらりプライム外販(効率化パッケージ)、在宅薬局のセントラルファーマシー化。
Q&Aハイライト
- 注目のやり取り(資料に記載のQ&A): 「大手オンライン流通業者による薬局サービス参入について」→Q: 在宅型薬局に影響はありますか? A: ありません(会社見解)。理由はターゲット層や連携の有無、電子処方箋普及率等の違いを挙げている。
- 経営陣の姿勢: オンライン参入は警戒しつつも、自社の在宅対応ノウハウ・連携が差別化要因と説明。監査との収益認識相違については開示し、期内計上を目指す姿勢。
- 未回答事項: 監査との相違の詳細や期内計上確度、PCHの個別施設別の収益寄与予想(数値詳細)、四半期EPS等は資料上で不明。→記載箇所は「–」。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや強気。売上成長や中長期戦略(DX・PCH)に対する自信を示す一方で、短期的な利益圧迫は正直に説明。
- 表現の変化: 前期説明会に比べると「成長投資の先行」の説明に時間を割き、利益圧迫を説明する姿勢が強い(過去実績の超過達成は強調)。
- 重視している話題: 出店・施設開設の進捗、DX(業務効率化パッケージ)、セントラルファーマシーの制度対応。
- 回避している話題: 監査との相違の詳細や具体的な数値感(期内計上確度)、短期のキャッシュ流動性に関する深掘りは限定的。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 売上成長率は高水準(上期 +17%)。
- きらりプライムの加盟店拡大とARPU堅調、ストック型収益比率が高い点(収益の安定化要因)。
- PCHはTAMが大きく収益性向上の余地(高付加価値・クロスセル効果)。
- DXやエイドプライム等サービスの外販は収益レバレッジの源泉。
- ネガティブ要因:
- 当期は出店・開設費用で大幅減益。営業CFは上期で▲133百万円、フリーCFは▲660百万円(上期)と負のキャッシュ影響。
- 有利子負債が増加(+1,030百万円 vs 前期末)し自己資本比率は28.7%へ低下(前期末33.6%)。財務面の余裕が相対的に低下。
- 監査との収益認識の相違(リージョンプライム)と法制度の不確定性。
- PCHの個別施設での稼働・人材リスク(熊本での立上げ課題)。
- 不確実性: 規制(調剤外部委託の運用ルール)、監査判断、出店採算性の回復スピード、労働市場(薬剤師・看護師の確保)等。
- 注目すべきカタリスト: リージョンプライム案件の期内計上解決(監査判断)、セントラルファーマシーの実証/法的要件の明確化、PCHの稼働率・ARPUの回復、エイドプライムの外販拡大(収益寄与)。
重要な注記
- 会計方針: リージョンプライム案件(売上想定約2億円)の収益認識に関して監査法人と相違があり、計上タイミングに不確定要素あり(会社は期内計上を見込むと明記)。
- リスク要因(資料記載の主な特記事項): 出店ペース加速に伴う初期費用、PCHの立上げ時の人材不足、債務増加による自己資本比率低下、法制度(調剤外部委託等)次第で事業モデルに影響が及ぶ可能性。
- その他: 重要イベント(次回決算発表日、説明会実施日は資料上明示なし)→次回開示での監査判断・下期実績に注目。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7133 |
| 企業名 | HYUGA PRIMARY CARE |
| URL | https://www.hyuga-primary.care |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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