2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想は不明(–)。会社が公表している通期予想との整合性では「通期見通しに対する下振れ(利益進捗が遅い)」と判断できる。第2四半期累計は売上は好調だが利益面は大幅に下振れ(営業利益・純利益ともに前年同期比で約50%減)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高 +17.2%、営業利益 △49.6%、親会社株主に帰属する中間純利益 △53.2%)。
- 注目すべき変化:在宅訪問薬局・プライマリケアホームの積極出店・人員先行投資により売上は過去最高を更新した一方、採用費・出店費用・開設期の稼働立ち上げコスト等で中間期の利益率が大きく低下。加えて、きらりプライム事業で大型案件(リージョンプライム:約2億円相当)の収益認識を監査法人との相違により第2四半期に計上できず、利益面で下押し要因。
- 今後の見通し:会社の通期予想に修正は無し。ただし中間期の進捗(売上進捗は良好だが利益進捗は遅い)を踏まえると、下期での大型案件計上・出店効果と稼働率改善に依存するため達成には下期の実現が重要。
- 投資家への示唆:成長投資(出店・採用・設備投資)を先行しており売上拡大は確認できるが、利益率改善とキャッシュ創出(営業CF)回復、ならびに負債増加・自己資本比率低下の動向を引き続き注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:HYUGA PRIMARY CARE株式会社
- 主要事業分野:在宅訪問薬局事業、きらりプライム事業(中小薬局向けの支援・システム貸与等)、プライマリケアホーム事業(住宅型有料老人ホーム運営)、ICT事業(ウェアラブル・センサー等)
- 代表者名:代表取締役社長 黒木 哲史
- 問合せ先:取締役最高財務責任者 大西 智明(TEL 092-558-2120)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)(2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- 在宅訪問薬局事業:在宅患者への訪問調剤・薬局運営
- きらりプライム事業:中小薬局への運営ノウハウ提供、システム(ファムケア等)貸与、購買支援、研修等
- プライマリケアホーム事業:住宅型有料老人ホームの運営(定期巡回・随時対応型訪問介護看護等)
- その他事業:ICT事業(ウェアラブル、ベッドセンサー等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):7,277,800株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):7,130,167株
- 自己株式数:147,128株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日(既済)
- 配当支払開始予定日:―
- その他IRイベント:決算説明会開催(有)。詳細スケジュールは会社IR参照。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(中間累計:単位 百万円)
- 売上高:実績 5,532(前年同期比 +17.2%)。会社の四半期公表予想との比較資料は添付参照指示あり(本短信における会社の中間期予想修正は無し)。通期予想12,194に対する進捗率 45.3%(良好、目安:50%前後が標準)。
- 営業利益:実績 225(前年同期比 △49.6%)。通期予想1,314に対する進捗率 17.2%(低い)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:実績 136(前年同期比 △53.2%)。通期予想883に対する進捗率 15.4%(低い)。
- サプライズの要因:
- 先行的な出店・人材採用費用、在宅患者増加に備えた採用・準備費用の先行発生により販管費が増加(営業利益圧迫)。
- きらりプライムの大型案件(リージョンプライム、約2億円)について、収益認識で監査法人と相違があり当中間期での計上を見送った(下期に計上見込み)。これが利益の下押し。
- プライマリケアホームは複数棟開設の立ち上げ期で稼働率や医療サービス体制の整備が追いついておらず、入居単価・収益化が下期寄与となる見込み。
- 通期への影響:会社は通期予想の修正なし。通期達成の鍵は下期での大型案件計上(リージョンプライム)と新規出店・M&Aによる下期収益化、プライマリケアホームの稼働率改善。中間期の利益進捗は低いため、下期の実行が不可欠。
財務指標
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 要旨(中間期)
- 売上高:5,532(+17.2%、前年中間期 4,719)
- 営業利益:225(△49.6%、前年中間期 449)
- 経常利益:206(△52.6%、前年中間期 435)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:136(△53.2%、前年中間期 291)
- 1株当たり中間純利益(EPS):19.10円(前年中間期 41.03円)
- 収益性指標
- 営業利益率:225 / 5,532 = 4.08%(業種平均との比較は資料なし。目安:高ければ良いが、医療・介護での効率性は個社差あり)
- ROE(注記付き):中間期実績の年換算で試算:中間純利益136→年換算272(概算) ÷ 自己資本2,365 = 約11.5%(目安:8%以上で良好)。
- 会社通期業績予想ベースの単純計算(参考):通期純利益883 ÷ 自己資本2,365 = 約37.4%(参考値。年末自己資本変動や非線形性に注意)。
- ROA(年換算):年換算純利益272 ÷ 総資産8,234 = 約3.3%(目安:5%以上が良好 → 今回はやや低い)。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:5,532 / 12,194 = 45.3%(ほぼ標準〜やや良好)
- 営業利益進捗率:225 / 1,314 = 17.2%(遅れ)
- 純利益進捗率:136 / 883 = 15.4%(遅れ)
- 備考:売上は好調だが利益進捗は低く、下期の収益化に依存。
- キャッシュフロー(中間累計、単位:千円)
- 営業CF:△133,670(前年同期は +187,606) → 営業CFがマイナス化(課税前利益と非現金費用はあるが売上債権増加等で現金化が追いつかず)
- 投資CF:△527,154(前年同期 △188,082) → 有形固定資産取得支出434,638、子会社株式取得65,860等による大幅な投資支出
- 財務CF:+849,127(前年同期 +201,360) → 短期借入金の増加(850,000)、長期借入金による資金調達等
- フリーCF(会社指定式:営業CF – 投資CF):△133,670 – (△527,154) = +393,484 千円(=約+393百万円、注意:一般的には営業CF+投資CFでネットを見ます。営業CF+投資CF = △660,824 千円(約△661百万円)であり、投資を含めると実務上はマイナス)
- 営業CF / 純利益比率:△133,670 / 136,212 = 約△0.98(目安: 1.0以上が望ましい → 今回は未達)
- 現金及び現金同等物残高:754百万円(前期末 565百万円、増加188百万円)
- 貸借対照表(中間末)
- 総資産:8,233百万円(前期末 7,051百万円、+16.8%)
- 純資産:2,365百万円(前期末 2,371百万円、ほぼ横ばい △0.3%)
- 負債合計:5,868百万円(前期末 4,679百万円、+25.4%)
- 自己資本比率:28.7%(前期 33.6% → 低下。目安: 40%以上で安定→今回は低め)
- 短期借入金:850百万円(中間期に計上)/長期借入金 2,213百万円
- 効率性・在庫等:総資産回転率等の詳細データは別途算出可能だが、売上債権が増加し営業CFを圧迫している点に留意。
- セグメント別(中間実績、百万円・前年同期比)
- 在宅訪問薬局事業:売上 3,899(+14.1%)、セグメント利益 228(△17.7%)
- きらりプライム事業:売上 591(+8.6%)、セグメント利益 342(+1.4%)※ただし大型案件の会計処理見送りで下期計上見込み
- プライマリケアホーム事業:売上 1,042(+37.3%)、セグメント損失 △28(前年は利益133)→ 複数棟の立ち上げ期コスト・稼働率課題による損失計上
- その他(ICT):売上 0.37(△11.1%)、セグメント損失 △18
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失 0.84百万円(842千円、発生理由の詳細は注記参照)
- 特別利益:無し(該当項目なし)
- 一時的要因の影響:きらりプライムの大型案件の収益認識先送りが中間期の利益を下押し。これが除かれれば中間期損益は改善する見込み(ただし下期の実現が前提)。減損は小額で継続性は低いと推定。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(会社予想):20.00円(通期予想合計 20.00円)
- 配当予想修正の有無:無(直近公表の配当予想からの修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向:–(通期確定値待ち。中間は0配当)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いについての記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期)
- 有形固定資産取得による支出:434.6百万円(前年同期 85.2百万円 → 大幅増)
- 無形固定資産取得:24.3百万円
- 子会社株式取得(連結の範囲の変更を伴う):65.9百万円(M&A関連)
- 減価償却費:164.4百万円(中間期)
- 研究開発(R&D):明確なR&D費の内訳は表記無し。ICT関連のセンサー等開発投資は進行中(資料記載あり)。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注:–(明確な受注高/受注残の記載なし)
- 在庫(棚卸資産):224.5百万円(前期 161.3百万円、増加)。在庫回転日数の記載なし。
セグメント別情報(補足)
- 在宅訪問薬局:在宅患者数が11,179人(前年同期比 +16.6%)と拡大。西日本・東日本での新規出店(札幌含む)とM&Aで患者基盤拡大。出店費・人材費が先行。
- きらりプライム:加盟法人数 899社(前年同期 782社)、加盟店舗数 2,754店舗(前年同期 2,072店舗)と拡大。生成AIを用いたRPA支援ツールの受注開始。
- プライマリケアホーム:複数棟の開設で売上は増加するも、開設初期の医療提供体制整備が追いつかず入居単価が伸び悩む。下期以降に収益貢献見込み。
- 地域別:詳細な国内/海外比率の内訳は記載無し(主に国内)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に記載の「プライマリーケアのプラットフォーム企業」への取り組みを継続(出店・M&A・IT導入)。進捗は売上拡大で確認できるが、利益率・キャッシュ創出の改善は下期以降の実行待ち。
- KPI達成状況:在宅患者数、加盟店数、ホーム入居率等は増加傾向。ただし利益関連KPIは一時的に乏しい。
競合状況や市場動向
- 市場動向:薬価・介護報酬改定(2024年6月、薬価改定は2025年4月適用)を受け、在宅医療・介護の需要拡大が続く(団塊世代の後期高齢者化)。調剤業務一部外部委託の容認によりセントラルファーマシー等の構想が追い風となる可能性あり。
- 競合比較:同業他社との相対的ポジショニングは資料に詳細なし。留意点は出店拡大と在宅特化ノウハウ、ICT製品の導入による差別化。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想:売上高 12,194百万円(+22.1%)、営業利益 1,314百万円(+25.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 883百万円(+22.9%)、1株当たり当期純利益 123.95円。公表済予想からの修正は無し。
- 会社予想の前提条件:資料内参照ページあり(為替等の特定前提は明示なし)。
- 予想の信頼性:中間期での利益進捗が低く、下期の大型案件計上や出店の収益化に依存するため実現性は下期の動向次第。過去の予想達成傾向は資料での記載が限定的のため判断材料は限定的。
- リスク要因:営業CFのマイナス継続、負債増(短期借入金の増加)、利息負担増(支払利息が増加)、大型案件の収益認識行方、プライマリケアホームの稼働率・入居者単価、規制(報酬改定)や人材確保の課題。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。中間連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(注記参照)。
- 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
- セグメント注記:セグメント利益と連結営業利益の調整あり(全社費用等)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7133 |
| 企業名 | HYUGA PRIMARY CARE |
| URL | https://www.hyuga-primary.care |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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