2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなく、今回の第3四半期累計は「おおむね会社予想に沿う」結果。ただし、純利益は特別利益の計上により大幅増(上振れ要因)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+1.8%、営業利益は△13.3%)だが、特別利益の計上で親会社株主に帰属する四半期純利益は+40.9%増。
  • 注目すべき変化:営業利益は減少している一方、投資有価証券売却等の特別利益(4,813百万円等)により税引前利益と純利益が大きく押し上げられた点(特別利益合計6,806百万円)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上1,572,000百万円、営業利益20,700百万円、当期純利益15,700百万円)に変更なし。進捗は売上75.3%、営業利益60.0%、純利益92.0%で、純利益は既に通期見通しへ高い進捗。会社は配当(期末)を増配し通期配当を120円に修正。
  • 投資家への示唆:営業面では医薬品卸売事業の収益性改善が課題(営業利益率低下)が見られる一方、政策保有株の売却等で一時的に利益を押し上げている点に注意。通期純利益は特別利益を織り込んだ形で達成見込みだが、ベースラインの営業力改善が今後の着実性に直結する。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 東邦ホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: 医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、その他周辺事業(病院向けIT等)
    • 代表者名: 代表取締役 社長執行役員CEO 枝廣 弘巳
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年2月12日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料: 作成あり、決算説明会は開催なし
  • セグメント:
    • 医薬品卸売事業: 卸売中心、取扱卸限定製品やスペシャリティ薬の取扱拡大
    • 調剤薬局事業: 調剤店舗運営、在宅医療、DX推進(処方箋入力センター等)
    • 医薬品製造販売事業: ジェネリック等の製造・販売、二次包装施設など
    • その他周辺事業: 病院検索・予約サービス等(LXMATE HeLios等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数: 73,025,942株(自己株式含む)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 63,635,669株
    • 時価総額: –(株価情報は未提供のため省略)
  • 今後の予定:
    • 通期業績予想の見直し: 直近修正なし(通期予想は公表済)
    • 新中期経営計画: 進捗確認と最終案を2026年4月に公表予定
    • 株主総会 / IRイベント: –(未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計 2025/4–2025/12)
    • 売上高: 1,183,158百万円(前年同期比+1.8%)→ 通期予想1,572,000百万円に対する進捗 75.3%(標準ペース)
    • 営業利益: 12,422百万円(前年同期比△13.3%)→ 通期予想20,700百万円に対する進捗 60.0%(やや遅れ)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 14,448百万円(前年同期比+40.9%)→ 通期予想15,700百万円に対する進捗 92.0%(高進捗)
  • サプライズの要因:
    • 営業面は医薬品卸売のコスト・収益構造改善が追い付かず営業利益が減少。
    • 一方で、投資有価証券売却益(4,813百万円)や固定資産売却益(1,395百万円)等の特別利益が大きく計上され、純利益を押し上げた(特別利益合計6,806百万円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。純利益は特別損益の寄与で達成見込みが高いが、営業利益は下期の回復が必要(営業ベースでの達成はややリスク)。

財務指標

  • 損益(第3四半期累計)
    • 売上高: 1,183,158百万円(前年同期比 +1.8%、金額差 +21,106百万円)
    • 売上総利益: 91,514百万円(前年同期比 +0.4%)
    • 営業利益: 12,422百万円(前年同期比 △13.3%) 営業利益率 1.05%(目安: 業種平均に依存。一般的には低水準)
    • 経常利益: 14,168百万円(前年同期比 △11.7%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 14,448百万円(前年同期比 +40.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):227.05円(前年同期 161.63円)
  • 収益性指標
    • ROE: –(直近純資産と年間化利益の整合計算が困難のため省略)
    • ROA: –(同上)
    • 営業利益率: 1.05%(低位。目安:業種や企業規模で差があるが一般的に改善が望ましい)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率: 75.3%(通常ペース、通期見込みにほぼ沿う)
    • 営業利益進捗率: 60.0%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率: 92.0%(高進捗、ただし特別利益依存)
  • 貸借対照表(2025/12/31)
    • 総資産: 826,097百万円(前期末722,805百万円 → +14.3%)
    • 純資産: 268,939百万円(前期末256,897百万円 → +4.7%)
    • 自己資本比率: 32.5%(目安: 40%以上で安定;32.5%はやや低め)
    • 流動資産: 653,768百万円(+19.1%)内訳:現金及び預金122,718百万円(+36,185百万円)、受取手形及び売掛金380,514百万円(+48,022百万円)
    • 流動負債: 530,307百万円(+25.1%)、支払手形及び買掛金505,426百万円(大幅増)
    • 流動比率(流動資産/流動負債): 123.3%(目安100%以上で短期支払能力あり。120%程度はやや余裕)
    • 負債合計: 557,158百万円 → 負債/純資産比(負債比率)≈207%(高め)
  • キャッシュフロー
    • 四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されておらず、詳細CF数値は開示なし
    • 参考: 現金及び預金は増加(86,533 → 122,718百万円)
    • 減価償却費: 第3四半期累計で4,420百万円(前年同期4,313百万円)
    • フリーCF等は–(明示的なCF表なし)
  • 四半期推移(QoQ): 詳細な四半期別数値の開示は今回の短信主要数値に限定されているため –(四半期毎の季節性は業界特性上存在するが、今回は累計比較で記載)
  • 効率性
    • 売上債権・在庫の増加がみられる(受取手形及び売掛金 +14.4%、商品及び製品 +8.6%)ため運転資本の増加に注意。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益 4,813百万円(政策保有株式の売却等)
    • 固定資産売却益 1,395百万円
    • 特別利益合計 6,806百万円
  • 特別損失:
    • 投資有価証券評価損 181百万円 等、特別損失合計 430百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益が税引前利益を大きく押し上げ、純利益増の主因となっている。営業利益の減少をカバーする形で純利益が上振れしているため、実質業績の評価では営業利益ベースの動向に注目すべき。
  • 継続性の判断:
    • 政策保有株の売却は継続的に実施する旨の記載ありが、売却益は都度発生するため再現性は不確定。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(2026年3月期): 45円(既払)
    • 期末配当(修正後): 75円(期初想定45円→増配+30円)
    • 年間配当予想: 120円(前期65円→+55円増配)
    • 配当性向(予想): 120円 / EPS 245.70円 = 約48.8%(目安:高めの還元)
    • 配当利回り: –(株価未提示のため算出不可)
  • 株主還元方針:
    • DOE(株主資本配当率)2%以上をめざす方針。自己株式取得(上限100億円)は既に一部実施(1,992千株 取得総額9,999百万円で終了)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 2027年度に複合型物流センター「TBC東海」新設、東北にも物流拠点計画あり(大規模物流投資計画が進行中)
    • 羽田に「羽田パッケージングセンター」開設(医薬品二次包装施設)
    • 減価償却費: 累計で4,420百万円
    • 設備投資額(当四半期累計): –(個別金額の明示なし)
  • 研究開発:
    • R&D費用: –(開示なし)
    • 主なテーマ: ジェネリックの製品投入(12月に3品目発売)や医療DXのサービス拡充

受注・在庫状況(該当業種向け)

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 98,642百万円(前期末90,787百万円、+8.6%)
    • 在庫回転等の指標: –(回転日数等未開示)
    • 在庫は増加傾向のため運転資本圧力に留意

セグメント別情報

  • 医薬品卸売事業:
    • 売上高 1,139,827百万円(前年同期比 +1.6%)
    • セグメント利益 12,309百万円(前年同期比 △13.7%)
    • 備考: スペシャリティ薬や卸限定製品は好調、コロナ関連やHPVワクチンが需要減
  • 調剤薬局事業:
    • 売上高 75,394百万円(前年同期比 +4.4%)
    • セグメント利益 1,179百万円(前年同期比 +60.6%)→ 収益性改善が顕著
  • 医薬品製造販売事業:
    • 売上高 8,750百万円(前年同期比 +1.0%)
    • セグメント利益 167百万円(前年同期比 △69.2%)→ 利益率低下
  • その他周辺事業:
    • 売上高 5,303百万円(前年同期比 +3.8%)
    • セグメント利益 681百万円(前年同期比 +32.6%)
  • 地域別売上: –(未記載)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 2023-2025「次代を創る」は最終年度。経営戦略委員会により実行計画の検証・トランスフォーメーションを継続。新中期計画を2026年4月に公表予定。
  • KPI達成状況: 営業利益改善等のトランスフォーメーション項目は進捗中だが、現状の営業利益は前年割れであり追加施策が求められる。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:
    • 2025年4月の薬価中間改定(全品目の53%対象)や薬機法改正により医薬品流通・薬局機能の変革が進む見込み。
    • 医療用医薬品市場はコロナ関連縮小の一方、抗がん剤、スペシャリティ薬、糖尿病薬、帯状疱疹ワクチンなどは伸長。
  • 競合比較: –(同業他社との定量比較は未記載)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし): 売上高 1,572,000百万円(+3.5%)、営業利益 20,700百万円(+9.3%)、経常利益 22,600百万円(+9.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 15,700百万円(△20.9%)
    • 会社予想の前提条件: 詳細は添付資料参照(為替等の前提は記載ページあり)。
  • 予想の信頼性:
    • 純利益は特別利益の寄与が大きい点を踏まえる必要あり。営業利益ベースの改善が確認できるかが鍵。過去の予想修正傾向: 今回は通期予想据え置き(保守的とも取れる)。
  • リスク要因:
    • 薬価改定や法制度改正による市場環境変化、政策保有株売却のタイミング依存、物流・在庫管理や運転資本増加による財務負担、競合環境の変化等。

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積りの変更: なし
  • 連結範囲の変更: 有(新規1社:株式会社ケイ・クリエイト)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書: 当第3四半期累計期間のCF計算書は作成されていない(よってCF項目の詳細は未提示)
  • その他重要事項: 政策保有株式の売却継続、自己株式取得(100億円上限、既取得分は1,992千株・9,999百万円で完了)、新物流センター等の大規模投資計画あり。

(注記)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8129
企業名 東邦ホールディングス
URL http://www.tohohd.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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